<h2><span style="color:#000000;">長年地域を見守ってきた、あたたかい店</span></h2><p><span style="color:#000000;">1950年生まれの吉藤さんは、代々受け継がれてきた「吉田藤兵衛」という名前を27歳のときに襲名し、現在は第10代目として店を守り続けている。もともと和菓子店だったが、吉藤さんは洋菓子の修行を積み、現在は和菓子と洋菓子の両方を製造・販売している。</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXdYKYhUmXRi7JbsIBZ6NE0TtHGwawCsyZ_BmFgR97TpADhXASd5pY9Hz0uFoiC-R_1KdJ7HLhhHhavIZjYHktbYsfHm0jB9MjnDN_HjcDfjlCxAju3cUorEX22y6YuNVeetYMmdEg?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">東京製菓学校で1年半洋菓子を学んだ後、都内の洋菓子店で修行を始めた吉藤さん。しかし、体調を崩しがちだった父親の引退を機に、24歳という若さで店を継ぐことに。</span></p><p><span style="color:#000000;">「修行を中断せざるを得ず、技術的にはまだ中途半端な状態のまま店を継ぎました。もっとしっかり修行をしたかったという思いはありましたが、1人でお菓子を作りながら、独学で学ぶ日々。苦労も多かったですが、当時は時代に恵まれていたので、<mark class="marker-yellow">『一生懸命やればなんとかなる』という想いでがんばりました</mark>」</span></p><p><span style="color:#000000;">とはいえ、菓子店として4代続き、地域に親しまれてきた歴史があるだけに、「続けなければならない」というプレッシャーも少なからずあった。とくに、店を継いだ当時は先代を知るお客様も多く、地域の年配の方から視線も感じたとか。</span></p><p><span style="color:#000000;">「母親からお客様との関係性を引き継ぎながら、二人三脚でお店を続けました」</span></p><p><span style="color:#000000;">27歳で襲名して以降、「藤兵衛さん」と呼ばれることにも少しずつ慣れていき、30代になる頃には自然に受け入れられるようになったという。長男として店を継ぐことは“義務”だと感じていた吉藤さんだったが、<mark class="marker-yellow">年月を重ねる中で「地域のお客様のために続けたい」という想いが強く</mark>なっていった。</span></p><h2><span style="color:#000000;"><strong>支えとなったのは、お客様とのつながり</strong></span></h2><p><span style="color:#000000;">「菓子の吉藤」では、<mark class="marker-yellow">昔ながらの味を大切に守り続けた、どこか懐かしさを感じさせるお菓子</mark>を販売している。なかでも、1955年から販売しているシュークリームは、ふんわりとやわらかな生地とやさしい甘さが魅力の、今も愛され続けるロングセラーだ。</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXdUUUZ05fSBmm62ThtMPsK9xsmuHY4cgPQREoM2EC25Kgsoyzk_PFswfAYd-fW7fPqtb8P_igeUz-T_WNtWdJPpYqAKFLxl0J7HmJ2dXD3xPW_Evb510ESWetEadFALDVvCGmDwCQ?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">1975年頃からは和菓子の販売も始めたが、吉藤さんは和菓子作りを専門的に学んだ経験はなかった。</span></p><p><span style="color:#000000;">「和菓子は独学で作り始めたので、最初から満足のいく和菓子を作れたわけではありませんでしたし、お客様からお叱りの言葉をいただいたこともありました」</span></p><p><span style="color:#000000;">それでも少しずつ信頼を得ていき、お茶会用の菓子の注文を受けるようになり、今では季節や行事に合わせた特注の和菓子を手がけるように。お客様とじっくり30〜40分かけて話し合い、時にはイメージを絵に描き起こしながら、ていねいに仕上げていくそうだ。</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXeYKhImI-iQQ12opjVD86PUlv6b-tMx__iuBNrSGa3jtel_mHeangeOE9sgGYtSrZV01EmUhSh6eNNGTaLOld7-Qccacp76_J0bDgLUB56HBLAIdMc4utw5t4QTjHHzu3M0uBnS?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">「手間はかかりますが、<mark class="marker-yellow">すべてが一期一会のお菓子。だからこそ、うまく作れたときには、利益を超えた喜びがあります</mark>」と笑顔で語る吉藤さん。</span></p><p><span style="color:#000000;">こうしてていねいに作られた和菓子の中には、季節限定商品として実際に店頭に並ぶものもあるのだそう。「知識の深いお茶の先生から学ぶことも多く、先生方との会話のなかで、私自身も大きく成長させていただいたと感じています。お茶会で実際に召し上がっていただいた際の反応もとても大きく、そういった積み重ねが、これまでお店を続けてこられた原動力になっていると思います」</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXfOE27ylSjvJanOykaskn55owrEyR27Ae9SH4n6HcX7mdO_rUEPHTzhEzg5Sl3oozihUq4t14OuF4t6efwUt8R6l674-HaPvDHRD-pYSc2MHJpi5zFvMx__0ylDHJoWG-DH87knsw?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">今では遠方からの注文や、300個単位の予約もあるという。<mark class="marker-yellow">一人ひとりのお客様に寄り添い、ていねいに向き合う姿勢こそが、地域で長く愛される理由</mark>のひとつだ。</span></p><h2><span style="color:#000000;"><strong>「この場所で店を続けたい」という責任感</strong></span></h2><p><span style="color:#14161a;">「以前は周囲にも多くの店がありましたが、今では隣の店まで50メートルも離れていて…<mark class="marker-yellow">店が減っていくからこそ、この場所で店を続ける責任を感じています</mark>」</span></p><p><span style="color:#14161a;">県庁所在地である山形市が隣接しており、電車や車で約30分と通勤圏内にあるため、実際に通勤する人も多く、昼間人口の少なさが地域の課題となっている。</span></p><p><span style="color:#14161a;">1994年当時、村山市には146もの店舗があった。しかし、時代の流れとともにその数は減少し、2025年現在ではわずか84店舗にまで減ってしまっている。</span></p><figure class="image"><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXe1OopkVYztVGMOMuHp_owYf0BBg9ujz7Tq9WPsjivOJp3xogMXBkuy1PNut-5Yy4FedkcvtBTm4O_aQuE-hIkQWiiZqmy6vX6s0yF585Jh-Ae51-mOVxoMNkX_Nye0TaQ2if6N?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"><figcaption>1992年3月当時、「菓子の吉藤（よしとう）」の周辺には、いくつもの商店が軒を連ね、にぎわいを見せていた。</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXe4dx0VlvnONBMZGcQdlX_7xoYeAIi7wTMAUSTQX4IlluGe_jd7h0DE8S2ssU_h4f70NPrfVIVjrvIKsov-MERojM8-OTFjbYQ1KCdDHDxrcwiw5Tamp7qRTbD-jCsPa8ky1U-n?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"><figcaption>しかし、2025年の現在では、そのほとんどの店がすでに閉店し、かつてのにぎわいは静けさへと姿を変えている。</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXcEtDieOgxEfAdlNC2c-pS6m7xlX6rmCEmJ5RZ0Y7TIb1CYvis9cr54zbQEl8Ip48hKkYzGCUZxrWQTJNjqbVlsAvMZh_8-fTRhhQtmJAqzZLDDpmSxVo0PGmeLXV2ovGe7sYiPzg?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"><figcaption>かつては大勢の人でにぎわい、まち全体が活気に包まれていた「村山まつり」。