<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社くしまアオイファーム</strong><br>所在地：宮崎県串間市<br>業種：サツマイモの生産、加工、販売<br>商品：青果用サツマイモ<br>会社URL：<a href="https://aoifarm-gr.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://aoifarm-gr.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>くしまアオイファームは宮崎県串間市を拠点とする農業法人です。地元串間市の名産であるサツマイモの生産・加工・販売を行っております。</p><p>青果用のサツマイモに特化しており、独自でブランディングした多品種のサツマイモを展開しています。店頭に直接立ち、試食販売に取り組み、お客様からの声を直接頂きながら、商品開発に活かしております。</p><p>また、新品種の開発を宮崎大学と共同で行いサツマイモの育種・育苗の開発、栽培貯蔵技術や資源活用にも取り組んでいます。</p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>くしまアオイファームでは安定した品質のサツマイモを年中お客様へお届け出来るように、大型の貯蔵庫を保有しております。全部で5,000tのサツマイモを貯蔵出来る設備があり、その中にキュアリング機能のある貯蔵庫があります。</p><p>貯蔵庫では、温度や湿度・二酸化炭素量などの管理をしっかり行うことにより、長期的にサツマイモを保管する事が可能です。品質の良い多品種のサツマイモを年中取り揃えておりますので、品種ごとの特性・特徴を楽しむことも出来ます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/QUVEhkMWolWhYSFi0WDbl/-6WIzyGsGEOqbsryIt4fH.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>一番やりがいを感じるのはお客様に喜んでいただける瞬間です。くしまアオイファームではサツマイモを苗から育てて、畝立て・定植を行い、草取り・防除を経て収穫が出来ます。</p><p>外作業の暑さや寒さで厳しい環境の中、数か月かけてサツマイモが出来上がり、熟成をさせてからお客様へお届けをしています。弊社では通販や委託販売も行っており、直接お客様からのお声を聞くことがあります。</p><p>お褒めのお言葉を頂くこともあり、これからもっと高品質で美味しいサツマイモをお届け出来るように社員一同日々頑張っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/wnZNxOIn_B48qp7F6BmvM.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>サツマイモの苗から育てて実際収穫を行う作業はとてもやりがいを感じる反面、屋外の作業なので体力勝負で大変な作業でもあります。夏場は特に熱中症など心配になる時期です。</p><p>無意識のうちに体調不良になることもあるので、自己管理を徹底して行うことが大事です。また、トラクターや機械を使った作業が多いので安全管理に気を配って作業をする必要があります。</p><p>少しの油断で大きな怪我になるので、一人ひとりが安全意識を持って業務を行っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Ll-7Z1f_WfP6yNm4Nh8R-.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>地球温暖化や食料不足・気候変動などが進んでいく中で、永続的な利益を生み出すことが可能なサツマイモを軸とした完全な循環型農業を目指しています。</p><p>取り組みの一環として、腐敗したサツマイモを炭化した『芋炭』の活用や、対人商材として商品価値を失ったサツマイモを動物園でエサとして提供するなど廃棄を減らす取り込みを行っています。また宮崎大学と共同開発を行い、育苗・育種の開発を行い、より高品質のサツマイモをお客様に提供出来るように研究も進めています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>宮崎県の南部に位置する串間市は美しい自然や歴史的な名所、文化的なイベントが豊富で魅力的な場所です。山も海も近くにあるので、サーフィンをはじめとするマリンスポーツや自然環境を活かしたキャンプ場など様々なアクティビティが充実しています。</p><p>海と大地に恵まれた串間ならではの美味しい食べ物がたくさんあり、サツマイモ・ブリ・きんかん・マンゴー・日向夏・オクラ・ごぼうなど新鮮な食材が豊富で、四季折々季節を感じながら過ごす事が出来ます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/04/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/4cOTHmsx2tWxtTsstKQNa.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>串間市は自然が好きな方へぜひオススメしたい場所です。公共機関があまり充実していないので車が必須の生活にはなりますが、鹿児島県と宮崎県の県境に位置していますので、どちらにも出掛けやすい所も魅力です。</p><p>くしまアオイファームではスタッフのワークライフバランスを尊重していますので、プライベートを充実させたい方にも働きやすい環境です。移住する前に串間市を見たい！会社を見学したい！という方はお気軽にくしまアオイファームまでお問い合わせください。</p>

ワープシティ公式

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第67回目にご協力いただいた方は、宮崎県串間市の株式会社くしまアオイファームです。

