<h2>プロフィール</h2><p><strong>会社名 </strong><span style="color:#000000;"><strong>姫泉酒造(ヒメイズミシュゾウ)合資会社</strong></span><br>所在地：<span style="color:#000000;">宮崎県西臼杵郡日之影町</span><br>業種：本格焼酎　製造・販売<br>商品：<span style="color:#000000;">本格芋焼酎　無濾過御幣</span><br>会社URL：<a href="https://www.himeizumi.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.himeizumi.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えてください。</h2><p>当社は、宮崎県北部の日之影町に位置し、天保二年（1831年）に創業した蔵元です。現在、七代目の社長が運営しております。</p><p>本格芋焼酎をはじめ、麦焼酎、そば焼酎、もち米焼酎の製造・販売を行っています。蔵は現在も130年以上の歴史を持ち、仕込み作業は昔ながらの方法で行っています。蔵に根付く酵母や麹菌は、長い年月をかけて蔵の柱や壁を黒く染めており、まさにその歴史を感じさせます。</p><p>仕込みに使用する水は、蔵の対岸から湧き出る天然の湧水を使用しており、これが焼酎に特有の風味を与えています。</p><p>現在も製造からラベル貼りまで、ほとんどの工程を手作業で行い、手間ひまかけて造り上げた焼酎を皆様にお届けしています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/kGOs8j_zozv2MC2Q5Mgw1.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えてください。</h2><p>当社の本格芋焼酎の代表銘柄である「無濾過御幣（ムロカゴヘイ）」は、芋本来の旨味と甘みを最大限に引き出すため、あえて機械での濾過は行わず、手作業で余分な油分を丁寧に掬い取る手法を採用しています。この製法により、自然な風味をそのまま感じられる焼酎に仕上がっています。</p><p>近年では、御幣シリーズの一環として「無濾過御幣～紫空（シクウ）～」が2024年の東京ウィスキー＆スピリッツコンペティション（TWSC）焼酎部門で最高金賞を受賞しました。この栄誉は、品質の高さとその独自の風味が高く評価された証です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/GNx0ucAerojXDEV2Q0psr.webp"><figcaption>本格芋焼酎無濾過御幣～紫空～25度720ml1800ml</figcaption></figure><p>また、黒麹仕込みで<span style="color:rgb(41,42,46);">造られた</span>香り豊かな本格そば焼酎「そば黒御幣」は、令和6年の熊本国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞しており、その味わいと品質の高さが認められています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/693XVO7YLks6PBYtXtsc0.webp"><figcaption>本格そば焼酎　そば黒御幣25度1800ｍｌ</figcaption></figure><p>これらの焼酎は、こだわり抜いた製法と独自の風味で、焼酎愛好者に深い満足感を提供しています。</p><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>一番のやりがいは、お客様から「美味しかった」とお言葉を頂いたり、贈答用にご利用いただいた際に「大変喜ばれた」とのお話を伺った時です。そのような瞬間に、私たちの焼酎が誰かの心に響き、喜びをもたらしていると実感できることが何よりの励みとなります。</p><p>日々、多くのお客様に支えられていることに感謝しながら、これからも精進し、更なる美味しい焼酎<span style="color:rgb(41,42,46);">造り</span>に取り組んでまいります。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えてください。</h2><p>近年は少しずつ解消されつつありますが、過去には芋焼酎の原料であるさつま芋の病気（もとぐされ病）が流行し、原料の確保が非常に難しい時期がありました。また、原材料費や資材費の高騰に伴い、商品価格の値上げを避けられない経済状況が続いており、そのためにお客様にご迷惑をおかけしていることが最も困難に感じています。</p><p>このような厳しい状況の中でも、品質を保ち、できるだけお客様に負担をかけないよう努力しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/-ReVC6-eTa4SS1r-LASDs.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>昨年、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、世界中の人々に日本のお酒の魅力を知っていただく大きな後押しとなりました。これを機に、全世界に日本の伝統的な酒造りが広がり、深く根付くことを目指して努力していきたいと思っています。</p><p>また、国内においては特に若い世代に、日本の伝統的な酒造りの素晴らしさを知ってもらうことが非常に重要だと感じています。今後もそのための取り組みを強化し、伝統を次の世代へと受け継いでいけるよう努めてまいります。</p><h2>地域の魅力について教えてください。</h2><p>日之影町は人口約3,000人の小さな町で、自然豊かな渓谷に囲まれた場所として知られています。アユ釣りやヤマメ釣りのシーズンになると、県内外から多くの人々が訪れます。</p><p>また、平成18年に森林セラピー基地に認定され、自然と共に心身を癒すための様々な取り組みが行われています。町内にはキャンプ場もあり、自然の美しさを存分に楽しむことができる癒しの町です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/o0hdn1EPbZlrEjfi1TVvc.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>都会と比べると不便に感じることもありますが、地方でもできることをしっかり見極め、目的を持って事業計画を立てることが成功へのカギとなります。</p><p>現在、地域おこし協力隊として日之影町に来た方の中には、任期終了後もそのまま移住し、新たに事業を始めた方もいらっしゃいます。成功するためには、まずその土地の特徴や環境をしっかり理解することが大切です。それが、地域に根ざした事業を築くための第一歩となります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/17/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/wq_ERpC-sWS6nkV3k3dr1.webp"></figure>

