<h2>地域おこし協力隊に応募した理由と、応募した地域を選んだ決め手について教えてください。</h2>新卒で営業職と介護職を経験した後、30歳を前にして旅に目覚め、海外19カ国と国内47都道府県を 旅しながら、YouTubeやライブ配信でその様子を発信していました。また、独学で動画制作を学び、 その経験を活かして映像クリエーターとして活動をしていました。旅を続ける中で、自分の人生について考える機会があり、自由はあるものの不自由な部分も多く、今後の人生に少し疑問を感じました。このまま旅を続けることよりも、もっと暮らしにフォーカスを当てて、旅の経験を活かしながら仕事をしていける方法を模索していた時、移住情報サイトで地域おこし協力隊の募集を見つけて応募しました。 高知には過去に47都道府県をバイクで旅していたときに1度訪れ、人々の温かさと自然の豊かさに強く魅力を感じていました。協力隊の選考に合格し、「まずはお試しで」と移住を決意しました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/VTTy5vUrUgVaMjmlzXLvg.webp"><figcaption>撮影機材のドローンとカメラを片手に</figcaption></figure><h2>協力隊への応募を考える際に参考にした情報源は何でしたか？</h2>インターネット情報です。<h2>ミッションの具体的な内容を教えてください。</h2>黒潮町の観光情報を発信する業務です。具体的にはYouTubeを活用した観光PR映像の制作を行っていました。さらに、地元のケーブルテレビ局と連携し、撮影の補助業務にも携わっていました。また、役場の観光係の窓口での対応や、 町内の観光イベントのサポート業務も担当していました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/P2Vmul31aM699kMM4J2H_.webp"><figcaption>海に面するまち黒潮町の風景（ドローンで撮影）</figcaption></figure><h2>現役時代に印象に残っている出来事や成功体験について教えて下さい。</h2>黒潮町では、YouTubeやSNSでの情報発信がほとんど行われていなかったため、YouTubeチャンネルの立ち上げが最初のミッションでした。役場の方と調整を重ね、任務開始から2ヶ月でチャンネルを開設。月に 1〜2本の映像制作を目標に、活動を続けました。その結果、約2年で登録者数800人以上を達成し、最高視聴回数は5万回を超える映像も制作しました。しかし、数字以上に大きかったのは、町内のPR映像を作る中で、町内の方との関わりが増えたことです。自分でも知らなかった町の魅力「自然と人のつながりや営み、町の歴史」に気づくことができ、それが大きな財産となりました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/M2MRgAPraM7TZEnJVrQ1p.webp"><figcaption>2024年末協力隊の忘年会をシェアパークflatで開催</figcaption></figure><h2>活動中に直面した課題や、それをどのように乗り越えたかを教えてください。</h2>着任当初は、公的な発信ということもあり、個人で発信していた頃と比べて発信に制限があったりして、少し不自由さを感じていました。自分が考える発信したい映像と、役場としての公的な発信とのギャップに悩むことが多かったです。役場の担当者と何度も協議を重ね、企画書を何枚も書きながら、役場の方針に沿いつつも、少しずつ自分が理想とする発信に近づけていきました。月に1本は、町内の景色にフォーカスを当てた映像を作るようにしており、その中で豊かな自然や地域の伝統を守る一生懸命な人たちと関わることができたことが大きな刺激となりました。これが自分自身の癒しややりがいにつながり、ミッションを続けるモチベーションとなりました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/ECJswj3LxjrjqtM2yGvCm.webp"><figcaption>老若男女が集う読書会の様子</figcaption></figure><h2>地域の人々や自治体との関わりの中で、学んだことや感じたことはありますか？</h2>地域の人々との関わりを通じて、地域ならではの「おすそ分けの文化」や、お互いに協力し合う大切さを学びました。最初はただ受け取る側だった「おすそ分け」も、次第に自分自身が作物を育てたり、なりわい作りをしていく中で、自分の作ったもの(焼き芋や野菜、家の庭で採れた果物など)を少しずつ恩返しできるようになりました。また、自治体との関わりの中では、守るべきルールがあることを実感しました。制約のある中でどれだけ面白いコンテンツを作れるか工夫をしながらやっていくことが仕事の面白さでもありました。それらのプロセスを経験していくことが、自分自身の成⻑にも繋がったと思います。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/DV9TOwYaUxeqGxiUnVxcm.webp"><figcaption>ふらっと、マルシェvol2集合写真</figcaption></figure><h2>卒隊後のお仕事について教えてください。</h2>卒隊後は、約10年間空き家だった築130年の元酒蔵の古⺠家を夫婦でセルフリノベーションした、ゲストハウス・レンタルスペース 「シェアパークflat」の運営を行っています。また依頼があれば、自分のスキルを活かした仕事(撮影や動画編集) や、季節に応じた農作業のアルバイトなどを行って、複数の仕事を掛け持ちしながら生計を立てています。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/LbFonZKyd2uW3ggObSQCW.webp"><figcaption>シェアパークflat上空からの写真</figcaption></figure><h2>卒隊後の進路に、最も影響を与えた出来事や考えは何ですか？</h2>日本や海外を旅していた経験が、今の仕事に大きく影響しています。もともとバックパッカーとして旅が大好きで、旅先ではたくさんのゲストハウスに泊まったりairbnbで現地でのホストとの交流をたくさん経験したことが今の仕事にも繋がっているなと感じています。そして、たまたまこの地域で風情のある古⺠家に出会ったのも本当に運命というか、ラッキーでした。みんなで創る、みんなの居場所というコンセプトを掲げていて、地域の人や移住者、旅行者など、さまざまな人が交わり、一緒にこの場所を創っていってます。今までは旅先で多くの人にお世話になってきましたが、今度は宿主として旅人や観光客、お遍路さんを迎え入れ、おもてなしをしながら黒潮町周辺の地域の魅力を伝えていきたいと考えています。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/SP6zIsWKJOKcLGMrv3Ne5.webp"><figcaption>地域の人、移住者、外国人、旅行者が集うご飯会</figcaption></figure><h2>協力隊時代の自分と今の自分を比べて、どのような成長を感じますか？</h2>協力隊時代は自分の調子や結果に関わらず、出勤していればお給料を頂けて、住居も保障されてたので安心感がありました。これからは自営業者とって自由に働くことができる反面、お給料も保証されず全てが自分の責任になります。その覚悟を決める期間として、約3年間の地域おこし協力隊での経験は、とても貴重でかけがえのない時間だったと感じます。地域の人とも繋がり、自分自身の成⻑にも繋がる良い期間となりました。 今後もこの場所で繋がったご縁を大切にしながら、自分のスキルや経験を活かして、楽しくゆっくりと暮らしていくきたいと思います。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/jI0CGeWoe_e1BIVXZ6p16.webp"><figcaption>夕暮れどきのシェアパークflat</figcaption></figure><h2>今後の展望や目標があれば教えてください。</h2>今後は、自由にリノベーションできる空間や、音楽、焚き火、アートなどの表現活動ができるような 中⻑期の滞在が気軽にできるシェアハウスを作りたいと考えています。まずは、黒潮町や近隣市町村で理想の場所を探していきたいと思っています。引き続き地域の人にも協力をしてもらいながら一歩ずつ実現に向けて進めていきたいです。 また、シェアパークflatがもう少し軌道に乗れば、誰かに一定期間お任せし、夫婦で国内外を旅したいなと考えています。国内外問わずもっと色々な所に旅をしてインスピレーションを得ながらそれをまたシェアパークflatに持ち帰って、さらに楽しい場を創っていきたいと思います。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/nYyxGMHkfBLollAlFjFbx.webp"><figcaption>夫婦で日々DIYし続けています</figcaption></figure><h2>今後地域おこし協力隊を目指す人にアドバイスをお願いします。</h2>今、思い描いている理想を全て一気に叶えることは難しいかもしれません。けれども地域の人や役場の意向を理解し尊重しつつ、自分の理想のあり方や仕事に繋げていくことは十分にできると思います。地域おこし協力隊は3年間という時間が与えられていて、人生を見直したりチャレンジしたりするのにはとても良い制度だと思います。 もし今、地方に移住して新しい挑戦をしたいと思っていたらぜひ地域おこし協力隊にチャレンジしてみてください。きっと素敵な未来が待っていると思います。 もしまだ一歩が踏み出せなかったり、悩んだりしていたらいつでもシェアパークflatにふらっと気軽に遊びに来てください。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/02/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/oeWvLrgKrdkjzd2AyXlcg.webp"><figcaption>黒潮町入野の浜から昇る初日の出（ドローンで撮影）</figcaption></figure>