串間市

宮崎県

#67 宮崎県串間市からお届けする最高品質のサツマイモの秘密

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社 加藤組</strong><br>所在地：長野県木曽郡木曽町<br>業種：建設業<br>商品：建築・土木・JR<br>会社URL：<a href="https://www.katou-g.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.katou-g.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>当社の業務は大きく分けて土木工事業、建築工事、JR東海の発注工事の3つがあり、主に木曽郡内にて工事を行っています。</p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>我々の建設業の工事は後世まで形として残るので、子供や孫へ「ここの道路は、僕が手掛けて作ったんだよ」と自慢できることです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/T5P5LCbmYnW4LdWDN8mDF.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>木曽町に事務所を構えて110年以上になりますが、昔からこの土木建設業という事業を行っていると、「木曽の住民の方々の生活を確保しなくてはいけない」という気持ちになります。</p><p>大雨が降った時の災害発生時や冬の期間には住民の方の足を確保するため、除雪作業があります。またJR東海の列車が災害により停まった時にも昼夜を問わず出動しています。</p><p>大変な時もありますが、社員一人一人も同じ気持ちで行動していただいております。地域と密着し、地域から必要とされる企業になることを目指しております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/UymhiG89ZHG7S4kjuX57h.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Kho1I85iJTQV9k4zbmyuq.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>施主さん、働いてる作業員、協力してくれている協力会社の職人さんなど、全ての方たちの調整と人間関係を良好に保つのが大変です。弊社では普段からのコミュニケーションが取れているので、それほど困難な問題にはなっていないと思っています。</p><p>工事を行う上で、工程管理、品質管理、安全管理の面で問題が出てきてしまうこともありますが、その都度皆で解決しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/8TdglUidxchGXUfO2_XFw.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>建設業という職種においては、木曽町では公共工事が主な仕事になります。予算の関係で工事量や利益に波が生じることもあります。</p><p>これから先、常に順調に経営できるとは限らず、いかに民間の仕事を取り込むかが重要です。そのためにも地域とのつながりを今後も大事にしていきたいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/GVidEoWrgrJif4CWwAWeH.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>木曽町は良くも悪くも四方八方が大自然に囲まれているため、たくさんの自然の恩恵を受けて生活が成り立っています。それぞれの四季を五感で楽しめる地域だと思います。</p><p>また、日本四大関所の一つでもある「福島関所」があり、多くの歴史にも触れることができる町です。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>本業とする仕事では、沢山の利益を出すのは難しいです。仕事以外で木曽で暮らしている人達とのコミュニケーションを大切にして、木曽の自然を楽しむ、そんな暮らしが出来ればいいんじゃないかと思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第57回目にご協力いただいた企業は、長野県木曽町の株式会社 加藤組です。

木曽町

長野県

#57 100年の歩みと地域の絆が織りなす木曽のまちづくり

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>株式会社中善酒造店</strong><br>所在地：長野県木曽郡木曽町<br>業種：日本酒製造・販売<br>商品：木曽の地酒　中乗さん／善吉<br>会社URL：<a href="https://nakanorisan.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://nakanorisan.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>日本酒の製造及び販売を行っており、日本酒の製造については10月～4月の間になります。<br><br>小売部門では酒蔵直営店を併設しておりスタンディングバーで有料の試飲を提供し、通信販売もしています。卸部門では地元飲食店・小売店を中心とした「中乗さん」と木曽から全国へ出荷する「善吉」を販売しています。</p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>自然に恵まれた木曽谷の中心、かつては中山道の宿場町で栄えた木曽福島で、1865年（慶応元年）に創業しました。年間300石（54kl）ほどの酒を丁寧に造り、造り手の温もりが伝わる酒造りにこだわっております。</p><p>原料の酒米は地元長野県産を100％使用しており、中でも北安曇郡松川村「ファームいちまる」との契約栽培米「美山錦」を主に使用し、酒造りに適したより高品質な酒米造りを目指しています。</p><p>さらに「地元で自分たちが手がけた酒米」である長野県新品種の酒造好適米「山恵錦（さんけいにしき）」を、田おこしから収穫まで全て自社栽培で行い、仕込みに至っています。古き良きものを大切にしつつ、柔軟に新しい技術を取り入れ、【驚きや感動】を与える進化し続ける酒造りに挑戦しています。</p><p>そして、子供たちに美しい田園風景を残せるよう、お米をたくさん使ってこの地域と共に発展していきたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/OZns-fZjCDrXmD4tD4Gfg.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>皆と力を合わせて酒造りをすることでお客様はもちろん、自分たちが飲んだ時に美味しいと幸せを感じることが一番のやり甲斐です。酒造りは冬の仕事と思われがちですが、米農家さんとの交流で米作りから酒ができるまで、1年を通してものづくりに関われることが楽しいと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/X_peO2SX0RlSfakqNOjcb.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>酒造りは秋から春にかけて半年間が繁忙期となります。とても集中しますし繊細な仕事で、気を休めることが難しい仕事です。</p><p>寒い冬の体力と集中力をどのように高めるか、持続させるか、共に働く仲間の体調に気を配ることに大変さを感じます。その反面、美味しいお酒ができたときは作り手全員で感動することができます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/b33_zsUhmnkYV58nYUgZU.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>卸売部門では全国へ出荷している「善吉」をブラッシュアップし、出荷量を増やしていきたいと思います。小売部門では、酒蔵直営店で日本酒の魅力や食とのペアリングなどのイベントを開催し、ファンづくりを行っていきたいです。</p><p>また、原料である酒米を作っているので、地元の農地を有効利用していきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/8gqeNe6ePa7nQ1M2GF4E2.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>長野県木曽町は雄大にそびえる御嶽山の麓、大自然と文化遺産に恵まれ、古くから関所町として政治・経済・文化を中心に栄えてきました。</p><p>木曽の山々の雪どけ水は、長い年月をかけて清らかな湧き水となります。この澄んだ良質な水を仕込水として使い、お酒は醸されます。</p><p>また、木曽谷の冬は醸造期間を通して充分な寒さが続きます。この寒さのおかげで、雑菌の繁殖がおさえられます。&nbsp;</p><p>町の中心には木曽川が流れ、木曽川のせせらぎを聞きながらお酒が熟成します。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>木曽福島は都会の部分と田舎の部分を合わせ持った地域で、観光イベントや交流できるイベントが多く開催されます。またそれらを楽しみたい人が入りやすい雰囲気があります。</p><p>自然豊かな環境で酒造りを通して木曽の魅力を感じていただきたいと思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第56回目にご協力いただいた方は、長野県木曽町の株式会社中善酒造店です。

