移住者プロフィール
松本誠さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
新潟県新発田市の地域おこし協力隊、趣味・特技:サーフィン・MTB(マウンテンバイク)・ゴルフ・ギター・作曲
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
昨年8月頃に東京有楽町にある「ふるさと回帰センター」に相談に行った際、「地域おこし協力隊」の名前を初めて聞きました。それまでは自分が知っている協力隊と言えば「青年海外協力隊」でしたが、地域おこし協力隊の存在をこの時初めて知りました。
地域おこし協力隊の第一印象は「楽しそう!」でした。そして、相談初日に即決で「協力隊やります!」と相談員に言ったことを覚えています。
新潟県新発田市を選んだ理由について教えて下さい。
両親の介護準備の為にUターンで地元に戻ることは決まっていましたが、コロナ禍で予定が伸びに伸びたところでのタイミングがこの時期になりました。かねてから新発田の衰退を見ていて「どうにかならないのか?」と考えていたのが今から20年以上前のこと・・・そしてそのチャンスが舞い降りて来た感じです。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
私の場合は「ミッション型」の地域おこし協力隊です。有機米づくりと鳥獣害対策を中心に中山間地区特有の農業のあり方を明確にし実践しています。
普段は、農作業の傍ら地域のイベントにも参加し、新発田市のPRの為のSNS投稿や現地に赴いての活動、他の自治体の協力隊との連携もとりながら活動の場を少しずつ広げています。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
人と繋がることが仕事でもあると考えています。さまざまな職種の人との繋がりを持てることが地域おこし協力隊の魅力ではないでしょうか。
人と人を繋げる仕事をしながら自らも幅広い人脈作りができるので、とても貴重な財産になっています。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
特にありません。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
農業を通して経験したノウハウを活かして、新発田をはじめ日本全国に貢献できるサービスを展開していきたいと考えています。できれば現在取り組んでいる有機米づくりで、その地域一体を「有機のふるさと」にして新発田市を一大有機米産地にしたい、そんな構想もあります。
新発田市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
田舎の集落はご近所付き合いが濃いと思っていましたが、蓋を開けてみると意外にもドライでサッパリした印象でした。近所や隣の田んぼの人との繋がりで、食材などの頂き物をする機会も多いですが「お返しに」と、かえって気を遣いすぎて相手に気を遣わせてしまった失敗もありました。
相手に気を遣わずに心を寄せることの大切さを学びました。
新発田市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
海、山に囲まれて毎日自然を謳歌でき、アクティブ派にとっては、またとない土地が新発田です。海ではサーフィン、山ではキャンプやMTB(マウンテンバイク)、それにゴルフ場も近く点在しています。
食材の宝庫で、何を食べても美味しく魅力に満ち溢れています。それに何と言っても新発田の人は地元を愛する想いが強い地域です。
着任時にある店で「協力隊で新発田に来ました」と言ったら「新発田を選んでくれて、ありがとう」って言われましたから!
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
Uターン組なので敷居は低かったものの、それでも難儀した事も多数ありました。Iターンなら尚のことだろうと思います。
夢は大いに結構ですが、生活が出来なければ話にならないので、その辺のそろばん勘定は必要です。とはいえ、生活を変えてまで挑戦する仕事に楽しめないのなら、移住までして望む意味は薄いのではないでしょうか。
そこで地域おこし協力隊として自分が心底楽しめることなのかどうか見極めて欲しいと思います。ゴールを設定し、一歩ずつ歩んで欲しい‥それもビジョン化できるくらいに鮮明にです!
ゴールの方向を見定めて具現化できるくらいに未来を映し出していれば、協力隊の先に明るい未来が待っているはずだと思います。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2