ワープシティ公式

地域おこし協力隊の経験は、その後のキャリアや人生にどのような影響を与えるのでしょうか？

ワープシティでは、OB・OGへのインタビューを通じて、現役時代の業務内容や得たスキル、卒隊後のキャリア、地域との関わり方についてご紹介します。

地方での起業や就職、地域コミュニティとの関係など、リアルな体験談をお届けし、これから協力隊を目指す方や、受け入れを検討する自治体の参考となる情報を発信します。

協力隊の「その後」を知ることで、あなたの未来のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ、ご覧ください！

黒潮町

高知県

出身地：奈良県奈良市、地域おこし協力隊として活動していた自治体名：高知県幡多郡黒潮町、任務期間：2022年6月～2025年3月、協力隊になる前の仕事：フリーランス（映像クリエイター）、現在の仕事：ゲストハウス経営

西川 太悟

#9 海外19カ国と47都道府県の旅から得た学びを活かし、黒潮町の魅力発信とゲストハウス作り

<h2>ライフスタイルを変えたサーフィンとの出会い。</h2>宇宙に心惹かれていた19歳の頃、ロケットの打上げが見たくて種子島を訪れました。種子島はサーフィンのメッカで、カッコよくロングライドするサーファーの姿に憧れたのがサーフィンとの出会いです。毎週末、各地へ足を延ばし、サーフィン熱は高まるばかりだった28歳の頃、もっとサーフィンを楽しもうと転職を考えました。商船大学を卒業後、港湾関係の仕事に従事していたんですが、資格を取得して航海士の道へ。 航海士の仕事は3週間の乗務後、2週間の休暇という勤務体系だったので、休暇を使って日本の島々や海外を飛び回り、サーフトリップ三昧の日々を送ることができました。ただ船上での勤務は思った以上に厳しく、精神的なダメージが重なって最終的には退職を決意するに至りました。その時、自分にとっての「本当に幸せな暮らしとは何か」を見つめ直したんですよね。生きていく上で大切なものが見えてきたというか、遊びも仕事も好きなコトにこだわって無理なく生きていきたいなと。<h2>黒潮町に決めた理由</h2>スノーサーフィンに興味が出てきた当時、海と雪山、両方のサーフィンを楽しむ「二拠点生活」を送る人と出会ったんです。私もその暮らしを実践しようと決意して、以前からサーフィンで訪れていた<a href="https://kochi-iju.jp/area/kuroshio-town/" target="_blank">黒潮町</a>に移住しました。冬季の数ヶ月はスノーサーフィンのため北海道で過ごすんですが、その間は友人宅に滞在しています。日本各地に有名なサーフスポットは沢山ありますが、ここ黒潮町は、まず人が混み合っていないのが魅力です。あと手つかずの自然が広がるビーチ周辺の環境。とにかく高知は自然のパワーが強い！サーフィン以外ではやはり「食」ですね。味が良いのはもちろん、地元食材のバリエーションの豊富さに驚かされます。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/10/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/lMcXvu4VL4MqSXNSCM_Sx.webp"></figure><h2>仕事も趣味も。好きなコト・モノで満たされる現在の暮らし。</h2>空き家バンクで見つけた物件に住んで8年目になりますが、当初はDIYで修繕もしましたね。家庭菜園程度ですが畑もやっているんですよ。仕事は色々試しましたが、今は養殖業で使う杉葉収集の仕事がメインです。庭先でサーフボードを磨いていた時に、たまたま声をかけてくれた人が今の雇主です(笑)。あとはプールの監視員、近所にある「集落活動センターかきせ」の宿直の仕事など…決して大きな収入ではないですが、少しでも地域に貢献できたらと思って引き受けています。北海道では雪下ろしの仕事やホタテの養殖業者でも働いています。<h2>「田舎暮らし」が教えてくれたこと。</h2>当初は、ただ理想の暮らしを手に入れる、それしか考えていなくて。元々は干渉されることも好きではなかったんです。けれどここで地域の人たちと関わることで沢山の学びがありました。食材をお裾分けしてくれたり、困った時に手を差し伸べてくれたり…そんな温かさにふれるうちに人のありがたさを痛感しました。北海道滞在中に、業者から分けてもらうホタテをご近所さんに送るんですが、黒潮町に戻ると沢山お礼の品が返ってきます(笑)。助け合いの精神、それに感謝する心といった人として大切なものが「田舎暮らし」にはあると思います。 <img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/10/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/UoU3cFbeJym7GV9rG7-fa.webp"><h2>自分自身が表現者となり、その魅力を多くの人に伝えたい。</h2>実は、移住してから知り合った四万十市在住の友人と新しいことを始めようとしています。河原で簡易サウナを楽しんだり、地元食材を味わったりと田舎暮らし体験ができるスポットの開設を企画しているところです。田舎暮らしを通して実感した「自然と共にある暮らし」の魅力を多くの人に知って欲しいと思っているんです。先人の知恵が学べるような、地域のレジェンドたちとの交流機会も提供したいですね。<h2>移住を検討する皆さんへのメッセージ</h2>まずは一歩踏み出してみることです。人生予定通りにいかないこともありますが、その時はまたやり直せばいいですし、そこで得るものも大きいはずです。私自身の経験から伝えられることもあると思うので、体験スポットの準備が整ったらぜひ遊びに来てください！※当センターは、高知へのUIターンに役立つ最新情報を発信しているほか、各市町村で活躍する移住者のみなさんの活動も応援しています。ご感想、ご質問は高知県移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。 <a href="https://kochi-iju.jp/service/">相談する</a>&nbsp;

二拠点生活で趣味をエンジョイしている前田さん。以前からサーフィンに訪れていた黒潮町に移住し、夏は海でサーフィン、冬は別の地域でスノーサーフィンを楽しむライフスタイルを送っています。
黒潮町では河原で簡易サウナを楽しんだり、地元食材を味わったりと田舎暮らしも満喫中！
さらに今後、田舎暮らしを通して実感した「自然と共にある暮らし」の魅力を体験できるスポットの開設を企画されています♪

サーフィンに魅せられて大阪から黒潮町へ移住し、冬は北海道でスノーサーフィンを楽しむという「二拠点生活」を送る前田英将さん。今では趣味だけでなく地域の温かい交流も満喫しています。DIYや農業、地域貢献に励む豊かな田舎生活をぜひご覧ください！