#56 創業1865年の「中善酒造店」。木曽福島で受け継ぐ、伝統と革新の酒造り

<h2>プロフィール</h2><p><strong>青空よもぎの『しみず』</strong><br><span style="color:#14161a;">代表者：清水　雅文</span><br><span style="color:#14161a;">所在地：徳島県三好市</span><br><span style="color:#14161a;">業種：徳島県産「阿波みよし名産　祖谷の薬草　エメラルドよもぎ」の生産・加工・販売事業</span><br><span style="color:#14161a;">商品：よもぎのお風呂、よもぎ蒸し原料・よもぎパウダー</span><br>会社URL：<a href="https://www.emerald-yomogi.com" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.emerald-yomogi.com</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>休耕地を有効活用した地方創生事業として徳島県産「よもぎ」栽培を行っております。日本国内に流通している「よもぎ」は80％以上が中国・韓国をはじめとする外国産といわれており、国産の「よもぎ」は希少価値があります。</p><p>地域の活性化ができるように「よもぎ」をブランド化した「阿波みよし名産　祖谷の薬草　エメラルドよもぎ」として全国生産量NO.1を目指しております。</p><p>また、農業と福祉を連携させる「農福連携」事業として地域の社会福祉法人、引きこもり支援施設の利用者の方、高齢者と一緒に収穫・加工作業を行っています。障がいを持つ方や高齢者の方が自分らしく、生きがいを持ち、自身の価値を大切に農業分野で活躍して頂くことを第一に考えています。</p><p>自然に触れることにより心を穏やかにし健康的に過ごしてもらう事を応援し、ゆっくりと時間をかけて笑顔が増える働く環境づくりを目指しています。</p><p>国内生産量の少ない「よもぎ」は外国産に頼らないといけない現状ですが、地域の産業として大きく飛躍できる分野であると考えています。「よもぎ」の生産量を増やし、安定供給することで地域の産業として根付けば、より多くの雇用を生み出し、より多くの農福連携に貢献できると考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Ds_utHGhdBQF4VLWqKzIC.webp"></figure><h2>商品の魅力について教えて下さい。</h2><p>エメラルドよもぎのお風呂は身体を芯から温めて血行が良くなります。身体を温めることにより疲労回復、安眠、あせもや湿疹などにも効果が期待されます。</p><p>「よもぎ」の香りには、リラックス効果があると言われています。また体を温める作用があり、発汗を促し新陳代謝を上げるので爽快感、デトックス効果、美肌効果、冷え性の緩和が得られます。</p><p>天然の入浴剤として、日本ではヒノキ風呂や菖蒲湯と同じように薬草風呂として古くから親しまれています。入浴中に不織布パックを目元に乗せてホットアイマスクとしてご利用いただけます。</p><p>以下のように、入浴後にも様々な活用方法があります。</p><ul><li>「よもぎ」の和草ハーブボールとして<br>水が垂れないくらいまで不織布パックを絞ります。レンジで10秒（500Wの場合）温めてください。<br>※やけどには注意してください。目やお腹に当てることで眼精疲労や冷え性などの改善が期待できます。</li><li>枕や下駄箱に<br>不織布パック風通しの良い場所で乾燥させてください。枕の中に入れて、アロマ枕としてご利用ください。<br>下駄箱や臭いの気になる場所の「消臭剤」としてお試しください。</li></ul><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DzqqDi1eRpfEtQQTwJ8cY.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><ul><li>当社の拠点である徳島県三好市の人口は約23,000人で、そのうち50％近くが高齢者です。農業従事者の大半も高齢者であるため農業の継続が難しく、田・畑は耕作放棄地が増え農地の利用が減ってきています。しかし、「よもぎ」栽培の事業により、約5ヘクタールの圃場を有効活用して後世に引き継げるようにできました。まだまだ微力ですが雇用を生み出すこともできました。<br>&nbsp;</li><li>「よもぎ」を栽培している方々や製品を購入してくださる方々が笑顔であること、そして「よもぎ」を必要としている多くの方々にご利用いただけることに、大きなやりがいを感じます。<br>&nbsp;</li><li>障がいを持つ方と接していて、最初は人見知りをされて無口な方が心を開いて、自分から話をしてくれた時は本当に嬉しかったですね。</li></ul><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/17/QUVEhkMWolWhYSFi0WDbl/WrGj8pdHNa2PWwTek0LMz.webp"></figure><figure class="image"><img></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><ul><li>急遽専門的な道具や部品などが必要な時があり、近隣のホームセンターではすぐに手に入らないことがありますが、WEB通販を利用することで少し待てば問題解決できます。<br>&nbsp;</li><li>「よもぎ」の栽培方法はマニュアルがなく、参考書やインターネットでも調べることができなくて、手探りで栽培を始めましたが失敗の連続でした。圃場は元々耕作放棄地で何年も使われていないため、場所を手作業で開拓し生産体制が整うまで約3年の時間を費やしました。<br>&nbsp;</li><li>「よもぎ」の植え付け・収穫は全て手作業で行うため、人手不足や人件費がかかることや収穫後の加工方法もマニュアルがなく失敗を繰り返しました。生産した「よもぎ」を製品化し流通させることは難しいなと感じました。</li></ul><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/q0vQ3MY1yA4gQIEJSSj9z.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>「よもぎ」を徳島県の名産品へとし収穫量全国NO.1を目指します。</p><p>現在、消防団・防災士・保護司など地域に密着した活動を行っておりますが、さらに地域に貢献できる人になりたいと考えております。障がいを持つ方とお仕事をさせていただいておりますので、自らが障がい者施設運営に挑戦したいと考えております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/l5bfqy-hgG3gPGngRnSL6.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>山・川などの自然豊かな環境でのんびりと生活ができます。空気が綺麗で家の中にホコリも少ないです。</p><p>私は朝起きた時に鼻水が出る鼻炎の傾向がありましたが、地方に移り住んで改善されました。日が暮れれば仕事を終えて人間の本来の姿で日々を過ごすことができます。</p><p>人と人のつながりが強く、とても温かい人が多いです。ウグイスの鳴き声で目覚めることもあります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/22/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/P4vaTYyMJ1STcZCXW5RvZ.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>移住と聞くとハードルが高いと思われがちですが、都会より生活費を安く抑えることができます。都会にいた頃は自分を着飾る部分もありましたが、今は身の丈にあった物を持ち、自然体でいられます。</p><p>地方での仕事の求人は多く人手不足と言われることもしばしばあります。移住したい地域の市役所・ハローワークなどに問い合わせすることも有効です。</p><p>また地域おこし協力隊（地域おこし協力隊／ニッポン移住・交流ナビ JOIN (<a href="https://www.iju-join.jp/index.html" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.iju-join.jp/index.html</a>)）という移住したい人と地域をつなぐサイトもあるので参考にしてください。都会で経験したことを地方に役立てることも大変やり甲斐があると思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第55回目にご協力いただいた企業は、徳島県三好市の青空よもぎの『しみず』です。　

