移住者プロフィール
長屋詠一郎さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
長野県木曽町の地域おこし協力隊、趣味・特技:旅行・ギター・写真
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
海外で6年生活した後、コロナがきっかけてイギリスから帰国しました。その後、日本のことをより知りたいと思うようになり、仕事を探していたタイミングで、木曽町を知ることになりました。
過去、自分がしてきた仕事や経験が、この町で活かされると強く思い、地域おこし協力隊に応募することを決めました。
長野県木曽町を選んだ理由について教えて下さい。
きっかけは写真のインターンでした。インターン中、元地域おこし協力隊の方のお家に2週間泊めて頂きました。
その際に、木曽町のことや地域おこし協力隊のことについて、お話を聞く機会があり、この地にとても興味を持ちました。中山道、発酵食品の文化、御嶽山の山岳信仰、木曽檜を始めとする林業の歴史など、自分が興味があることがたくさん詰まっていました。
また、この地で暮らす方々の迎え入れてくれる空気感が好きで、移住を決めました。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
「ふらっと木曽」というコワーキングスペースの運営メンバーとして、利用者の案内や木曽町の紹介、また薬草のイベントの開催をしています。
また、木曽青峰高校の「未来の学校」という総合学習のコーディネーター や、木曽町の公式noteの運営、「日本で最も美しい村連合」のサポートやコラボ商品の開発、木曽町内外の企業さんを繋げる活動、インバウンドの方々の案内、移住希望者の案内など多岐に渡ります。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
自分が動いた分だけ、反響を感じられるところです。頑張った分だけ、目に見える形でモノゴトが動く様子を体感でき、木曽町を盛り上げられているなと思います。
また、地元の方のサポートをした後や、イベントを開催した後などに「木曽町にいてくれてありがとう。」と言って貰えるだけで、もっとこの町で暮らす人が幸せになるように頑張ろうと思います。
何よりも、私が毎日木曽町で楽しく暮らせることがやり甲斐になっていると感じています。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
想定外だったのが、木曽町には自分が思ってた以上に隠された魅力があったことです。移住当初、「ここには何もないよ。」と地元の方に沢山言われました。
しかし、自分からすると素晴らしい魅力が多く、歴史的、自然的、人的な財産がこの場所には沢山あると感じています。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
3年間、木曽町で暮らし、木曽郡の方々と触れ合い、毎日本当に充実した日々を過ごさせて頂いてます。自分が感じているその木曽谷の素晴らしい暮らしを、多くの方々に体験して貰いたいと思い、木曽谷の作家さんの陶芸や木工品で溢れている山の家をオープンさせようと思っています。
また、その場所で薬草の勉強や自然酵母で作るパン教室も開催したいと思います。そして同時に、まちづくりにも今まで通り積極的に関わっていきます。
半まちづくり、半森の生活をしていきたいです。
木曽町の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
「こういったことをやってみたいです!」とお話しすると、「それならこの人に会ってみたらいいよ」と紹介をして下さったり、一緒にやろうと言ってくれたり、ひとつのアクションを起こそうとすると背中を押してくれます。
一人ではできないことでも頼れる人がいたり、サポートしてくれる人が周りにいるのは、とても心強いですし、より前に進みやすくなります。それがこの町の強さかなと思います。
木曽町の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
御嶽山と木曽駒ヶ岳に囲まれた木曽谷の自然の美しさは勿論、標高の高さがもたらす過ごしやすいカラッとした空気、透き通る水、酒蔵や糀蔵、伝統食のすんき、木曽馬など、数多くの魅力的なものや場所があります。澄んだ星空や四季の移り変わりが濃く見られる季節感など、豊かな暮らしがここにはあります。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
自分で何かしたい!自然に近い暮らしがしたい!そう思っている方々には楽園なのではないでしょうか?四季折々の自然の恵を頂き、伝統や歴史を感じるこの木曽町の暮らしを、僕が毎日楽しんでいます。
いつも思うのは、ここでの暮らしは旅をしている雰囲気に近いです。毎日新しい学びがあり、そして新しいモノゴトが起こる。そんな暮らしを求めている方、ぜひ、木曽町に足を運んでみてください。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2