山梨県の中でも果樹栽培とワイン産業が盛んな甲州市。首都圏からの交通の便も良く、JR新宿駅から特急電車1本、90分ほどでアクセスできます。世界農業遺産にも認定された果樹園地帯は、平安時代には既にぶどう栽培が行われていたとも言われています。先人たちの努力の末に、今では多種多様な果樹が広く栽培され、四季により様々な表情を見せてくれる景色は圧巻です。また、江戸時代にはぶどうの産地としても名を馳せたことから、明治期に入ると官民あげてのワイン製造が始まり、日本ワイン発祥の地となりました。日本遺産にも認定された現在では、市内には約40社のワイナリーが集積、全国屈指のワイン産地として日本のワイン産業をリードしています。