</figcaption></figure><p><span style="color:#000000;">店を継いで以来、近隣の高齢者へのお菓子の配達も行っている。注文の量は多くはないが、定期的に<mark class="marker-yellow">「お菓子を楽しみにしている」と言ってくださるお客様の存在が、長年お店を続けてこられた理由</mark>のひとつだ。</span></p><p><span style="color:#000000;">「『ありがとう』というお言葉をいただくだけでなく、お礼に野菜をいただくこともあります。こちらも少しお菓子をおまけしたりして。あたたかい贈答文化が今も残る地域だと感じています」</span></p><p><span style="color:#000000;">体調の優れない方を病院へ送迎したり、駅まで送り迎えをしたりと、<mark class="marker-yellow">地域を見守る存在としての一面も担っている。</mark>現在は家族で支え合いながら配達を続けており、「菓子の吉藤」は「お菓子屋」の枠を超えた存在となっている。</span></p><h2><span style="color:#000000;"><strong>お菓子を通じて地域を応援</strong></span></h2><p><span style="color:#000000;">2019年より、「菓子の吉藤」では<mark class="marker-yellow">村山市のスポーツ団体に対し、売上の一部を寄付する取り組みも始めた。</mark>その契機となったのは、村山市が2021年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会において、ブルガリア共和国のホストタウンに登録されたことである。</span></p><p><span style="color:#000000;">ブルガリア新体操ナショナルチームを応援する「ゴールデンガールズファンクラブ」の発案により、「ブルガリア・スターもなか」が開発された。大会では同チームが団体金メダルを獲得し、もなかもまたメディアに取り上げられるなど大きな話題となった。</span></p><p><span style="color:#000000;">「村山市で一生懸命練習をされていたブルガリアのチームが優勝したときは本当に嬉しかったですね。テレビでももなかを紹介していただき、多くの方に知っていただく機会となりました」とやわらかな眼差しで語る。</span></p><p><span style="color:#000000;">このホストタウンの取り組みを契機として、村山市には新体操クラブが設立され、子どもたち向けのクラブチームも発足した。</span></p><p><span style="color:#000000;">「<mark class="marker-yellow">町を守るという使命感と、子どもたちの未来のために、菓子以外のかたちでも貢献していきたい</mark>」と、吉藤さんは力強く語る。</span></p><h2><span style="color:#000000;"><strong>大切なことは「お菓子作りをしたい」という気持ち</strong></span></h2><p><span style="color:#000000;">以前から地域おこし協力隊の受け入れを行っている村山市。地域に定住した人もおり、吉藤さんも<mark class="marker-yellow">協力隊の方と交流を通じて「外から来た人の方が地域の魅力を見つけてくれる」と実感した</mark>という。</span></p><p><span style="color:#000000;">お店を残したいという強い想いを持ちながらも、「菓子の吉藤」には後継者が不在だった。そうした中、市の担当者の働きかけもあり、事業承継の一環として、地域おこし協力隊の受け入れを検討するようになった。</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXdRDW7k6osPwXxRMHOxfNbSECTsxtr3R5ryxD_5BcyF1x0Qtmt7uXKIyC582JkUmpjg5kr7BFVC4hCu66lLqAEhs6_omKdIeVp-ZaXnSHFnmcAtLRWAYq1MXhE6v92WVfpEUt5N?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">「何よりも<mark class="marker-yellow">、『お菓子作りがしたい』という強い想いを持った方に、このお店を引き継いでいただきたい</mark>と思っています。地域に密着したお店だからこそ、お客様の顔が見えることにやりがいを感じます。そのためにも、地域のためにがんばるという気持ちは、お店を長く続けていくうえで欠かせないものだと感じています」</span></p><p><span style="color:#000000;">吉藤さんは屋号に対して特別なこだわりはなく、「村山市に定住し、この地域に店を残して欲しい」という想いを大切にしており、ご夫婦で移住してくれるようなケースも、あたたかく歓迎している。</span></p><p><span style="color:#000000;">「新たに店舗を開業するとなれば、大きな資金が必要になりますが、ここにはすでにお店があり、住む場所も提供できます。<mark class="marker-yellow">初期投資を最小限に抑えられるからこそ、製菓の経験があるの方には、ぜひ恐れずに新たな商品を開発したり、新たな販売方法にもチャレンジしてほしい</mark>です」</span></p><figure class="image"><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXcuxQJ0o917NlBp1V5jUcu_ceDpEbcRz0B3ssfKN3Y-BVLkCWMGhUmqlZifVfpoPWFoxa6dRKd0u9Hh6GyKbiK1FrNmtFgHN-H4Mcxm_ZvxlSsmhiOncw4GCkR23P-voSJe1hA8?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"><figcaption>地域おこし協力隊の方には、こちらのお部屋をお得にご利用いただけます。</figcaption></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>長年愛されるお店だからこそできる“挑戦” がある</strong></span></h2><p><span style="color:#000000;">自然豊かな村山市は、山形のブランド米「つや姫」や山形牛、さらにはすいかやさくらんぼの名産地。加えて、りんご、もも、ラ・フランスといったお菓子作りに適したフルーツも豊富で、<mark class="marker-yellow">地域の魅力を活かした新商品開発の大きな可能性を秘めている。</mark></span></p><p><span style="color:#000000;">「特産品を活かせば“田舎”という言葉が弱みではなく、”おいしいフルーツの採れる地域”という強みに変わるかもしれません。お菓子作りを通して夢を叶えたい方にとって、村山市は大きな可能性とやりがいを感じられると場所だと思います」</span></p><p><span style="color:#000000;">田舎町ではあるものの、行列になる店舗も増えているという村山市で、お店を発展させていける伸びしろがあると吉藤さんは感じている。</span></p><p><span style="color:#000000;"><mark class="marker-yellow">移住者に対しても温かく迎え入れてくれる土地柄も、思い切ったチャレンジを後押ししてくれる</mark>と、吉藤さんは話してくれた。</span></p><p><span style="color:#000000;"><strong><img src="https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXcsLSpZ8yFPsjBH16Y3WYUoCfgx48JZ0SujUDrnkF7wUZsDCXbkzpWEG9SPkBgbxYipCHzMi-ETsV7D3Lv_KBUZJXUBjlPf6LfJhKbYK3wdZHQYCBcsqu2WCaIP-ufBiXG7ecoZ?key=Ol7QfYz49QAcRtQgNtdZnQ"></strong></span></p><p><span style="color:#000000;">「お客様からの『おいしい』という言葉に、これまで何度も励まされてきました」</span></p><p><span style="color:#000000;">生まれも育ちも村山市の吉藤さんは、<mark class="marker-yellow">長年地元に暮らしてきたからこそ、「当たり前になりすぎて、地元の魅力に気づきにくいんです」</mark>と笑顔を見せる。</span></p><p><span style="color:#000000;">彼が少年時代に過ごしたような、活気と笑顔に満ちたまちの風景が、今ふたたび息を吹き返そうとしている。</span></p><p><span style="color:#000000;">それは決して夢物語ではないかもしれない。</span></p><p><span style="color:#000000;">そのきっかけとなるのが、地域おこし協力隊の一つの挑戦。</span><br><span style="color:#000000;">小さな一歩が、やがて大きな変化を生む力となる。</span></p><p><span style="color:#000000;">その火を灯す情熱を、いま村山市は確かに、そして静かに待ち望んでいる。</span></p>