前田 英将

サーフィンだけじゃない！心も体も満たされる田舎暮らしの本当の魅力【高知県 黒潮町】

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2>地元が高知県幡多郡（宿毛市）だったこともあり、広域でみると黒潮町は私にとって地元のような認識でいましたが、まだまだ黒潮町の魅力や現在抱えている地域課題など、なんとなく知っている（つもり）になっているモノが多いんじゃないかと考えるようになりました。知識習得とこの町の情報･魅力発信に携わりたいと思ったのがきっかけです。また、県外で異なる職種で長年勤めておりましたので、地域おこし協力隊を経験してみることで収穫できるものが多くあるんじゃないかと考えはじめ志願しました。動きやすい（移住可能）タイミングだったことも大きいです。<h2>高知県黒潮町を選んだ理由について教えて下さい。</h2>各市町村の観光素材や地域課題などを拝見していく中で、最終的に黒潮町の〈防災ツーリズム〉の取組みが目にとまり関わりを持ちたいと思ったことが黒潮町を選んだきっかけになりました。防災ツーリズム以外でも、自然の恩恵を存分に生かしたイベントの開催や「空想（もうそう）をカタチにする町」といった町テーマにも魅力を感じました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/11/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/U5Qp2Z3DuoWE_m9iSm1FH.webp"></figure><figure class="image"><img></figure><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2>黒潮町の産業推進室観光係に属しており主に観光に関する業務を推進しております。普段は一般社団法人黒潮町観光ネットワーク（ビオスおおがた情報館内）に業務支援として在籍しており、町内事業者の支援や観光誘致活動をメインに行っております。問合せが入れば旅行商品のご紹介や防災プログラムの予約手配を行い、ストレスなく黒潮町を満喫していただけるようお手伝いをさせていただいております。SNS発信や観光公式サイトの運営にも携わっており、黒潮町の魅力発信に努めております。<a href="https://kuroshio-kanko.net/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">黒潮町観光公式サイト</a> <a href="https://kuroshio-kanko.net/bousai/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">黒潮町防災ツーリズム</a> <a href="https://www.instagram.com/ktn_kuroshio/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">黒潮町観光ネットワーク　インスタグラム</a> &nbsp;<h2>地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか？</h2>新たな土地で「地域おこし協力隊」という取組を行っていると「人」や「モノ」や「文化」など、自分にとって新鮮な【出会い】が沢山あり、そういった産物が自分自身を見つめ直す時間に繋がっているような気がします。地域に住んで暮らすことで、これからも残していきたいローカルの魅力に気づいたり、新たに創造していかなければならない地域課題に触れたりします。地域の方々や、他の地域おこし協力隊員の考えなどを聞いて、自分に通してみることで気づけることが多く、その【気づき】こそが「地域おこし協力隊」といった取組みの一番の魅力だと思います。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/11/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/EDx7GcP_fWy4z4UJh54Dl.webp"></figure><h2> 地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えてください。</h2>想定外だったことは今のところ特にありません。強いていえば、町内事業者のみなさんがイベント催事や営業スタイルにおいて積極的でアンテナを広く張って活動しているなと感じます。黒潮町に惚れ込んで移住して来られた方も沢山いらっしゃいますがイキイキして暮らしているように私は感じますね。<h2>卒業後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2>黒潮町で地域おこし協力隊を経験し、様々な職種の方と関わりを持っていくなかで自分自身どういったカタチで地域に貢献できるか、また自分らしくやりがいをもって働いていくにはどんな道があるか…と想像しながら取り組んでいる最中です。地域住民の方からいただく貴重なお話や、人生経験談も参考にしつつ選択していけたらと考えております。高知の魅力に間近で触れ、感じられる〈今〉の経験を活かせるよう日々取り組んでいきます。<h2>黒潮町の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2>黒潮町にお客様をお招きして懇親会を行う際に、地元の仕出し屋さんに皿鉢(大皿に海や山の幸を盛り合わせた高知県の郷土料理）の注文をさせていただくと、盛り盛りで料理を組み込んでくれたことです。「こんなたくさんの量、この値段で大丈夫なんですか…？」と心配になって尋ねると、「サービスで超特盛りにしちょくけん！黒潮町のおいしいもんいっぱい食べてほしい！」とのことでした。お兄さんの粋な心意気と黒潮町のファンになってもらいたいウェルカム精神に触れて、まさに観光業の根幹にあるべき姿勢だなとハッとしました。<h2>黒潮町の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)</h2>食べ物は何でもおいしいですよ！新鮮な魚はもちろん、野菜や果物もおいしいので道の駅やスーパーで旬のものを購入して食べるのも黒潮町で暮らすことの楽しみの一つです。立派なさとうきびから製糖する〈黒糖〉や加熱処理を一切せず天日だけで乾燥させる手間暇かけてつくられた〈天日塩〉は絶品です。オススメスポットは、全長約4kmに延びる入野の砂浜です。全国から観光客やサーファーたちが黒潮町の海を目がけて遊びにきてくださっています。生活圏内にそんな贅沢な遊び場があるのは黒潮町で暮らすことの大きな魅力です。<h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2>〈移住〉について考えると、簡単に決断できるものではありませんし、みなさんにもそれぞれの今の暮らしがあり、現実的に移住できる、できないのタイミングがあると思います。私もぼんやりと頭の中で考えてきた〈移住〉を実際に行動に移し黒潮町で地域おこし協力隊として取り組んでいますが、今まで知らなかった様々なコトに触れる機会が増え、自分の経験値になっているのが実感できます。地域の方々とのコミュ二ケーションや各市町村での地域おこし支援を行って暮らしていくなかで、自分を見つめ直す時間が自然と多くなり、幅広い世代の方々とお話する機会も増えるはずなので単純に楽しいです。個人的な考えですが、地域おこし協力隊での活動〈移住〉は、移住地域での地域協力活動は勿論ですが、現状の自分自身と向き合い、これからの自分の在り方をじっくり煮詰められる貴重な時間ではないかと思います。地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓ <a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第82回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、高知県黒潮町の瀧本淳平さんです。

高知県黒潮町の地域おこし協力隊、趣味・特技：釣り・音楽鑑賞

瀧本淳平　

#82 高知県黒潮町の防災ツーリズム“人と自然とのつきあい方を学ぶ”

<h2>黒潮町は理想の子育てができる場所</h2>隆太さん（以下：隆）オーストラリアに5年くらい住んだ後、帰国した2019年に、車中泊で西日本をサーフィンしながら旅をしていた時に、黒潮町も訪れました。その時にはまさか住むことになるとは思ってもみなかったですね。 一度、宮崎に移住したのですが、仕事の関係で私の地元である静岡県浜松市に戻ることになって、2年くらい暮らしている間に子どもが生まれました。萌さん（以下：萌）子どもが生まれて家族の生活のあり方を2人で話し合った時に、自然がいっぱいあって、のどかで、海があることが私たちの子育ての理想だったので、そんな新しい場所を探しはじめたんです。隆：仕事がないと困るので、地域おこし協力隊の募集があるところを探していました。黒潮町は波も良かったですし、協力隊募集のタイミングもピッタリで、二人同時に応募できたことが最後の決め手でしたね。 <img class="image_resized" style="width:100%;" src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/15/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/1QUQAKCjTeDE-Ih3l07ev.webp"><h2>親も子どももストレスのない暮らし</h2>隆：実際に住んでみて、自然が多くて人や車が少ないので、夜も静かでとてもリラックスできますね。まわりの人がみんな親切で、人の良さも感じています。都会だと挨拶が返ってこないことが多いですが、こっちの人はみんな快く応じてくれます。最初はとっつきにくい険しい顔をしている人でも、少し話したら打ち解けてくれるので嬉しいです。萌：引っ越してきて間もない頃、家の電気がつかなくて困っていたら、となりの人がとても親身になってくれました。子ども同士もすぐ仲良くなって、よく遊んでもらっています。隆：やっぱり小さな子どもがいると、みんな話しかけてくれますし、助けてもらうことも多いです。夜中に子どもが泣いて叫んでいても、「子どもの声が聞こえると嬉しい」と言ってもらえて、救われています。萌：休日には家族で海に行って、交代でサーフィンしたり、子どもは砂浜を走り回ったり流木や貝殻を拾ったりして楽しんでいます。都会だと狭い公園で人がいっぱいの滑り台を順番待ちしたり、公園のすぐそばを車がたくさん走っていたりして気を抜けないですが、こっちでは人も車も少なくて、子どもも開放感いっぱいに走り回れて気持ちよさそうですよ。隆：一軒家なので家の中で走り回っても下の階の人を気にしなくてもいいですし、本当にのびのびと子育てできる環境だなと実感しています。親も子どももストレスがないですよね。泣きたい時はいくらでも泣いたらいいし、全力で走り回れる環境があるので、親も止める必要がないんです。萌：家の庭にはウメやカキ、ビワの木があるので無償で採らせてもらって梅酒と梅シロップも作りました。畑も耕してみたんですが、仕事と子育てしながらはなかなか大変で、今はちょっとお休み中です。 <img class="image_resized" style="width:46.13%;" src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/15/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/_oMJuoCwzqts_6-CoUD5g.webp">　<img class="image_resized" style="width:45.96%;" src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/15/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/L4NOA5OqO4I3srE_a6BTX.webp"><h2>将来は夫婦でお店をやってみたい！</h2>隆：協力隊の仕事としては、集落支援員として「<a href="https://deainosatominagawa.com/">集落活動センターであいの里蜷川</a>（みながわ）」で宿泊事業やお弁当配送のお手伝いをしたり、SNSや広告で蜷川の魅力を発信したりしています。萌：私は移住相談員として移住者の相談窓口や空き家の発掘・調査、空き家バンクの管理。デザインが得意なので、チラシやフェアの資料作成などを行っています。 地元の方にも協力隊の活動を知ってほしくて、イベントで協力隊ブースを出して隊員を紹介パネルで紹介したり、地域おこし協力隊のWebページを作ったり、Instagramも始めました。 協力隊卒業後はデザインの仕事を幅広くやっていきたいので、今のうちにいろんな制作の仕事を受けてスキルアップと経験を積んでいます。隆：いずれ二人でお店ができたらいいなとも話しています。まだぼんやりとですが、どんなお店がいいかな、といろんな妄想をふくらませながら、ほかの移住者さんのお店にも行って勉強中です。自分たちが楽しくて、来てくれる人にも楽しんでもらえることをやりたいですね。萌：畑も、もう少し落ち着いたらちゃんとやってみたいです。以前はプランターで作っていたので、しっかりとした土に植えられることが嬉しいです。 <img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/15/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/roeBiJFR9W3Xm30xlDanQ.webp"><h2>移住したい人へ。人生1回きり。</h2>萌：私たちは直感を大事にしていて、「ここがいいな」と感じたら、信じて従うのがいいと思います。人生は1回しかないので、動いてみたらいいんじゃないでしょうか。隆：私たちが移住する時に欲しかった情報を、地域おこし協力隊としての活動の中でSNSやWebサイトで情報発信していくので、移住した後の暮らしのイメージを掴んでもらえたらいいなと思います。▼黒潮町HPー協力隊ページ <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/kikaku-ijuu/40159">https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/kikaku-ijuu/40159</a>▼黒潮町地域おこし協力隊Instagram <a href="https://www.instagram.com/kuroshio_tai_/">https://www.instagram.com/kuroshio_tai_/</a>※この記事は、2023年12月1日時点の情報を掲載しております。<h2>【募集終了】 松浦 萌さんもゲストの一人！ 2/3、大阪で幡多地域のイベントを開催します✨</h2>移住相談会＆交流会 「幡多×移住×起業＝∞ in 大阪」を開催！ 幡多グルメを楽しみながら、移住や起業について先輩移住者のリアルな声を聞いてみませんか？ ※松浦 萌さんもゲスト参加します！●開催日：2024年2月3日(土) ●参加人数：限定20名様 ●〆切：1/21(日) お申し込みは<a href="https://kochi-iju.jp/event/details.html?cid=419">こちら</a>から※募集は終了しました。多数のご応募、ありがとうございました。 <img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/15/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/bc_-aAXSI7IVVLp3oENYn.webp">

