<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>観光物産振興員の募集を知り、もともと自然豊かな土地への移住を考えていたこともあって応募を決めました。きっかけは、常陸太田市出身の知人の紹介でいただいた常陸太田市産のお米の美味しさに感動したこと。さらに、散歩中に立ち寄った川の水の清らかさ、名産の常陸秋そば、甘くて酸味のあるぶどうなど、地域の資源や特産物に触れ、「これらの魅力をより多くの人に届け、穏やかで幸せな時間を創りたい」と感じました。</p><p>心からやりたいと思えることを通じて、人生をより豊かにしたい。そんな想いで、心と自然が豊かな常陸太田市に移住し、将来的には自営で野菜やお米を育て、活き活きとした暮らしを実現する第一歩として応募いたしました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/08/01/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/faA74fNgHXXX0TV05I9V6.webp"><figcaption>山々の雪化粧：2025年正月の大雪で移住先の山々が雪化粧した風景</figcaption></figure><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>常陸太田市の観光・物産の魅力を、SNSでの発信を中心に広く伝えています。あわせて、観光物産協会が主催するイベントの準備や来客対応、企画にも携わっています。</p><p>また、移住先である里美地区においては、地域の名所や名産品の掘り起こしを行い、地域コミュニティの様子とあわせて、SNSを通じて発信しています。</p><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域おこし協力隊として移住し、実際に町内会に加入しました。さまざまな行事に参加しながら地域の方々と交流を深める中で、あたたかな人のつながりや地域の温もりを日々感じています。</p><p>また、地域おこしは、地域の皆さんをはじめ多くの方が望んでいることでもあり、その一環として行っているSNSでの魅力発信に対して「うれしい」「楽しみにしている」と喜んでいただけることが、大きなやりがいとなっています。</p><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>真冬は氷点下8℃、真夏は35℃と、移住先の自然環境は想像以上に厳しく、驚きました。さらに、思っていた以上に害獣や虫が多く、日々神経を使うこともあります。</p><p>一方で、そうした厳しさを上回る魅力もたくさんあります。大自然が育む清流や澄んだ空気、満天の星空の美しさには、心が洗われるような感動があります。採れたての新鮮な野菜や名産のお蕎麦の美味しさは、想像をはるかに超えるものでした。</p><p>そして何より、町内会の方々のあたたかな人柄に触れるたび、忘れかけていた人情を思い出させてもらっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/08/01/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/h5NNmw5Q0P5hHYHaSY39X.webp"><figcaption>2024年12月、移住早々に町内会の方にお誘い頂いたそば打ち後の釜茹でする風景</figcaption></figure><h2><img>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>移住先である里美地区をはじめ、常陸太田市全体の観光・物産の魅力をより多くの方に届けるため、観光ツアーの企画にも取り組んでいます。</p><p>また並行して、水や空気が美味しいこの自然豊かな土地で農作物を育てながら、健康寿命まで元気に生きることを目指しています。</p><h2>常陸太田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>移住して間もない頃、里美地区にある旧酒蔵「金波寒月（きんぱかんげつ）」で開催された蕎麦打ちイベントに参加しました。その際には、すでに私が移住してきたことを皆さんがご存じで、自然と輪の中に溶け込むことができました。気がつけば、打ち上がった蕎麦をざるに盛るお手伝いをしていたほどです。</p><p>これは、自治体の方々が事前に受け入れの準備をしてくださっていたおかげであり、とても嬉しく、ありがたく感じました。この時にいただいた手打ち蕎麦の美味しさは、今でも忘れられません。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/08/01/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/9iGmTXWzx0beal8Va4LLP.webp"><figcaption>お蕎麦モニュメント：移住先の「道の駅さとみ」の魅力をSNSで投稿</figcaption></figure><h2>常陸太田市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>なんといっても、水と空気が本当に美味しい場所です。そのため、お米、蕎麦、野菜をはじめとする農産物はもちろん、清酒やチーズ、ジェラート、珈琲、ハーブなど、"食"の魅力が満載です。</p><p>また、神社仏閣では鎮守「大中神社」があり、温かく接してくれる宮司さんが地区全体をやさしく見守ってくださっているように感じます。境内の杉並木の中で行われる音楽コンサートは、まさに格別のひとときです。</p><p>そのほかにも、ホタルが舞う風景や満天の星空、カブトムシ、山羊、温泉など、自然とふれあえる楽しみがいっぱい。こうした環境に囲まれて過ごす穏やかな時間は、心も体もやさしくリフレッシュさせてくれます。</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>都会から移住して8か月。実際に暮らしてみて実感したことがいくつかあります。</p><p>ひとつ目は、隣近所との距離があるため、生活音に神経を使わずに過ごせること。その一方で、夏場の雑草は除草剤が使えず、すべて手作業で刈る必要があるため、なかなかの重労働です。</p><p>ふたつ目は、自宅から歩いて10秒の場所にある蕎麦屋を営む町会長が、いつも気さくに声をかけてくださり、ときには呑みに誘ってくれること。そんな人との温かなつながりが、日々の楽しみになっています。</p><p>そして三つ目は、自然環境の厳しさを上回るほどの絶景。窓辺から見える山々や清流は、見るたびに心を癒し、元気を与えてくれます。</p><p>自然の厳しさと、心身を包み込むようなやさしさ。その両方を体感した上で、「自然と共に暮らすことはやはりプラスだ」と、今は心からそう思っています。</p><p>&nbsp;</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

