移住者プロフィール
羽手村 保奈美さん
前住所:熊本県球磨郡あさぎり町、現住所:熊本県球磨郡五木村、事務員
目次
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五木村に移住をしたきっかけを教えてください
羽手村 保奈美さん(以下、羽手村):五木村には仕事をきっかけに来ました。もともと球磨郡に住んでいて、事務の仕事をしたいと考えて仕事を探していました。そのタイミングで五木村内で事務の求人を見つけ、条件が合ったので応募しました。
職場側から「通うのが大変だから五木村に住んで欲しい」と言われ、移住することにしました。子どもの頃に父に川遊びに連れて来てもらっていたので、五木村には馴染みがあり、大きな抵抗はありませんでした。私が住んでいるのは高野という集落なのですが、集落の方と縁あって結婚することになり、今も住み続けています。
現在は、最初に勤めていたのとはまた別の事務の仕事をしており、五木村から多良木町に通っています。
人脈はどのように広げていきましたか?
羽手村:集落に住んで2,3か月経った頃、集落の若者が集まっている飲み会に行くようになり顔見知りになりました。そこからコミュニティが広がっていきましたね。集落のお父さんがよく声をかけてくれましたし、お母さん方もおかずをくれたりぜんざいをくれたりと、本当によくしてもらっています。
お家に招いて頂けるようにもなり、高野集落の伝統芸能である「棒踊り」のグループに誘ってもらって、練習に通うようになりました。主人とはそこで仲良くなったんですよ。
地域の行事の準備の時に、地区のお母さん方に買い出しについてきてもらったり、料理のことなどを教えてもらったりもしています。五木村のことや村での生活、食文化のことなどを教えて頂き、とても勉強になっています。
移住して大変だったことはありますか?
羽手村:住み始めた年に台風と大雪があり、自然環境的に住むのが大変な場所だという印象は正直ありました。
しかし、災害で大変だった時も、集落の若い人たちが入っているメッセージグループでやり取りをしたり、区長さんが電話で呼びかけてくれたので、安心して過ごすことができました。
五木村のどんなところが好きですか?
羽手村:集落の集まりが好きですね。お母さん方が作った家庭料理を持ち寄って集会所でお酒を飲んだり、おしゃべりをする時間がとても好きです。
今は新型コロナの影響でなかなか出来ていませんが、以前は月に1回はそのような集まりがあり、とても楽しかったです。早く復活してほしいと思っています。
お気に入りの過ごし方は?
羽手村:散歩がてら梅を拾いに行って梅ジャムや梅酒作りをして楽しんだり、それを集落の飲み会に持って行ったこともありました。またバドミントン部にも所属していて、週に1回程度運動をしています。
身体を動かすこともできるし、その時に仕事や集落の方々以外の村の人たちとおしゃべりするのも楽しみです。日々のことや、仕事のこと等を話して楽しんでいます。
五木村に移住を考えている方にメッセージをお願いします
羽手村:田舎の生活を楽しみたい方に五木村はピッタリだと思います。「ひっそり暮らす」のではなく、「田舎ならではの人との関わりを愉しむ」ということを望んでいる方には、特におすすめです。
集落や地区のお父さんやお母さんが面倒を見てくれること、コミュニティの輪に入れてもらえること、若い人を歓迎してもらえることなど、そういう人間関係を作りたい方には五木村の暮らしは合っていると思いますよ。