<h2 data-short-text="まちについて" class="PrHeaderBlock section-1" id="section-1">安曇野市について</h2><p><b>北アルプスの山麓に広がる、のどかな田園のまち「安曇野」。</b></p><p>安曇野市は5町村が合併して2005年に誕生しました。現在の人口は約9.7万人で長野県内6位の規模です。<br>今なお四季折々の豊かな自然が息づく、安曇野市についてご紹介します。</p><p></p><h3>移住先として安曇野市を選んだ理由。</h3><ul class="List2Block check"><li class="List2ItemBlock">自然・景観の良さ。北アルプスの美しさ。</li><li class="List2ItemBlock">旅行・登山・ウインタースポーツでよく訪れていた。</li><li class="List2ItemBlock">水と空気がきれい、食べ物が美味しい。<br>※移住セミナー参加者等に行ったアンケートから（主なものを抜粋）</li></ul><p></p><h3>地域の特色</h3><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/40a939d7-letsknowazumino_img_21.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><ul class="List1Block"><li class="List1ItemBlock"><b>田園エリア</b>　おひさまが身近な町。<br>気温も湿度も低く、晴天の日が多い内陸性気候です。<br>冬の積雪はほとんど10cm以下ですが、1～2月の寒さは厳しく朝は氷点下10℃以下になることも珍しくありません。</li><li class="List1ItemBlock"><b>山麓エリア</b>　自然が豊かな山の裾野。<br>北アルプスの息吹を感じる自然が身近な山麓地帯。<br>温泉地も点在しており、リタイア後のセカンドライフや二地域居住に適しています。</li></ul><p></p><ul class="List1Block"><li class="List1ItemBlock">標高: 546.56m（安曇野市役所本庁舎の標高）</li><li class="List1ItemBlock">面積: 331.78km<br>長野県では9番目の広さ。平野部分は平坦な複合扇状地です。</li></ul><p></p><h3>アクセス</h3><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/e5a804fa-letsknowazumino_img_09.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p><b>首都圏から2時間50分。</b></p><p>首都圏（新宿）からは特急あずさ利用で約2時間50分、新幹線利用（長野市経由）で約2時間40分です。<br>中京圏（名古屋）からは特急しなの利用で約2時間15分です。<br>※表記の時間に乗り換えの待ち時間は含まれません。</p><p></p><p><b>新幹線を利用する場合</b></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/9c395569-letsknowazumino_img_11.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><p><b>特急列車を利用する場合</b></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/7c31b865-letsknowazumino_img_13.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><p><b>車を利用する場合</b></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/b1267918-letsknowazumino_img_12.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><p><b>飛行機を利用する場合</b></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/54ab05e0-letsknowazumino_img_14.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><p><b>県内のアクセスも良好</b></p><ul class="List1Block"><li class="List1ItemBlock">豊科駅から松本駅まで約20分（JR大糸線）</li><li class="List1ItemBlock">明科駅から長野駅まで約60分（JR篠ノ井線）</li></ul><p></p><h3>気候</h3><p><b>おひさまが身近な町。</b></p><ul class="List1Block"><li class="List1ItemBlock">11月〜4月は最低気温が氷点下になることもあるため、水道管の凍結に注意が必要です。</li><li class="List1ItemBlock">特に1〜2月の寒さは厳しく朝は氷点下10℃以下になることも珍しくありません。</li><li class="List1ItemBlock">積雪は年に数回20cm〜30cm程度あるものの、10cm以下の積雪がほとんどです。</li></ul><p></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/925f0a8e-letsknowazumino_img_07.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/e9942614-letsknowazumino_img_08.png"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><h3>子育て</h3><p><b>安曇野市は自然保育を推進しています！</b></p><p></p><p><b>自然保育って？</b></p><p>幼児期のこども達が、屋外での遊びや自然とのふれあいを通して、豊かな経験を重ね、体力や知力、感性や自己肯定感を育む保育・幼児教育のこと。</p><p></p><p><b>あづみの自然保育って？</b></p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/cad90427-27165.jpg"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p>安曇野の豊かな自然環境や地域資源を活かしながら、自然保育を通して、こどもが自ら自分らしく伸びていく力を信じ、見守り、支える保育。</p><p></p><p><b>四季を通して行われる、自然保育</b></p><p>自然が豊かで、四季がはっきりしている安曇野。<br>保育の中でも「その時だからこそ、できること」を大切にしています。</p><p></p><p><b>あづみの自然保育が育むもの</b></p><p>これから成長していくこども達の、「生きる力」を育みます。</p><figure class="ImageBlock__wrap"><img data-child="" alt="" class="ImageBlock__image" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/03/f7e97f90-27158.jpg"><figcaption class="ImageBlock__caption"></figcaption></figure><p></p><p><b>ますます進化！あづみの自然保育</b></p><p>長野県では2015年に「信州型自然保育認定制度」（信州やまほいく）を制定し、自然保育の活動内容に応じ、以下の区分による認定をしています。</p><p></p><p>信州型自然保育認定区分</p><ul class="List1Block"><li class="List1ItemBlock"><b>信州型自然保育（特化型）</b><br>認定を受けようとする者が行う保育等において、質、量 ともに自然保育に重点を置いて取り組んでいるものとし て、知事が認定した活動をいう。</li><li class="List1ItemBlock"><b>信州型自然保育（普及型）</b><br>認定を受けようとする者が行う保育等において、他の保 育等のプログラムと合わせて自然保育にも積極的に取り組 んでいるものとして、知事が認定した活動をいう。</li></ul><p>安曇野市は、市内すべての認定こども園が<b>普及型</b>の認定を受けています。<br>また、私立園3園が<b>特化型</b>の認定を受けています。　※<a href="https://www.city.azumino.nagano.jp/site/kosodate/87341.html" rel="noopener noreferrer" class="link">詳細は市HPをご覧ください</a><br>信州型自然保育とは信州の豊かな自然環境や地域資源を積極的に活用した、屋外での多様な体験活動を基軸とする保育のことを指します。<br>また、市内には屋外での保育をメインに実施する認可外保育施設が多数あり、その数は全国トップクラス。<br>これらの施設に通う家庭にも、市独自に保育料のサポートを行っています。</p><p>2022年度には、一部の公立認定こども園が、自然保育に特化した園に保育業務が委託され、「公設・民営」という新しい形で保育を行っています。 現在は、「地域おこし協力隊」（安曇野自然保育ブランディング保育士）を採用し、「あづみの自然保育」の推進・情報発信等を行っています。</p><p></p><p><b>市内の保育施設ではこんな活動をしています</b><br><br><a href="https://www.city.azumino.nagano.jp/site/kosodate/87341.html" rel="noopener noreferrer" class="link">各保育施設の詳細はこちらよりご確認をお願いいたします。</a></p>