ワープシティ公式

山形県村山市で70年以上にわたり、地域に愛されてきた『菓子の吉藤』。

第10代目店主・吉田藤兵衛さんは、和菓子と洋菓子の両方を手がけながら、お客様一人ひとりと向き合い、地域に寄り添うお菓子作りを続けてきました。

近年は、商店の減少や後継者不在といった課題にも直面する中、店を未来へつなぐ方法として地域おこし協力隊の受け入れを検討。ワープシティ編集部は、吉田さんにお店への想いや、お菓子作りに込めた信念、そして協力隊募集に至った背景についてお話を伺いました。長く続く老舗だからこそできる“挑戦”が、今、静かに始まろうとしています。

村山市

山形県

130年続く村山市のお菓子屋が挑む、新しい「継業」のかたち。お菓子作りの夢を叶える地域おこし協力隊、募集中。

<h2>プロフィール</h2><p><strong>会社名：</strong><span style="color:#000000;"><strong>一般社団法人移る夢</strong></span><br>所在地：<span style="color:#000000;">北海道深川市</span><br>業種：<span style="color:#000000;">移住促進・空き家利活用・地域活性化</span><br>商品：<span style="color:#000000;">移住コンサルティング、教育プログラム提供</span><br>会社URL：<a href="https://www.ijuplanner.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer"><span style="color:#000000;">https://www.ijuplanner.com/</span></a></p><h2>会社の事業内容を教えてください。</h2><p><span style="color:#000000;">私たちの社名は「移る夢」と書いて「いるむ」と読みます。</span><span style="color:rgb(41,42,46);">これは移住を希望する皆さんの夢の実現をサポートすることを企業理念とするからです。</span>私たちは、「移住」「関係人口」「空き家」「北海道」の4つのキーワードに基づき、次のような事業に取り組んでいます。</p><h3>1. 移住担当者向け教育プログラムの提供</h3><p>移住を希望する方々の夢の実現には、移住相談を行う担当者の存在が不可欠です。<span style="color:rgb(41,42,46);">移住相談業務は、移住希望者の人生に関わる責任の重い仕事であるため、</span>担当者のスキル向上と不安解消が重要です。私たちは、過去20年間で2500組以上の移住相談実績を積み重ね、その経験を活かして、移住担当者向けに教育プログラムを提供し、スキル向上をサポートしています。</p><h3>2. 移住希望者向けオンラインサロンの運営</h3><p>当社では、移住希望者向けのオンラインサロンを運営しており、ここでは田舎移住や地方での暮らしに興味を持つ仲間たちと交流し、学び合いながら目標を達成することを目的としています。このサロンは、移住に関心のある方々の支援とネットワーキングの場として機能しています。</p><h3>3. 北海道体験型プログラムの提供</h3><p>私たちは「チイオシ（地域×推し活）」の北海道認定アンバサダーとして、ALL北海道の関係人口を増やすことに貢献するため、会員参加型のコミュニティサービスを運営しています。このプログラムでは、北海道の地域と密接に関わりながら、その魅力を広め、地域活性化を目指しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/EQeBLbUCAM1RTjy3Q2TrV.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えてください。</h2><p>私たち「移る夢」は、移住を希望する皆さまの夢の実現をサポートすることを理念としており、提供する3つの事業は、移住希望者に対して国内唯一の新しいサービスとなります。</p><p>これまでの約20年間、2500組以上の移住サポートを行ってきた実績を活かし、移住に関する深い知識と経験を提供しています。今回、新たに展開する3つの事業では、地方自治体や関連団体を対象にしたBtoB事業にも取り組むこととなり、それに伴い「一般社団法人移る夢」を設立しました。</p><p>私たちのサービスの最大の魅力は、移住のプロである「移住プランナー」が中心となり、これまで培った実績と経験をもとに、移住希望者一人ひとりに寄り添ったサポートを提供する点です。これにより、移住に関する不安や疑問を解消し、夢の実現を確実にサポートできる体制を整えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/J9FZrFn6YTBe2mH8v2WnV.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>仕事のやりがいは、次の3つの点に集約されます。</p><ul><li><strong>たくさんの人との出会い</strong><br>本来なら出会うことのないような方々と出会うことができ、その交流を楽しんでいます。</li><li><strong>人の夢をサポートする</strong><br>移住を希望する方々はポジティブなエネルギーを持っている方ばかりです。彼らの夢の実現を手助けできることに大きな喜びを感じています。</li><li><strong>地域の活性化につながる</strong><br>私たちの業務が地域活性化に貢献していると実感できる瞬間があり、それが仕事へのやりがいをより強く感じさせてくれます。</li></ul><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/x7f7gH_wAOBLcQbrUwnI3.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えてください。</h2><p>仕事の中で大変だと感じることは、移住相談業務が移住希望者の人生に大きな影響を与えるという点です。この責任の重さを感じながら、私たちは非常に高いコンサルティング能力を求められます。また、移住相談の範囲が非常に広いため、移住希望者の不安を解消するためには、私たちのスキル向上が欠かせません。</p><p>そのため、常に情報を収集し、日々研鑽を重ねることが求められます。このような努力を惜しまないことが、私たちの業務を成功させるために重要だと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/FZIFDOF3Pwp9FeuVtEl7B.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>今後の展望として、地方都市が抱える「空き家の増加」という社会問題に取り組んでいきたいと考えています。私たちは2018年に空き家相談士の資格を取得し、いち早く「空き家×移住希望者」のマッチング事業を始めました。しかし、空き家問題は今後ますます深刻化すると予想され、従来の「空き家の利活用」対策だけでは解決が難しくなっています。</p><p>そこで私たちは、従来の方法に加え、新たな視点から空き家問題に挑戦していく予定です。より効果的で持続可能な解決策を見つけ、地域の活性化にもつなげていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/cbiHZyEfX0k0PtnOXEj_n.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えてください。</h2><p>北海道の魅力は、言葉では表現しきれないほど豊かで多彩です。広大な大地に広がる四季折々の絶景は、自然の宝庫として訪れる人々を魅了し続けています。春の花々、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色、それぞれの季節が織りなす美しい風景は、まさに北海道ならではの贅沢です。</p><p>また、北海道は美食の楽園でもあり、海の幸や酪農製品など、豊かな食文化が広がっています。新鮮な魚介類や乳製品はもちろん、地元ならではの食材を使った料理は、訪れる人々に大きな満足をもたらします。</p><p>北海道で暮らす人々は「道民気質」とも言われ、温かくおおらかな性格の人が多いため、移住者にとっても非常に暮らしやすい環境といわれています。道民の優しさと自然に囲まれた生活は、心地よい日々を作り出します。</p><p>「雪・海・森」すべてが詩のような風景が広がる北海道で、ぜひ暮らしてみませんか。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/KlUN9ntkSNOSTBjbWCh1p.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>皆さんは「移住」という言葉に、実は明確な定義がないことをご存じでしょうか？私たちはその点を踏まえ、移住を希望する方々に次のようにお伝えしています。</p><p>「移住とは、自分の夢を、自分の好きなタイミングで、そして自分の好きな場所で実現することです。」</p><p>このように考えると、「地方の仕事」＝「自分の夢を叶えること」という捉え方ができると思いませんか？<span style="color:rgb(41,42,46);">ぜひ、移住で叶えたい夢を仕事にしてください。</span>それがなければ、移住の意味も薄れてしまうかもしれません。</p><p>もちろん、移住には多くの不安や心配も伴います。その時は、ぜひ私たちに気軽にご相談ください。移住に関するあらゆる疑問や不安にお答えし、サポートいたします。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/04/14/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/s6QVc-yRlprrYtet-iWMB.webp"></figure><p>&nbsp;</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第151回目にご協力いただいた企業は、北海道深川市の一般社団法人移る夢です。