ワープシティ公式

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやりがいなどについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第199回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、茨城県常陸太田市の徳原 康晴さんです。

常陸太田市

茨城県

茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊、趣味・特技：野球

徳原 康晴

#199 自分の人生に素直に。「心が求めた土地」・常陸太田市での新生活

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>私はもともと農業に携わっており、ぶどうで新規就農を目指していました。常陸太田市役所に相談した際、地域おこし協力隊でぶどう栽培の担い手を募集していると紹介してくださいました。</p><p>将来独立していく上で、地域の方々とのつながりは非常に重要です。地域おこし協力隊として活動することで、自分の取り組みを地域の皆さんに知っていただき、土地探しや先輩農家からの独立後のサポートを受けやすくなるというメリットがありました。また、ぶどう栽培の担い手を増やしたいという市の意向とも一致していました。</p><p>さらに、この活動が地方の活性化という社会貢献にもつながると感じ、地域おこし協力隊に応募しました。</p><h2>茨城県常陸太田市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>1年ほど前に初めて常陸太田市に住む友人の家を訪れたことが、常陸太田市を知ったきっかけです。自然が豊かな程よい田舎で住みやすそうな街という印象、さらにぶどうの栽培も盛んであるということを知りました。</p><p>もともと将来は田舎に住んで、ぶどう農家になりたいと考えていたので自分にぴったりの場所だと思い移住を決めました。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>私の主な活動は、ぶどう園での研修です。ぶどう栽培は1年を通してさまざまな作業があり、仕事内容は細かく分けるときりがありませんが、大きく「栽培」と「販売」に分けられます。</p><p>栽培では、品種や味、大きさ、価格など、自分が作りたいぶどうのイメージやお客様のニーズに合わせて育てることが大切です。自然相手の仕事なので、予期せぬ悪天候や猛暑の影響を受けることもありますが、それに対応できるよう工夫しながら、摘芯、袋掛け、摘粒などの作業を行っています。</p><p>販売では、道の駅への出荷作業や店頭販売の研修を経験しました。店頭販売では、商品をどのように陳列すればお客様に興味を持っていただけるかを考えたり、来てくださったお客様に品種の説明をしたりしました。対面販売ならではの、お客様から直接お礼をいただける瞬間が、とても嬉しくやりがいを感じるひとときです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/PjJ3Rnguqm9qJ4UiON8c2.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>毎日暑い中作業をして大変だった分、お客様にぶどうを「美味しい」と喜んでもらえたときはやりがいを感じました。また、地域の方々に「いつも暑いのに外で作業して頑張っているね」と声をかけてもらえたときは嬉しくて、もっと頑張ろうというモチベーションになります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/kV0s5OC97bmudadzBLWeo.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>有難いことに、想定外だと思ったことは今の所は特にありません。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>卒隊後はぶどう農家として独立し、農業の魅力を多くの人に伝えられるようになりたいです。そのため、直売、ぶどう狩りなど、お客様と直接コミュニケーションをとりながら販売できるような形にしていきたいと考えています。</p><p>また、子どもたちや農業に興味を持つ人が、農業に触れる機会をつくりたいので、農業体験を企画したいと思っています。卒隊後でも地域の活性化に繋がるような活動を続けていけるように頑張りたいと思います。</p><h2>常陸太田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>地区の夏祭りで、普段なかなか会う機会がない近所の方々と交流できたり、カラオケ大会に参加して祭りを盛り上げたことが印象に残っています。地域の行事に参加することで、私の活動について知ってもらうことができるので、今後もできるだけ参加したいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/YqJpVyc4wZUfNEtD06ylO.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/5EFMsNnzziOWJzTHRoQuc.webp"></figure><h2>常陸太田市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>高さ100mからバンジージャンプができる竜神大吊橋は景色も良く、行楽シーズンは観光客で賑わいます。グルメとしては、ぶどう、梨、そばが名産品です。</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>私が移住を決めた理由は、自然豊かな環境で暮らしながら、自分のやりたいことを実現したいと思ったからです。田舎での暮らしは、地域の方々との交流や自然との触れ合いなど、都会では感じられない様々な喜びを感じることができると思います。</p><p>地方だからこそ応援してくれる人がたくさんいると思うので、やりたいことがあれば、自分に合う環境を見つけて移住するのも選択肢の一つとしてありだと思います。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
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「地域おこし協力隊に聞きました！」第158回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、茨城県常陸太田市の鈴木駿也さんです。

茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊、趣味・特技：サッカー・家庭菜園

鈴木　駿也

#158 「ぶどう農家になる夢」を常陸太田市で実現！ぶどう栽培・販売を学び独立を目指す道

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>まず第一に農業を本格的に学びたいという思いがありました。農業に魅力を感じたのは、その土地や季節に応じた作物を育てるという自然との共生に強く惹かれたからです。</p><p>そして、将来は自ら梨農家として独立したいと考えており、常陸太田市の協力隊のプログラムはその目標に向けた最適なルートだと感じました。また、都市部での生活をしてきた中で、田舎暮らしに憧れを抱き、より自然と調和した生活に興味を持っていました。</p><p>地域おこし協力隊では、農業の知識や技術だけでなく、地域との交流を通して田舎の文化や人々とのつながりも学べると考えています。これらの経験が、将来の自分の農業経営において大きな財産になると確信しています。</p><h2>茨城県常陸太田市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>私が常陸太田市を選んだ理由は、まず実家が東京にあるため、関東地方で移住先を探していたことです。特に、猫を飼っているので、猫に負担をかけずに移動や環境を整えられる距離が理想でした。</p><p>また、農業の中でも特に果樹栽培に魅力を感じており、この分野に挑戦できる場所を探していました。事前に常陸太田市について調べたところ、自然豊かで住みやすく、地域の人々との交流が魅力的に思えたことも選んだ理由の一つです。</p><p>さらに、農業を支援する補助制度が充実している点も大きな決め手となりました。こうした理由から、常陸太田市で農業に挑戦することを決めました。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊としての主な仕事内容は、研修先である農家さんのもとで梨栽培の技術を学ぶことです。具体的には、苗の管理や剪定、摘果、授粉、収穫といった梨栽培に必要な一連の作業を現場で実践し、実際の農業の流れや技術を深く理解します。</p><p>また、地域や農業の魅力を広めるためにSNSの更新や情報発信も重要な役割です。地域のイベントや日々の活動を通じて、地元の魅力を発信し、地域活性化に貢献します。</p><p>さらに、3年後の独立を見据え、農家としての経営や農業技術に関する講座や研修に参加し、知識やスキルを蓄えることも仕事の一環です。これにより、農業経営者として自立するための基盤を築くことができます。</p><p>これらの活動を通じて、地域に貢献しつつ、自らの夢である農業独立を目指しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/7Zp5NRvEdE2DH3mDHemCs.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域おこし協力隊の活動を通じて感じるやりがいは多岐にわたります。まず、地域の方々から応援してもらえることは大きな励みとなっています。</p><p>地元の方々との交流を通じて、「頑張ってね」という声やサポートを受けると、自分が地域の一員として認められ、役に立っているという実感が湧いてきます。また、日々の研修先での学びを恩返しの気持ちで取り組むことで、さらなる成長へとつながっています。</p><p>さらに、一生懸命育てた梨が実を結び、収穫の時を迎える瞬間は格別です。自分の努力が形となり、手に取ることができるこの喜びは何ものにも代えがたいものです。</p><p>そして、販売した梨をお客様が購入してくれた時、農業の喜びや達成感を強く感じます。こうした経験を積み重ねることで、農業に対する情熱がより深まり、これからも頑張ろうという意欲が湧いてきます。</p><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>まず、農業の仕事が想像以上に大変だったという点です。体力や忍耐力が必要なだけでなく、天候や病害虫など自然との闘いもあり、一筋縄ではいかない日々を過ごしています。</p><p>特に収穫の時期は忙しさがピークに達し、連日の作業で体調管理が難しくなることがありました。