安曇野市の西部は雄大な北アルプス連峰がそびえ立つ中部山岳国立公園の山岳地帯であり、その雄大な景色と雪の少ない気候、生活の利便さから移住先として選ばれています。

安曇野市

長野県

中部地方

　雄大な北アルプスの風景が魅力です。水道水は100％地下水でその湧水が育むおいしい農産物、自然を生かしたアウトドアなども自慢です。
　また、市内すべての認定こども園（公立）で「信州やまほいく」の認定を受けており、四季がはっきりした自然環境の中、こども達の生きる力を育みます。

安曇野市（あづみのし）は、長野県中部（中信地方）の市。

安曇野市では、自然環境に配慮した暮らしの支援や、安全・安心な暮らしの支援のため、住宅関連のさまざまな補助制度を実施しています。
また、市に移住される方などへの補助も行っています。
詳細は、『安曇野市へ移住！』のサイト内の「移住の助成制度等」をご参照くださいませ。
https://azumino-ijyu.jp/subsidy-system/

※各種助成制度は、年度によって変更がされていたり、予算枠等がいっぱいになっていて使えない場合があります。
利用時は改めてご確認ください。


<h2>どのような経緯で空き家に住むことを決意しましたか?</h2><p>移住を考えた際、中古物件をいきなり購入することには大きな不安がありました。そのため、最初から空き家バンクなどを利用して賃貸物件を探していましたが、賃貸物件の掲載数は購入物件に比べて非常に少ない状況でした。</p><p>毎日サイトをチェックし、通勤中の電車の中でも更新情報を確認し続け、本格的に2年ほどかけて探しました。何件も内見し、家族と相談を重ねた結果、ようやく理想的な借家を見つけることができました。</p><p>それまで何度も安曇野を訪れていましたが、「住む」という視点で見ると、これまでとは全く違った印象を受けました。実際に現地に足を運び、住む目線で探し始めたことで、地域の雰囲気や気候を肌で感じることができました。</p><p>その過程で「自分たちが求める住む条件」を整理することができ、その結果、良い物件と巡り合えたのだと実感しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/dnMfsUUvmsXfKHigPTAzk.webp"></figure><h2>空き家を見つけるために利用した手段やサービスについて教えてください。</h2><p>空き家バンクやココスマ安曇野、スーモ、アットホームなどのネット検索を活用しながら、現地で開催されている「明科まちあるき空き家・空き店舗相談会」にも参加しました。</p><p>この「まちあるき」に参加したことで、地元の方々と繋がりを持つことができ、移住後の生活イメージを具体的に描けるようになりました。また、首都圏で開催されている移住相談会にも足を運び、積極的に現地の情報を収集していました。</p><h2>入居前の空き家の状態や実施した修繕、リフォームの内容について教えてください。</h2><p>母屋の残置物は無い状態でしたが、空き家の匂いは押し入れの中からしていたので、何度も拭き掃除をしました。現在、半年以上生活していますが、匂いはそこまで気にならなくなってきました。</p><p>お風呂の蛇口が壊れていましたが、借家なので大家さんの負担で直していただきました。お隣の「おじちゃん」が元水道屋さんだったこともあり、大家さんも「おじちゃん」に頼む間柄のようで、移住してからは良く気にかけてくれて助かっています。</p><p>納屋については、触らないで欲しいという大家さんとの約束があるのでそのままです。少し気になりますが、生活には全く支障はないです。</p><p>東京でも何度か引っ越しを経験しましたが、今回の引っ越しでは条件や約束ごとがあり、その点も含めて前向きに楽しみながら取り組むことができました。</p><p>また、リフォームについてはDIYが自由にできるとのことで、近くのホームセンターで材料を購入し、壁を<span style="color:#14161a;">若草色に</span>塗り直してみました。この作業には子どもも喜んで参加し、家族で壁に色を塗る体験は良い思い出になりました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/3zM19uZxwevojYpn9gDXW.webp"><figcaption>DIY前の壁</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/YCeiGM3S4DwUkCOErJxKr.webp"><figcaption>DIY後。壁を塗り直し、部屋全体も明るくなった</figcaption></figure><h2>支援制度を活用した場合は詳細を教えてください。</h2><p>使える補助金は積極的に使った方がいいです。安曇野市では移住者向けの補助金や新婚さんへの補助金もあります。</p><p>私は空き家利活用をミッションにしているので、空き家に関する補助金を一つご紹介します。</p><p>安曇野市空き家バンクに掲載されている物件限定にはなりますが、移住される方の引越し費用を補助してくれる“移住者支援補助”は使いやすいと思います。安曇野市の引越し費用の1/3、最大10万円を補助してくれます。（2024年度現在）</p><p>他の市町村でも似たような制度があると思いますので、みなさんの移住活動の中で役所のサイトを見ることをお勧めします。分からない時には電話やZOOM相談をしている市町村もあるので、まずは調べてみてください。ちなみに、安曇野市もZOOMでオンライン相談可能です！</p><p>申請手続きの際、記入内容に誤りがあると再提出が必要になる場合があります。そのため、事前に制度内容を十分に理解し、正確に申請書を作成することで、手続きの時間を短縮できます。</p><h2>空き家暮らしを始めてからの日常生活の変化や感じたことを教えてください。