ワープシティ公式

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第152回目にご協力いただいた企業は、宮崎日之影町の姫泉酒造(ヒメイズミシュゾウ)合資会社です。

日之影町

宮崎県

#152 日本の伝統的酒造りの未来を切り開く！世界に広がる可能性

<h2>プロフィール</h2><p><strong>有限会社小松組</strong><br>所在地：岡山県英田郡西粟倉村<br>業種：土木建築業・空き家事業・コンテナ事業・キャンプ事業<br>商品：リノベーション・解体・空き家管理、不動産賃貸・宿泊施設・レンタルスペース・キャンプ場など<br>会社URL：<a href="https://komatsugumi.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://komatsugumi.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p><span style="color:#000000;">小松組では、1968年創業からの事業実績と信頼を基に、土木工事業を柱としながら地域に根付いた事業を多方面にわたり行なっております。</span></p><p><span style="color:#000000;">現在では、足腰の弱った高齢者の方を始めとした「お困り事解決サービス」や、管理から賃貸活用のためのリノベを行なう「空き家事業」、移住者向け単身住宅・宿泊施設・レンタルスペース等の施設運営を行なう「コンテナハウス事業」、所有林と好立地を活かした「キャンプ事業」の運営を行なっております。</span></p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/HVhHHjT8lYHEn8kzl93du.webp"><figcaption>キャンプ場</figcaption></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><ul><li>お困り事の解決サービスでは、雨樋（※あまとい）の掃除や墓地の草取りなど、家周辺から墓地、田畑まで、数千円のサービスから提供しています。迅速な対応を重視し、お客様のニーズに応えることを大切にしています。</li><li>空き家事業では、空き家の管理をはじめ、修繕・リノベーション・解体に至るまで幅広く対応しています。また、補助金に関する情報提供や申請手続きの一括サポートも行い、所有者様の金銭の負担軽減を常に考えています。</li><li>コンテナ事業では、海上輸送コンテナをベースとして内装材に地域産材の木材を活用し、高気密・高断熱・機能性・デザイン性に富んだ施設を作っています。（<a href="https://anzendaiichi.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://anzendaiichi.jp/</a>）</li><li>キャンプ事業は、通常のオートキャンプ場ではなく、手つかずの自然を満喫してもらえるよう、源流の水が流れる川沿いに他客との干渉がない仕組みで、1日4組限定のキャンプ場を提供しています。（<a href="https://shinkitsu.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://shinkitsu.com/</a>）</li></ul><p><span style="color:rgb(71,71,71);">※雨樋（あまとい）とは、屋根から伝わる雨水をうけて、地上へ流すための樋。</span></p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/1dGYsZUpGniykUUp7kki2.webp"><figcaption>墓地管理作業風景</figcaption></figure><h2>仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>弊社では幅広い事業を行っており、敢えて少数精鋭で多様な業務に取り組む体制を大切にしています。そのため、スタッフは日々異なる業務に取り組むことができます。</p><p>それは非常に新鮮な毎日で、「いろんな経験ができて嬉しい」「やりがいを感じる」といった声が寄せられています。また、組織が一定のスタッフ数を超えると社内トラブルが発生しやすいことを踏まえ、最低限のスタッフ数で事業運営を行っております。</p><p>さらに、プライベートの時間を大切にしてもらうため、基本的に残業はありません。メリハリのある田舎の暮らしを楽しみながら働ける環境を提供しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Q0HJCkw0Y31cC9WISMOc_.webp"><figcaption>スタッフ</figcaption></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>前述の通り、小松組では少数精鋭で事業を運営しています。そのため、スタッフが病欠などで欠勤する場合には、他のスタッフが代わりを務めることもあります。&nbsp;<br><br>この部分を大切にできて初めて「人の大切さ」を両者が分かり合えるものだと感じています。社内環境が良くないとお客様に良いサービスは提供できないからです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/6R43xoOAvHA6m0b1Q1pmc.webp"><figcaption>空き家管理作業風景</figcaption></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>ワクワクするアイデアがたくさんあります。すぐに取り組みたいのは、私が心から愛しているコンテナの魅力をもっと多くの方に知っていただくことです。</p><p>既に多数の問合せがありながらご対応できていない、「オーダーメイド型コンテナハウス」を設計・施工し、提供していきたいと考えています。コンテナの魅力は、オシャレさや耐震性の強さ、移動可能な点だけでなく、他にもたくさんの良さを兼ね備えていることです。</p><p>通常の木造建築では家ごと引越しすることはできませんが、コンテナハウスは、他地域に移住したいときに家ごと引っ越しできるという点で非常に魅力的だと感じます。</p><p>その次にやりたいこともありますが、ここでは内緒にしておきます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/24/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/q1NTbEwAjyr0l3Ih5kuda.webp"><figcaption>コンテナレンタルスペース</figcaption></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>西粟倉村は、兵庫県と鳥取県の境に位置する人口1,300人程度の小さな村です。戦後からは林業を主体とする村であり、これはどの中山間地域も同じような時代背景がありましたが、林業を諦めた地域は相当数を占めています。</p><p>そんな中、平成の大合併を拒否した西粟倉村では、「百年の森林構想」を掲げました。この村の資源は何かをいち早く見つめ直し、山の木をただ伐採するだけではなく、二次・三次産業も生みながら、林業、加工業、さらには販売業へと発展していきました。</p><p>メディアや視察者、移住者が絶えないこの村は、「奇跡の村」と呼ばれております。移住者が全体の約2割を占めているため、移住してきた人がすぐに仲間を作ることができる点もこの村の魅力です。</p><p>地元の方も心温かい人ばかりで、気がつくと自宅に野菜が届いていたりします。</p><p>交通アクセスについては、大阪市内から車で約2時間、鳥取市内まで車で約40分の距離にあり、高速バスや電車も通っているため、非常に利便性の良い地域です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/se0OOUopcAgN8Z4GUs3OV.webp"><figcaption>村風景</figcaption></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>私自身も都会に住んだ経験はありましたが、率直な感想としては疲れて、人の温かみに触れにくいと感じました。自分自身楽しく生きたいのは誰しも同じです。</p><p>人は不快な思いをすると、楽しく感じることはできません。それは相手も同じことです。大小なりとも愛を感じることができれば人は幸せを感じます。幸せを与えてくれた人へは恩返しをしたくなります。そうすると新たな幸せが生まれます。</p><p>幸せを掴むというのは、待っていて訪れるものではなく、相手を幸せにする事から始まるものです。日本の田舎には、それを教えてくれる人とそれを伝えてくれる良さがあります。</p><p>そして、その良さを多くの人たちに引き継ぎ、次世代にも繋げていってほしいと心から願います。素敵な方との出逢いをお待ちしております。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第144回目にご協力いただいた企業は、岡山県西粟倉村の有限会社小松組です。

