<h2 data-short-text="まちについて" class="PrHeaderBlock section-1" id="section-1">羽曳野市について</h2><h3 id="section-1">神代からつながる時を感じて、過去と未来をむすぶ場所</h3><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="古墳とともに暮らす羽曳野の景色" alt="古墳とともに暮らす羽曳野の景色" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/9560b1ad-what_habikino.jpg"/><figcaption class="ImageBlock__caption">古墳とともに暮らす羽曳野の景色</figcaption></figure><p>羽曳野市は大阪府の南東部に位置し、生駒、信貴、金剛、葛城山系に囲まれた河内平野の中にあり、東は二上山系を経て奈良県香芝市に接しています。西は堺市と松原市に、南は富田林市と太子町にそれぞれ接しています。また、北は藤井寺市と柏原市に隣接しています。東部には二上山系の斜面を利用して広大な果樹園が形成され、南西部には、羽曳野丘陵地帯があり、なだらかな丘陵・山麓地の自然に培われた山紫水明の地で、昔から農産物の栽培に適し、夏の味覚「ぶどう」や関西地区ではもっとも多い生産量を誇る「いちじく」は、特産品として有名です。<br/>また、大阪市の中心から約20キロメートル圏内にあり、交通の便(近鉄南大阪線、大阪外環状線)もよく、大阪市内に至る時間は、30分程度です。</p><h3 id="section-2"><b>「はびきの」でまなぶ</b></h3><p>羽曳野市では、<b>公立13小学校・5中学校・1義務教育学校</b>があります。</p><p>学校での授業のほか、中学生向けに市の施設内で土・日に自学自習のサポートをする「はびきの中学生studyーO」を開設するなど、学校・地域・市役所がそれぞれの役割を担い、楽しく学べる環境を提供しています。</p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/3874e0c2-pt.jpg"/><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><h3 id="section-3"><b>「はびきの」ではたらく</b></h3><p>羽曳野市では、起業支援や子育て期間の落ち着いた方に対する講習会を定期的に開催し、ゆっくりと暮らしていく環境づくりを進めています。講習会などの内容が決まり次第、随時ご案内をいたします。</p><p>また、ぶどうやいちじく、「なにわの伝統野菜」に指定されている碓井豌豆（うすいえんどう）などの地域の特産物を後世に引き継げるよう、特に若者の就農に関する相談や既に地域と連携している新規就農者とのコミュニケーションを行っています。</p><h3 id="section-4"><b>「はびきの」でそだてる</b></h3><p>地域の未来を担うのは、今、生まれ、育ちつつある子どもたちです。その子どもたちが今を心豊かにいきいきと生活できると同時に、自らの将来や地域の未来に向けて、夢をはぐくむために、家庭や学校、地域などが子どもたちの育ちを支え、その育ちを通じて大人と一緒に成長するとともに、地域においても子育て家庭や子どもの育ちを寛容に見守り、子どもたちの笑顔があふれるまちを目指します。</p><h3 id="section-5"><b>「はびきの」にすむ</b></h3><p>羽曳野市は、古市古墳群をはじめとする歴史資産が数多く残り、豊かな自然環境にも恵まれたまちです。日本遺産に認定された日本最古の官道といわれる竹内街道や東高野街道などが通り、古来より人と物が行きかう交通の要衝として栄えてきました。</p><p>現在も、南阪奈道路や大阪外環状線などの幹線道路や鉄道等により大阪都市圏まで20～30分でアクセスでき、郊外住宅都市であるとともに、「道の駅しらとりの郷・羽曳野」をはじめとした広域交流拠点の整備により、市外からも多くの方にお越しいただけるようになりました。</p><p>これからも、市民が人と人のつながりの中で、豊かな地域資源を誇りとしながら、いきいきと暮らし、それが次代へと受け継がれていくまちを目指します。</p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="世界遺産と日本遺産のあるまち（写真は白鳥陵古墳と竹内街道）" alt="世界遺産と日本遺産のあるまち（写真は白鳥陵古墳と竹内街道）" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/547a6e6d-takenouchi.jpg"/><figcaption class="ImageBlock__caption">世界遺産と日本遺産のあるまち（写真は白鳥陵古墳と竹内街道）</figcaption></figure><h2 data-short-text="まちの魅力" class="PrHeaderBlock section-2" id="section-2">羽曳野市の魅力</h2><h3 id="section-6"><b>「はびきの」でたのしむ</b></h3><p>羽曳野市では、知って楽しむスポットが数多く存在します。</p><p>ここではその一部をご紹介。<br/>一度、羽曳野へお越しいただき、知って楽しんでいただくとともに、私たちの知らない羽曳野の魅力を探していただき、それを私たちにも教えてください。</p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/3810f4c6-hakuchou.jpg"/><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><ul class="List2Block check"><li class="List2ItemBlock">世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」</li><li class="List2ItemBlock">日本遺産『竹内街道』</li></ul><p>出典: <a href="https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/index.html" rel="noopener noreferrer" class="link">https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/index.html</a></p>