深川市

北海道

#151 移住で夢を実現しよう！20年の経験であなたの移住をサポートします

<h2>プロフィール</h2><p><strong>特定非営利活動法人まちサポ雫石</strong><br>所在地：岩手県雫石町<br>業種：地域コミュニティの構築・セミナー・イベント開催・施設管理など<br>商品：WS支援、まちづくりに関する活動支援、地域の物産販売、広告コンテンツデザイン<br>会社URL：<a href="https://shizukucan.wixsite.com/machisaposhizukuishi" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://shizukucan.wixsite.com/machisaposhizukuishi</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>「みんなでつくる私たちの未来〜私たちが関わる全ての人を幸せに〜」を企業パーパスとして掲げ、以下の事業に取り組んでいます。私たちは、これからも住み続けられるまちづくりを支援し、地域の未来を共に創造していきます。</p><ol><li>まちづくりに関するコンサルタント事業（セミナーの開催やWSによる話し合いの支援、まちづくりに関する相談）</li><li>商店街支援</li><li>子育て支援（子ども食堂や、県立高校総合的な探究の授業の支援など）</li><li>デザイン（シティプロモーションや、デザイン、SNSによるコンテンツの作成）</li></ol><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/0_h5jg-PvevpwIDT8vqcc.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><h3>「こうなったらいいなを形に、人と町のサポート」</h3><p>私たちは、年間100回以上の話し合いを支援し、「自分たちの町がこうなったらいいな」という夢を、地域の皆さんが自分ごととして捉えられるようにサポートしています。その結果、仲間づくりや自発的な活動が生まれるように支援しています。</p><p>主に岩手県雫石町を中心に、コミュニティ支援やシティプロモーション事業などを手掛けており、話し合いの支援（ワークショップ）では、会議運営をスムーズに進めるサポートを通じて、効果的な成果を生み出しています。</p><p>また、SDGsカードゲームを活用したセミナーの開催など、老若男女を問わず、まちづくりに関する学びを深める機会を創出しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_lIKFXQ33tQD7Rin3cY0s.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>私たち「まちサポ雫石」の職員は、もともと雫石町の出身ではありません。それぞれが移住者であったり、元地域おこし協力隊であったり、結婚を機に移住したりと、雫石町に住むようになったきっかけはさまざまです。</p><p>生まれ育った環境が異なる私たちが、「今暮らしている場所」を、これからも暮らし続けられる場所にするために、同じ気持ちで仕事に取り組んでいます。</p><p>これは、岩手県民や雫石町民が持つ「人柄」への恩返しでもあり、この豊かな地域を持続可能にしていくことが、私たちのやりがいであり、私たち自身の暮らしを支えることにもつながっています。</p><p>世界中の人を幸せにすることは難しいかもしれませんが、私たちが知っている人たちを幸せにし、笑顔にし、共に良い町をつくっていくことに、私たちは大きなやりがいを感じています。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>仕事を始めた当初は、地域の現状やこれからの未来について、地域の皆さんにうまく伝えきれていないと感じることがありました。こうした情報を的確に伝えることは、非常に重要です。</p><p>地域の問題が地域の皆さんにとって「自分ごと」として捉えられなければ、自分たちの暮らしに対して「他人ごと」になってしまうからです。「他人ごと」として捉えられると、要望ばかりが増え、良いまちづくりを進めることが難しくなります。パートナーシップや協働の考え方をうまく共有することには、時間がかかりました。</p><p>しかし今では、要望や提案が相談に変わってきました。今後も引き続き、まちづくりに関するお互いの思いを共有し、その時々に合わせて形や仕組みを柔軟に変えていく必要があると考えています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>2024年より、クラウドファンディングの構築サポート事業を行っています。これまで、まちづくりを行う上での活動の支援や相談を行ってきましたが、常に課題となるのが「活動資金」の確保です。</p><p>行政に要請する補助金や助成金以外での選択肢として「共感」を集めることで得られる資金の確保が、今後のまちづくりには必要だと考えております。その一つの手段として「クラウドファンディング」の支援を行っています。</p><p>「やりたいこと」や「挑戦したいこと」を持つ人たちが、その実現に向けて資金と共感を集められるよう、私たちは全力でサポートしていきたいと考えています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>岩手県の県央地域は、岩手県県庁所在地である盛岡市を含む地域です。盛岡市と秋田県に隣接する雫石町は、盛岡市より電車で3駅、盛岡ICより車で20分と、車を持っている方であれば便利な田舎です。</p><p>また、全国各地との交通網による所要時間は、東北新幹線（はやぶさ・やまびこ）では東京から盛岡を経由して雫石町までは約3時間、秋田新幹線（こまち）では東京から雫石町まで2時間30分となっており、都心とのアクセスも比較的良好です。</p><p>子育て支援策も豊富で、子育て世代には人気の自治体となっています。また、一度仲良くなると、気にかけてくれる地域住民も多いことから、近郊市町村からの移住者も多いのが特徴です。</p><p>観光と農業が主要産業となり、観光地ですので日常的に温泉に入れること、また旅行に行かなくても、ゆったりと過ごせるカフェや観光施設があることが魅力です。その他、市民活動（市民主体のイベント）も多数あることから、ローカルなイベントも楽しめます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/txvG1a__syV8ZeJb9o4lI.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>現在、働き方は多様化しており、自宅や働く場所にとらわれず、フリーランスとして活躍する方も増えています。私たちのスタッフも弊社で仕事をしながら、個人事業主として様々な仕事を手掛けています。</p><p>デザイナーやネイリスト、事務職など得意なことを活かしながら生活をしていくことは、働く＝お金を稼ぐだけではない価値があると思っています。</p><p>もちろん、高収入を得ることで金銭的な余裕が生まれるかもしれませんが、「金銭の余裕」から「心の余裕」へと価値観を変えることで、また違った世界が見えるかもしれません。</p><p>地方で仕事を志す人にとっては、「豊かな仕事＝やりたいことができる環境」が重要視されているのではないかと感じています。自身の価値観やなりたい暮らしや姿によっては、地方で働く、暮らすことがより良い人生を送るきっかけになると思います。</p><p>ぜひ、一度「お試し居住制度」を活用し、雫石町へお越しください。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第124回目にご協力いただいた企業は、岩手県雫石町の特定非営利活動法人まちサポ雫石です。

雫石町

岩手県

#124 移住者だからこそできること。雫石町での持続可能なまちづくりの取り組み

<h2>プロフィール</h2><p><strong>有限会社徳永蒲鉾店</strong><br>所在地：熊本県玉名郡長洲町<br>業種：練り製品製造業<br>商品：竹輪、蒲鉾、天ぷら　練り製品全般<br>会社URL：<a href="https://tokunagakamaboko.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://tokunagakamaboko.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>弊社は竹輪、天ぷら類、蒲鉾を製造・販売しております。地元のスーパーや地域全般の学校給食、高速道路、全国百貨店など幅広く展開しております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/hjYJitZNtFdy_1mwqYq0G.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>現在では物価高の影響で蒲鉾店がどんどん廃業し、その中で定番商品のみで経営していくのが困難になっています。、若い世代にも蒲鉾の良さを知っていただきたく、付加価値のある商品作りに力を注いでおります。</p><p>現在は「カマフィーユ」という今までにない商品を製造し、全国に向けて販売を開始しました。特許を取得し販売開始1年で4冠を達成し、今年に入り水産庁長官賞を受賞することができました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/myBzrTUE5RC_UKUMS7KdC.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>弊社は私で4代目（36歳）となります。おじいちゃん子だったこともあり、歴史ある会社を後世に繋げていきたいという強い想いがあります。</p><p>練り製品が衰退する中、若い世代にもその魅力を知っていただけるよう、全力で製品開発に取り組んでいます。その成果もあって、若いお客様が増えており、非常に嬉しく、同時にやりがいも感じています。</p><p>これからも全国のお客様に徳永蒲鉾店を知っていただけるよう、精一杯頑張ります。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>やはり、昔ながらの機械や設備が不足しているため、大変だと感じることもあります。しかし、そのような状況も修行だと捉え、ポジティブに物事を考えるようにしております。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/I-ejWntccVjErIxYs8-d_.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>今後はもっと全国の食卓に弊社の商品が並ぶよう努力すること、「徳永さんとこの蒲鉾が美味しい」と言っていただけるよう頑張ることです。海外進出も視野に入れ、夢は大きく失敗を恐れることなく突き進んでいきたいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/JcSA7b0ey44qB0Zs5Ybif.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/fmvMsaF36oF2ZeJ73IgcD.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>長洲町は「金魚の町」として有名で、県外からも多くのお客様が訪れます。町内には数多くの金魚屋さんがあり、金魚好きにはたまらないスポットです。</p><p>さらに、造船関係の企業も多く、活気にあふれた田舎町です。住みやすさは抜群で、豊かな自然と活気ある産業が調和した魅力的な地域です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/bYhZG3RIVJo3_bVpGwM6D.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>私は田舎暮らしが36年と長く、都会へは遊びでしか行ったことがありません。都会は情報などが溢れかえっていて、眠らない町と言うイメージがあります。</p><p>この長洲町は夜空も綺麗で水も美味しく、外に出れば田んぼ道が多く緑があふれる街です。自然に癒され仕事も楽しくはかどると思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第75回目にご協力いただいた方は、熊本県長洲町の有限会社徳永蒲鉾店です。