</h2><p>空き家だった家に家族で暮らし始めた際、お隣の「おじちゃん」（88歳）から「久しぶりに子どもの声を聞けて嬉しい」と言われたとき、この土地に移住して本当に良かったと感じました。</p><p>周りの方々に助けていただくことも多く、東京でのマンション暮らしでは経験できなかった「近所付き合い」が新鮮で、とても嬉しく感じています。さらに、すぐ近くの使われていない畑を貸していただき、ネギを植えたところ、これが驚くほど美味しくて感動しました。</p><p>しかも、その畑作業もお隣の「おじちゃん」がうねを作り、マルチを張り、穴を開けるところまでしてくださり、私がやったのは苗を置くだけ（笑）。畑に通うのが楽しくなり、「おじちゃん」には本当にたくさんお世話になっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/v9Qb6x0Te16quAwCoMJmp.webp"></figure><h2>空き家暮らしで困ったこと、苦労したことについて教えてください。</h2><p>困ったというより驚いたのは、屋根裏に大きな蜂の巣があったことです。スズメバチの巣で、サイズは60cm四方とかなり立派なものでした。</p><p>幸い、既に使われておらず、そのままでも問題ないとのことだったので、特に手を付けずにそのままにしています（笑）。気づいたきっかけは春先、家の中にアシナガバチが入ってきたことでした。その原因を調べてみると、天井に隙間があったためで、ふとその隙間を開けてみたら蜂の巣が現れ、驚きました。</p><p>古い家なので虫が隙間から入ってくるのはすぐに慣れました。隙間風が入る場所には畳をめくり、隙間シートを張るなど、古い家ならではの工夫を楽しみながら暮らしています。</p><h2>地域の人々との交流や関係性の構築について大切だと感じることを教えてください。</h2><p>一番大事なのは、最初のご挨拶だと思います。</p><p>私たちが引っ越してきた日に、不動産屋さんが事前にお隣さんや大家さんに連絡をしてくれていたようで、ご挨拶に来てくださいました。その際、ごみの出し方や回覧板の仕組み、地域の“区”（自治会）について教えていただき、とても助かりました。</p><p>“区”では、地域の清掃活動として川のゴミ拾いや、在来の生態系を壊す特定外来植物のアレチウリの駆除などを行っています。また、子ども夏祭りや大人向けのソフトボール大会など、地域全体で協力し合う交流の場もあります。</p><p>安曇野市には景観条例があり、地域の人々が協力して美しい景色を守り続けてきました。私もこの景色に憧れて移住してきたので、この取り組みにぜひ参加したいと思い、活動に加わらせていただいています。</p><p>東京に住んでいた頃は、地域の一員として生活している実感があまりありませんでしたが、自分の手で綺麗にした道を歩くと、思いのほか気持ちが良いものだと気づきました。</p><h2>今後も空き家での生活を続けたいか、その理由について教えてください。</h2><p>この場所でこれからも生活を続けていきたいと思っています。</p><p>車さえあれば生活に不便を感じることは全くなく、空気が美味しいことや、畑で収穫した新鮮な野菜をすぐに味わえること、そして日々変化する安曇野の美しい景色の中で暮らせていることなど、挙げればキリがありません。</p><p>空き家バンクを通じてこの物件に出会えたことは本当に良かったと思っています。今のところ、最高の移住ができたと実感しています。</p><p>また、安曇野を起点に近隣の地域へも気軽に遊びに行ける点も気に入っています。これからも山登りやキャンプ、観光など、この土地での生活を思い切り楽しみたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/PvOmFHFihJqtEiUPgbVoF.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えてください。</h2><p>移住してきて驚いたことの一つが、「水道水がおいしい！」ということです。安曇野市は綺麗な水が必要なわさび畑で有名ですが、水道水は北アルプスの雪解け水が地下に浸透した地下水を汲み上げているため、家庭の水道水もとても美味しいのです。</p><p>このおいしい水で炊いた安曇野のご飯は格別で、ついついおかわりをしてしまいます。また、近所は街灯が少なく夜は暗いのですが、そのおかげで星がとても綺麗に見えます。</p><p>実はこの星空の美しさに気づいたのは息子です。息子が教えてくれたおかげで、私たちも夜に星空を見上げる機会が増え、その美しさに感動しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/21/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/KNCmKnHJKjZ9HX2iySvrN.webp"></figure><h2>空き家暮らしを検討中の方に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。</h2><p>空き家を使う大きなメリットは費用を抑えられることも一つですが、空き家だった物件にはその地の歴史の一部として、近所に住む方々の想いが詰まっていることが多く、地域の方々との繋がりを築きやすいこともメリットだと感じています。地域との交流を求めて地方移住を考えている方には、空き家の活用は特におすすめです。</p><p>地方に引越しをすることと、移住をすることは、求めているゴールに違いがあるように思います。わたしは地域の方と一緒に生活ができる気持ちの良い土地に移住をしたいと思い、長年探して見つけたのがこの安曇野でした。</p><p>みなさんの求める地方暮らしにはどんな想いがありますか？<br>実際に現地に足を運び沢山の方に自分の想いを伝えると、自ずと答えが見つかってくるのではないでしょうか。</p><p>安曇野市に訪れた際は、是非ご連絡をお待ちしています。みなさんにお会いできる日を楽しみにしています。</p>