西粟倉村

岡山県

#144 西粟倉村の暮らしを豊かにする地域密着型事業。幅広いサービスで築く信頼

<h2>プロフィール</h2><p><strong>一般社団法人フード&amp;エコロジー信州</strong><br>所在地：長野県東御市<br>業種：まちづくり（特に、空き家や耕作放棄地などの遊休不動産の商業利用促進）、コンサルティング、ワイン生産、一棟貸し宿2棟と移住お試し古民家シェアハウスの運営、着物のプロデュースなど<br>商品：千曲川ワインバレー不動産研究会、千曲川シェアヴィンヤード、移住お試し古民家シェアハウス#248tazawa、ワイン宿わ蔵、素泊まり宿よら蔵、上田ワイン紬など<br>会社URL：<br>・<a href="https://www.instagram.com/248_tazawa/profilecard/?igsh=MW9nZDJmcmh6aG14bw==" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.instagram.com/248_tazawa/profilecard/?igsh=MW9nZDJmcmh6aG14bw==</a><br>・<a href="https://www.instagram.com/kura.vacation?igsh=MXhsNHV0cW5yNGMzYQ%3D%3D&amp;utm_source=qr" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.instagram.com/kura.vacation?igsh=MXhsNHV0cW5yNGMzYQ%3D%3D&amp;utm_source=qr</a><br>・<a href="https://www.instagram.com/ueda.wine.tsumugi?igsh=ZXhia3o2cXRsdmZx&amp;utm_source=qr" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.instagram.com/ueda.wine.tsumugi?igsh=ZXhia3o2cXRsdmZx&amp;utm_source=qr</a><br>・<a href="https://forms.gle/R7oaURrX2A5tFNLc7" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://forms.gle/R7oaURrX2A5tFNLc7</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>信州のワインバレーのど真ん中で、築150年の空き家や蔵を活用した「移住お試し古民家シェアハウス」や一棟貸し宿を運営しています。また、耕作放棄地と空き家の古民家を活用して、主に首都圏在住の約100名の仲間と葡萄を植えてワインを造る「大人の部活」シェアヴィンヤードも主宰しています。</p><p>さらに、ワイン造りで生じる廃棄物を利用して絹糸を染め、新たな特産品「上田ワイン紬」をプロデュースするなど、地域活性化に取り組んでいます。</p><p>これらの「地域のお荷物」を活用し、地域課題を解決しながら移住者や関係人口を増やす取り組みが評価され、長野県から表彰を受けました。今年度はそのノウハウを活かし、空き家に事業者を誘致する事業を県から委託されています。</p><p>この事業はワイナリーなどの玄関口である、しなの鉄道の大屋駅と田中駅周辺の空き家を、宿泊施設や都市型ワイナリー、飲食店、美容関連サービスなどに活用したい事業者を誘致するものです。</p><p>12月8日（日）には銀座で相談会を開催する予定です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/c3GOeWNakZLOr43qGMMm5.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>空き家に事業者を誘致する取り組みでは、移住者である私たちの視点や経験を活かすことができています。例えば、この地域ではワイナリーの数が過去10年で4倍に増え、国内外から注目されるワイン生産地へと成長しました。</p><p>ワインツーリズムや美食ツーリズムのポテンシャルが高いこの地を、観光客にとってさらに魅力的な拠点にするため、移住者という外部からの視点で必要な提案を行っています。</p><p>地元の方々が「お荷物」「田舎くさい」と感じている場所でも、移住者としてその「魅力」や「趣き」に気づくことがあります。それらを取り壊すのではなく、低コストで改修し、空き家や空き店舗として活用する方法を提案しています。さらに、事業計画書の作成を共に行い、金融機関や出資者との橋渡し役を務めるとともに、県や市と連携して支援を引き出すサポートも行っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/0o10dKsyNfqkugihn8gxY.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>空き家や耕作放棄地、農業廃棄物など、いわゆる「地域のお荷物」に新たな命を吹き込み、「新しい価値観」や「地域のお宝」へと生まれ変わらせています。このプロセスは決して簡単ではありませんが、斬新で時には大胆なアイデアが求められ、それを考える過程でクリエイティビティを発揮するのは非常に楽しいです。</p><p>その結果、クリエイティブな人や事業者たちが自然と集まり、一緒に事業を進めることで、さらに楽しく充実した取り組みへとつながっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/P2xJ0VoUM5DzfGnLTbyiX.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>特に大きな困難を感じることはありません。<br>私たちの地域には、ワイナリーの先駆者であり、エッセイスト、画家、料理研究家として知られる玉村豊男さんがいらっしゃいます。<span style="color:rgb(23,43,77);">玉村さんが先陣を切ってくれたおかげで、</span>移住者や新しいことに挑戦する人に対して理解が深く、地域住民や行政の方々にも非常によくしていただいています。</p><p>ただ、「このままでよいのだろうか？」と考えさせられることもあります。それは、「お金儲けはよくない」という意識が根強く残っている点です。この考え方には、「困ったときはお互い無償で助け合う」という素晴らしい側面があります。</p><p>しかし、人口減少で担い手が少なくなる現状を踏まえると、利益を生み出す仕組みを取り入れ、空き家などを維持できるサステイナブルな体制に転換する必要があると感じています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>県内では白馬や野沢温泉が国際的なスノーリゾートとして発展し、外国人経営の宿泊施設が増加しています。この流れを受け、私たちも活動をさらに継続・加速させ、当地にも外国資本を誘致し、より多くのインバウンドを呼び込むことで、国際的なワイン銘醸地としての地位を確立したいと考えています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>活動拠点である東御市と上田市は、雨が少なく晴天率が全国一といわれる地域であり、ワイン用葡萄の栽培に最適な環境が整っています。この美味しい葡萄が育つ快適な環境は、人間にとっても魅力的で、移住者が増えている理由の一つです。</p><p>ワイン以外にも、生ハムやチーズの工房が点在し、千曲川の恵みである鮎やイワナ、ハヤなどの川魚が楽しめる「つけば小屋」（夏季）や、秋の味覚を堪能できる「松茸小屋」など、食の魅力も満載です。これらがワインと結びつき、美食ツーリズムの大きな可能性を秘めています。</p><p>さらに、池の平湿原や湯ノ丸スキー場、菅平高原スキー場では山歩きやウィンタースポーツを楽しむことができ、海野宿や芸術むらといった観光地も訪れる人々に魅力を提供しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/jEzWTdfeYY1rD1oOzGkv6.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>地方で、自分で仕事を作るのは面白いです。私は長年出版の仕事をしており、その他に経済的に自立できるスキルがあるかどうか、自信がありませんでした。</p><p>しかし、以前から日常的にやっていた「食いしん坊・呑兵衛を集めてワイワイ楽しむ」という活動を信州で試してみたところ、それが地域に賑わいを生み出すことになり、地元の方々に喜んでいただけました。地方では、意外なことが必要とされたり、役に立つことが多いと実感しています。</p><p>自分が好きなことや得意なことを試してみることで、思わぬ形で地域に貢献できる可能性があると感じています。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第143回目にご協力いただいた企業は、長野県長野市の一般社団法人フード&エコロジー信州です。