長洲町

熊本県

#75 熊本県長洲町・老舗蒲鉾店の挑戦！「カマフィーユ」、販売1年で4冠・水産庁長官賞受賞！

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社キョウエイファイン</strong><br>所在地：岐阜県可児郡御嵩町<br>業種：物流業<br>商品：自動車部品の輸配送及び倉庫<br>会社URL：<a href="https://www.kyoei-fine.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.kyoei-fine.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>弊社は、物流業界で長年培ってきた経験とノウハウを活かし、人・輸送手段・空間をトータルにご提供する会社です。私どもの経営理念は、「お客様と共に栄え、共に喜びを分かち合える共存共栄の精神のもと、人も企業も、元気に、前向きに歩み続けていくこと」です。</p><p>この不変のポリシーを社名に託し、物流コンサルタントとしてご提案を行っております。クライアント企業様が抱える物流・倉庫の課題を、きめ細かくスピーディに解決させていただいています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/03/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/uoyJKeoDWA-UY-BICkhuB.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>「働くことは楽しいこと、人と人とのアットホームな関係」を大切にしています。一人ひとりの個性と持ち味を活かせる場を提供できるよう、きれいな車両と職場環境で楽しく働いてもらっています。</p><p>さらには、地域に密着した企業市民としての責務もしっかりと胸に刻み、より多くの皆様と幸せを共有できる企業を目指していきます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/03/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ze698sNm8XBkSr7As3qla.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>私たちが運んだ製品が誰かの役に立ち、皆様の乗る車の価値につながり、車を通して多くの思い出を創り出すことができるようにと日々取り組んでおります。</p><p>毎日、多くの人との会話や仕事を通じて、人との成長を期待し、助け合いから生まれる仕事の楽しさを体感することができます。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>日本の季節には暑さと寒さがありますが、近年は猛暑と呼ばれる40度近い気温でも責任と信頼で業務を行います。気温の変化、雨風など、天候の変化が大きな困難であると感じます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/03/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/SbcAzGwMF2GEQhUGgrpl3.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p><span style="color:#000000;">社員さん、一人ひとりの夢が叶えられる会社に成長し、仕事が楽しい、友達や家族とも一緒に働きたいと思っていただける会社創りを行ってまいります。楽しいことも嬉しいことも共有できる会社創りに挑戦してまいります。</span></p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/06/10/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/d08HMoQ4g-v9bcy7VuLls.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>御嵩町は中山道の宿場町として、古くから栄えた街並みと文化を残しています。現在は工業団地を誘致する事で近代産業の発展を支える重要な街です。</p><p>町内には東海環状自動車道のインターチェンジ近くに商業施設もできており、今後は商業でも発展する活気に満ち溢れた地域です。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>町内にある工業団地には、自動車産業をはじめとする多数の工場があります。また隣接する市に大手製紙工場、更に大型の複合ショッピングモールができたことで移住後の職探しの不安は少なくなったと思います。</p><p>また公共交通機関を利用すると約1時間で名古屋市にもアクセスできますので、志のある方には仕事のバリエーションは更に大きく広がるかと思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第65回目にご協力いただいた方は、岐阜県御嵩町の株式会社キョウエイファインです。