ワープシティ公式

近年、古民家や空き家を購入し、自らの手でリノベーションを施してコストを抑えつつ、自分だけの理想の住まいを実現するDIYが人気を集めています。

地方移住をきっかけに、古民家・空き家での暮らしを検討する方も増えている中、どのようにして理想的な家を見つけ、購入すると良いのでしょうか。
実際に移住し、家のリノベーションに挑戦した方の体験談をもとに、その魅力と課題を探ります。

第8回目にご協力いただいた方は、長野県安曇野市の松尾 大さんです。

所在地：長野県安曇野市、業種：地域おこし協力隊（空き家利活用）、家の築年数：45年ほど（厳密には不明）

松尾　大

#8 空き家から始まる地域の絆。お隣のおじちゃんと築く心温まる交流

<h2>大学への進学をきっかけに、長野での暮らしを初体験</h2><p>東京生まれ、東京育ちの倉田さん（28歳）。小さい頃から頭で考えるより行動に移すほうが得意で、何事もとにかく試してみるのが好きなタイプだったという。</p><p>「小学生の頃は、学校が終わるとよく児童館や公園に行って、友達とドッジボールをしたり、秘密基地を作ったりして遊んでいました。スポーツも好きで、中学は卓球部、高校はバドミントン部に所属していました。特にバトミントンは両親の影響もあって、部活だけでなく社会人サークルにも参加するほど打ち込んでいました」</p><p>そんな倉田さんが長野県と縁を持つようになったのは、大学時代。松本市にキャンパスを構える信州大学教育学部に進学したのがきっかけだった。将来は「理科の先生になろう」と考えていたという。</p><p>「物理が得意だったので、受験は物理の一点突破で合格しました。地学や生物の調査も好きだったので、教師になるなら理科の先生かなと思っていました」</p><p>大学1年目は松本キャンパス、2年目以降は長野市にある長野キャンパスに通い、寮生活を送った。</p><p>「同じ長野でもまちの印象はそれぞれ異なりました。松本は城下町の雰囲気が色濃く感じられる場所でしたが、長野市は県庁所在地で東京からも新幹線でアクセスしやすく、どちらかというと機能的な都市という印象でした」</p><p>東京との暮らしで最も違いを感じたのは冬の寒さ。「東京と同じ冬服では全然足りなくて、最初の冬は寒さを身にしみて実感しました」と振り返る。しかし、生活に慣れてくると、東京との違いよりも「変わらない」と感じることのほうがむしろ多かったという。</p><p>「大学生の遊び方といえば、カラオケや飲み会といったもので、それは東京と変わらず楽しめました。むしろ<mark class="marker-yellow">長野県には、そうした娯楽に加えて豊かな自然があり、ウィンタースポーツやキャンプ、登山などのアウトドアも楽しめる。動くことが好きな自分には、そうしたアクティブな遊びができる環境が合っているなと感じました</mark>」</p><h2>子育てしやすい環境を求めて安曇野市に移住</h2><p>長野での生活を気に入っていた倉田さんだが、就職のタイミングで再び東京に戻ることを決断する。</p><p>「大学2年生の頃から、『教師として就職するのは自分には少し違うかもしれない』と感じ始め、民間企業への就職を選びました。同じ学科の同級生の多くが教師を目指していましたが、民間企業を選んだのは、私を含めて2～3人ほどでした。</p><p>東京で就職活動をしたのは、民間企業の選択肢が長野よりも東京の方が多いと感じたからです」</p><p>倉田さんが就職したのは、学校向けにハードウェアやソフトウェアの販売・メンテナンスを手がけるITソリューション会社。教育業界との関わりを持つ仕事を選んだ。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/J55k5q48gLUXZG0f4RiQ4.webp"><figcaption>東京で社会人をしていた頃の倉田さん</figcaption></figure><p>そんな倉田さんの次なるターニングポイントとなったのは、結婚、そして妻の出産だった。2023年9月に第一子が誕生。妻と話し合い、子育てにふさわしい環境を考えるなかで、最終的に意見が一致したのが長野県安曇野市への移住だった。</p><p>「家内が長野県出身だったので、実家に近いほうが安心だったこと、自然に囲まれながらのびのびと過ごせる環境があることが大きな理由でした。私自身、学生時代に長野での生活が自分に合っていると感じていたことも決め手になりました」</p><p>移住先を具体的に探すなかで訪れたのが、長野県の移住フェア。そこで出会ったのが、現在、倉田さんが働いているVAIO株式会社だ。新たな就職先も決まり、2024年2月、家族3人で安曇野市へと移住を果たした。</p><h2>利便性と田舎らしさのバランスが“ちょうどいい”安曇野</h2><p>長野県の中央、やや北西寄りに位置する安曇野市。南側で松本市と接し、西側には標高2,000～3,000メートルを超える北アルプスの山々がそびえる。豊かな清流に恵まれ、米づくりも盛んに行われている地域だ。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/2HQmCLLpbVC4gfPe4tREi.webp"><figcaption>田園風景の先に広がる北アルプスの山並み。倉田さんが移住してまっさきに魅了されたのがこの光景だった</figcaption></figure><p>「東京に比べると湿度が低く、夏場のアスファルトの照り返しや、体にまとわりつくような嫌な暑さがここでは少し和らぎます。真夏には37～38℃まで上がることもありますが、体感的にはかなり過ごしやすいです」</p><p>安曇野市は<mark class="marker-yellow">まちの機能と田舎らしさがバランスよく揃った場所</mark>だと倉田さんは話す。</p><p>「大通り沿いには、日常生活に必要なものが一通り揃っていて、買い物には不自由しません。一方で、一本道を裏手に入ると、そこにはゆったりとした田園風景が広がっています。利便性とのどかさの両方が手に入る理想的な場所だと感じています」</p><p>さらに、<mark class="marker-yellow">車を手に入れたことで生活の利便性が格段に向上</mark>した。車の購入費用は、安曇野市の移住支援金（首都圏から移住し、一定条件を満たした企業に就職した人を対象に支給される補助金）でまかなうことができたという。</p><p>「子育てする上で車があるのは本当に便利です。赤ちゃんを連れての外出は大荷物になりがちなので、電車移動は大変でした。東京ではベビーカーで徒歩圏内の場所に行くのが精一杯でしたが、車があれば荷物を気にせずどこにでも行けるので素晴らしいです」</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/DpjqkXnSesMv0EeHiq8e2.webp"><figcaption>国営アルプスあづみの公園で撮影した家族写真</figcaption></figure><p>安曇野市は、国営アルプスあづみの公園や大王わさび農園、烏川渓谷緑地など、家族連れで楽しめるスポットも充実しているという。</p><p>「移住したばかりの3月には爺が岳スキー場にも行きました。ファミリー向けに休憩室なども整備されていて、赤ちゃん連れでも気兼ねなくウィンタースポーツを楽しめました」</p><h2>移住フェアをきっかけに縁ができたVAIO株式会社</h2><p>このように倉田さんが安心して移住生活をスタートできたのは、VAIO株式会社への就職という安定した経済基盤があったことが挙げられるだろう。</p><p>VAIO株式会社は安曇野市に本社を置く電機メーカーだ。2014年7月にソニー株式会社から分離・独立。パソコンの設計・製造・販売やソリューションサービスの提供などを行っている。VAIOの安曇野の工場は、1961年から稼働を開始し、ソニーのオーディオやAIBO等多くの最先端製品の製造を手掛け、1997年からは「VAIO」の生産を担い、現在も高品質な製品をお客様にお届けしている。