移住者プロフィール
松山 沙月・ 田中 那津美さん
前住所: 大阪府、現住所:和歌山県すさみ町、前住所:兵庫県、現住所: 和歌山県すさみ町、職業:ゲストハウス運営
移住するきっかけはありましたか?
松山さん(以下、松山):10代のころから田舎暮らしに憧れを抱いていました。大学を卒業後保険会社に就職するも、ノルマの厳しさや人間関係に疲れ、ますます「自然の中での暮らしを現実のものにしたい」という思いが強くなりました。スローライフを楽しむ”人生の楽園“というテレビ番組が大好きだったんです。
移住して宿を開業するまでの経緯を教えてください
松山:仕事を辞め”人と自然をつなぐ場所作り“をしたいと考え、その拠点となるゲストハウスを探す旅を1ヶ月続けました。まず古座川町に移住し、農業就労を1年間した後、暮らしを体験する家としてゲストハウス『Lacoma』をスタートさせました。
短期間の滞在では、リアルな田舎暮らしや地域全体の雰囲気を十分に味わってもらうことが難しいと考え、2020年12月にすさみ町で“中長期滞在型の宿”『SUSAMI LIFE HAUS』をオープンしました。
開業するにあたり不安はありませんでしたか?
松山:出会いと縁、タイミング…これらが重なってコトは動くのだと思います。地元の人に自分をわかってもらうためには何度も説明する必要もあるし、言葉だけでなく行動が伴わないといけないと思っています。
「あなた達が来てくれて良かったよ。すっかりすさみの人だね」と言ってもらえると嬉しいです。すさみ町の観光協会をはじめ、本当にたくさんの方々の応援と協力があったから、何とかスタートする事ができました。