御嵩町

岐阜県

#65 人も企業も、元気に！岐阜県御嵩町の物流コンサルタント会社

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>指村僚汰さん</strong><br>出身地：山形県新庄市<br>現住所：山形県新庄市<br>職業：農業<br>趣味・特技：写真・バイク<br>生産物：米、さつまいも、にんにく、その他夏野菜など</p><h2>生産者への道を志した経緯やきっかけについて教えて下さい。</h2><p>幼い頃から父の農業をする背中を見て育ちました。小学生頃の夢は「農業」でしたが、中学校3年生の時には、年の離れた妹が居たこともあり、幼稚園の先生になりたいと思った時期もありました。</p><p>高校受験を控え親に相談したところ「好きな仕事をしてもいいが30歳になったら農業を継いでほしい」と言われました。新庄での農業は大体1年に1作。人生の中でも数える程しかできません。「若い頃から経験を積んだほうがいい」と考え、農業の道に進みました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/pnvUY_oz3Bif4bf_aaMJ4.webp"></figure><h2>生産物の魅力について教えて下さい。</h2><p>土づくりから収穫の直前までこだわって栽培しています。米でも野菜でも共通することですが、栽培の基礎となるのが稲作です。</p><p>稲作の副産物である籾殻、精米した際の米糠を活用して初めて土づくりができます。健康で美味しいお米を作ることが、良い土づくりの基本です。</p><p>目には見えない微生物の力を借りて田畑を耕し、植物を育てる環境を整えます。また、熟成させた「たい肥」、奥羽山脈から流れるミネラルたっぷりの湧水、海藻や蛎殻（かきがら）の粉末に、魚系のぼかし（有機肥料）、もみ殻、小糠などを、時間を掛けて発酵させた肥料を使用します。</p><p>収穫の直前まで植物を活かすことで、本来の旨みとコクを残したまま収穫をすることがてきます。こうして手間暇をかけて育まれたお米や野菜は、慣行栽培された作物とは格段に異なる旨み・輝きを放ちます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/5WTMvtRyLQNq5pMoh6V89.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DkwGfD6v7Kg5xpuaYAk_2.webp"></figure><h2>新庄市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>自然が豊かな新庄では、釣りや川遊び、山菜採りやキャンプなどの、自然を満喫した遊びが堪能できます。また、日本一に輝いたラーメン屋を始めとする美味しいラーメン屋さんが点在しており、県内外から食べに来られる方が大勢います。</p><p>また、国の登録有形文化財を活用した「エコロジーガーデン」では、地元に愛される産直やカフェのほか、「キトキトマルシェ」というイベントが毎月開催され、賑わいを見せています。</p><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？&nbsp;</h2><p>植物が力強く成長する様子を間近で見られることや、収穫したての美味しい農産物を食べられることなどがありますが、何よりも、食べた方に「美味しかった」と言ってもらえることが一番嬉しいですね。</p><p>最近では新庄市のふるさと納税に登録、InstagramやLINEなどでの情報発信をしており、寄附者の方やフォロワーの方が私の米や野菜を食べ、レビューや投稿を掲載してくださるのを見ると、とても嬉しくなります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/x3Lj2k5SHXG2mCOUxc-HC.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/rRj3Nw4mbcLq5CH4uTsCj.webp"></figure><p>&nbsp;</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。</h2><p>家で田畑を行い、問屋に卸すだけの「農家」ではなく、コスト計算などの経理業務から販売ルートの確保などの営業まで行う仕事としての「農業」への意識転換が大変です。</p><p>私自身、「リルストーリア」というブランドを立ち上げ、実際の農業はもちろん、新商品開発やコスト管理、農業にかけるこだわりなどの情報発信など、さまざまな仕事をやっていますが、他の方の米や野菜と差別化していくには必要なことだと思い、取り組んでいます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_io0USJQlMJDrySg_RSiV.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。&nbsp;</h2><p>農家の道を歩み始めてから今日まで、さまざまな素敵な出会いがありました。農業を通して出会った友達や仲間、地域を超えた知人の方々など、今の自分があるのは素敵な方々のおかげだと思います。</p><p>先ほどお話した通り、現在は農協などの市場への出荷が農業の大半を占めています。今後はマルシェなどの対面販売やEC販売などを通して、良い農産物をもっと多くの方に、直接お届けしていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/31/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/WE1mJbNKtno8FiD0tgsgl.webp"></figure><h2>移住して一次産業を目指す方へメッセージをお願いします。</h2><p>0から農業を始めることは、とても勇気と決意が必要なことです。でも、新庄市には心強い農業の先輩方が多くいます。</p><p>ぜひ一度、自然豊かな新庄市に遊びに来て、美味しい農産物や農業に触れてみてください。</p><p>&nbsp;</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第11回目にご協力いただいた方は、山形県新庄市・米、さつまいも、にんにく、その他夏野菜などを生産する指村僚汰さんです。

新庄市

指村 僚汰

#11 健康で美味しいお米を作ることが、良い土づくりの基本！