今回ご紹介するのは、2023年に黒潮町へ移住した松浦さん。
車中泊の旅で立ち寄ったこの地で、自然溢れる生活ができる理想の子育て環境を見つけました。
お子さんが思いっきり走り回れたり周りに気兼ねせず泣けるから、親も子どももストレスがないんだそうです。
現在はお二人とも、黒潮町の地域おこし協力隊として町の活性化のために活動中。
「いずれ二人でお店ができたらいいな」と素敵な夢を抱いています🥰

サーフィンをきっかけに訪れた黒潮町に、2023年5月に地域おこし協力隊として着任した松浦さん夫妻。1歳のお子さんは砂浜をのびのびと走り回り、まわりの人に見守られながらすくすくと成長しています。

松浦 隆太さん・萌

人生1回きり！自然の中、笑顔で楽しくのびのび子育て

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2>もともと、フリーランスで映像の仕事をしながら日本や海外を5年ほど旅していたのですが、コロナの影響もあって旅しづらい状況になってきたので、どこかに移住をしたいなと考えるようになりました。その時に、たまたま高知の黒潮町が、町のYouTubeの発信業務をする地域おこし協力隊を募集していたのを移住情報サイトで見つけて、応募をしたら合格したので移住を決意しました。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/cd70b4e9-photo_20230522-032101_2.jpg" alt="地域おこし協力隊の西川太悟さん"><h2>高知県黒潮町を選んだ理由について教えて下さい。</h2>たまたま黒潮町で情報発信の仕事を募集していたこと、YouTubeの発信や、映像づくりの仕事なら自分にも出来るかなと思いました。また、妻が海が好きなこともあり黒潮町は海が近くにある町というのも黒潮町を選んだ理由のひとつです。<h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2>業務内容は主にYouTubeによる情報発信の仕事をしています。 企画、撮影、編集、そして映像のチェックやチャンネルの分析などをしています。ほかにも、他部署より依頼を受けた写真や動画撮影の依頼や、動画編集の仕事もしています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/66bc32ec-photo_20230522-032101.jpg" alt="地域おこし協力隊の西川太悟さん"><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2>自分が作った映像で誰かに喜んでもらえたときにやりがいを感じます。 先日作った<a href="https://www.youtube.com/watch?v=TxvZIjJCWzU">伊与喜小学校のドキュメンタリー映像</a>は2万4千回以上再生をされて、心の中でガッツポーズをしました。またこういった撮影の企画やアポイント取り、打ち合わせなどをやっていくうちに地域の人に自分のことを知ってもらえて、関係性が広がっていくのもこの仕事の楽しいところです。<h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2>先日、仲良くなった地域の人から「畑やる？無農薬の畑やけどタダで使ってもいいよ」と聞かれて、即答でやります！って言ったら、本当に畑を貸していただけることになりました。 小学校体育館1つ分くらいの約1反の面積の畑で、長年様々な農作物を育てていた畑なので、とにかく土の質が良く、なんでもぐんぐんと育ちます。妻と2人だとあまりに広すぎるので、友人とのシェア畑にしています。また、同じタイミングで築130年の古民家も安く借りれることになり、こちらも卒業後を見据えて住みながら、一部をコミュニティスペースとして開放してDIYやイベントなどの楽しいことをやっていけたらなと考えています。まさか、移住して1年ちょっとで古民家や畑まで借りられる事になるなんて思いもよらずで、本当にご縁とタイミングに恵まれているなと感じています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/5d537762-photo_20230522-032101_4.jpg" alt="西川太悟さんが借りる古民家の内部"><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2>卒業後は、地域に根差したコミュニティを作りたいです。&nbsp; 具体的には、古民家をリノベーションして「まちライブラリー」や、不用品が循環する「くるくるショップ」、ゆくゆくはお試し移住体験や無農薬の畑を使った農業体験ができるようになったら良いなと日々空想を膨らませています。また、自分が好きな動画制作も引き続き続けていきたいと思います。<h2>黒潮町の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2>移住した瞬間から、ご近所づきあいが始まりました。 ご挨拶に行ったらすぐにこれどうぞ！と野菜をくれたり、野菜の育て方や調理方法などを教えてもらいました。最近、自分の自宅の敷地内にドネーション制の無人販売所を作ったのですが、それもご近所さんから好評で、プランターで育てたハーブや野菜の苗とかが人気で、そこから会話が生まれたりしています。 おすそ分けもたくさんもらうのですが、お礼を言うだけではなくて、最近では自分たちが育てた野菜や、もらったもので作ったスイーツなどもお返しして、物々交換を楽しんでいます。困ったことや分からないことは聞くとすぐに答えてくれるので、とっても助かっています。もし食いっぱぐれそうになったら、助けてくれそうな親戚のような親のような関係の人たちがいっぱい出来て心強いです。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/ce434524-photo_20230522-032102_2.png" alt="黒潮町の海岸"><h2>黒潮町の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2>たくさんありすぎて、何を紹介したら良いのか分かりませんが、おすすめを動画でまとめて分かりやすく発信しているので、詳しくは黒潮町の公式YouTubeをご覧ください。野菜はとにかく新鮮で安くて、美味しいです。海も近いのでカツオやあんこうなどのおすそ分けの魚介類もいっぱいもらえます。 らっきょう、ニラ、レモン、みょうが、きゅうり、いちごなどをやっている農家さんから、時々箱単位でおすそ分けを頂くこともあります。自然やグルメ、観光スポットなどのおすすめもありますが、とにかく住んでみないと分からない、人と人との繋がりや関係性が黒潮町の一番の魅力に感じています。<h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2>移住というと、ハードルが高く感じるかと思います。 自分自身もそうでしたが、別に一生ここに住むといった覚悟は今の時代はいらないかなと思います。まずはお試し移住くらいの感覚で数日から、お時間の許す限り気軽な気持ちで遊びに来て黒潮町の魅力を肌で感じてもらえたらと思います。 田舎生活では地域の出役や行事等、地区毎に様々な行事がありますが、参加していく事で地域に溶け込み、横の繋がりもできるので、是非積極的に参加してみてほしいと思います。黒潮町は海も近く、水平線からの日の出を見ることができます。砂浜美術館を中心とした海でのイベントなども多いのでサーフィンが好きな人や、海遊び、釣りなどもし放題です。ちょっと車を走らせたら、きれいな川や自然音しか聞こえない森などもあって、都会には無いものがいっぱいあります。何か不安なことや質問などがあったら気軽にご相談ください。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/d7fa9563-photo_20230522-032102.png" alt="黒潮町の夕焼け">地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓<a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://warp.city/features/2</a>&nbsp;

