移住者プロフィール
鈴木 駿也さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊、趣味・特技:サッカー・家庭菜園
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
私はもともと農業に携わっており、ぶどうで新規就農を目指していました。常陸太田市役所に相談した際、地域おこし協力隊でぶどう栽培の担い手を募集していると紹介してくださいました。
将来独立していく上で、地域の方々とのつながりは非常に重要です。地域おこし協力隊として活動することで、自分の取り組みを地域の皆さんに知っていただき、土地探しや先輩農家からの独立後のサポートを受けやすくなるというメリットがありました。また、ぶどう栽培の担い手を増やしたいという市の意向とも一致していました。
さらに、この活動が地方の活性化という社会貢献にもつながると感じ、地域おこし協力隊に応募しました。
茨城県常陸太田市を選んだ理由について教えて下さい。
1年ほど前に初めて常陸太田市に住む友人の家を訪れたことが、常陸太田市を知ったきっかけです。自然が豊かな程よい田舎で住みやすそうな街という印象、さらにぶどうの栽培も盛んであるということを知りました。
もともと将来は田舎に住んで、ぶどう農家になりたいと考えていたので自分にぴったりの場所だと思い移住を決めました。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
私の主な活動は、ぶどう園での研修です。ぶどう栽培は1年を通してさまざまな作業があり、仕事内容は細かく分けるときりがありませんが、大きく「栽培」と「販売」に分けられます。
栽培では、品種や味、大きさ、価格など、自分が作りたいぶどうのイメージやお客様のニーズに合わせて育てることが大切です。自然相手の仕事なので、予期せぬ悪天候や猛暑の影響を受けることもありますが、それに対応できるよう工夫しながら、摘芯、袋掛け、摘粒などの作業を行っています。
販売では、道の駅への出荷作業や店頭販売の研修を経験しました。店頭販売では、商品をどのように陳列すればお客様に興味を持っていただけるかを考えたり、来てくださったお客様に品種の説明をしたりしました。対面販売ならではの、お客様から直接お礼をいただける瞬間が、とても嬉しくやりがいを感じるひとときです。
地域おこし協力隊のやりがいはなんですか?
毎日暑い中作業をして大変だった分、お客様にぶどうを「美味しい」と喜んでもらえたときはやりがいを感じました。また、地域の方々に「いつも暑いのに外で作業して頑張っているね」と声をかけてもらえたときは嬉しくて、もっと頑張ろうというモチベーションになります。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
有難いことに、想定外だと思ったことは今の所は特にありません。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
卒隊後はぶどう農家として独立し、農業の魅力を多くの人に伝えられるようになりたいです。そのため、直売、ぶどう狩りなど、お客様と直接コミュニケーションをとりながら販売できるような形にしていきたいと考えています。
また、子どもたちや農業に興味を持つ人が、農業に触れる機会をつくりたいので、農業体験を企画したいと思っています。卒隊後でも地域の活性化に繋がるような活動を続けていけるように頑張りたいと思います。
常陸太田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
地区の夏祭りで、普段なかなか会う機会がない近所の方々と交流できたり、カラオケ大会に参加して祭りを盛り上げたことが印象に残っています。地域の行事に参加することで、私の活動について知ってもらうことができるので、今後もできるだけ参加したいと思っています。
常陸太田市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
高さ100mからバンジージャンプができる竜神大吊橋は景色も良く、行楽シーズンは観光客で賑わいます。グルメとしては、ぶどう、梨、そばが名産品です。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
私が移住を決めた理由は、自然豊かな環境で暮らしながら、自分のやりたいことを実現したいと思ったからです。田舎での暮らしは、地域の方々との交流や自然との触れ合いなど、都会では感じられない様々な喜びを感じることができると思います。
地方だからこそ応援してくれる人がたくさんいると思うので、やりたいことがあれば、自分に合う環境を見つけて移住するのも選択肢の一つとしてありだと思います。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2