長野県

#143 地域課題を魅力に変える。ワイン造りと共に生まれる新たな価値

<h2>プロフィール</h2><p><strong>三幸土木株式会社</strong><br>所在地：愛知県日進市<br>業種：重機土工事<br>会社URL：<a href="https://www.sanko-inc.net/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.sanko-inc.net/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>私たちは、土木事業および建築事業において、地面より下にある基盤部分の工事を専門に担当しています。主な業務は、官公庁から直接請け負う元請工事や、大手ゼネコンの一次下請け工事となります。</p><p>地域のインフラを支える「土木事業」では、地下鉄や高速道路、河川、水路など多岐にわたるプロジェクトに携わっています。また、ランドマークとなる建造物の建設や、市民生活に欠かせない市道、宅地造成といった大規模な都市工事にも積極的に参加しています。</p><p>「建築事業」では、豊かで快適な街づくりを実現するため、高層ビルや大学、病院、公共施設などの建築工事を担当しています。主に、地下や基礎部分の掘削工事を中心に請け負い、安全かつ確実な施工を行っています。</p><p><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/8HKhMQwBye2hlpMVVcEB4.webp"></p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>弊社には商品と呼べるものが無いため、代わりに会社の魅力をお伝えします。</p><p>私たちは、“らしくない”建設会社として、『健康経営』に注力しています。「社員の健康が、会社の健康に直結する」という信念のもと、さまざまな取り組みを通じて社員の健康をサポートしています。具体的には、毎月の禁煙手当やスポーツ手当の支給、自社農園で収穫した新鮮な野菜の無料配布、調理実習や健康イベントの定期開催など、多角的な支援を行っています。</p><p>さらに、新社屋である「レジリエンスセンター」には、災害時に備えた給電システムや防災倉庫を完備し、システムキッチンなどの設備も整えています。これらの施設は、社員だけでなく地域の皆様にもご利用いただけるよう開放しています。</p><p>弊社の取り組みの成果として、現在の有給取得率は60%、平均残業時間は月15時間、そして2024年（令和6年）度の昇給率は5.5%を達成しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Yg_zkZisBdWI3X5EdEx4h.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>建設業は、街づくりを通じて後世に自分の足跡を残し、人々の生活に貢献し続ける、まさに「カッコイイ」仕事です。工事が進むにつれ、地図が新たに塗り替えられていく様子を目の当たりにすることで、達成感や実感が湧き、そのやりがいはますます深まります。</p><p>さらに、災害時には街の復旧と保全に積極的に取り組むことで、使命感を強く感じると同時に、地域からの感謝の声を直接受けることもあります。建設業の重要性を改めて実感し、自分の仕事に誇りを持って働くことができます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/a1Hm-9iJZo0BGnwJKhERa.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>建設重機を使用する現場では、安全管理が極めて厳格です。作業中は常に細心の注意を払い、安全を確保することが最優先となります。</p><p>また、夏場の炎天下では、熱中症を防ぐために頻繁な休憩が必要です。一方、冬には降雪や凍結によって作業が中断することがあり、予定通りに仕事を進めるためには、柔軟な対応と工夫が求められます。</p><p>さらに、屋外作業は季節ごとの気温変化に直接影響を受けるため、日頃から十分な体調管理が不可欠です。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>創業60年目を迎えた今、私たち三幸土木は、100年企業を目指すために、社員一人ひとりの健康が何よりも重要であると考えています。健康であることが、長く働き続けるための基盤であり、その実現のために、私たちは健康経営のパイオニアとして、これからも多様な取り組みに挑戦し、積極的に発信していきます。</p><p>さらに、建設業全体で遅れていると指摘されるDX化を率先して推進していくため、ICT建機やドローンの活用、社内システムの整備などを進めていきます。全社員が世代を問わずプロフェッショナルとして活躍できる環境を整え、より一層の成長を目指します。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/YvOZBUThmFaqexTr_qtrv.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>日進市は、緑豊かな自然と広々とした土地を持ち、市街地とのバランスが絶妙に取れた魅力的な街です。</p><p>有名な愛知牧場やいちご狩りなど、家族や友人と楽しめるレジャースポットが点在し、休日には多くの人々で賑わいます。日本で唯一の「ドライブスルー公衆電話」が注目を集めました。</p><p>また、市内巡回バスや地下鉄・名鉄が充実しており、車があれば都心へのアクセスも抜群です。とても住みやすく、子育てにももってこいの魅力的な環境が整っていると思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/it9LfD2AnSBhrJwJzqiid.webp"></figure><figure class="image"><img></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/OimOJLVK5ucssnAGzYjcg.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>近年、移住へのハードルが低くなり、移住生活はますますロマンあふれるものへと進化していると感じます。未知の地へ踏み出すには大きな勇気が必要ですが、その勇気が地域を救う力になるのです。日進市もその一つとして、新たな挑戦を待っています。</p><p>この地で農業に挑戦するのも良し、カフェやキャンプ場を経営するのも良し、これまでの経験を生かした仕事を見つけるのも素晴らしい選択です。もちろん、私たちと一緒に街づくりに携わっていただくことも大歓迎です。日進市には、無限の可能性が広がっています。</p><p>生まれ育った場所とは異なる魅力に気付き、その地域の魅力を見出し、地域の活性化へと繋げていって欲しいと思います！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/23/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/WB9lMiV6J8ofodaEJ8r6d.webp"><figcaption><span style="color:rgb(34,34,34);">看板犬のコタローくん</span></figcaption></figure>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第120回目にご協力いただいた企業は、愛知県日進市の三幸土木株式会社です。