羽曳野市

大阪府

近畿地方

羽曳野市には、白鳥伝説とゆかりの深い白鳥陵古墳、我が国最大級の応神天皇陵古墳をはじめ、大小合わせて多くの古墳があり、堺市・藤井寺市と合わせて49基が「百舌鳥・古市古墳群」として、令和初の世界遺産に登録されました。

その伝説と歴史的遺産が物語るのは、太古の昔から息づく人々の暮らし。神々に見守られ、1600年という悠久の時をつないでいます。気高く、それでいて力強い佇まい、来る人をあたたかく迎え、癒し、見守る、そんな風土が羽曳野にはあります。

羽曳野市（はびきのし）は、大阪府の南河内地域に位置する市。ぶどうとイチジクの栽培が盛ん。また古墳などの古代史跡の多い地としても知られる。本項では市制前の名称である南大阪町（みなみおおさかちょう）についても述べる。

■はびきの空家バンク
空家バンク制度とは、空き家物件情報を自治体のホームページ上などで紹介する仕組みです。

■子ども医療費助成制度
【助成を受けることができる方】
羽曳野市に居住し、健康保険に加入している0歳から18歳になった後の最初の3月31日までのお子様
生活保護受給中の方は助成対象外です。
※所得制限はありません。
【自己負担額】
・入院・通院とも1医療機関ごと　1日最大500円
※同じ医療機関で、1か月のうち2日目（最大1,000円）まで負担。3日目以降は無料です。
※同じ医療機関であっても、「入院」と「通院」、「歯科」と「歯科以外」はそれぞれ別々に1日500円までのお支払いが必要です。
・入院時の食事代無料
・処方箋をもとに薬局でお薬を受け取る場合、薬局でのお支払い無料
・複数の医療機関を受診された場合、1か月最大2,500円

■妊婦健康診査（妊婦健診）
身体測定や血液、尿などの検査を行います。お母さんと赤ちゃんの健康状態を確認する大切な健診です。貧血や妊娠糖尿病などの病気は、お腹の赤ちゃんの発育やお母さんの健康に影響することがあるので、定期的に健診を受け、安心して出産を迎える準備をしましょう。また、不安や困りごとなども気軽に相談してみましょう。


■妊婦歯科健康診査
妊娠中（妊娠週数16～27週が望ましい）に指定医療機関にて、一回に限り歯科診察および歯科保健指導を受けることができます。母子健康手帳と母子健康手帳別冊にある受診券と本人確認のできるも
のを持参してください。医療機関については、https://www.city.habikino.lg.jp/material/files/group/119/4.pdf 内妊婦歯科健診実施機関または受診券の裏面にてご確認ください。

■国民年金保険料の産前産後期間の免除申請　出産予定日の6か月前～出産後いつでも
出産予定日または出産日が属する月の前月から4か月間（多胎妊娠の場合は6か月間）の国民年金保険料が免除される制度です。
※産前産後免除期間は、平成31年4月以降の期間に限ります。上記の期間は保険料を全額納付した期間としてみなされます。
【対象】国民年金第1号被保険者で平成31年2月1日以降に出産された方

