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プロフィール
株式会社KESEMO MARINUS(ケセモマリナス)
所在地:宮城県気仙沼市
業種:製造・小売り
商品:化粧品、健康食品
会社URL:https://kesemo-marinus.com/
会社の事業内容を教えて下さい。
「内なる美しさをゆり起こす」をコンセプトに、気仙沼の豊かな海のめぐみを通じて美と健康を提供する企業です。気仙沼の基幹産業である水産業の持続可能な発展に貢献することも目的のひとつとして活動しています。
フカヒレ生産量日本一の気仙沼だからこそ開発できた、フカヒレのコラーゲンを配合したスキンケア化粧品マリナスと、三陸沖産のツノナシオキアミから抽出したサプリメントは、豊かな海のめぐみを最大限に活かした商品です。これらの製造・販売を行っています。
商品(サービス)の魅力について教えて下さい。
マリナスは年齢にとらわれず、輝き続ける大人のわくわくする気持ちを叶える、東北・気仙沼発のスキンケア化粧品ブランドです。
非加熱で抽出する上質な気仙沼のうるおい「フカコラーゲン(サクシノイルアテロコラーゲン:保湿成分)」は、フカヒレ生産量日本一の気仙沼だからこそ実現できた美容成分です。肌に一番多く存在するI型コラーゲンとⅡ型+Ⅲ型コラーゲンが多く含まれており、吸い付くような艶肌に導きます。
マリナスを使うことで、地域経済のサポートに貢献できる点にも、多くの方に共感いただいています。
お仕事のやりがいはなんですか?
気仙沼の豊かな恵みを最大限に活かした商品をお届けしながら、地域の発展にも貢献しているという実感は、他では得られない大きなやりがいです。少数チームで運営しているため、一人ひとりの意見やアイデアが大切にされ、実際に形にする機会が多い環境です。
新商品の開発や地域活性化のためのプロジェクトに積極的に関わりながら、自分自身の成長に繋がる学びの機会を得られることが、何よりの魅力です。自分の仕事が、地域の未来をより良くするための一歩になっているという充実感にも繋がっています。
仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。
小規模企業のため、一人ひとりが複数の役割を担っています。商品開発、マーケティング、営業、イベント企画など、様々な業務を同時にこなさなければならないことがあります。マルチタスクが求められるため、時間管理や優先順位づけが重要です。
震災をきっかけに地域の状態がマイナスからスタートした事業のため、常にチャレンジし続けています。市場調査や顧客開拓などのプロセスも、都市部と比べて難易度が高くなる場合が多く、焦らずに継続的な努力が必要だと思っています。
商品が生まれた気仙沼水産資源活用研究会の設立時からお世話になっている、専門家の方々のお力が欠かせないため、色々な方々との連携したコミュニケーションも大切です。
今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。
震災後の設立から10年目の節目を迎え、価値観を新たにしていくことで、どんな状況にあってもチャレンジできることを学びました。商品・サービスを通じてその学びを発信し続けて、楽しみながら年を重ねていくことができるコミュニティを作っていきたいです。
水産業を基幹産業としている気仙沼にあるので、豊かな自然への恩返しを貢献と捉え、脱炭素を目的とした化粧品の量り売りに挑戦できたらと考えています。
地域の魅力について教えて下さい。
気仙沼は「海と生きる」をキャッチフレーズとしているように、古くから海の恩恵に支えられながら生きてきました。また「森は海の恋人」の言葉にある通り、豊かな海は豊かな森によって育まれるように、自然の循環によって恵みがもたらされます。
その自然の循環から生まれた恵みが、町の人たちの営みによって人々の生活の中に届けられていることが実感できます。自然の豊かさへの感謝や温かい人々との交流から生まれる喜びなど、“心の豊かさ”を育む機会にも気づくことができます。
何度となく繰り返し津波被害にあってもなお、町がそこにあり続けてきた人の強さや明るさなど、気仙沼の地域ならではの魅力を発掘していただきたいです。
移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。
町での人の繋がりが見えやすい環境にあるため、ご自身のやったことが実感しやすいのも地方ならではだと思います。移住者も「仲間」として迎え入れられ、町のイベントや地域活動に参加することで、すぐに地元の人々との絆が生まれます。
都市部では得られないやりがいと達成感があります。自分のスキルやアイデアを活かして地域を支えることができます。地域の課題に向き合い、解決策を探る中で得られる経験と成長は、きっとかけがえのないものになるはずです。新しいアイデアやエネルギーが地域の変化に繋がっていきます。
弊社の商品が生まれることとなった気仙沼水産資源活用研究会にて事務局メンバーを募集中です。一緒に、気仙沼の未来を創っていきませんか?