日進市

愛知県

#120 愛知県日進市の健康経営パイオニア！街づくりで足跡を残す「カッコイイ」建設業

<h2>プロフィール</h2><p><strong>ぺコレラ学舎（株式会社木蓮）</strong><br>所在地：北海道八雲町<br>業種：キャンプ場運営、観光事業、関係人口創出事業<br>商品：キャンプ場、合宿・研修施設<br>会社URL：<a href="https://pekolela.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://pekolela.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>元小学校のグラウンドをキャンプ場に、校舎を合宿や研修、イベントができる施設に改修し運営しています。これまでに、ワーケーション滞在型の合宿や学生団体、サークルなどの合宿、マルシェや音楽イベントなど、多くの合宿やイベントを受け入れております。</p><p>この場所を起点に一次産業の体験などの観光プログラムを提供したり、学生や社会人のインターンや実習、ボランティアの受け入れなども行っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/613QwhlbttlyyLccPyGEU.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>1番の特徴は立ち上げから現在まで、延べ300名近くの方にボランティアとしてご参加いただき、施設を作り上げてきたことです。多くの人がどこか懐かしいと感じる学校の雰囲気を残しながら、キャンプ初心者にも優しいキャンプ場として運営できています。これもこの方々の力があったからこそです。</p><p>キャンプ、合宿、研修、イベントなど入口は色々ありますが、お客さんとして来てくれた方が、その後ボランティアとして来てくれたり、逆にボランティアとして来てくれた方が友人を連れてお客さんとして来てくれたりと、色んな関わり方ができることもこの場所の魅力だと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/jEMAVHxqtpCiAuL34LJHz.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>仕事柄、お子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層の方々と関わる機会が多く、日々多くのことを学べることにやりがいを感じています。</p><p>「遊べて学べる元学校」がぺコレラ学舎のテーマですが、私たちもそれを体現できるように日々活動しています。消費する楽しさだけでなく、自分の頭で考えて何かに向き合ったり取り組んだりする楽しさも提供していきたいと思っています。</p><p>これからも、そのようなきっかけを提供できる場所であり続けたいです。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>あまり大変だと感じる場面はないのですが（笑）、強いて言えば、自然を相手にすることが多いため、スケジュールが流動的になることが難しい部分かもしれません。</p><p>例えば、天気が良いうちに草刈りや除雪をしておかなければならず、もともと予定していた事務作業を後回しにすることがあります。でも、私個人としては自然と共に暮らしている感覚を味わえるので、それほど苦には感じていません。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>八雲町に新しい雇用や人の流れを生み出すことに、引き続き挑戦していきたいと考えています。特に、八雲町にはまだ存在しないクリエイティブ業や観光業、旅行業などで働く選択肢を増やしていきたいと思っています。</p><p>八雲町には大学がないため、大学進学を希望する若者は町を出ることになります。将来の職業選択の際に「都市部でやろうと思っていた仕事が、愛着のある八雲町にもある」という状況を作り出せるよう、事業を成長させていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/jAoYkoL-hhsmoSFIukOiM.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>八雲町は北海道の南側、道南と呼ばれる地域にあります。この道南の中でも人口規模が大きく、交通機関や病院も整備されていることもあって、暮らすには困らない町だと思います。</p><p>そして、まだまだ元気な飲食店が多いことも、個人的には大きな魅力だと思います。オススメの飲み屋さんやスナックがたくさんあるので、ぜひ八雲町にお越しいただいた際にはご案内させていただきます！</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>私自身、2年半前に東京から八雲町へ移住してきた移住者です。もともと札幌出身で、都市部での暮らしが長かった私から見ると、確かに地方はお店も少ないし、仕事の選択肢も多くはありません。</p><p>しかし、そんな環境だからこそ、「自分で何かを創り出したい、生み出したい。」「衰退する地域の人々の暮らしを出来る形で支えたい。」という思いを持っている方にとって、地方移住は良い選択肢になるかと思います。</p><p>私からお伝えできることがあれば喜んでお話しますので、ぜひご連絡をお待ちしております。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第97回目にご協力いただいた企業は、北海道八雲町のぺコレラ学舎（株式会社木蓮）です。

八雲町

北海道

#97 八雲町の遊べて学べる元学校！懐かしさと新しさが共存するキャンプ場