三好市

徳島県

#55 阿波みよし名産・祖谷の薬草「エメラルドよもぎ」全国生産量NO.1を目指して！

<h2>企業プロフィール</h2><p><strong>株式会社ダイテック 宇部事業所</strong><br>所在地：山口県宇部市<br>業種：情報サービス業<br>サービス：コンテンツ制作サポート・DX推進支援サービスなど<br>会社URL：<a href="https://www.daitecjp.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.daitecjp.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>わたしたちは「伝えたい人」と「知りたい人」の笑顔をつくる会社です。</p><p>当社は広島本社を中心に、全国9拠点にオフィスを構えるマニュアル制作の専門会社です。1987年に設立以来、「マニュアル」を通して製品操作性のアップ、保守・点検作業の効率化、生産性の改善や品質確保など、様々な製造業の領域で高い技術力を提供してきました。</p><p>また技術進歩が急加速する現在において、時代の流れにあったコンテンツやサービスも提供しています。2023年1月に開設した宇部事業所ではデジタル技術を活用した未来志向のマニュアル作りと、DXを推進する企業や官公庁向けに、AI・AR・VR・Web3Dなどの最新技術を活用したシステムおよびアプリ開発とクラウドサービスの提供を目指しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/U0dPH-iaJq5xnMeoeMB5X.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>システム開発会社ではない、マニュアル屋だからこそできる「デジタルコンテンツ」サービスです。仕様どおりにシステムを開発することが本業のITベンダーとは違い、マニュアル屋だからこそできる情報を整理する力で、「本当のありたい姿」を目指すための開発をサポートすることです。</p><p>また、開発サポートだけではなく、運用時に発生する「課題」の整理もサポートすることで、次のステップにつなげる「伴走型支援」で最後までサポートします。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/a9SoRqbIjHmES3BQ1rZik.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>「ずっとチャレンジし続けて、それを認めてくれる」</p><p>日本を代表するメーカーと一緒に仕事をし、常に最新の技術に触れられる環境があり、その技術とツールを享受してサービスにつなげていくことです。また世の中の新しい技術とダイテックの技術を融合することで、新しいサービスを創り出すチャレンジができることです。</p><p>「ダイテックの技術」の礎は、お客様に寄り添って困りごとを一緒に解決、新たな提案でなお一層の解決を提供し続けることにあります。チャレンジを認めてくれることが、やりがいを創り出す源になっているのではないでしょうか。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/09/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/9PzrFDGLTv6qS4s8xsoQp.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>「マニュアル制作会社」の存在がほとんど知られていないため、お会いしてお話するまで「どのような会社なのか」と不思議がられることでしょうか。</p><p>しかし取扱説明書だけが「マニュアル」ではありません。ありとあらゆるシーンにおいて、大なり小なり「マニュアル」は必要不可欠であることを知っていただけます。</p><p>製品に付属されている取扱説明書や、サービス提供に欠かせない業務マニュアルは、その品質の良し悪しが製品やサービスのポテンシャルに影響してきます。「正しい情報を適切に伝えること」がとても重要なのです。</p><p>「マニュアルの中には、みなさんのためになるモノがいろいろ詰まっている。」そのことを知っていただくまでの道のりは、ちょっと長いものですが、そこも楽しい道のりです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/23/QUVEhkMWolWhYSFi0WDbl/f6IHsQKXbSpXcGDR9CbN-.webp"><figcaption>宇部事業所のアイドル「ふくちゃん」</figcaption></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>当社が得意とするデジタル技術とコンテンツの融合を土台に、地元の力をさらに融合させ、当社にしかできないソリューションやサービスの開発をこの宇部事業所から世界へ向けていきたいと考えています。また地元に密着したインターンシップなどの機会を設け、デジタル分野への就職を希望する学生の方々の受け皿になっていきたいと考えています。</p><p>当社にとって「人材」は、まさに「人財」だと考えています。ここ宇部事業所から次の世代を担う人財を育成および輩出し、デジタル産業の一翼を担うことを目標にしていきたいと考えています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>宇部市は、本州の西端、山口県南部の瀬戸内海に面した場所にあります。古くから石炭の産出地として知られ、現在ではセメント製造や化学コンビナートの町として発展しております。</p><p>温暖な気候と自然に恵まれ、海の幸、山の幸が豊富です。中でも「宇部かまぼこ」と霜降山の天然地下水と良質の酒米を使った「地酒」が有名な人情あふれる魅力的な街です。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>地域を愛し、その地域に住み続けたいと考える優秀な人材に当社で活躍してほしいという強い思いがあります。その思いを実現するため、山口県出身の当社社長と役員を中心にこの地を選びました。</p><p>「衣・食・住」＋「職」<br>当社の「職」であなたが求めるワークライフバランスをぜひ、豊かな自然に囲まれたこの宇部市で一緒に働いてみませんか。&nbsp;</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

