移住者プロフィール
移住者の集いに参加した皆さん
令和5年10月14日(土)、藤崎町移住定住コーディネーターが「移住者の集い」を開催しました。ゲストに農家サロン夏菜のオーナーである髙木欣子(たかぎきんこ)さんをお迎えし、4名の移住者の方にご参加いただきました。
農家サロン夏奈で開催された移住者の集い
秋晴れとなったこの日、同じ方面の移住者お二人と待ち合わせし、車で農家サロン夏菜に到着すると、すでに先着の方がいらっしゃいました。「良いお天気なので散歩がてら歩いてきました~」という元気なご夫婦。みんな揃ったところで顔合わせのご挨拶でスタートしました。
【髙木さんのお話を伺う皆さん】
まずは、農家サロン夏菜のオーナーである髙木欣子(たかぎ きんこ)さんにお話を伺います。退職後に農家サロンを始めたり、農産物の加工品作りに挑戦したりとチャレンジ精神旺盛な髙木さんのお話は移住者の皆さんの刺激になったようです。
お話の途中、関東圏出身の移住者お二人に「津軽弁、わかりました?」と訊ねると「ゆっくりとお話して頂いたので、ほとんどわかりましたよ」とのこと。髙木さんは移住者を気遣って、純粋な津軽弁の多用を避けてくれました。
その後、皆さんの自己紹介タイムも終わり、茶わん蒸しづくりのお手伝いです。髙木さんが事前に準備してくれた茶わん蒸しの具を、各自お茶碗に盛り付けていきます。
【茶わん蒸しの具を盛り付けている藤井さん】
髙木さん:「この地域の茶わん蒸しは、銀杏でなく栗が入ってるんだよ」
藤井さん:「ええ、そうなんですか? 初めて食べます。」
といった会話をしながら、盛り付けはあっという間に終了。後は、蒸しあがりを待つだけです。その後、歓談を続けていると 「でぎだよ」という髙木さんの声が。各自、自分の盛り付けた茶わん蒸しをもらって配膳します。髙木さんが作ってくれた「栗ご飯」「みょうが酢」「菊の花のおひたし」「きゅうりの即席漬け」でお昼の準備完了。
【写真:いただきます】
みんな、とてもいい笑顔ですね。茶わん蒸しはもちろん、栗ご飯も大好評で御代わりする人も。
秋の実りを頂きながら話が弾みます。住んでる町内のことや町のイベントのこと。話してみたら、実は移住者さん同士がご近所さんだったり、参加者のおひとりのお父様と髙木さんが同級生だったことが発覚したりと思わぬところで繋がりがあることが分かってびっくりです。
そして、今年初めて青森の冬を迎える移住者に先輩移住者が心得を伝授。それをしっかりメモする後輩移住者。とてもいい雰囲気で時間が流れて行きました。藤崎町は、海に行くのも山に行くのも便利ということで、温泉・釣り・ドライブ・スキー等の話題でも盛り上がっていました。
終了時間を迎えると「お土産あるよ」と言われ、髙木さんが作ってくれた「栗きんとん」を各自お持ち帰り用に包みます。
【ご主人にお土産の栗きんとんを包む福士さん】
「ふじさきローカルフォトアカデミア」の生徒である福士さんは、今日も一眼レフカメラを携帯し、シャッターチャンスを待ってましたよ。
【栗きんとんを手にご機嫌な碓井(うすい)さんご夫婦】
実は、この他に大きなフードパックでのお土産も貰いました~。
藤井さん:「これ、いつ頃まで日持ちしますか?」
髙木さん:「食べきれない分は、冷凍するといいよ」
ということで、皆さんお土産を片手に解散になりました。
編集後記:終了時間を1時間もオーバーしてしまい、時間を忘れるぐらいの盛り上がりでした。この移住者の輪が少しずつ広まってくれることを願って、次回の集いを企画したいと思っています。髙木さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました。
取材日:令和5年10月14日(土)
執筆者:移住定住コーディネーター