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/Ba_nADBc1MHZ334z-Dwj1.webp"><figcaption>VAIOの製品は安曇野市のふるさと納税の返礼品にも豊富にラインナップされている</figcaption></figure><p>VAIO株式会社は、安曇野市を拠点とする地元企業として、長野県主催の移住フェアにも積極的に出展。県外出身者やUターン移住者などの採用にも力を入れている。</p><p>「前職の会社もパソコンを販売する企業だったので、その知識や経験を活かせそうだと思いましたし、パソコン製造だけではなく、モバイルディスプレイやVPNソフトなど一歩広げたビジネスを展開していて、堅実性とチャレンジ精神を兼ね備えているところにも、企業としての魅力を感じました」と倉田さん。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/BRyYvHaWUwC1rOfCWp79o.webp"></figure><p>現在、倉田さんはVAIOをご導入いただいた企業の設定代行などを担う部署で働いている。</p><p>「前職では若いメンバーが多く、すでに中堅的な立場で働いていましたが、VAIOでは入社時の部門の最年少が40代で、28歳の自分はまだまだ若手だと実感しました。ミスをした時は、明るく『ごめんなさい！』と笑顔で謝りながら頑張っています（笑）」</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/ptVPUmud0gtynXpGIVnq3.webp"><figcaption>VAIO株式会社は、水と緑豊かな安曇野の地で長年ものづくりを続けてきた企業だからこそ、地域に根ざした環境経営にも力を入れている</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/IAD4zMxB0mtKzZpJ6B0Di.webp"><figcaption>水田の中干し期間を延長することでメタン排出量を削減し、カーボンクレジットを生み出す「長野県安曇野市の中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」を県内企業で初めて実施</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/af4fqDpsCC-OdyqVgqzE_.webp"><figcaption>安曇野市の天然記念物「オオルリシジミ」の保護活動にも取り組んでいる</figcaption></figure><h2>「パパ」と初めて呼ぶ瞬間に立ち会えた</h2><p>安曇野で働き始めて、倉田さんが最も大きな変化を感じたのは通勤だった。</p><p>「自転車で10分ほどの距離なので、毎日の通勤が苦ではなくなりました。東京にいた頃は電車で40～50分かけて通勤していて、特に夏場の猛暑とガンガンにクーラーが効いた電車内の温度差や満員電車は本当に辛かったです。その時間から解放されたことで、生活がとても快適になりましたし、何より<mark class="marker-yellow">家族と過ごす時間が増えたのが一番嬉しい</mark>です。</p><p>実は今朝、子どもが初めて『パパ』と呼んでくれたのです。東京にいた頃だったら、ちょうど通勤でバタバタしている時間帯だったので、一生に一度のその瞬間に立ち会えたのも、通勤時間が短くなったおかげかもしれません」</p><p>そのようにしてプライベートの時間が充実するにつれて、地域の人たちと交流する機会も少しずつ増えてきているという。</p><p>「バトミントンの社会人サークルに家族3人で参加させてもらっています。同じように子どもを連れて来ている方もいるので、交代で赤ちゃんの面倒を見てもらったり、他のちびっこたちと一緒に遊んでもらったりできるので助かっています。妻は児童館にもよく行っていて、そこで仲良くなったママ友たちとイベントに参加しています」</p><p>また、VAIO株式会社でも社員やその家族向けのイベントを定期的に開催している。本社の社屋を使った「秋祭り」では、子ども向けの屋台やキッチンカーなどが多数出店され、花火を使ったセレモニーも催されるなど、大いに盛り上がったという。倉田さんもこのイベントに家族で参加し、社員やその家族との親交を深めた。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/3g2Wyp76PMEYXgk-6ryCU.webp"><figcaption>秋祭りの様子①　子ども屋台</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/09/IurpajjORaaiP5rDRE0hG/NdFDjN01_GduS9LfvXsZd.webp"><figcaption>秋祭りの様子①　花火</figcaption></figure><h2>これからも安曇野でのびのびと子育てを</h2><p>安曇野に移住し、豊かな自然に囲まれながら、我が子とのかけがえのない時間をのびのびと過ごしている倉田さん。周囲には同じ子育て世代が多く、互いに助け合ったり、悩みを分かち合ったりできることが、子育てのしやすさにつながっているのかもしれない。</p><p>実際、<mark class="marker-yellow">安曇野市は移住先としての人気が高まっており、倉田さんのような20～40代の子育て世代、特に30代とその子どもにあたる14歳以下の転入者の数は、2023年には県内でトップ</mark>だった。東京や神奈川、大阪といったさまざまな都市から人々がやってきている。</p><p>「安曇野、とてもいいですよ！」と明るく話す倉田さんに、最後に地方移住を検討している方に向けてメッセージをいただいた。</p><p>「憧れだけで移住するのはリスクを伴うので、家族としっかりとコミュニケーションをとって、移住する目的をはっきりとさせておいた方がいいと思います。私たちは『子育て』を中心に据えて移住を決めました。</p><p>また、私個人としても、新鮮な体験を繰り返すことに人生の豊かさがあると思っているので、そうした機会に恵まれる安曇野に移住してよかったと思っています。</p><p>今年は行けなかった『あづみ野祭り』に来年こそ行ってみたいですし、将来的にはウィンタースポーツを子どもと一緒に楽しみたい。そして、農業体験を通じて食育にも取り組んでいきたいと思っています。安曇野で叶えたいことがたくさんあります」</p><p>持ち前の行動力でアクティブに安曇野での生活を楽しんでいる倉田さん。これから「やりたいことリスト」を家族と一緒に一つずつ実現させていくのだろう。</p><h2>安曇野市の「教えて地方のお仕事」の記事はコチラから↓</h2><p><a href="https://warp.city/posts/5yDmqQom3nM6lZNDIDcek">#139 『ものづくりの緊急医』が守る品質。人の役に立つ信頼と技術力 ワープシティ｜地方移住を考える人のお役立ち情報サービス</a></p><p><a href="https://warp.city/posts/4wm3wQh7yXwIwixBOm6sQ">#140 安曇野市の技術者が紡ぐ医療用精密製品の未来 ワープシティ｜地方移住を考える人のお役立ち情報サービス</a></p><p><a href="https://warp.city/posts/rPX3NKOrv3Y-09HfFOPtp">#141 安曇野市から世界へ！特許技術で現場課題を解決する画像検査装置メーカーの挑戦 ワープシティ｜地方移住を考える人のお役立ち情報サービス</a></p><p><a href="https://warp.city/posts/zed-mtqruHADcy11HvEJo">#142 人を運ぶ使命で地域を支える。安曇野市で地域発展を支える交通事業 ワープシティ｜地方移住を考える人のお役立ち情報サービス</a></p><h2>安曇野市のお仕事紹介ページはコチラから↓</h2><p><a href="https://azumino-ijyu.jp/2024/12/18/3132/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://azumino-ijyu.jp/2024/12/18/3132/</a></p><p>&nbsp;</p>