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第49回目にご協力いただいた方は、山口県宇部市の株式会社ダイテック 宇部事業所です。

宇部市

山口県

#49 宇部市から世界へ！マニュアル屋だからこそできる「デジタルコンテンツ」サービス

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>株式会社万人舎(ジェラテリアクラキチ)</strong><br>所在地：山口県周南市<br>業種：ジェラートの製造販売<br>商品：ジェラート<br>会社URL：<a href="https://kurakichi.official.ec/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://kurakichi.official.ec/</a></p><h2>会社の事業内容をお聞かせください。</h2><p>市内の牧場で搾った生乳を使用してジェラートを作り、販売しております。主に自家牧草で飼育した少数の牛たちからのミルクを低温殺菌し、オリジナルのレシピで製造しています。</p><p>そのほか、県内外の企業からのOEMを受注したり、イベントへの出店を行っています。イベント出店としては、関東から鹿児島まで出店しており、四季折々の素材を使ったジェラートを各地で提供しております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/12/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/qdqgEi-EnqMi1xqWHor8r.webp"></figure><h2>商品・サービスの魅力についてお聞かせください。</h2><p>生乳の仕入れ元である藤井牧場では、地域で育てた牧草を中心に少数の牛を飼育しています。その生乳の風味やコクを壊さないよう、低温で長時間殺菌を行っています。</p><p>地域に根差す小さな牧場として100年以上、過度な規模拡大や増頭をせず「牛たちの顔の見える」頭数を飼養しています。その生乳を使ったジェラートは、北海道・イタリアで製造方法を学んだ甘いものが苦手な店主が、甘さを抑え、素材の味が長く深く味わえるようなレシピを考案し、作っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/12/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/qN3yXbXO6yEkOIayz5qyX.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐についてお聞かせください。</h2><p>同じ素材でも、季節や年度、生産者によっても全く違った表情をみせることが難しさであり、面白さでもあります。その素材をどう扱うかが、僕の仕事のやり甲斐になっていると思っています。</p><p>また、食べてくださるお客様のご体調や年齢層、性別や嗜好によって「美味しい」の基準が少しずつ変わります。おそらく正解はなく、ただその追求の面白さもあります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/12/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/cdAIanbclDyHHIzzH3_Jo.webp"></figure><h2>お仕事をする上で、大変なこと、困難だと感じることをお聞かせください。&nbsp;</h2><p>ありません（笑）。いろいろなトラブルや予想外の出来事はありますが、痩せ我慢をしながら何とかそれをこなすことが、楽しみの一つだとも思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/12/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/e5Z6kzB46qG4t_yQcoYgD.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについてお聞かせください。</h2><p>生乳や果物といった素材の背景を知ってもらいたいので、お客様に生産現場、製造現場を見ていただける機会を提供できたらと思っています。商品自体の味や香りの魅力もありますが、背景がそこに加わることで、「美味しい」の感情がより増幅すると考えています。</p><h2>ご自身が感じる、地域の魅力についてお聞かせください。</h2><p>地域の魅力は、可能性の多さだと思います。<br>たとえば僕たちの事務所、製造工場は、廃校を利用して使っています。ある役割を終えた建物が別の役割を担うことは、とても魅力的なことだと思います。</p><p>こういった建物を使えること、また僕のような若輩者が利用させてもらえることも、「地方だからこそ生まれる可能性」だと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/12/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/L_edEoBts1F-yscd7vXHw.webp"></figure><h2>移住をし地方の仕事に携わりたいと考えている方へ、メッセージをお願いいたします。</h2><p>僕はUターンという移住の形ですが、小学生までしかいなかったので、地縁はあまり多くありません。ただ、自分がやりたいことを主張したときに協力してくれる周りの方々には、すごく恵まれています。</p><p>周南市は決して移住者の多い地域ではないですが、その分「せっかく来てくれたなら」と、やりたいことを手伝おうとしてくださる方は大勢いる気がします。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第39回目にご協力いただいた方は、山口県周南市・ジェラートの製造販売の株式会社万人舎(ジェラテリアクラキチ)です。