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社プラムナチュール</strong><br>所在地：岐阜県郡上市<br>業種：食品製造加工<br>商品：梅干し・干し柿<br>会社URL：<a href="https://www.plumnature.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.plumnature.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>弊社は主に梅干しと干し柿を作っております。昔ながらの自然製法にこだわり、ひとつひとつ手作業で、丁寧にまごころ込めて作り上げていくことに信念を持っております。</p><p>郡上の特産品をひとりでも多くの人達に知っていただくよう、地元農家の信頼と協力のもと、手間を惜しまず保存料・着色料・化学調味料等の添加物を一切使用しない安心安全な食品を提供します。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DUCFPN_YdYT8DYbv7d1j9.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>プラムナチュールの延年紫蘇梅（梅干し）は、保存料や着色料などの添加物を一切使用せず、昔ながらの「天然自然製法」で手作りされたしそ漬け梅です。郡上の名水であく抜きされた梅は、塩漬け後、お日様のもと天日干しされ、塩と紫蘇、秘伝の漬け汁でゆっくりと熟成されます。</p><p>日本一の梅干し作りを目指し、真心を込めて作られた愛情いっぱいの懐かしい味の梅干しです。</p><p>プラムナチュールの延年蜂屋柿は、冬の寒い郡上市の気候を活かした昔ながらの製法で作られます。全て手作業で皮むきし、ひもに吊るして自然乾燥させ、毎日柿の状態を見ながら丁寧に一つ一つ手揉みを行います。</p><p>最高の状態に仕上げるため、細心の注意を払って作業を行います。1玉450g以上の大玉の柿は高級干し柿として桐箱入りで販売しており、御歳暮や贈り物として大変人気があります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/hxzctuP8RLL7lHIH-kY3W.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ymcXyYD8eCX-d31KOTlM3.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>プラムナチュールでは、梅や柿の原材料は地元農家さんから仕入れることにこだわりを持っています。その理由は、地元農家さんの所得向上を目指しているからです。</p><p>私たちは、生産者と二人三脚で取り組んできました。生産者の方々が「生きがい」を持って生産し、いきいきとした元気な笑顔を見せてくれることに、やり甲斐を感じています。</p><p>この所得向上が次世代の若者たちに伝わり、次の担い手が育つことを期待しています。そのためにも、地元農家との協力関係を大切にし、共に成長していきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/HQu6WQXlxw2T0LsWGTjH8.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>昨今の天候は温暖化の影響を受けるようになり、毎年の収穫量が心配になってきています。天候の影響による不作は大きな打撃となり、運営に大きく響きます。</p><p>梅も柿も一年に一度しか収穫できないため、その年の天候に大きく左右されることが悩みの種です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/XWDCMoR0arLOsThUpcOeU.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>昔ながらの梅干しは、家でおばあちゃんが漬けた梅干しと同じ製法で漬けています。これは日本の伝統食です。</p><p>本来の梅干しの味を全国の皆様に気に入っていただけることを願っています。そして、海外の人々にもこの日本の伝統食である梅干しを受け入れてもらえないかと考え、輸出の機会を狙っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/91-WN_fC5Bnmb-Uf3Mxi3.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>岐阜県郡上市は長良川上流に位置し、白山連峰より流れ出る清流長良川とその支流に抱かれた水の町です。石灰質の土壌が天然のろ過フィルターとして、天然の美味しい水を作り出しています。</p><p>その水でできた農作物はみずみずしく美味しく、山々にそびえたつ木々が豊富で空気が澄み、マイナスイオンに包まれます。</p><p>四季がはっきりと感じられて、夏は郡上踊りや白鳥踊りが有名で観光客で賑わい、冬は雪深く、スキー場はスキー客で賑わい活気に満ち溢れます。地域の人々は皆温厚で人情深い方がとても多いです。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>人生は一度きり。将来をどこでどのように過ごすかを考える際に、ぜひおすすめしたい町です。自然が豊かで、水や空気が綺麗なこの土地は、四季折々の楽しみを満喫できます。この町は人情に溢れ、あたたかく優しい人々に囲まれた場所です。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第95回目にご協力いただいた企業は、岐阜県郡上市の株式会社プラムナチュールです。