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやりがいなどについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第28回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、高知県黒潮町の西川太悟さんです。

高知県黒潮町の地域おこし協力隊、趣味・特技：キャンプ・DIY・カメラ・家庭菜園

#28 『空想をカタチにする町』高知県黒潮町の魅力をYou Tubeで発信！

<h2>黒潮町に移住したきっかけは？</h2>
石川 恵理子さん（以下、恵理子）：新婚旅行で訪れたのが黒潮町でした。ご飯は美味しいし、人懐っこい人ばかりでいいなぁって思いました。
出身は二人とも東京ですが、自然を求めて小笠原や湘南に住んでいたこともあります。ここは海も山も川もすべて揃っていたので、すんなりと決められましたね。
<img class="alignnone wp-image-5154 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/fcab4956-1-1024x683.png" alt="キュウリとオクラを栽培するビニールハウスにて、笑顔の石川慎也さん" width="1024" height="683" />
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
恵理子：美味しいものが食べられて幸せです。特に魚が旨い！後は自然との距離が近くて遊びの幅が広がりましたね。
仲間と海遊びや川遊びやキャンプをしたり。なかなかそんな経験は都会ではできないですよね。都会ではできない自然体験を日常の一環として子どもと楽しめる所です。
<h2>移住して苦労したことはなんですか？</h2>
恵理子：ん～、特にはないです。はじめから、近所の方や周りの人達に、困ったことや分からないことがあったら親切に教えてもらったり、助けていただいたので。強いて言うなら方言（幡多弁）のリスニングかな？（笑）
<h2>どんなお仕事をしていますか？</h2>
恵理子：「和や」という甘味処をしています。黒潮町はホエールウォッチングが有名なんですが、クジラの形をした鯛焼きがあれば面白いなって思って。ここの大家さんとの出会いもあってとんとんと進みました。
<img class="alignnone wp-image-5156 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/aa355b7d-2-1024x683.png" alt="甘味処「和や」にて販売しているクジラの形をした鯛焼き" width="1024" height="683" />
石川慎也さん：僕は昔から農業に興味があって、子育てが一旦落ち着いたかなと思い1年間の研修後農家になりました。きゅうりとオクラを作っています。休みはないイメージですが、しっかりとやることをすれば、休みも取れます。
ピーク時は夜明けから日没まで作業になることもありますが、その他は定植から収穫終了まではハウスの管理はあるけど仕事が終われば自由な時間は作れます。長時間働くこともあって大変ですけどその分返ってくるので、やりがいはありますよね。
<h2>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h2>
恵理子：夫が地域の消防団に入ったんです。自ら志願して（笑）入ったことで地域の方々に覚えてもらえたり、団の飲み会や農家の出役もたくさんあったりでスムーズに馴染めたかと思います。
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
恵理子：住みやすいです！便利ではないが不便でもない。すべてがちょうど良い。
買い物も黒潮町と隣の四万十市で十分揃うし、保育所なんかも目が行き届く規模で、自然豊かな場所で子育てができるし良いですよ。自分が素直でいればありのままを受け入れてくれる地域だと思うので、自然体で大丈夫ですよ。
一日の流れ（妻） 
6:30  起床・朝食 
8:00  登所させる 
9:00  買い出し、仕込み 
11:00 開店 
17:00 閉店、子どもの迎え 
18:00 晩酌しながら家事 
19:00 夕食 
20:00 風呂 
22:00 就寝
一日の流れ（夫） 
4:30  起床 
夜明け前　仕事開始 
日暮れ　　仕事終了
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　25,000円 
光熱水費　　　　　　15,000円 
食費　　　　　　　　50,000円 
通信費　　　　　　　15,000円 
自動車・交通費　　　10,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/17501" target="_blank" rel="noopener noreferrer">石川　恵里子　さん　（自営業）（農業）</a>

2010年に黒潮町に移住した東京都出身の石川慎也さん・恵理子さんご夫妻は、現在「和や」という甘味処を経営しています。目玉商品はクジラの形をした鯛焼き！黒潮町はホエールウォッチングが有名で、クジラの形をした鯛焼きがあれば面白いと思い、開発したのだとか。そんなお2人に、黒潮町での暮らしについて、お話を伺いました。

出身地：東京都、前住所：神奈川県、現住所：黒潮町入野

石川 恵理子

黒潮町は、人も自然も、すべてがちょうど良い

<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
野口：兵庫にいるときは会社員をしていて、ただただ同じような毎日を過ごしてました。でもここへ来て、自分の世界が変わった！視野が広がったというか。たくさんの自然と親切な人々に囲まれて、毎日が充実してます。
先日、船釣りに連れてってもらって、船から見た壮大な夕日に、ここへ来てよかったーと心から思いました。それから、今の仕事に就いたことで、今まで知らなかったことを知ることができたり。
例えばスーパーに並んでる魚がどういう風にここへやってきたかとか。それまでは何も考えずただ買って食べるだけだったのに（笑）仕事柄、町内の方々と接したり町内の行事等に関わっているので、日々黒潮町の良さを実感してます！
<img class="alignnone wp-image-5151 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/9d16c51f-1-1024x768.jpeg" alt="高知県で愛される「田舎寿司」" width="1024" height="768" />
<h2>田舎暮らしで不安や不便なことはないですか？</h2>
野口：一人暮らしが初めてでしたが、特に不便だと思うことはないです。町の中心部に自宅があるので買い物なども近くで済ませられるし。
ただ、最初は方言に少し戸惑いました。「～ばぁ」（～くらい）とか。でも職場に地元の方が多くて、今ではほぼほぼ解釈できるようになりました。
<h2>地域への溶け込み方はどうされましたか？</h2>
野口：近所の方に会ったら積極的に挨拶するようにしてます。先日は近所の方に挨拶すると、傍にある畑の玉ねぎをバッと抜いて「食べや」とくれました。今度地区の草刈りに参加する予定です。地域の集まりや草刈りなどがあるときは積極的に参加して、馴染めるように努力したいです！
<img class="alignnone wp-image-5152 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/e4d908c0-2-1024x768.jpeg" alt="船上からの黒潮町の壮大な美しい夕焼けと波しぶき" width="1024" height="768" />
<h2>今後移住をされる方へ一言</h2>
野口：身構えなくていい。自然体でいれば、受け入れてくれます。
一日の流れ 
7:30  起床、朝食 
8:30  出勤 
午前　撮影 
午後　編集 
17:30 退社 
18:00 砂浜で黄昏る 
24:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　20,000円 
光熱水費　　　　　　10,000円 
食費（交際費を含む）30,000円 
通信費　　　　　　　15,000円 
自動車・交通費　　　10,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/28233" target="_blank" rel="noopener noreferrer">野口　絢華　さん　（お勤め）</a>