周南市

#39 大正11年創業の牧場。先祖の想いを継いで新たな価値観をジェラートで生み出す

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>合同会社 農業が好き石川農園</strong><br>所在地：長野県木島平村<br>業種：農業<br>商品：野菜全般（ネギ、ズッキーニなど）<br>会社URL：<a href="https://ishikawanouen.jimdofree.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://ishikawanouen.jimdofree.com/</a><br><span style="color:rgb(29,28,29);">趣味：農業経営</span><br><span style="color:rgb(29,28,29);">特技：早起き&nbsp;・コミニュケーション能力高め(笑)</span></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>農業に関わること全般に携わっていますが、主に畑作をしています。春から夏にかけてはズッキーニ、夏から秋は白ネギが主力で、その他キャベツや白菜、お盆用にアスター（花）など、商品としての生産と並行して、どの作物が適しているかの試験栽培を行い、研究をしています。</p><p>現在、主力作物の1つになっている白ネギも、試験栽培の結果、作付けを増やして現在に至ったものです。特に冬は、雪で農業が休みになるので、農繁期に向け体を休めてリフレッシュしつつ、情報収集に努める時期としています。（これ一番大事！）</p><p>動画や漫画といった、一見無関係にも感じられる媒体も含めて、どんなことからも勉強につながるという気持ちで、情報源は幅広くしています。</p><p>従業員は、多い時で6～7人です。それぞれパートやアルバイトで、地域の方を中心に来ていただいています。移住された方でうちに来てくれている方も、何人かいます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/03/30/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/rqrRojj5riN6ZfCu9hTcg.webp"></figure><h2>商品の魅力について教えて下さい。</h2><p>シンプルにおいしいことです！<br>木島平村はお米がおいしいことで知られていますが、野菜もおいしいです。</p><p>田舎はどこも水や気候が良いことは当たり前で、土づくりのこだわりもあります。その土台に加えて、一番のこだわりは、会社名にもある通り「農業が好きな俺が育てていること」です。</p><p>農家の知恵とやる気、そして頑張り、自分が好きな農業を突き詰めていること、それが私なりの「愛情」の証です。物事を突き詰めれば「プロ」になるし、消費者目線で考えると、そういう思いで生産している農家から買いたいのではないかと、思っています。</p><p>それが食べてくださる方に伝わるかどうかがポイントだと思っているので、フェイスブックでの情報投稿は日々欠かさず行い、すべてを包み隠さずお伝えしています。「信用は品質」これが私のこだわりです。</p><p>この村で農業をする自分が魅力的だと感じているものをお客様へ提供できるよう、精一杯やっています。</p><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>一つは、「おいしいと言ってもらえるお客様がいて、自分もおいしいと思えること」です。<br>毎年、農園の一角でやっている無人販売に何度も買いに来てくれる人がいると、その人が「おいしい」と感じたことが行動で示されているのかなと思い、嬉しいです。</p><p>木島平村は、土壌や水が良質でお米がおいしく育つ土地柄で、特に野菜に関しては、使う肥料で味が如実に変わります。そのため、どんな資材を使うか、自分自身で試行錯誤を続けていて、それもやり甲斐になっています。</p><p>もう一つは、「自分の生産したものがお金になって、生活ができること」です。お金の話を嫌がる人もいますが、趣味ではないので、やはり稼ぎになる必要があると私は思っています。</p><p>決算は通知票で、毎年それを読み解きながら、楽しんで経営もやっています。「農業」は誰にでもできますが、「農業経営」は生半可ではできません。</p><p>「儲けは次への投資」という考えで、思い切ってやっています。それでたくさん儲かったからと多めに投資をした結果、今度は運転資金が不足して、再融資を受けたこともありましたが（笑）。</p><p>農業で稼ぐことで、次のやる気にもつながっていると思っています。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>作物の管理です。ただ、それも「つらい」というより、「好きなことをやる上で気にしないとならないこと」と思ってやっています。</p><p>困難があった方が楽しいです。これまで壁にぶつかったことも、それを乗り越えてきた経験も沢山あります。</p><p>以前、ビニールハウスを建てたことがあって、棟上げしたその翌日に、雪で潰れてダメになってしまったんです。片付けも大変だし、かかった費用もゼロになり、それなりに損害を被りました。</p><p>でも、その経験から「雪が降る前にハウスを建てるのは止めよう」という教訓にもできましたし、その気づきを大事にして、次に生かしています。</p><p>昨今は気候変動の影響が大きくなっていて、心配です。高温や干ばつによって全国的にネギの産地が打撃を受け、逆にこちらの需要が高まったことがありました。</p><p>天候により作物の相場が変動するので、作物を育てるウデを磨くこともそうですが、収支計算や全体のお金の流れに関しても、もっと工夫していきたいと思っています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>今まで規模拡大路線で進んでいたのを、今後は単収（面積あたりで収穫できる収入または収量）を上げる方向に切り替えようと考えています。</p><p>地域で農業を増やしたい、もっと言うと農業経営者仲間を増やしていきたいです。農家がもっと、儲かったら「儲かった！」と公言し「楽しいからみんなやろうよ」と言えるように、生産者同士の意識共有もしていきたいです。</p><p>仲間がいると相談できますし、コミュニケーションを取り合うことがとても楽しいです。</p><p>挑戦したいこととしては、農業イベントの開催です。これは、生産者の意識向上という意味でも、やってみたいことの一つです。</p><p>木島平村ではお米のブランド化事業として、村内産で一定以上の基準を満たしたお米を「村長の太鼓判」として販売しています。それをネギや他の作物でも同様に、農業の認証制度を作るのもいいと思います。こうしたアイディアは、日々浮かんでいます。</p><p>私は、「考えるより先にまず動く」を心がけています。行動するうちに生まれてくるものがあるからです。正直、初めは農業に全く興味がなかったのですが、続けるうちに楽しくなっていって、どんどん好きになりました。</p><p>挑戦したいことを考えるというよりは、今を楽しんでいる。挑戦するか、しないか、その二択です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/03/30/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/nu16IZPyYAJLXpNgNmAGq.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>「住めば都」と言いますし、究極的にはどこに住んでも一緒だと思っています。自然環境が豊かという点も、ある程度は田舎に共通した魅力です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/18/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/U23riNdzP0XeioLUW0Zbz.webp"></figure><p>それより、「自分がその地域を好きになること」が大切だと感じています。好きになれば何でも好意的な印象に受け取れますから。</p><p>木島平村は、車があれば交通アクセスが良好で、新幹線や高速道路などを使ってどこでも行きやすいです。小さな村なので、行政などに相談がしやすく、職員の対応も優しいです。「人」自体がとても優しくて、子どもは素直、人が良い点も魅力だと思います。</p><p>私は高校卒業後に一度村を出て、東京で働いたことがあります。といっても遊びに行ったようなもので、ふとその先も生活を続けていくと考えた時に、「どうなんだろう」と違和感を覚えて、30歳手前で戻ってきました。</p><p>都会で色々な職種を経験したことは、良い人生勉強になりました。自分は何でも適応してやれるという強みが分かりましたし、今でも当時の経験が役に立っていることが沢山あります。</p><p>私の場合、実家が木島平村にあるという点も大きかったと思います。何かと便利な時代になって地域間の差がどんどん埋まってきている今では、その地域を好きになることが、よりその地域に魅力を感じる要素になっていくのかもしれません。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/03/30/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/w2ZDwaRo4N1Iy87ZVeyT8.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>まず一度、「農業が好き石川農園」に来てみてください。来るならうちが良いと思います（笑）。農業をやる上での心構えも含めて、「農<img>業」だけでなく「経営」のやり方もお見せします。</p><p>農業経営で生活するには、「何となく」でやりたい方にはオススメしません。作物が育っただけでは売れませんから。</p><p>何事もやればできます。その上で、人を頼ることも大切です。だから、何でも聞いてください。<br><br>石川農園では、働いてくださる方を“作業員”としては見ていません。<br>うちはいつでもウェルカムですので、仲間を増やしてもっと農業を楽しくしていきましょう！</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第35回目にご協力いただいた方は、長野県木島平村で農業を営む、合同会社 農業が好き石川農園です。