郡上市

岐阜県

#95 郡上の豊かな自然と愛情が育む 手作り梅干しと干し柿

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社くしまアオイファーム</strong><br>所在地：宮崎県串間市<br>業種：サツマイモの生産、加工、販売<br>商品：青果用サツマイモ<br>会社URL：<a href="https://aoifarm-gr.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://aoifarm-gr.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>くしまアオイファームは宮崎県串間市を拠点とする農業法人です。地元串間市の名産であるサツマイモの生産・加工・販売を行っております。</p><p>青果用のサツマイモに特化しており、独自でブランディングした多品種のサツマイモを展開しています。店頭に直接立ち、試食販売に取り組み、お客様からの声を直接頂きながら、商品開発に活かしております。</p><p>また、新品種の開発を宮崎大学と共同で行いサツマイモの育種・育苗の開発、栽培貯蔵技術や資源活用にも取り組んでいます。</p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>くしまアオイファームでは安定した品質のサツマイモを年中お客様へお届け出来るように、大型の貯蔵庫を保有しております。全部で5,000tのサツマイモを貯蔵出来る設備があり、その中にキュアリング機能のある貯蔵庫があります。</p><p>貯蔵庫では、温度や湿度・二酸化炭素量などの管理をしっかり行うことにより、長期的にサツマイモを保管する事が可能です。品質の良い多品種のサツマイモを年中取り揃えておりますので、品種ごとの特性・特徴を楽しむことも出来ます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/QUVEhkMWolWhYSFi0WDbl/-6WIzyGsGEOqbsryIt4fH.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>一番やりがいを感じるのはお客様に喜んでいただける瞬間です。くしまアオイファームではサツマイモを苗から育てて、畝立て・定植を行い、草取り・防除を経て収穫が出来ます。</p><p>外作業の暑さや寒さで厳しい環境の中、数か月かけてサツマイモが出来上がり、熟成をさせてからお客様へお届けをしています。弊社では通販や委託販売も行っており、直接お客様からのお声を聞くことがあります。</p><p>お褒めのお言葉を頂くこともあり、これからもっと高品質で美味しいサツマイモをお届け出来るように社員一同日々頑張っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/wnZNxOIn_B48qp7F6BmvM.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>サツマイモの苗から育てて実際収穫を行う作業はとてもやりがいを感じる反面、屋外の作業なので体力勝負で大変な作業でもあります。夏場は特に熱中症など心配になる時期です。</p><p>無意識のうちに体調不良になることもあるので、自己管理を徹底して行うことが大事です。また、トラクターや機械を使った作業が多いので安全管理に気を配って作業をする必要があります。</p><p>少しの油断で大きな怪我になるので、一人ひとりが安全意識を持って業務を行っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Ll-7Z1f_WfP6yNm4Nh8R-.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>地球温暖化や食料不足・気候変動などが進んでいく中で、永続的な利益を生み出すことが可能なサツマイモを軸とした完全な循環型農業を目指しています。</p><p>取り組みの一環として、腐敗したサツマイモを炭化した『芋炭』の活用や、対人商材として商品価値を失ったサツマイモを動物園でエサとして提供するなど廃棄を減らす取り込みを行っています。また宮崎大学と共同開発を行い、育苗・育種の開発を行い、より高品質のサツマイモをお客様に提供出来るように研究も進めています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>宮崎県の南部に位置する串間市は美しい自然や歴史的な名所、文化的なイベントが豊富で魅力的な場所です。山も海も近くにあるので、サーフィンをはじめとするマリンスポーツや自然環境を活かしたキャンプ場など様々なアクティビティが充実しています。</p><p>海と大地に恵まれた串間ならではの美味しい食べ物がたくさんあり、サツマイモ・ブリ・きんかん・マンゴー・日向夏・オクラ・ごぼうなど新鮮な食材が豊富で、四季折々季節を感じながら過ごす事が出来ます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/4cOTHmsx2tWxtTsstKQNa.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>串間市は自然が好きな方へぜひオススメしたい場所です。公共機関があまり充実していないので車が必須の生活にはなりますが、鹿児島県と宮崎県の県境に位置していますので、どちらにも出掛けやすい所も魅力です。</p><p>くしまアオイファームではスタッフのワークライフバランスを尊重していますので、プライベートを充実させたい方にも働きやすい環境です。移住する前に串間市を見たい！会社を見学したい！という方はお気軽にくしまアオイファームまでお問い合わせください。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第67回目にご協力いただいた方は、宮崎県串間市の株式会社くしまアオイファームです。