そんな中で、健康を維持しつつ、いかに効率よく仕事をこなすかを学ぶ必要がありました。</p><p>また、当初は新しい環境でのミスマッチを懸念していましたが、実際には地域の方々や研修先の農家様に温かく迎えられ、来てよかったと心から思えるようになりました。こうした予想外の経験から学ぶことが多く、困難を乗り越えるたびに成長を実感しています。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>卒隊後のビジョンとして、まず梨農家として独立することを目指しています。一から苗木を植えて栽培を始める可能性も視野に入れていますが、タイミングや状況によっては、成木園を引き継いで経営をスタートさせることも考えています。</p><p>どのような形であれ、さまざまな可能性を見据えて計画を立てつつ、自分なりの農園づくりをしていきたいです。また、これからも常陸太田市に定住し、地域に根差した生活を続けていくことを望んでいます。</p><p>地域の方々と協力しながら地元の農業を支え、発展に寄与したいと思っています。さらに、将来的には結婚も視野に入れ、仕事と家庭の両立を目指して、豊かな人生を築いていきたいです。</p><p>これらの目標を実現するため、研修期間中に得た経験と学びをしっかりと活かしていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/S2W5BYW_U3YtSzMFrh9o5.webp"></figure><h2>常陸太田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>住民と触れ合った際の印象は、とても温かく親しみやすいものでした。特に印象的だったのは、向かいでお惣菜屋を営んでいる方との交流です。</p><p>何度も訪れるうちに親しくなり、時折「頑張っているね」と声をかけていただきながら、お惣菜をいただくこともあります。このような優しさが、日々の励みになっています。また、社会人1年目ということもあり、周囲の方々が気にかけてくださり、何かと心強いサポートを感じています。</p><p>困ったことがある時も、相談すると皆さん親身になってアドバイスをくれるので、安心して生活を送ることができています。地域の皆さんの温かい支えがあるおかげで、新しい環境でも前向きに取り組むことができ、常陸太田市が「第二の故郷」と感じられるようになってきました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/tJyq50kAnl3caWcpGs-Fh.webp"><figcaption>里美かかし祭りにて、展示されたかかし</figcaption></figure><h2>常陸太田市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>常陸太田市の魅力は、まず治安の良さと人々の温かさです。地域の方々が親しみやすく、移住者もすぐに溶け込める環境があります。</p><p>また、ご飯が美味しく、地元の食材を使った料理はどれも格別です。特におすすめなのが「白ひげ」というつけ麺屋さんで、絶品のつけ麺が楽しめます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/weouKcbCJ0oyLb49GiBLu.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>まずは悩んでいるなら一度飛び込んでみることをお勧めします。実際に現地で生活を始めることで、自分に合っているかがはっきりと分かるからです。</p><p>ただし、ミスマッチが起きる可能性もあるため、その後の対応策や代替案を考えておくことが重要です。また、理想と現実のギャップに苦しむことがないよう、事前にしっかりとリサーチを行い、現地の生活や環境について現実的な視点を持つことが大切です。</p><p>過剰な期待は避け、柔軟な姿勢でゆくのが良いと思います。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第157回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、茨城県常陸太田市の石原 恭さんです。

茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊、趣味・特技：サッカー鑑賞・ゲーム

石原 恭

#157 常陸太田市が「第二の故郷」に！自然との共生に魅せられ果樹栽培の夢を追う

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>大学でリンゴ栽培について学んだことをきっかけに、日本の食を支える生産者になりたいと思いました。</p><p>果樹栽培の魅力は、同じ樹を何年にもわたって管理し続けられる点です。特に、枝を切る場所や肥料の種類などが生産者によって異なるため、樹形に個性が現れるところがとても面白いと感じています。</p><p>また、大学の講義を通じて、農業は生産者同士の協力や地域の方々の理解、さらには応援してくれるお客様など、多くの人に支えられて成り立っていることを知りました。その中で、「農家として地域のために何かできる存在になりたい」という思いが芽生えました。</p><p>こうした背景から、農業をミッションとする地域おこし協力隊に応募することを決めました。</p><h2>茨城県常陸太田市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>農業に携わり、美味しいものを作って地元に恩返しをしたいという思いから、常陸太田市を選びました。常陸太田市は果樹栽培の歴史が深く、梨やぶどうの産地として多くの人々に愛されています。</p><p>特に、販売形態が直売を中心としている点が魅力的でした。地域には個性豊かな直売所が数多くあり、お客さんと直接コミュニケーションをとれるのが大きな魅力です。毎年応援してくださるお客さんと、期待に応えようと一生懸命な生産者との間には、強い絆があると感じています。</p><p>また、実家から近いことや、幼少期によく遊びに来ていた思い出深い地域であることも、この地を選んだ理由の一つです。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>私の主な活動は、梨栽培の担い手として先輩の梨農家さんのもとで栽培や販売の研修を受けることです。季節ごとにさまざまな作業があり、1年を通して充実した日々を過ごしています。</p><p>春には人工授粉を行い、その後、摘果という作業で果実を厳選し、良いものだけを残します。8月から9月にかけては収穫と販売の時期で、1年の中で最も忙しい時期です。</p><p>収穫が終わると片付けや翌年の準備が始まり、剪定（枝を整理する作業）に取り掛かります。冬の間は剪定に加えて、棚に枝を誘引する作業をひたすら行い、春になればまた人工授粉から新しい1年がスタートします。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Ch5tmzJY4hoZcVWLv6Dz0.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域の方々と直接関われることが、何よりのやりがいです。先輩農家の皆さんには、梨栽培の技術だけでなく、社会人としての振る舞いについても日々多くのことを教えていただいています。</p><p>何もわからなかった私が少しずつ梨農家としてのスキルを身につけてこられたのは、周囲の皆さんの支えがあってこそです。特に、就農する土地が決まってからは地域の方々との交流がさらに増え、ゼロから梨畑を作るという挑戦を温かく見守っていただいています。</p><p>農業以外では、賀詞交歓会や議会報告会に出席させていただく機会があり、地域の方々が多方面から地域貢献に尽力している姿に感銘を受けました。「地域をより良くするためにどうするべきか」を熱心に議論されている姿を見て、私も農業を通じてさらに地域に関わりたいという思いが強まりました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/lAkUDwJpKsJQt_svbsb-s.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>私の就農計画のために、多くの方が時間を割いて親身にサポートしてくださったことです。