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>青木友誉さん</strong><br>出身地：愛知県江南市<br>現住所：岐阜県可児郡御嵩町<br>職業：農業・空撮業<br>趣味・特技：映像編集・ドローン操縦<br>生産物：お米・大豆</p><h2>生産者への道を志した経緯やきっかけについて教えて下さい。</h2><p>独身時代は江南市で戦闘機の油圧組立てやオーバーホールを仕事とする会社員でした。その後ボーイング777の扉組立てに携わっていました。</p><p>妻の実家が御嵩町で農業を営んでおり、私が20代の頃から農繁期には田植えや稲刈りの手伝いをしていました。その頃、若い人は農業をしないし農業する人は高齢化しており、耕作放棄地が増えていくのが現状でした。</p><p>私が田植機やコンバインで田んぼに出かけると、地域の方々が、あたたかく声をかけて下さり、田植えや稲刈りで頼られる存在になってきました。農業をする事で農地が綺麗になり、地域の方々とコミニュケーションができて、農業で皆が笑顔になる、田舎でしか味わえない生活空間、そんな経験を経て、生産者への道を志しました。</p><h2>生産物（返礼品）の魅力について教えて下さい。</h2><p>主にもち米、お米、大豆を生産しております。恥ずかしながら20歳頃になるまでお米や大豆がどのように栽培され収穫されるのか知りませんでした。</p><p>どの作物もそうだと思いますが、育てるのはとても奥が深いと感じます。近所のおじいちゃんが昔「作物は人の足音を聞いて育つ！」と話してくれました。放ったらかしにしておいては育たない、毎日見に行き手をかけて育てると美味しく収穫出来ると言う意味でした。</p><p>自分で自信を持って育てた作物を食べてもらったとき「この前のお米、大豆が美味しかったよ！」と声をかけてもらった時ほど嬉しいと思ったことはありません。自分が作った食べ物が、知らない土地のどこかの食卓で美味しい笑顔になっているのではと考えると、やる気も湧いてきます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_YbLagw57dFrosViJeVqs.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/vUEtHn9wlcqWa-JAE1X1P.webp"></figure><h2>御嵩町の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>御嵩町は中山道もあり自然豊かな歴史ある街です。これと言って大きな観光地はありませんが、人のあたたかさ、チームワーク、何より住んでいて地域の人とすぐに仲良くなれる、そんな街だと思います。</p><p>住んでいる人それぞれが自分の街を愛し、少しでも町民が楽しめる様なイベントを考えてそれを催す、そういう感じがします。私も御嵩に住み26年程になりますが、他県から来た疎外感は一切ありません、ずっと子どもの頃から住んでいると思ってしまう、そんな街だと思います。</p><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>天候や自然動物が相手なので、難しさを感じる時もあります。色々な事を思考錯誤して、いかに美味しく多く収穫出来るかが毎年の課題になります。</p><p>ここ数年前からは、田んぼにドローンでレンゲの種を撒き化学肥料をほとんど使わない農業をしています。また、田んぼ一面にレンゲが咲いた時、町内の幼稚園、保育園の園児に遊びに来てもらい、花や田んぼに住む生き物と触れ合って楽しんでもらっています。</p><p>田植えや稲刈りシーズンにも田んぼで農業体験をしてもらっています。何よりその時の子どもたちの笑顔が仕事のやりがいに繋がっていきます。</p><p>1番大切なのは自分たちが楽しく仕事をする、それが大切だと私は思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DixJzyLAtZCQ46lxIIZiY.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。</h2><p>先ほども書きましたが、天候や自然動物の被害が大変なことになってきます。収穫間近の作物が荒らされたり、台風や大雨で倒されたりすることです。</p><p>電気柵を張ったり、暗視カメラをセットしたり、またはドローンを飛ばして被害状況の確認をしたりと対策を練っています。毎日動物の行動を暗視カメラで見ていると、その習性がわかり被害を回避する事も出来たりします。</p><p>もう一つ大変なことと言えば農機具です。常日頃から手入れをしていないと必要な時に壊れていたり、動かなかったりします。</p><p>どんな仕事でも同じ事が言えると思いますが、農業機械は高額で古くなったからとすぐに買い替える事はできません。日常から点検、手入れを行い大切に使用することが大切だと痛感しております。それが良い仕事をするポイントだと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Qa1Z2T4oWziCb2r_PVELA.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>現在、農研機構のスマート農業実証プロジェクトに採択され、中山間地という農業条件が不利な地域でもスマート農機を使用した生産活動が持続可能であるかの実証実験に取り組んでいます。</p><p>岐阜県内で農業にドローンを1番に取り入れ、田んぼに花の種をまいたり、防除などに使用しています。昔も現在もそうですが、農業に関心を持ってくれる若い人は多くありません。</p><p>もしかして農業のイメージが、汚いキツイが多いかもしれません。今後は少しでもそう言ったイメージを減らすために、先進技術をどんどん取り入れ、農業のイメージをカッコよくアピールしていけたらと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/k8-5f6e5m67F-1Y-uU-1A.webp"></figure><h2>移住して一次産業を目指す方へメッセージをお願いします。</h2><p>既に農業に興味があり取り組みをされている方なら、移住後のおおよそのイメージはつくかと思います。一次産業を行うには、規模にもよりますが、それなりの道具や機械が必要になります。</p><p>私が御嵩に来て農業に携わって1番厄介に思った事は雑草です。都会ではアスファルトやコンクリートで雑草が生えにくい状態であったり、生えても誰かが取り除いてくれたりしますが、田舎では違います。時には自分の土地ではない箇所の草刈りをしないと自分の作物に影響があったりします。</p><p>大変なことも多いですが、思うように収穫ができた時の達成感や嬉しさ、同じ一次産業をしている仲間との交流、そうしたものが励みになります。</p><p>農業は1人では行えません。人と触れ合ってこそできるものだと思っています。どの地域にもその土地によって作業に適した時期や耕作方法があります。</p><p>先住者からのアドバイスは何よりの財産です。どうぞ1人でも多くの人とふれあいご自身の夢を叶えてください、御嵩から応援しています。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第10回目にご協力いただいた方は、岐阜県御嵩町・米農家の青木友誉さんです。