■出産育児一時金の請求
健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度です。
【直接支払制度】
出産育児一時金の請求と受け取りを、妊婦などに代わって医療機関等が行う制度です。出産育児一時金が医療機関等へ直接支給されるため、退院時に窓口で出産費用を全額支払う必要がなくなります。

■未熟児養育医療費給付
身体の発育に未熟性があり、家庭保育が困難なため、入院治療を必要とする未熟児に対して入院などをしたときの医療費を助成しています。
【対象】医師が入院治療を必要と認めた未熟児で、次のいずれにも該当する乳児。
⃝ 健康保険に加入している（ただし生活保護受給者は対象）。
⃝ 羽曳野市内に居住している。

■ひとり親家庭医療費助成
【対象】18歳到達後最初の年度末までの児童と、その児童を監護等する母・父または養育者で、次のいずれにも該当する人。
⃝ 健康保険に加入している
⃝ 羽曳野市内に居住している
※所得制限があります。
【一部自己負担額】
⃝1医療機関あたり、1日目、2日目最大500円まで自己負担していただき、3日目からは無料になります（同じ医療機関でも入院と外来、歯科と歯科以外は別計算になります）。
⃝ 複数の医療機関を受診した場合、1人あたりの1か月の上限負担額は2,500円になります。
【医療費の償還】　次のような場合は、償還手続きをしてください。
⃝ 一部自己負担額が1人あたり1か月2,500円を超えたとき
⃝ 医療証交付前に受診したとき
⃝大阪府外で受診したとき
⃝ 治療上必要と認められるコルセット・眼鏡等の費用

■子育てに関する支援制度の詳細は下記URLのご確認をお願いいたします。
https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/kodomoegao/kodomoseisaku/kosodsate_keikaku_sonota/kosodategaidobook/13514.html

<h2>移住するきっかけを教えてください。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">北野阿貴さん（以下、北野）</span>：</b>普通の女子大生だった私が農業に興味を持ったのは、ファームステイで畑を手伝ったのがきっかけです。その面白さにとりつかれましたが、大学の就職先に農業はありませんでした。</p>
<p>「自営しかない」と考えましたが、農業って金銭面の問題だけじゃなくて、農地・納屋を貸してくれる方がいないと始められないんですね。夢を見据えて、10年間は会社員として働き、資金を貯めました。</p>
<p>34歳で農業大学校を卒業し、羽曳野市碓井（うすい）地区の農地を使用させてもらえることになりました。実は、ほかの市も候補に挙がったのですが、「嫁に来たらいいんちゃうの」など、女性の新規就農者の受け入れに理解が乏しかったのです。</p>
<p>前向きに考えてくれたのは、羽曳野市だけでした。そして、市の産業振興課で東さんをご紹介いただきました。</p>
<h2>移住後は何の作物を育てているのですか？</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">北野</span>：</b>羽曳野市が農家にとって魅力的なのは、特産品があることです。私が力を注いでいる「碓井豌豆」は「なにわの伝統野菜」に選ばれていて、農家さんたちが種を受け継いできた大切な作物です。</p>
<p>また、いちじくもありますし、私は育てていませんがぶどう栽培も盛んです。</p>
<p>近くに指導者がいて、面倒を見てくれる。そこから輪が広がり今では多くの方々が惜しまずにノウハウを教えてくれます。</p>
<p>この地で自分が前例となり、後に続く就農者の道を少しでも楽にするのが、街と周りの方々への恩返しだと日々働いています。ゆくゆくは子どもたちにこの楽しさを伝えて、「農業ってかっこいい！」と憧れの職業へと広めていきたいですね。</p>
<p>碓井豌豆は伝統を受け継いだ種や作り方で収穫期が約1ヶ月と短く、食べたことがない人もいます。今後は、加工品としてもっと広める計画を立てています。</p>
<h2><br />
敬愛する師匠・東さんからの北野さんへのメッセージ</h2>
<p><b><span style="color: #58cbb7;">東さん（以下、東）</span>：</b>2015年、市から北野さんを預かってほしいとの要望を受けました。自分は若い人が入ると地域が良くなると思っていますが、先祖代々受け継ぐ農地を安々と貸す人はいないのが現実でした。</p>
<p>なので、ほかの農家さんとの橋渡し役も担っています。北野さんは農業が好きだから覚えるのが早くて、こちらもうれしい！自分に分かることはすべて教えるので、これからも伝統野菜作りを続けてほしいですね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>出典: <a href="https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/voice/6414.html">知と技を教えてくれる達人たちとの農家生活</a></p>

