移住者プロフィール
片平 直樹さん
移住時期
2016年
前住所:久留米市、現住所:宮崎県延岡市、職業:映像クリエーター
移住先に延岡市を選んだ理由を教えてください
片平直樹さん(以下、片平):私達親子が久留米市から、妻の故郷である延岡に引っ越してきたのは2016年夏でした。映像クリエイターという仕事柄、全国のまちを見てきましたが、年に数回帰省する延岡の環境はとても魅力的でした。
水尻という地区は清流北川の河口にあって、海と川とが穏やかに混ざり合う広々とした景色に面しています。私たちは妻の実家に隣接した、大きな一軒家に家族6人で住む事にしました。
子ども達の名前は若菜、陸、陽向、青、「みんな自然に関係がある名前で、光合成家族って言ってます。」実家には、ひいおばあちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、叔父さんの4人が暮らしているので、合わせると10人の大家族です。
ベッドがずらりと並んだ二階の寝室の窓から手を振ると、仕事を退職して以来、毎日のように船で海に出かけ新鮮な魚やイカを獲って来てくれるおじいちゃんが応えてくれます。
移住後の暮らしについてはいかがですか?
片平:事あるごとに、みんなで広いガレージでバーベキューをしています。 ひいおばあちゃんもひ孫達といっしょにはしゃいでいます。
そんな賑やかな生活は、移住前に思っていた事、「自然に触れ合える環境で、おじいちゃんやおばあちゃん達といっしょに、地に足をつけた暮らしがしたい」そのままの暮らしでした。
移住を機に仕事も独立してフリーランスとして出発しました。暮らす事と働く事のバランスを取っていくという挑戦ははじまったばかりです。
笑い声と歓声が絶えない家庭です。延岡に根を下ろした家族の苗木は、みんなで光合成しながら大きな木に成長していけたらいいなと思っています。