#10 岐阜県御嵩町でお米や大豆を生産。農業は人と触れ合ってこそできるもの

<h2>生産者プロフィール</h2><p><strong>亀子みどりさん</strong><br>出身地：長野県木曽郡上松町<br>現住所：長野県木曽郡上松町<br>職業：農業・看護師<br>趣味・特技：琴<br>生産物：ブルーベリー、瓶詰め加工</p><h2>生産者への道を志した経緯やきっかけについて教えて下さい。</h2><p>1984年の長野県王滝村で起きた震度7~8クラスの大地震により兄が亡くなり、父と母の姿を見て帰ってくる決心をしました。</p><p>開田（現在の木曽町開田地区）のブルーベリー狩りへ行き「あっ、これだよね！」と何か熱いものを感じ、それから父と2人で再開拓し、畑を作り、夢中になって作業していました。そのうち、農の楽しさ、面白さを覚え、近所の人を巻き込みながら30年が過ぎました。</p><p>野菜を作り、売りながら、勉強しました。子供のころ食したあのトマト、きゅうり、じゃがいも等、絶品の味がよみがえり、最高の幸せを感じました。</p><p>ブルーベリーもきっと美味しいと信じて育てました。母は「昔クロマメの木があったから、ここはきっとブルーベリーに適しているよ」と後押ししてくれ、見事に美味しいブルーベリーが実りました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/MSj9xflZCu-E1VjEErfum.webp"></figure><p>&nbsp;</p><h2>生産物（返礼品）の魅力について教えて下さい。</h2><ul><li>自社農園、自社加工所で作っているので、その日に採れた実をすぐに冷凍できる（鮮度）</li><li>栽培は農薬・除草剤を使用していません（安心）</li><li>ジャムはグラニュー糖2：上白糖1の割合で使用し、さっぱりしていてとても美味しい。</li></ul><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/JtkBheCf_7p1CkBjxkK6x.webp"></figure><p>&nbsp;</p><h2>上松町の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>何と言っても、標高1100ｍという山間部であり、近くに赤沢自然休養林があります。きれいな空気と水が自慢です。森林浴ができる癒しとやすらぎの場としてのパワースポットです。</p><p>夜の星空は、近くに東京大学の天文台があるほどで、感動を与えてくれます。そんな上松町郊外です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/18/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/rTiSh3hOMSQPw98uux61H.webp"></figure><p>&nbsp;</p><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>「農」は裏切りません。天候うんぬんはありますが、手をかければかけるほど、美味しくて美しい実りをもたらしてくれます。ジャムも心を込めて作るほど、美味しくなります。</p><p>&nbsp;</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。</h2><p>サル被害と周りを荒らすイノシシ被害です。</p><p>&nbsp;</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>素晴らしい自然を多くの方に触れていただければと思います。</p><p>農業だけでなく、“これからの観光“としても目を向けていきたいです。また、土日や大型の休みなどに体験農園・収穫体験をしていただける「子供の楽園（支援）」ができたらいいなぁ～と考えています。</p><p>&nbsp;</p><h2>移住して一次産業を目指す方へメッセージをお願いします。</h2><p>自分に出来ることがあれば協力して、良い方向へ向かえるよう、ともに暮らしていけたらと思います。</p><p>&nbsp;</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第4回目にご協力いただいた方は、長野県上松町・ブルーベリー農家の亀子みどりさんです。

#夢の暮らし