移住者プロフィール
平田 紀雄さん
利用した支援制度
ひろしま暮らしサポートセンター
前住所:東京都、現住所:広島県竹原市、職業:「カフェ ホクストン」経営者
「カフェ ホクストン」の経営を始めたきっかけは?
平田紀雄さん(以下、平田):広島県に帰ることを決めたとき、東京都の有楽町に「ひろしま暮らしサポートセンター」があると聞き、まずはそこに相談に行きました。そこで対応してくれた担当者が、とても親身になって話を聞いてくださいました。自営業や経営の仕事は、年齢に関係なく自分がやりたい仕事ができるということもあり、自営業について考えるようになりました。
その中で、「ホクストン」の紹介の資料を見つけ、そこに掲載されていた風景やお店の外観を見て、すごく素敵な場所だと思いました。さっそく帰省の際に現地に行き、実際に景色を見てから決意しました。
竹原の魅力について教えて下さい
平田:忠海長浜の海岸から見える景色は、島々のコントラストがはっきりしていて、遠近で色々な島を見ることが出来ます。竹原方面や三原方面に少しでもずれてしまうと、大きな島が目の前にあるので、そのような形式はここでしか見られない最高のロケーションだと思います。
また、瀬戸内の凪の海は、心が落ち着き穏やかな気持ちになれることも魅力のひとつ。会社に勤務していた頃は太平洋側の都市に行く機会が多く、高い波を見て、よく気分が高揚していました。
竹原で感じることは?
平田:竹原に住んでいると、素晴らしい凪の瀬戸内海の景色がそこにあることを、普通のことだと思っている人が多いように感じますが、この景色こそがいちばんの観光資源だと思っています。都市部の人や、あまり瀬戸内海を見たことのない人に対して、今後はもっとPRしていきたいです。
また、町を歩いていると、都市部に比べて若い人が少ないように感じます。若い世代で起業をする人がどんどん増えて、若い人が町にたくさん入ってくることを願っています。