串間市

#67 宮崎県串間市からお届けする最高品質のサツマイモの秘密

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>山下英男さん</strong><br>出身地：岡山県津山市<br>現住所：岡山県津山市<br>職業：農業<br>生産物：コメ・ブロッコリー・ナス等<br>趣味・特技：ボーリング・ギター・スキー<br>&nbsp;</p><h2>生産者への道を志した経緯やきっかけについて教えて下さい。</h2><p>妻の実家が農家で、自分は婿入りするまで農業の経験がありませんでした。結婚後も勤めに出ていたので、いわゆる「兼業農家」の状況が長く続きました。</p><p>兼業農家の時期はトラクターに乗ったり、家にある農機を使ったりしていましたが、ほとんど米作りに関係する作業がメインで、畑での作業は手伝い程度でした。義父が体調を崩したのをきっかけに本腰を入れるようになり、定年退職後、専業農家になりました。</p><h2>生産物の魅力について教えて下さい。</h2><p>農薬を極力使わない減農薬、減肥料で育てた美味しい米です。減肥料での栽培は、温暖化の影響なのか、通常の育て方より収量、生産量が落ちることが多く、経営面では厳しいところもありますが、いろいろ工夫して育てています。</p><p>楽しんで作らないと美味しいものはできないと思って、苦労も楽しんでいます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/KIZQUFkjfa9Dj0bYGADhQ.webp"></figure><h2>津山市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>近くの宝蔵寺には桜の古木があり、4月にはきれいな花を咲かせます。これは知る人ぞ知る桜。</p><p>私の家は加茂町の中心部にありますが、そこから10kmほど北に行ったところにはバンガローなどの設備の整った黒木キャンプ場があります。また、標高1000ｍの山頂付近にある五輪原高原など、変化に富んだ自然が豊かな地域です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/l0YVFMw0bdhoRu82XNQku.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？&nbsp;</h2><p>美味しい米ができること。ただ、それだけでは専業農家としてやっていけないので、どんどん新しい作物や栽培方法を取り入れて、年間を通して仕事ができる環境づくりを目指しています。</p><p>どうやったら美味しくなるか、魅力ある作物は何か、いろいろと試行錯誤する苦労もやり甲斐です。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。</h2><p>作業に必要な機械・機材を揃えるとなると、まとまった資金が必要です。それらの農機無しに現代的な農業をやっていくのは難しいです。</p><p>収益と運転資金、経営が安定するまでは厳しい状況が続きます。最近も大型の農業用ドローンを購入しました。</p><p>軌道に乗ったら十分利益が出ると思うのですが、購入を先にするか、資金的な余裕が出てから購入するかの判断は難しいところです。今日、明日ではなく、数年先を考えながら先手を打っていかなければならないのが農業です。</p><p>今は苦しくても、2、3年先に笑えるような状況にしたいですね。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/D_fEnb5bAcY3J6DMbbHnx.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>牛ふん堆肥を使い、減農薬減肥料で育てた米のブランド化です。そのほかにも、ナスや新しい野菜の栽培を通して、JA以外の販売ルートを開拓していきたいです。</p><p>ネット社会になったことで、今までとは違った販売方法や独自の販路を構築しやすくなりました。先日、農業体験に来た人から、新しいレシピを教えてもらったり、販路のヒントをもらったりしました。</p><p>自分たちで生産して、自分たちで売っていくのも、これからはできる時代になったのだと実感しているところです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/cCmmpt0L617VN8YKKWNr_.webp"></figure><h2>移住して一次産業を目指す方へメッセージをお願いします。</h2><p>「農業で食べていくにはどうしたらいいか？」という大きな命題がありますが、米作り、麦作りにはどうしても高価な農業機械、広大な農地が必要になり、莫大な初期投資がネックになっています。代々の農家でなければ、参入が難しい業種といえます。</p><p>収益性の高い作物の開拓や、栽培方法、販路拡大など、アイデア次第で農家として独立できるような枠組みを一緒に作りましょう。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第2回目にご協力いただいた生産者の方は、岡山県津山市・野菜農家の山下英男さんです。

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