兵庫県出身の野口絢華さんは、ある日、ふと目にした旅行雑誌の「黒潮町のTシャツアート展」の写真記事が目に止まり、黒潮町を訪れました。「黒潮町の景色や雰囲気に心奪われて…」と語る野口さんは、その後Tシャツアート展のボランティアを経験し、ボランティア仲間と黒潮町で集まったりと、ちょくちょく訪れるうちに、黒潮町に移住を決意したのだとか。そんな野口さんに、黒潮町での暮らしについてお話を伺いました。

前住所：兵庫県 、現住所：黒潮町入野

野口 絢華

黒潮町の景色や雰囲気に心奪われて、移住を決意

<h2 class="p1">黒潮町に移住したきっかけはなんですか？</h2>
塩崎 草太さん（以下、塩崎）：私たち夫婦は二人とも兵庫県出身なんですが、実は僕兵庫から出たことなかったんです。これからの暮らしを考えている最中、父が仕事で黒潮町を度々訪れていて。
そのとき地域おこし協力隊の仕事を紹介されたのがきっかけです。実は黒潮町のこと知らなかったんです（笑）迷ったんですけど、協力隊の面接後に地域の方にいろいろ話を聞ける機会があって、それが決め手になりました。
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
塩崎：都会の生活ではしたことのなかった経験ができているので、世界が広がりましたね。
<h2>移住して苦労したことはなんですか？</h2>
塩崎：特にないです！友達にはよく不便じゃないのかと聞かれますが、そんなことは思わない。逆に出費が減りました。買い物に行けるところが限られているので。
移住はほぼ僕が決断した感じだったので妻ははじめ戸惑っていましたが、今では僕より友達が多いですよ（笑）
<h2>どんなお仕事をしていますか？</h2>
塩崎：もう任期は終わったんですが、移住してからの3年間は地域おこし協力隊でスポーツ観光活動業務をしていました。NPO砂浜美術館スポーツ部として県外からスポーツ誘致をしていました。
今は協力隊ではないですが、引き続き砂浜美術館でスポーツ誘致をしています。スポーツ施設や宿泊などの手配はもちろんですが、合宿や大会の企画・運営など要望に応じてお手伝いしています。
試合相手の段取りやお弁当の手配なんかいろいろしてるんですよ。こういう窓口は他ではあまりないようでリピーターも多いんです。
<img class="alignnone wp-image-5148 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/8e21fd03-1-1024x768.png" alt="グラウンドに立つスーツ姿の塩崎 草太さん" width="1024" height="768" />
<h2>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h2>
塩崎：地元の方に誘われて消防団に入ったんです。移住するにあたって地域との関わり方も考えていたので、やってみよう！と思って。
実際やってみて、やっぱりこういう関わりって必要だなぁとも感じたし、それ以外でも町の催しで出ていくのも町のことが分かってくるから良かったです。ここって昔から続いているものが多いじゃないですか。
<img class="alignnone wp-image-5149 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/a3295501-2-1024x768.jpg" alt="塩崎 草太さんがスポーツ誘致したイベントの様子、グラウンドに多数のサッカーボールとサッカー選手" width="1024" height="768" />
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
塩崎：やってみないと分からないことも多い。僕は上手くいかなかったら帰ろうという気持ちでした。肩肘張って来るんじゃなくて、3年くらいやってみてから考えようかな～という気持ちでもいいんじゃないかなと思います。
今まで生活してきたものと違うこともあると思うけど、そのギャップを面白がれるようなスタンスでいることも大切ではないかと思います。
一日の流れ 
7:00  起床 
8:00  登園させる 
8:20  出勤 
17:30 終業（繁忙期はそのまま懇親会も多い） 
19:00 夕食 
22:00 風呂、読書等 
24:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　60,000円 
<span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">光熱水費　　　　　　<span class="s1" style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">20,000<span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">円 
食費　　　　　　　　30,000円 
通信費　　　　　　　12,000円 
自動車・交通費　　　15,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/17454" target="_blank" rel="noopener noreferrer">塩崎　草太　さん　（お勤め）</a>

兵庫県出身の塩崎草太さんは、地域おこし協力隊の仕事を機に高知県黒潮町に移住しました。なんと移住するまでは、黒潮町のことを知らなかったのだそう。3年間の地域おこし協力隊の任務を全うした後も黒潮町に定住し、黒潮町の活性化のために今なお奮闘中。そんな塩崎さんに、見知らぬ土地で地域に溶け込むために、どのようなアクションを起こしたのか、地域おこし協力隊の仕事内容などについて詳しくお話を伺いました。

前住所：兵庫県、現住所：黒潮町上川口

塩崎 草太

高知県黒潮町で地域おこし協力隊をしていました！

<h2>黒潮町に移住したきっかけはなんですか？</h2>
黒田 徳信さん（以下、黒田）：地方に住みたかったということもありますが、前職が飲食業だったので食材に興味を持っていて、その中でも「もっと魚を知りたい！魚の目利きを勉強したい！」と思い漁師を目指しました。
漁業セミナーを受けたときに担当の方から紹介してもらったのが黒潮町だったんです。
<img class="alignnone wp-image-5142 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/0a69fb9c-2-1024x768.jpg" alt="漁業で使う網を手入れする黒田徳信さん" width="1024" height="768" />
<h2>実際に移住するときのアドバイスをお願いします</h2>
黒田：やっぱり何回か足を運んだ方が良いと思います。僕は実際何度か来ていました。場所によっては利便性の良い悪いがあるので、立地の下調べもしておいた方が良いと思います。
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
黒田：大好きな海のそばでゆっくり過ごせているので良かったです。港町にも来たかったですし、元々地方でゆっくりしたい思いもあったので。
<img class="alignnone wp-image-5143 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/17c8e516-3-1024x768.jpg" alt="黒田徳信さんが乗っている漁船" width="1024" height="768" />
<h2>移住して苦労したことはなんですか？</h2>
黒田：仕事の都合で地域の行事に参加できないことが多いことかな。僕が漁師をしていることを知っているので地域の方から「仕事やけん出れんもんね」と、言わなくてもわかってくれているので助かります。
行事へ出られなくてもその後の飲み（打ち上げ）があれば出てお酒を飲ませてもらってますけどね（笑）
<h2>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h2>
黒田：素直にいったら地域の方も素直に受け入れてくれて可愛がってくれる。僕の場合は若いので何かと気にかけてくれることが多いですね。もっと土佐弁・幡多弁を覚えて更に近づけるようになりたいです。
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
黒田：田舎暮らしは思ったより忙しいです。地域の方と仲良くしたり行事に参加したりして積極的に交流することで、自分自身も住みやすくなると思います。
一日の流れ 
5:00  起床、日の出前頃漁に出る 
9:00  帰港（日によって再度漁に出ることも） 
11:00 丘で作業 
15:00 終業、昼寝等ゆっくり過ごす 
18:00 夕食、友人と酒盛り 
21:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　25,000円 
光熱水費　　　　　　  4,000円 
食費　　　　　　　　30,000円 
通信費　　　　　　　13,000円 
自動車・交通費　　　15,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/16219" target="_blank" rel="noopener noreferrer">黒田　徳信　さん　（漁業）</a>

漁師を目指していた黒田さんは、漁業セミナーをきっかけに高知県黒潮町に移住しました。念願叶い、漁師として黒潮町の海で生き生きと働いています。「田舎暮らしは思ったより忙しい」と話す黒田さんに、移住後の暮らしについて詳しくお話を伺いました。