“ワープシティ地方移住体験談”では、地方移住を検討している方に向けて、先輩移住者から移住に至った経緯や体験談、移住先の仕事内容や生活などの生の声をお届けしています。

第88回目の先輩移住者は、東京都出身で2024年2月に長野県安曇野市に移住した倉田啓靖（くらた・ひろのぶ）さんです。

第一子の誕生を機に移住を決意した倉田さんは、安曇野市に本社を構えるVAIO株式会社に転職し、家族3人で自然豊かな安曇野の暮らしを満喫しています。

そんな倉田さんに移住の経緯や安曇野市の魅力、移住後の仕事や生活の変化などについて伺いました。

出身地：東京都、前住所：東京都、現住所：長野県安曇野市、職業：VAIO株式会社

倉田啓靖

北アルプスのふもとで育む家族との時間～ 移住者が語る安曇野の魅力～

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>私の出身は、九州の熊本県です。もともと山登りが好きで、信州の山をたくさん登りたいと思っていました。そこで、信州甲信越への移住を検討していたところに出会ったのが、安曇野市の地域おこし協力隊の募集でした。</p><p>ミッションは「天蚕（てんさん）のブランディング」です。<br>天蚕の言葉自体を初めて知ったため調べてみると、養蚕業（ようさんぎょう）の一つだとわかり、興味を惹かれました。</p><p>絹からできる織物などの伝統工芸のひとつであり、化粧品や医療品など研究開発が進んでいる一方、後継者不足の状態であることが分かりました。自分がその手助けになれたら嬉しいな、という気持ちで応募しました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/01/29/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/t8CdYBLNCkoi9rMG_Ag7b.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/01/29/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/i7SLc4W9yJgq4HBLrWKqK.webp"></figure><h2>長野県安曇野市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>理由は二つです。　<br>①天蚕に興味を持ったから<br>②登山をする上で、北アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプスへアクセスしやすいから</p><p>中でも決め手になったのは、安曇野市が登山スポットへのアクセスが良い環境だからです。また、かねてから山の麓（ふもと）もしくは、山が見えるところに住みたいと思っていました。</p><p>念願かなって、現在は、北アルプスがよく見えるとはいえないほど山に近いところに住んでいるので、山の一部になったような気持ちでいます。その気持ちの上で、天蚕というお仕事に巡り合えたと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/01/29/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/sw0irrJL5XdiQ8ox9lZAz.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊としてのミッションは「天蚕の振興」です。<br>天蚕とは、白いおカイコさんの養蚕業と違い、緑の幼虫、緑の繭を作り、緑の糸がとれる野蚕（やさん）と呼ばれる絹糸昆虫の一種です。</p><p>天蚕からとれる糸は、絹織物の世界では「繊維のダイヤモンド」と言われるほど希少なものです。特に、穂高天蚕糸は京の織物などで高い評価を受けており、織物の世界ではブランドとして確立されています。</p><p>しかしながら、糸の生産という面でいうと、屋外で飼育するため自然相手のお仕事になります。そのため、生産量は少ない上に安定しません。天蚕の飼育をされる方も高齢化が進み、担い手不足が課題となっています。</p><p>そのため、地域おこし協力隊として天蚕を地域に広げる活動や、実際に、天蚕を育て糸をとる生産者としてのお仕事をしています。天蚕農家としては未熟ですが、現在行っている飼育方法を学ぶことで、次世代に繋げる役割ができれば、と考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/01/29/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/RH0BiImYCA24H1vMl4ooA.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか？</h2><p>天蚕をお仕事にすること自体が、どこの地域にもないことだと思います。<br>天蚕の飼育、糸をとる繰糸、製糸、機織など、「完全手工業」の作業に関わることができるのは、日本でただ一つ、安曇野市だけだと思います。</p><p>屋外で天蚕を育てたり、飼料のクヌギを育てたり、土壌を管理するなどの農業的な要素が強いため、自然や生き物との関わり方などを考えることが多くなってきました。さらに、江戸時代から続いている産業の一つでもあり、下火となった今でも、細々と続けられています。</p><p>「未来に繋げていこう」と努力している地域の人たちと関わることができましたし、地元の小学校や幼稚園と関わることができたのは、大きなやりがいとなりました。</p><p>天蚕を育て糸をとる仕事をしながら地域の人たちと関わることで、自然や歴史などを考えるきっかけを頂いたと思います。それは、「地域おこし協力隊」という形で関わったからこそできたことだと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/01/29/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/-fAyqZly-9xbDqDWorXaf.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>安曇野に移住して、今年で2回目の冬を迎えました。<br>私が住む山に近い場所、そして築年数が経っている借家は、冬の寒さが予想外・・というより予想以上の寒さでした。</p><p>雪は思っていたよりも少なくて安心しましたが、それ以上に、凍てつく寒さが心に残っています。とにかく、寒くて寒くて痛いです。</p><p>私は九州育ちですので、そもそも厳冬期の過ごし方を知りません。12月から2月の寒さは、まるで別世界です。</p><p>去年の初めての冬は、台所、洗面所、洗濯機、お風呂、トイレ、すべて凍りました。冷蔵庫は凍らないように保存するところだと聞いていましたが、本当にその通りです。</p><p>台所に置いておくととにかくすべて凍るので、冷蔵庫に入れます。ですが、冷蔵庫内でも凍っていました。</p><p>冬は、寒くて痛くて困ることが多かったのですが、地元の方々がとても親切に教えてくれたり、気にかけてくれたので、なんとか過ごすことが出来ています。冬は寒いけど、安曇野の人は温かい人が多いです。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>具体的なビジョンはまだなくて真っ白ですが、山が好きで安曇野に移住したので、山や自然に関わる仕事をしたいと思っています。</p><p>天蚕関係で知り合いも増えましたので、この縁を大事にし、これから先もよい関係でありたいと思います。<br>そのために、自分にできる範囲で協力することで、つながっていきたいと思います。</p><h2>安曇野市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>幸運なことに、良い人たちと巡り合うことができました。<br><br>一人目は、大家さんです。家を探す際に、とても大きな力となってくれました。<br>大家さんのおかげで、安曇野に住み続けていられると感じています。</p><p>二人目は、天蚕でお世話になっている85歳の農家さんです。<br>天蚕のイロハから、人生のこと、人間関係のことなど、いろんなお話をしてくださいます。私が、天蚕に興味を持って取り組めているのは、この方のおかげです。</p><p>三人目は、天蚕の糸で作品を作っているアクセサリー作家さんです。<br>糸といえば織物がメイン、成分を利用した化粧品などが開発されている中で、糸だけを使って、アクセサリーやアート作品を作っておられる方です。心の中で「安曇野の母」と呼んでおり、仕事やプライベートの話などなんでも話せる方です。地元育ちの方なので、安曇野についてもいろいろ教えてもらえるので、とても頼りにしています。</p><h2>安曇野市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>私は春～夏の安曇野が好きです。<br><br>前述の通り、安曇野、特に山麓エリアは冬の寒さがとても厳しいところです。（もちろん寒さの感じ方は個人差あり）<br>底冷えし凍えるような寒さですが、お花が咲き始めると「ちゃんと春はやってくるんだな」と、ほっとします。<br><br>暖かくなってくると、次第に北アルプスの雪解けが始まります。雪形を探して楽しむことも魅力の一つです。</p><p>夏は、カラッとした暑さがいいです。私のふるさとである熊本は、湿度が高く、じめじめした蒸し暑さでしたが、安曇野はカラッとして日影に入るととても涼しいです。空が青く高く見えるのも魅力的です。</p><p>このような日々の季節の移ろいは、住んでいるからこそ体験できる、分かる、楽しめることだと思います。3,000m級の山々、北アルプスの麓の安曇野は、豊かな四季の移り変わりを見せてくれます。</p><p>さらに、その北アルプスの雪解け水が安曇野に湧き出ているのも魅力的です。いつも安曇野の里という複合施設で湧水を汲んでいます。とてもおいしいです。</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>私は、山が好きで安曇野に移住しました。<br>ふるさと熊本を離れるのは、寂しい思いもありましたし、引っ越した当初は、友達も知り合いもいなくて独りぼっちでした。</p><p>ですが、安曇野に住んで、仕事をして、山に登っているうちに、今では、地元の方のお友達や、移住仲間、山仲間、天蚕仲間もできました。「移住」というと不安になってしまうことも多いかと思いますが、安心していいと思います。</p><p>安曇野の人は、とても親切な方が多いです。困っている人には必ず協力してくれます。<br>ぜひ、安曇野に来て、住んで、一緒に山を登りましょう！案内します。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a><br>&nbsp;</p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第98回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長野県安曇野市の中村知香さんです。