ワープシティ公式

北野阿貴さんは20歳の時、約1ヶ月間高知県の畑で草刈りを手伝い、「自分も誰かのエネルギーを作りたい」と、農業への道を決意します。32歳で大阪府の農業大学校へ入学した後、大阪府就農相談窓口を活用し就農され、現在では羽曳野市へ移住されています。現在、なにわの伝統野菜「碓井豌豆（うすいえんどう）」、いちじくを中心に、米、葉物野菜などを作る日々を送っています。そんな北野さんへ移住についてお話を伺いました。

現住所：大阪府羽曳野市、職業：農家

北野  阿貴

羽曳野市で叶えた、知と技を教えてくれる農業の達人との農家生活

<h2>移住したきっかけを教えてください。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">岩田三郎さん（以下、岩田）</span>：</b>羽曳野市のことをよく知らないまま、退職後に娘の勧めで移住してきました。都会のマンション暮らしでは、隣の住人の顔も分からなかった。</p>
<p>それがここに来て、通学している子どもたちに「車に気ぃつけや」と声をかけるなど、自然と行動に出るようになりました。ご近所とのコミュニケーションが密になり、いい意味で変わったことを実感しています。</p>
<p>よほど天候が悪くない限り、毎朝散歩へ出掛けます。1時間15分かけて4キロメートルほど歩くかな。</p>
<p>古墳の周りを歩いてから、散歩で出会った大津神社でお参りをして帰るのがお決まりのコース。住まないと知らない風景と出会えるのも、移住のいいところですね。<br />
<br />
</p>
<div id="attachment-26833" class="wp-caption alignnone">
<p><img class="alignnone wp-image-26833 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/2c42a552-6_2.png" alt="イラストレーターの岩田三郎さんがイラストを描いている手元" width="315" height="251" /></p>
<p class="wp-caption-text">ほんわかとやさしいタッチが、岩田さんのイラストの特徴。「『さぶじい』のペンネームで、精力的に活動しています」</p>
</div>
<div id="attachment-26834" class="wp-caption alignnone">
<p class="wp-caption-text"> </p>
</div>
<h2>実際に住んでみていかがですか？</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">岩田</span>：</b>仕事で大阪市内に出る際に、交通の便がいいのも助かっています。最寄りの近鉄恵我ノ荘駅から大阪阿部野橋駅(天王寺)まで、約15分ですからね。</p>
<p>職業柄流行には敏感なので、グランフロント大阪ができたときは毎日のようにチェックしに行きました。都会で刺激を受けたくなったら、気軽に行けるのがありがたいです。</p>
<p>便利さとゆったりさ、どちらも満たしてくれるここは、ずっと住むにはちょうどいいと満足しています。創作意欲もわいて、絵本コンテストなどさまざまなコンペにもチャレンジ中なんですよ。</p>
<p>これからも変わらず、絵を描いたりデザインをしながら、この地で妻と二人、暮らしつづけていくんでしょうね。<br />
<br />
</p>
<div id="attachment-26836" class="wp-caption alignnone">
<p><img class="alignnone wp-image-26836 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/11/174e11a9--2022-11-16-17.35.34.png" alt="襖に描かれた絵、色鉛筆" width="928" height="298" /></p>
<p class="wp-caption-text">「一発勝負だったので、緊張しました」という、ふすまに描いた手書きのイラスト。　　数多くの画材を使って、繊細な色合いを創り出していきます</p>
</div>
<div id="attachment-26836" class="wp-caption alignnone">
<p class="wp-caption-text"> </p>
</div>
<h2>気分転換に散歩を楽しまれているそうですね。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">岩田</span>：</b>近鉄高鷲(たかわし)駅の近くにある大津神社には、毎回散歩中に手を清めてからお参りしています。とても神聖な気持ちになれて、朝から気分がスッキリとクリアになりますね。ここで一区切りつけてから、残りのコースを歩いて帰ります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>出典: <a href="https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/voice/6424.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/voice/6424.html</a></p>