前住所：兵庫県、現住所：黒潮町佐賀

黒田 徳信

もっと魚のことを知りたくて

<h2>黒潮町に移住したきっかけはなんですか？</h2>
田波 憲二さん（以下、田波 ）：僕も妻も関東出身なんですが、学生時代から田舎暮らしに憧れていていろんなところへ行ってました。沖縄や宮城にも住んでたんですけどちょっと違うなって。
そんな中訪れたのが黒潮町で、お世話をしてくれる地元の方と出会って家も仕事も決まりここへ住むようになりました。
<img class="alignnone wp-image-5145 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/f55e8176-1-1024x768.jpg" alt="2メートル以上はあるサトウキビ畑にて、笑顔の田波憲二さんと奥様" width="1024" height="768" />
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
田波：町民がウェルカムで良い！人同士の繋がりもちょうど良くて過ごしやすいですね。綺麗な海も最高です。農閑期になる夏には海に川に親子でおもいっきり楽しんでます。
<h2>移住して苦労したことはなんですか？</h2>
田波：特にないです。
<h3>どんなお仕事をしていますか？</h3>
田波：仕事は農業で、サトウキビを作ってます。サトウキビとは沖縄で出会ったんですけど高知でも栽培されていることを知って、地元の農家で研修した後独立しました。
7年目になるんですけど生産から加工、販売まで自分たちでしています。作ってるのは黒糖だけでなく、固まる前のボカというものや、ボカを自家焙煎のローストナッツと絡めたボカナッツというおやつも好評でたくさんの方に手に取ってもらっています。
<img class="alignnone wp-image-5146 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/d2ebfdbf-2.png" alt="田波 憲二さんご夫妻が手作り販売している、ボカを自家焙煎のローストナッツと絡めたボカナッツ" width="600" height="452" />
<h2>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h2>
田波：なんでも誘われたら断りません。断れない（笑）地域の方との急な飲み会とか声を掛けられればすぐお邪魔してます。僕は青壮年部にも入っているので地域の草刈りや夏の催しなんかも積極的に参加してます。
<h2>実際に移住するときのアドバイスをお願いします</h2>
田波：やっぱりそれなりの資金は必要かなと感じました。資金がなければ家も仕事も慌てて決めてしまうことになるので。じっくり動ける程度あれば良いですね。
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
田波：いまのことろ住んでて不安を感じません。人もオープンだし自然も素晴らしい。何も心配せず来れる町ですよ。
一日の流れ 
6:00  起床、朝食 
7:00  子どもを見送る 
8:00  農作業 
12:00 昼食、休憩、昼寝 
14:00 農作業 
18:00 突然ご近所のお誘いで飲み会 
21:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃 　　　　　20,000円 
<span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">光熱水費 　　　<span class="s1" style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">20,000<span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Noto Sans CJK JP', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji'; font-size: 1rem;">円 
食費 　　　　　30,000円 
通信費 　　　　12,000円 
自動車・交通費10,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/17389" target="_blank" rel="noopener noreferrer">田波　憲二　さん　（地場産業）</a>

関東出身の田波ご夫妻は、学生時代から田舎暮らしに憧れがあり、移住先を高知県黒潮町に選びました。移住の決め手となったのは、地元の方との出会い。町民の人柄や自然豊かな環境に、充実した毎日を送っています。そんな田波さんに、移住の際のアドバイスや移住後の仕事内容について詳しくお話を伺いました。

前住所：千葉県、現住所：黒潮町小川

田波  憲二

人同士の繋がりもちょうど良い

<h2>黒潮町に移住したきっかけは？</h2>
岡本 里咲さん（以下、岡本）：祖母が四万十町に住んでいたり、親戚がいの町にいたりと幼いころから高知県をよく訪れていました。当時は「住む場所」というよりは「温かく受け入れてくれる場所」という印象でした。
大学卒業後、企業に就職し、希望の仕事に就いたものの夜中まで仕事に追われ目まぐるしい日々を過ごしていました。ある日、再就職先を探していると、黒潮町の求人が目に留まりました。
高校生の頃、長期で祖母の家に滞在中、たまたま黒潮町のTシャツアート展を見に行き、その時のひらけた美しい海の印象が鮮明に残っていて、「若いから失敗しても大丈夫！」と、直感を信じ黒潮町の求人に応募しました。
<img class="alignnone wp-image-5138 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/a6f12b81-1-1024x683.jpg" alt="黒潮町にある加茂八幡宮の美しい参道の様子" width="1024" height="683" />
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
岡本：神奈川や東京での暮らしがほとんどだったので正直、「黒潮町生活、1ヶ月もつかな？」と思っていましたが、実際は、出会う人が皆さん温かく、知り合った人がまた新しい人を紹介してくれて、どんどん黒潮町が好きになりました。
1人で来たけど、1人ではなかった。黒潮町の人の温かさがあったから私はこの町で生活が出来ていると思っています。
<h2>移住して苦労したことはなんですか？</h2>
岡本：人との距離が近かくて驚きました（笑）自分が相手を受け入れる事で、相手も家族のように接してくれる。受け入れればどんどん入ってくるし、拒めばどんどん離れていく。最初の頃は付き合い方が難しいこともありましたね。
<h3>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h3>
岡本：役場で「広報くろしお」の担当になりました。町内を回って取材をしていたので仕事を通して交友関係が広がりました。その他にも、居酒屋などで出会った人が人から人へ繋げてくれたことも。仕事でもプライベートでもお誘いは出来るだけ断らないようにしています。
<img class="alignnone wp-image-5139 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/19885c3c-2-1024x767.jpg" alt="黒潮町の海でサーフボードの上にブリッジをする岡本里咲さん" width="1024" height="767" />
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
岡本：都会の人から見れば田舎にはないものがたくさんあるかもしれません。でも黒潮町は「自然」と「人」がそのないものをカバーしてくれるので安心していいと思います。
昔は転勤などが一般的だったと思いますが、今は移住先を自分で選べる時代。勇気を出して踏み出してみてはどうでしょうか？素敵な町ですよ！黒潮町！！
一日の流れ 
6:30  起床、朝食 
8:10  出勤 
18:00 終業 
18:10 海岸沿いをジョギング or 趣味の風景写真撮影 
19:00 夕食、晩酌 
23:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　50,000円 
光熱水費　　　　　　10,000円 
食費（交際費を含む）50,000円 
通信費　　　　　　　15,000円 
自動車・交通費　　　10,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/27532" target="_blank" rel="noopener noreferrer">岡本　里咲　さん　（お勤め）</a>

幼い頃から高知県にご縁があり、「高知は温かく受け入れてくれる場所」と笑顔で話す岡本 里咲さん。2016年に神奈川県から黒潮町に移住し、現在は黒潮町の役場「広報くろしお」の広報として、黒潮町の魅力をアピールしています。「黒潮町の人の温かさがあったから私はこの町で生活が出来ている」と話す岡本さんに、移住の経緯や黒潮町の魅力について詳しくお話を伺いました。