長野県安曇野市の地域おこし協力隊、趣味・特技：登山・早起き

中村知香

#98 長野県安曇野市で天蚕のブランディング！次世代に繋げる役割を

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>私は地元大阪で約8年間（ボランティア時代も含め）「森のようちえん」の保育士として働いていました。 自然保育の学びを深めるうちに、自然の中で過ごすことで見えてくる、子どもの育ちに心惹かれ、日々子どもたちと向き合うことにやりがいを感じていました。</p><p>同時に大好きな「弾き語り」や「ベンガラ（泥）染め」など自分の持ち味をもっと表現したい、広げたいと思うようになり、今後、自然保育に携わりながら、自分の得意を活かし、子どもたちや周りにいる大人、そして自分自身にも良い循環を生み出せる方法はないか模索していました。</p><p>その中で出会ったのが「安曇野市地域おこし協力隊(自然保育ブランディング保育士)」でした。</p><p>&nbsp;</p><h2>長野県安曇野市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>他の自治体にはない「安曇野市の自然保育をブランディングする」という大胆かつ斬新な発想、信州型自然保育を市全体で推進する安曇野市の姿勢に大変魅力を感じました。</p><p>また、着任前に訪れた際に、この地で出会った人たちの人柄や生き方にも惹かれました。仕事と暮らしのイメージができたことで、安曇野市への応募を決めました。</p><p>&nbsp;</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><ul><li><strong>SNSの発信</strong><br>「自然保育をブランディングする」という前例はありません。ブランディングするためには、まず安曇野市の保育現場で実際に行われている自然保育を多くの人に知ってもらうことが必要不可欠だと考えました。<br>安曇野市内にある公立認定こども園、幼稚園、私立園（認可外保育施設）を訪問し、移住者かつ自然保育経験者の目線から見た各園の取り組みや子どもの育ちを市内外に「あづみの自然保育」のSNSアカウントで発信しています。</li><li><strong>YouTubeの配信</strong><br>市独自の取り組みとして、2022年度から始まった「園庭ミニ田んぼ事業」に携わっています。活動内容がよりリアルに伝わるように、その様子を撮影、動画編集し、YouTubeで配信しています。</li><li><strong>得意を活かした活動</strong><br>各園を訪問して子どもたちと園庭で安曇野市の四季を感じながら弾き語りを行ったり、各園の土を使って染料を作り、子どもたち、保育士、保護者と一緒にベンガラ（泥）染めを実施するなど、自身の持ち味も生かしながら日々活動しています。</li></ul><p>&nbsp;</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/adc6cf0b-dsc01696.jpg" alt="弾き語りをする山本綾さん"></p><h2>地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか？</h2><p>主に以下の4つにやり甲斐を感じています。</p><ul><li>自身の活動によって、市民の皆さんや園の子どもたち、先生方に喜んでいただけたとき。</li><li>市職員の皆さんに応援していただけること。</li><li>市の伝統や歴史、文化を知ることができること。</li><li>活動中に多くの方とご縁ができ、そこから新しいことが始まるかもしれないというワクワク感。</li></ul><p>&nbsp;</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/07/01/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/TMasylviow1wch3nX_9fx.webp"></figure><h2><br>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>前述したとおり「自然保育をブランディングする」というミッションには前例がなく、この事業に関わる人たちは自分も含め、より良い方法を日々模索しながら取り組んでいます。 前例がないこと、多くの人が関わっていることもあって、0から1を生み出し、継続していくことの大変さは想像以上でした。</p><p>だからこそ、協力してくださる方々、応援してくださる方々への感謝の気持ちが力になっていると感じています。</p><p>&nbsp;</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>私の任期も残すところ1年半と、折り返しに入りました。現在は安曇野市を拠点にして、任期中に自分が取り組んだことを存分に活かせる働き方と、丁寧な暮らしができるといいなと考えています。</p><p>&nbsp;</p><h2>安曇野市の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2><p>この土地で生まれ育った方々とお話をさせていただくと、安曇野の雄大な自然環境の中で育ったことに誇りを持っている人が多いと感じます。地元出身の市職員や保育士の皆さん、地元の農家さんなど出会う先々で「昔はこうだったんだ〜」とご自身が子どもだったときのエピソードを楽しそうに話す表情が印象的でした。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/38f1cc45-dsc_5340.jpg" alt="地域おこし協力隊の活動をする山本綾さん"></p><h2>安曇野市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>安曇野市は、自分の生き方や考え方を持って楽しいことに挑戦する人が多く、お互いを尊重し協力し合える仲間に出会える魅力的な街です。</p><p>春夏秋冬、四季折々の美しい景色が広がり、五感で季節の移り変わりを感じながら暮らすことができます。<br>また、湧き水も美味しく、その水で育ったお米や野菜、果樹など、地元の農産物を日々味わうことができます。</p><p>市内には、それぞれの地区で異なる魅力があり、多様性を感じます。自然と共に暮らし、仲間と協力しながら様々な挑戦ができる街だと私は感じています。</p><p>&nbsp;</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>まずは安曇野市の暮らしを体験していただきたいです。可能なら1週間くらいがおすすめです。</p><p>私は移住前、4日間ほど滞在する中で出会った人たちとのご縁が、移住の決め手となりました。<br>そして、市内にある道の駅や素敵なカフェ、パン屋さん、温泉、美術館や図書館なども回ってみてください。</p><p>安曇野市は「ちょーどいい街」です。便利な商業施設、少し車を走らせれば、豊かな自然環境もあります。松本市までは車で30分～40分ほどで、安曇野ICも近く、安曇野を拠点にいろんな場所へ出かけられるのも魅力のひとつだと感じています。</p><p>是非遊びにいらしてください。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/07/01/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/iMQavlybnru4n3jU-AVQP.webp"></figure><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong></p><p><a href="https://warp.city/features/2">https://warp.city/features/2</a></p><p>&nbsp;</p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第44回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長野県安曇野市の山本綾さんです。