岩田三郎さんは退職後、大阪府の中心部から大阪府羽曳野市に移住しました。以来、広告代理店やデザイン会社に勤務していたキャリアを活かし、イラストを描くなどの創作活動に勤しむ毎日を過ごしています。移住して約10年。雄略(ゆうりゃく)天皇陵古墳を眺めながら歩く、朝の散歩が日課だと話す岩田さんに移住についてお話を伺いました。


現住所：大阪府羽曳野市、職業：イラストレーター

岩田  三郎

ずっと住むにはちょうどいい。イラストレーターの羽曳野市での暮らし

<h2>ロールパン専門店を始めた理由を教えてください。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">牟田卓司さん（以下、牟田）</span>：</b>妻が自らの看護師経験から、誰でも手軽に食べられるパン店の開業を志したのがきっかけです。卵不使用、安心安全な素材のみを厳選しようと思い2013年ロールパン専門店を開店しました。</p>
<p>それ以来、家族みんなでご近所はもとより全国にパンを届けています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>移住後の羽曳野市の印象を教えてください。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">牟田</span>：</b>僕と敦子は13年前に羽曳野市に来ました。僕自身は隣りの市の出身ですが、古い街で道も入り組んでいました。</p>
<p>それに比べて市が計画的に区画整理したこの街は、整備されていて住みやすいです。駅や高速道路のインターも近く、30分程度で大阪市内に行けます。</p>
<p>なのに、街は慌しくなく、のんびり静かな印象。市内の東部はぶどう畑が広がるなど、自然も多いですし。昔からある昭和的な住宅と新しい住宅が共存していて、移住しやすい空気が漂っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>地元の方たちとの交流についてはいかがでしたか？</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">牟田<span style="color: #061d60;">：</span></span></b>店をオープンした4年前は、周りに家か田んぼ、畑しかなく、ほかに店はありませんでした。</p>
<p>私たちにとってはお客さまでも、ご近所の方々から見ると知らない他人。街によその人が入るのにいい顔をしないのではないかと不安もありましたが、それは取り越し苦労でした。</p>
<p>逆に、当店をPRしていただくなど、あたたかく応援してくださるご近所さんが多かったですね。家を改装した店舗で、5畳しかない空間に工房もあるので、店の中と外での対面販売を始めました。</p>
<p>パンを買いに来てくださるお客さまとの会話も弾み、長時間話し込まれるご近所のリピーターも。それも楽しみのひとつです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>羽曳野市の特産物を使ったパンを作っているそうですね。</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">牟田</span>：</b>羽曳野の特産物であるいちじくやぶどうなどを加工して、パンに使っています。それも、イベントをとおして農家さんとマッチングするなど、市が潤滑油になってくれています。</p>
<p>農家さんや、僕たちのように商売をしている人がお互いに助け合える環境に恵まれています。「何かを始めたい」という若い人にも、チャンスのある街だと思いますよ。</p>
<p>新しい家が立ち並ぶ中、畑もある家の周りの景色は、広々としつつも寂しくありません。初めて来店されるお客さまは迷われることが多いのですが、畑で農作業をしている方が道を教えてくれるなど、この光景が大らかなご近所さんそのものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
出典: <a href="https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/voice/6416.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://www.city.habikino.lg.jp/teiju/voice/6416.html</a></p>

牟田卓司さんご一家は大阪府の羽曳野市へ移住しました。看護婦をしていた奥様が卵不使用、安心安全な素材のみを使用したパン作りを志し、現在はご一緒にロールパン専門店を経営しています。羽曳野市の特産物をパンに取り入れるなど、町の皆さんに支えられ、充実した日々を送っています。そんな牟田さんに移住と、パン屋の仕事についてお話を伺いました。

現住所：大阪府羽曳野市、職業：ロールパン専門店経営

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ずっと住むにはちょうどいい。イラストレーターの羽曳野市での暮らし

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