移住者プロフィール
竹下 みな実さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
北海道芦別市の地域おこし協力隊、趣味・特技:マンガ・イラスト作成
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
20年前に北海道に4年間住んでいたことがあり、人が温かく自然が豊かな北海道が大好きでした。最近、旅行をきっかけに母と北海道移住をしたいと話していましたが、金銭面の問題から話がなかなか進まずにいました。
半ば諦めかけていた頃、福岡市で「北海道で暮らそう」というイベントがあることを知り、参加することにしました。そこで、移住についての情報を得るいいチャンスだと思ったのです。
イベントで芦別市のブースを訪れた際、地域おこし協力隊の方のイラストがとても素敵で興味を持ちました。お話を聞くうちに、地域おこし協力隊のフリーミッション部門という制度があることを知りました。
フリーミッション部門は、自分のやりたいことを支援してくださる枠で、他の地域にはない魅力的な制度だと感じました。私のこれまでの経験やマンガ作成のスキルが役立つかもしれないと思い、応募することにしました。
北海道芦別市を選んだ理由について教えて下さい。
- フリーミッション部門という条件に縛られず、誰にでもチャンスを与えてくれる制度があったからです。
- 星が降るような街と聞き、星好きの私は運命を感じました。
- 北海道の真ん中辺りに位置し、色々な場所に行きやすいことも魅力でした。
(富良野へ1時間以内で行けてしまうロケーションは便利です。) - 人が温かく、親切であること、芦別市の皆さんとお話していると、ホッとすることは1番の理由かもしれません。
- 歴史を学び、ファンタジーと掛け合わせてマンガにしてみたいと思いました。
- 移住補助制度が充実していることも理由の一つです。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
- 移住者としてのエッセイマンガ作成
- 芦別市の歴史とロケーションとファンタジーを合わせたマンガ作成
- 地域イベントの参加
- SNSでの情報発信
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
自分のやりたいことや得意なことが、地域の活性化に繋がっていることです。私自身、広告には大きな力があると信じています。現代ではSNSを通じて多くの情報を発信できるので、マンガを使って芦別市の知名度を高めることができると思うとやり甲斐を感じます。
また、これまで関わることがなかった方々と出会えることもやり甲斐の一つです。役所の方々だけでなく、歴史を学ぶために博物館や図書館の方々ともお話を伺う機会が増えると思います。新しい人々との出会いを通じて、さらに多くのことを学び、地域に貢献していきたいと考えています。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
とにかく自由に動かせていただけることです(笑)。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
卒隊後は、芦別市を代表するマンガ家として活動できたらと思っています。芦別市を舞台としたマンガや、自身のオリジナルマンガが商用化されるのが理想です。
さらに、移住に関する情報をまとめたマンガをいつか出版したいと考えています。また、アトリエを作って創作活動を続けることも夢の一つです。これらの目標を通じて、芦別市の魅力を広く発信し、多くの人に知ってもらいたいです。
芦別市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
お昼にカキフライをスーパーで買った時のことでした。調味料も何もついていなかったのでそのまま食べようと思っていました。
レジを済ませたところで店員さんが、「何もついていませんが大丈夫ですか?お醤油持ってきますね!」と、お総菜コーナーからお醤油を持ってきてくださったのです!そんな経験がなかったので、なんて親切なんだと感動しました。
役所の方々もとても親切で温かいです。初日にガチガチに緊張していた私でしたが、私より緊張されていた役所の方のおかげで緊張がほぐれましたし、キャンピングカーでついて来た父を、皆さんが温かくおもてなししてくださいました。
分からないこと等は丁寧に教えてくださって、とにかく温かいです。
芦別市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
人々が温かく親切で、心にそっと寄り添ってもらっているような感覚になります。人見知りな私でも、ホッとなるような雰囲気です。
また、ちょっと車で走れば、色々なところに行けてしまうロケーションは最高です。自然豊かで空が広いので心が自由になる感覚が味わえます!
芦別市の歴史や自然について学べる「星の降る百年記念館」は開拓やアイヌ文化などの展示もあり、見ごたえたっぷりです。新城峠では折り重なる丘と雄大な山を見ることができ、穏やかでゆったりした気持ちになれます。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
私はとにかく人見知りで緊張する性格なので、移住して大丈夫だろうかと不安でした。最初の一週間は泣いて過ごすことも多々ありましたが、役所の方々をはじめ本当に芦別市の方々の温かさに触れて、味わったことのない穏やかな毎日を過ごせています。何とか大丈夫かもしれないと思えています。
まだ移住をして日は浅いですが、これからどんどん人見知りの移住者として情報を発信させていただこうと思っています。また芦別市の歴史をファンタジーと織り交ぜたマンガも作成中です!
少しでも皆様の移住の参考になればと思います!
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2