就農にあたっては分からないことばかりで不安でしたが、市役所や普及センターが何度も就農相談を実施してくださり、課題を一つひとつ解決しながら、就農までの道のりを明確にすることができました。</p><p>また、先輩農家の皆さんも親身になってアドバイスをくださり、さまざまな意見を聞くことで、自分に合ったやり方を模索することができています。多くの方々に支えられていることを実感し、心から感謝しています。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>卒隊後は、市内で新規の梨農家として就農する予定です。畑には梨の苗木を定植し、約5年間の育成期間を経て収穫を開始する計画です。</p><p>苗木の育成期間中は野菜作りを並行して行い、生活費を確保しながら農業を続けていきます。就農前から、生産者と消費者の距離を縮めたいという思いがあり、協力隊の任期中には「ひまわりの種まきイベント」などを実施しました。</p><p>消費者に生産の現場を見てもらったり、作業を体験してもらうことで、農業の楽しさや大変さを共有し、農産物の価値や価格への理解を深めていただきたいと考えています。</p><p>就農後は、苗木の定植体験や摘果・剪定体験、梨のお花見イベントなど、地域と消費者をつなぐさまざまな取り組みを実施したいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/6K21adQdbhTkvflMA7-1g.webp"></figure><h2>常陸太田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>就農する土地の貸借契約が開始した際、ご近所への挨拶に伺いました。そのとき、皆さんが熱心に話を聞いてくださり、一人ひとりから応援の言葉をいただいたことがとても心に残っています。</p><p>借りた土地は耕作放棄地だったため、最初の草刈りは大変苦労しました。しかし、近隣の畑を耕作している方や、散歩で通りかかった方々が声をかけて励ましてくださり、その応援のおかげで頑張ることができました。</p><p>また、畑の近くにある空き家を取得し、将来的に作業場兼住まいとして活用する予定です。しかし、部屋の片づけや庭の管理が想像以上に大変で悩んでいました。そんな中、空き家の周囲のご近所の方々がさまざまなアイデアを出してくださったり、片づけを手伝ってくださったりしたことは、本当にありがたく、心強かったです。</p><h2>常陸太田市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>私のおすすめは常陸秋そばです。あちこちにお蕎麦屋さんがあり、どのお店も美味しくて、いつも大勢のお客さんで賑わっています。竜神大吊橋をはじめ、歴史のある神社や爽快な田園など自然も豊かで、サイクリングもおすすめです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/On-kbotynFpMeG95PoAHY.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>常陸太田市は頑張る人の挑戦をみんなが応援してくれる温かい地域です。たくさんの人がサポートしてくれるので自分がやってみたいことを実現するにはとても恵まれた環境だと思います。</p><p>きれいな水や気候にも恵まれ、野菜や果樹だけでなく酪農、畜産、有機栽培など多種多様な農業が営まれています。協力隊OBOGもたくさんいて、卒業後も地域活性化に前向きに取り組んでおり、新しい協力隊が来た際にはそれぞれの人脈を生かしてその人に合うやり方を見つけるお手伝いができると思います。</p><p>まずはぜひ一度遊びに来てみてください。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第156回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、茨城県常陸太田市の武藤春香さんです。

茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊、趣味・特技：サイクリング・登山

常陸太田市