木島平村

#35 長野県木島平村で農業。一番のこだわりは「農業が好きな俺が育てていること」

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>島根ビール株式会社</strong><br>所在地：島根県松江市<br>業種：ビール製造販売<br>商品：クラフトビール「松江ビアへるん」<br>会社URL：<a href="https://www.shimane-beer.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.shimane-beer.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>創業から25年の業界の中で中堅クラスのクラフトビール醸造所です。（2024年現在）香り濃厚！味わい濃厚！全国で稀有な濃厚ビールで島根の料理に合うビールを追求してきたビール製造会社です。</p><p>ファンも全国に多く、全国から出店がある"さいたまアリーナ"で開催される「けやきひろばのビール祭り」でも、いつも売上10位以内に入る人気ビールです。実店舗はなく、製造に特化しており、その特徴を活かして、全国のクラフトビールイベントに参加し、ファンのみなさまと直接触れ合うことで、全国にファンを獲得しています！</p><p>従業員は7名です（正社員3名、パート4名）。ビール製造と卸販売、オンラインショップ、イベント出店が主な仕事です。<br>写真の松江堀川地ビール館内で製造していますが、併設の店舗（売店・レストラン）は別会社です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/TKxvBAUT9BbaoYi0ICnjb.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ORo5Z3Ib9c72I3qEh1vbZ.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>クラフトビールブランド「松江ビアへるん」は香り濃厚！味わい濃厚！全国で稀有な濃厚ビールが特徴です。あご出汁などの味わいの深い出汁や甘濃い刺し身醤油に代表されるような濃厚な島根の食文化に合うビールを追求した結果、濃厚で味わい深い島根のビールを造り上げました。</p><p>国内に数少ない特徴あるビールとして、固定のファンが多く、地元や全国のクラフトビール専門店で飲んでいただくだけでなく、関東などで開催される10⽇間イベント出店の際には、のべ50⼈の方がボランティアで⼿伝うほどファン熱も濃いビール（商品）であります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/TLIE03kuudUMyUsIKmw9d.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>ビールは嗜好品で、お客様それぞれの好みがあり、こういう味にすれば売れるというような答えのない仕事です。マーケティングを駆使して大多数に受ける味わいを追求するような商売は、大手ビール会社が何十年もかけて追求してきており、当社のように小規模のビール会社は、同じ方法では勝負になりません。</p><p>大手にない味わい！ローカルだからできるオンリーワンな味わい！など様々な条件をクリアして、なおかつ、自分の美味しいと思うビールを作り上げることが出来たときに、職人としてのやり甲斐を感じます。その上、イベント会場でビールを飲んで『美味しい！』と言ってもらえた時は、まさに最高の気持ちです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/d-XIVauMHWnPYIHEglASx.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>ビール造りは、品質を追求する生物・科学分野の理論的思考と味というアーティスティックな感性の部分の両方が大事な仕事です。⽣物・化学分野を本などから知識を得ることはもちろんですが、クラフトビール先進国アメリカの新技術や⼿法を収集し、それを⾃分の醸造所で実際に試して、自社の技術にしていく必要があります。</p><p>また、味わいというアーティスティックな部分を磨くには、たくさんのビールを味わって体験して、自分の内側にネタをたくさん作ることが必要です。（こちらは楽しいので苦労では無いのですが）この2つを継ぎ合わせ、両立して、初めて自分なりの美味しい！「これが俺のビールだ！」と言えるようになります。</p><p>非常に困難で大変なことですが、実現できたときの満足感は素晴らしいものです。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>現在、ビアへるんでは世界に向けて出せる日本オリジナルのビールとして、「どぶろくビール おろち」を開発しています。こちらのビールは島根県の酒蔵が製造する米麹を原料に使用し、日本酒風味を持つビールとしてファンも非常に多く、弊社フラッグシップの一つとしてこのビールを世界の方に飲んで頂きたい！という野望があります。</p><p>これを実現するために大手に近い品質管理を行うための設備投資を行い、賞味期限を延長し、世界中に美味しい状態で島根のビール「ビアへるん」を届ける方法を画策中です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/KS9fMMFNaWmII_bIpzaq-.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>私は、学生の頃も含めて、出身の島根県以外では福岡、関西に住んだことがありますが、何と言っても島根のよいところは、時間がゆっくり流れるところです。都会はたくさんの刺激があり、楽しいことがいっぱいで、便利という利点はありますが、私個人の感想かもしれませんが、追われる感じや流行に乗り遅れてはいけない気分になるという不安もありました。</p><p>現在、会社のある松江市は、松江城や宍道湖という湖など、懐かしさと自然のゆったりとした部分など、じっくりと腰を据えて物事を考えることに向いていると感じます。それでいて、島根県では最大の街でもあり、買い物をするところ、病院や学校など生活に不便を感じることはありません。近年はワーケーションの場所としても需要があります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/hQAVBbjozkmHlGIFcnvo1.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/02/28/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/o-0CbQ1_8fWZNAVm1_mnc.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>クラフトビールの仕事をしているせいか、Iターン希望者の方とお話する機会もあります。<br>移住のきっかけとしてよく聞くのが、島根県に来た時の景色、空気、雰囲気と、居心地の良さを理由にされることが多かったように思います。いろいろ条件や理由もあるかと思いますが、気軽に希望の地の空気を味わって、探してみるのも良いかも知れません。<br>&nbsp;</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第26回目にご協力いただいた方は、島根県松江市・ビール製造販売の島根ビール株式会社です。