前住所：神奈川県、現住所：黒潮町錦野

岡本 里咲

自然と人に支えられて私はここで暮らす

<h2>黒潮町に移住したきっかけはなんですか？</h2>
西村優美さん（以下、西村）：砂浜美術館に興味を持ったことが一番のきっかけです。24才の時、香川県で小学校の教員をしていました。休日には四国内を色々と巡る中で、「砂浜美術館」を知り、コンセプトや取り組みに惹かれたんです。
Tシャツアート展に作品を応募したり、Tシャツボランティアに参加したりと、関わりを持たせてもらいました。その後Tシャツの海外展を企画したことがきっかけで砂浜美術館に入ることになり、移住しました。
<img class="alignnone wp-image-5134 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/3b75c7b6-1-1024x768.jpeg" alt="「砂浜美術館」が開催したイベント、地元の小学生たちが参加している様子" width="1024" height="768" />
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
西村：興味を持った仕事に就けたことですね。仕事やプライベートで楽しい仲間にたくさん出会えました。その他にも海も山もすぐ近くにあるので、自然の様々な姿を見て、触れて、味わって、五感で体感できるのがよいところだと思います。
あと、食材の宝庫なので、地域の物を使って日々の料理ができることも素晴らしいし、豊かなことだと思います。
<h2>移住して苦労したことは何ですか？</h2>
西村：あまり思いつきませんが、県外へ行くときなど、時間と交通費がかかることですかね。しばらくすると当たり前になり、今では2、3時間の運転も全く苦にならなくなりましたけどね（笑）
<h2>地域へのとけこみ方はどうされましたか？</h2>
西村：仕事を通してたくさんの方と交流できましたね。とにかく、仕事もプライベートも自分から色々な場所へ積極的に足を運ぶようにしていました。
<h2>ズバリ、黒潮町の良さって何ですか？</h2>
西村：私にとっては「砂浜美術館（という考え方）があること」が一番ですが、土地の力があることだと思います。豊かな自然がそこにあるだけではない。土地とつながって暮らしている人たちがいることもまた、その力の一部だと思います。
環境を活かした生業や何気ない暮らしの中にある自然への愛着や実感、それを自分のものだけにせず、伝えよう、広げようとする力を、この町の人から感じています。
<img class="alignnone wp-image-5135 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/f6fa6784-2-1024x683.jpeg" alt="黒潮町でラッキョウの花が満開に咲く様子" width="1024" height="683" />
<h2>移住される方へメッセージをお願いします</h2>
西村：大阪から黒潮町へ来るにあたり、私は「移住」と意識してはいませんでした。「やりたいことがある場所へ行く」と、地域ではなく内容ありきで「引越し」をしました。
仕事を通して地域の魅力にたくさん出会い、今はこの町に愛着がありますが、もともと「地域」に特別な思いがあったわけではありません。
本当の意味で地域を知るには、そこに暮らしてみるのがいちばんです。中に入れば目線も見えるものも変わり、想像を超えて未知の世界が広がります。
そこから、また色々と選択して自分の道を創っていけば良いかと。「興味がある、やってみたい！」という気持ちを大切にまずは気楽に一歩踏み出してみることをおすすめします。
一日の流れ 
7:00  起床、朝食 
8:00  出勤 
12:00 砂浜でお弁当 
19:00 終業 
20:00 夕食 
23:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　10,000円 
光熱水費　　　　　　12,000円 
食費（交際費を含む）40,000円 
通信費　　　　　　　10,000円 
自動車・交通費　　　10,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/27725" target="_blank" rel="noopener noreferrer">西村　優美　さん　（お勤め）</a>

砂浜美術館に興味を持ったことをきっかけに、黒潮町に移住した西村優美さん。西村さん曰く、「やりたいことがある場所へ行く」という自然な流れで黒潮町に導かれたのだそう。「本当の意味で地域を知るには、そこに暮らしてみるのがいちばん」と語る西村さんに、客観的な視点だからこそ見えてくる黒潮町の魅力について語ってもらいました。

移住前：大阪府、移住先：黒潮町有井川

西村 優美

砂浜美術館がある町で暮らす

<h2>黒潮町に移住したきっかけは？</h2>
大迫 綾美さん（以下、大迫）：就職活動を進める中で黒潮町のホエールウォッチングガイドの募集を知り、早速黒潮町を実際に訪れました。1週間程度の滞在で出会う方の温かさや住みやすそうな環境に惹かれ移住を決めました。
<img class="alignnone wp-image-5159 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/719868a3-2-1024x769.jpg" alt="青空の下、ホエールウォッチングで沖に出た白い船の様子" width="1024" height="769" />
<h2>移住して良かったことはなんですか？</h2>
大迫：食べ物がおいしいところですね。新鮮な野菜や魚が安く手に入ったり頂戴できるので、本当にありがたいです。おかげで魚も捌けるようになったし、珍しい野菜などをいただくこともあるので、料理のレパートリーが増えました。
他にも、綺麗な海がすぐ近くにあるので休日にはシュノーケリングを楽しんだり、砂浜をゆったり散歩するなど、自然の遊びがたくさんあり、最高の町だと思います。
<img class="alignnone wp-image-5160 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/0c75e7ee-3-1024x683.png" alt="船の上からホエールウォッチングをするお客さん達、海にはクジラの姿が映っている" width="1024" height="683" />
<h2>地域へのとけこみ方はどうされました？</h2>
大迫：最初は職場の方が色々な方を紹介してくれ繋がっていった感じです。他にも住んでいる地域の出役（行事や会合）に参加し地元の方とも交流できました。
最近では趣味の音楽を通じて吹奏楽団に入りました。そこで新たな仲間が出来たりと、自分次第でどんどん人脈が広がります。
<h2>実際に移住してみて、田舎暮らしで不安や不便なことはないですか？</h2>
大迫：田舎はどこも同じかもしれませんが、とにかく虫が多い！！！夜、ライトを付けると集まる！集まる！最初は本当に嫌でしたが、そんな事を言っていては田舎には暮らせません。今は上手く共存する道を見つけました（笑）
<h2>スバリ、黒潮町の良さって何ですか？</h2>
大迫：自然豊かで海と山の距離が近いことですかね。海にも山にも家からすぐ行けます。そして何より自然そのままの遊び場がたくさんある所が最高です！！
一日の流れ 
7:30  起床 
8:15  出勤 
9:30  ホエールウォッチングのお客様にレクチャー 
10:00 出港 
14:00 帰港・ランチ 
17:30 終業 
19:00 夕食 
22:00 就寝
一ヶ月の生活費 
家賃　　　　　　　　30,000円 
光熱水費　　　　　　  8,000円 
食費（交際費を含む）20,000円 
通信費　　　　　　　13,000円 
自動車・交通費　　　40,000円
出典: <a href="https://www.town.kuroshio.lg.jp/pb/cont/iju-interview/27790" target="_blank" rel="noopener noreferrer">大迫　綾美　さん　（お勤め）</a>

「クジラに会いたくて黒潮町に来ました！」と笑顔で話す大迫綾美さんは、幼いころからイルカやクジラに興味があり、将来の夢はドルフィントレーナーになることだったと語ります。動物関係の専門学校に進学し、そこで年1回北海道沖の鯨類調査があり個体識別や種類調査に参加。500頭を超えるイルカの群れや、船に寄り添ってくるシャチの親子、悠々と泳ぐクジラの姿に感動し、野生のクジラにも興味が湧き始めたのだとか。そんな大迫さんに、黒潮町への移住の経緯や暮らしについてお話を伺いました。

前住所：広島県。現住所：黒潮町下田の口

黒潮町

黒潮町の移住体験談一覧：13件

#9 海外19カ国と47都道府県の旅から得た学びを活かし、黒潮町の魅力発信とゲストハウス作り

サーフィンだけじゃない！心も体も満たされる田舎暮らしの本当の魅力【高知県黒潮町】

#82 高知県黒潮町の防災ツーリズム“人と自然とのつきあい方を学ぶ”

人生1回きり！自然の中、笑顔で楽しくのびのび子育て

#28 『空想をカタチにする町』高知県黒潮町の魅力をYou Tubeで発信！

黒潮町は、人も自然も、すべてがちょうど良い

黒潮町の景色や雰囲気に心奪われて、移住を決意

高知県黒潮町で地域おこし協力隊をしていました！

もっと魚のことを知りたくて

人同士の繋がりもちょうど良い

自然と人に支えられて私はここで暮らす

砂浜美術館がある町で暮らす

クジラに恋をして黒潮町に移住しました

#9 海外19カ国と47都道府県の旅から得た学びを活かし、黒潮町の魅力発信とゲストハウス作り

サーフィンだけじゃない！心も体も満たされる田舎暮らしの本当の魅力【高知県 黒潮町】

#82 高知県黒潮町の防災ツーリズム“人と自然とのつきあい方を学ぶ”

人生1回きり！自然の中、笑顔で楽しくのびのび子育て

#28 『空想をカタチにする町』高知県黒潮町の魅力をYou Tubeで発信！

黒潮町は、人も自然も、すべてがちょうど良い

黒潮町の景色や雰囲気に心奪われて、移住を決意

高知県黒潮町で地域おこし協力隊をしていました！

もっと魚のことを知りたくて

人同士の繋がりもちょうど良い

自然と人に支えられて私はここで暮らす

砂浜美術館がある町で暮らす

クジラに恋をして黒潮町に移住しました

サーフィンだけじゃない！心も体も満たされる田舎暮らしの本当の魅力【高知県黒潮町】