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生産者プロフィール
小松屋食品株式会社
所在地：茨城県土浦市
業種：食品製造販売
商品：佃煮やうなぎ
会社URL：https://www.5028.jp
会社の事業内容を教えて下さい。
弊社の創業は1916年になります。霞ケ浦産の“わかさぎ”や“川えび”等の名産佃煮や、国産のうなぎを使ったうな重や蒲焼、弁当などを製造販売する会社です。
かつての土浦は、霞ヶ浦の豊富な水産資源と水運、肥沃な大地で収穫された穀物を使用した醤油の製造が盛んでした。今では霞ヶ浦産の魚介類にとどまらず、黒毛和牛等地域の産物を加工・販売いたしております。
商品(サービス)の魅力について教えて下さい。
お客様からお伺いする弊社の魅力は、上品な味で贈答にも適しているということです。一般的に佃煮などは保存性を増すために砂糖を大量に使用しますが、当社では使用を極力控えています。
製法については、手間暇を惜しまず、また新鮮な素材だけではなく、調味料は地酒や本みりん等を贅沢に使用しております。
お仕事のやり甲斐はなんですか？
なんと言ってもお客様に「美味しかった」や「また来るね」等と満足に満ちた言葉を言って頂ける事です。
事業を継続するためには、売り上げを上げて利益を出さなくてはいけません。その為には、お客様に満足して頂き何度もお越しいただくことが必要で、そういったことを日々考えることがやりがいとなっております。
大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。
事業を経営していると日々困難に直面しますが、大きなものでは東日本大震災による風評被害や、コロナ禍での人出の急激な減少等、多くの逆境に見舞われました。それでも、それらの困難を乗り越えたときに感じる達成感は、何事にも代えられません。
お客様の満足の為には何が必要か？現在の課題を乗り越えるには何が必要か？それらを考えるのは苦しいのですが、振り返ってみると、すべては自身の成長につながったと思います。
今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。
事業を継続することにより生じた利益を、地元に寄付するなどして還元できればと思っております。その為には地域を代表する名物品などを作り出し、多くの方々に注目されることが必要だと考えております。
弊社の加工の技術と土浦周辺の恵まれた環境を有効活用し、チャレンジし続けたいと考えております。
地域の魅力について教えて下さい。
土浦は温暖で大雪に見舞われることがなく、都内へ電車一本でアクセスできる利便さがあります。また、公共の設備も充実しており、近隣には大規模な医療機関も複数あり安心して過ごせると思います。
通常都会にはあるものがない場合がありますが、土浦にしかない魅力や物も必ずあると思います。仕事面でも、多くの産業があり、生活を支える面でも支障は何一つないと思います。
移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。
「住めば都」と言う言葉が古くからあります。移住するということは大変な決断だと思いますが、何事も“変化”には多大なるストレスが生じると思います。
どうしてもネガティブなトピックが先行しがちな現代社会です。しかし移住した地域の何気ない風景に感動したり、何気ない人とのつながりに感謝したりと、利己的な考えより利他の精神で生きることで、どこに住んでも生きていけると思います。