松江市

島根県

#26 香り濃厚！味わい濃厚！島根の大人気ビール「松江ビアへるん」

<h2>生産者プロフィール</h2><p>福光酒造株式会社<br><strong>所在地：</strong>広島県山県郡北広島町<br><strong>業種：</strong>酒造業・農業<br><strong>商品：</strong>純米生どぶろく・葡萄酒<br><strong>会社URL：</strong><a href="https://www.asahikari.info/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.asahikari.info/</a></p><h2>会社の事業内容をお聞かせください。</h2><p>福光酒造株式会社は1933年創業の酒造会社です。<span style="color:rgb(38,38,38);">2006</span>年に廃業しましたが、9年後の<span style="color:rgb(38,38,38);">2015</span>年、新蔵元に福光寛泰が就任し、4年の準備期間の後13年ぶりに酒蔵が復活しました。</p><p>現在は広島県北広島町のどぶろく特区と果実酒特区を活用して、原料となる米とブドウを栽培しながら葡萄酒とどぶろくの醸造を行っております。米作りは地域の方の協力を仰ぎますが、その他の作業はすべて一人で行っております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/6qhd87GLETe0qqsV-OZ0e.webp"></figure><h2>商品・サービスの魅力についてお聞かせください。</h2><p>福光酒造の主力商品である「どぶろく」です。どぶろくとは米と米麹を発酵させたもので、日本酒の原点ともいわれる伝統的な地酒です。これを搾ると日本酒と酒粕が出来ます。</p><p>福光酒造のどぶろくは全て無添加物の純米生どぶろく。その成分には酵母や酵素、そして食物繊維や必須アミノ酸類も豊富に含まれており、現在流行している腸活はもちろん、美容や健康にも効果が期待されるといわれています。</p><h2>お仕事のやり甲斐についてお聞かせください。</h2><p>原料の米作りこそ地元の方のご協力を賜っておりますが、お酒の醸造、瓶詰め、ラベル貼り、それ以降の配達や営業も全て一人で行っております。そういった経緯より、私の想いや醸造テクニックが全て味わいに影響いたします。</p><p>お客様からの「美味しい！」というお褒めの言葉、これが私の一番の喜びであり、苦労の労いになっております。</p><h2>お仕事をする上で、大変なこと、困難だと感じることをお聞かせください。&nbsp;</h2><p>一つは通勤に関してです。前職が山口県岩国市の酒造会社勤務ということで、家族は岩国市在住です。</p><p>子供が小さいこともあり幼稚園の送迎で週3～4往復通勤します。酒蔵との往復は約200キロ、時間にして4時間以上かかります。</p><p>もう一つは、「どぶろく」の言葉に付きまとう密造酒やヤミ酒といった負のイメージに関してです。試飲会で飲んでいただけないことも度々あります。イメージアップが必須だと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/y2kEu-lwuozB2by9X3fti.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについてお聞かせください。</h2><p>築150年の酒蔵には使っていないスペースもあります。そのスペースを活用してゆくゆくは酒蔵オーベルジュをやりたいと考えています。蔵内にはグランドピアノもありますので、こちらを活用して酒蔵コンサートなども今以上に開催していきたいです。</p><p>また、葡萄酒造りを本格的に進めるためにも、ブドウ栽培に注力したいと思います。</p><h2>ご自身が感じる、地域の魅力についてお聞かせください。</h2><p>酒蔵のある北広島町大朝は、もともと宮島の荘園だったこともあり、大昔から稲作に適した場所でした。そして毛利元就の次男、吉川元春公の故郷でもあります。</p><p>地域には吉川家の史跡も数多くあります。併せて、伝統芸能の神楽が盛んな土地柄で、毎年秋には町内各地で神楽の舞いが見られます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/12/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/2s3K8t2WXjhVSdSKEKqyF.webp"></figure><h2>移住をし地方の仕事に携わりたいと考えている方へ、メッセージをお願いいたします。</h2><p>酒蔵のある広島県北広島町大朝は広島市内から高速で1時間、島根県境まで車で5分という場所にあります。都会のような便利さはありませんが、空気や水が美味しく、空が広くて星空がきれいな場所です。</p><p>地域で生活していく上での大切なことはまずコミュニケーションだと思います。親しい仲間が出来ると色々相談に乗ってくれます。私も移住者なので、当初は地域の方々に色々助けていただきました。</p><p>絵描き、作陶をメインにしながらも、空き時間に複数の仕事を掛け持ちして生活している仲間がいます。例えば、夏場は草刈り、冬場は雪関連の仕事。既成概念にとらわれず自由な生活スタイルが地方暮らしの利点かもしれません。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第14回目にご協力いただいた方は、広島県北広島町・福光酒造株式会社です。

#島暮らし

#島暮らしのお仕事一覧：29件