移住者プロフィール
金子 彰さん/絵里子さん
神奈川県出身の彰さんは、高知出身の絵里子さんと東京にある同じ漢方専門店で働いていたことがきっかけで結婚。絵里子さんの故郷、高知県に移住し漢方専門薬局を開きました!
“体に良い環境”で働くために移住を決断
彰さん ―
妻とは、東京にある同じ漢方専門店で働いていたことがきっかけで結婚。妻と出会うまで高知は訪れたことがなかったのですが、結婚して年に2回ほど高知に帰省するたびに暮らしやすい場所だと感じ、移住したい気持ちが高まっていきましたね。
高知市はそこまで田舎ではなくほどほど便利、でも自然は近いという、バランスがとれているところが魅力です。東洋医学では、夜になっても煌々と蛍光灯がついているところで働くのは神経を高ぶらせ、健康に良くないとされています。
まさにその環境である東京より、高知の方が良い環境で働けるという思いがありました。
移住したい気持ちは、私の方が強かったですね。
絵里子さん ―
私は高知市出身で、20代の頃は高知で働いていました。東洋医学にはもともと興味があったのですが、高知県立牧野植物園で開催されていた「漢方展」を訪れたことをきっかけに、漢方の勉強をしようと決意。上京して、漢方の会社が運営しているスクールに通いながら、そこで働き始めました。
東京での暮らしは充実していて、仕事もキャリアを重ねて夫婦ともに管理職、なかなか移住するという踏ん切りがつきませんでしたね。
しかし、都会で消耗しているという実感はあり、夫婦で薬局を開くというビジョンが見えてきたので、高知に帰る決断をしました。
高知ならではの人とのつながりが開業を後押し
絵里子さん ―
高知へ移住後は薬局を開業するというビジョンはありましたが、ゆっくり準備を進めるつもりでした。しかし、ワークショップを開いたり無料のカウンセリングを行ったりする中で「早く開局してほしい」というお客様からのお声をたくさんいただき…。想像以上に高知には漢方のニーズがありました。
開業に向けて、物件や設計事務所などは周囲の人の紹介でどんどん決まっていきましたね。私たちはカフェなどが好きで、高知に移住後にいろいろなお店に通っていたら、自然と人脈が広がっていて。その中で、商工会でさまざまなサポートを受けられることを知り、補助金申請のアドバイスをもらうなど、活用しました。
これは、「ザ・高知」ですよね。高知は人とのつながりが強いので、いろいろな方の助けで出来上がっていきました。実は、お店の什器もお客様などからのもらいものなんですよ。
そして、私は高知出身なので昔からの友達も高知にいますが、Uターン後にできた友達のほうが多くなっているかもしれません。
彰さん ―
開業までは比較的スムーズでしたが……
気になる続きは、高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」に掲載中!
開業のハードルとなったのは何だったのか、開業後のお二人の生活はどんな風なのか、ぜひお読みください♪
✅https://kochi-iju.jp/interview/details_1437.html