長野県安曇野市の地域おこし協力隊、趣味・特技：ベンガラ染め・楽器「一五一会」による弾き語り

山本 綾

# 44 保育士の経験を活かして。長野県安曇野市の自然保育をブランディング

<h2>プロフィール</h2><p><strong>南安タクシー有限会社</strong><br>所在地：長野県安曇野市<br>業種：一般旅客運送事業（タクシー・バス）<br>商品：輸送サービス<br>会社URL：<a href="https://nan-an.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://nan-an.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>弊社は一般旅客運送事業を営んでおります。</p><ul><li>タクシー業（営業地域・松本市、安曇野市、池田町、松川村、大町市、白馬村、小谷村）</li><li>定額タクシー（松本空港～上高地・安曇野市～上田駅）</li><li>車いす対応タクシー</li><li>貸切バス事業（観光貸切・スクールバス）</li><li>乗り合いバス【・安曇野市公共交通「のるーとあづみん」・松本空港シャトル便・松本市「ほしみ線・中房線（登山バス）・安曇野周遊バス（観光路線）】</li><li>旅行業第二種の経営</li></ul><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>例えば、松本空港から小谷村までの路線は夏の登山客、冬はスキー客（主に白馬地域）、ビジネス客、と年々利用者が増加しており、観光のための二次交通手段として沿線の観光振興に貢献しております。</p><p>さらに、インバウンド客の利用者も増加している中で、旅行商品としての路線の色合いが強くなりました。積極的に本路線をPR・商品造成することでインバウンド客の取り込みに有効だと考えております。</p><p>UDタクシー（ユニバーサルデザインタクシー）の運行については、主に車椅子利用者の移動にご利用いただいております。本来であれば公共交通機関の中で対応する問題ではありますが、行政からの支援をいただき弊社では現在11台が稼働中です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/zoSjkRBz4p81I7pJag7lU.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>「人を運ぶ」という信念のもと旅客運送事業を経営しております。タクシー、バス、乗り合いバスといった区分にとらわれることなく、一貫して地域の移動手段を支えることに力を注いでいます。</p><p>その結果、現在では安曇野市の公共交通が発展し、地域全体の利便性向上に寄与しています。地域の発展には公共交通の整備が欠かせないものであり、その一翼を担えていることが私たちのやりがいとなっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_k-jt9s2UzTxXh6mcBdn0.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>困難だと感じることは、会社の方針を乗務員に徹底させることです。事故防止、サービス向上の理念を理解してもらうことがとても重要です。</p><p>また、乗務員の健康管理も大切な業務の一つであると考えております。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>今後、乗務員不足が深刻化することが予想される中、公共交通の維持・発展には限界があると感じています。その打開策として、一人の乗務員がタクシー、バス、乗り合いといった全ての業務に柔軟に関われる体制を整えることが重要だと考えています。</p><p>また、ライドシェア（一種免許によるタクシー類似行為）に配車アプリを導入することで、効率的な運行を実現し、積極的に推進していきたいと思っています。加えて、乗務員の労働条件の改善や健康管理に取り組むことも不可欠です。</p><p>観光面では、松本空港からの新規路線（沖縄線）の実現を目指し、空港活性化に向けて二次交通の充実を図ることも重要な課題と捉えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/zewxMoDmnnomY_C0yBFZL.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>安曇野市は、北アルプス山岳観光に象徴される豊かな自然に恵まれ、農産物や高い工業生産力を誇る文化を持っています。また、自然災害が少ない点も大きな特徴と言えます。これまで、観光、農業、工業のバランスが取れた調和のある地域発展を実現していると感じています。</p><p>地域の発展とは何かを考える際、これは関係者だけでなく、市民全体で共有すべき課題です。発展の過程で必ず失われるものがあり、その影響を見過ごすことはできません。</p><p>例えば、各地で問題視されているオーバーツーリズムのように、産業間の調和が欠けると、持続可能な発展は難しくなります。地域発展とは、観光、農業、工業といった各産業がバランスを保ちながら成り立つものであり、安曇野市にはその考え方を共有する人が多いと感じています。</p><p>とはいえ、今後の人口減少問題にどう向き合うかは大きな課題です。移住政策による人口増加を目指す取り組みは重要である一方、人口が増えないという前提に立った対策を考える視点も必要です。両面からの取り組みが、今後の安曇野市の持続可能な発展を支える鍵になるでしょう。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/esUoDuJHBjRlwEwL3l06-.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>移住希望者は大きく二種類に分かれると思います。第二の人生を自然豊かな地で暮らしたいと考える方、もう一方で子育てなど環境を考えて、好きな山の麓で暮らしたい方です。</p><p>前者の場合、地域活動には積極的ではないと感じています。安全安心な地域を築くには積極的な地域との関わりが必要になると思います。</p><p>後者の方は「移住＝仕事」の考えを明確に持っていただきたいです。行けば何とかなる的な考えでは、失敗すると思います。</p><p>移住促進に対して行政支援も多くあります。安曇野市に移り住んで、この素晴らしい環境を守り発展させる気持ちを持っていただければと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ktZ6hS32Umy7wlYHW8Ow9.webp"></figure>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第142回目にご協力いただいた企業は、長野県安曇野市の南安タクシー有限会社です。

#142 人を運ぶ使命で地域を支える。安曇野市で地域発展を支える交通事業

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社ウイングビジョン</strong><br>所在地：長野県安曇野市<br>業種：精密機械製造<br>商品：画像検査装置・実装基板外観検査装置<br>会社URL：<a href="https://www.wvision.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.wvision.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>安曇野市にあるPC製造会社の生産技術メンバーを中心に、2018年に設立された会社です。</p><p>独自の特許技術である「メッシュマッチング」を活用し、画像検査装置や実装検査外観装置（実装されたプリント基板を検査するための装置）の製造を行っています。また、これらの装置に使用されるソフトウェアの開発も手がけています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/f7haUHWK1KoExdCYdZTI2.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>現在主流の画像検査装置は、大型で高価格なものが多く、操作が複雑なため、多くの作業者には使いこなせないという課題があります。その結果、限られた人しか操作できない装置では、トラブルが発生した際に生産ラインを止めざるを得ない状況が生じることもあります。</p><p>ウイングビジョンの画像検査装置は、このような現場の課題を解決するため、「使いやすさ」を最優先に設計されています。製造現場での豊富な経験を活かし、ハードウェアに依存しすぎず、ソフトウェアを中心にした設計を採用しました。その結果、コンパクトで低価格、操作がシンプルで使い勝手が良い装置を実現しました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/st5BV09zF5TY1zzqUv3w9.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>弊社は創業7年目を迎えますが、最近では展示会に出展した際、お客様から「〇〇さんの工場で御社の装置を見ました」とお声をかけていただく機会が増えてきました。</p><p>また、「この前、御社の機械のおかげで不良品の流出を防ぐことができた」「別のラインにも導入を検討したい」といった嬉しいお言葉をいただくこともあります。このようなお声を通じて、お客様の業務に貢献できていることを実感し、それが大きなやりがいにつながっていると感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/8uPQyxaRYbOjJayPDwkHV.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>特に大きな困難を感じることはありませんが、ウイングビジョンは他の画像検査装置メーカーと比べると社歴が浅く、規模も小さいため、やりたいことがあってもリソースが不足してしまい、計画を延期せざるを得ないことがあります。それは少し残念に感じる部分でもあります。</p><p>しかし、そうした課題を一つずつ乗り越え、実現していく過程が大きな喜びにつながっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DQ-6rpFTYgXppY1-XogNB.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>基板実装の市場は、日本国内よりも海外、特にアジアにおいて非常に大きな規模があります。また、日本の多くの企業が、アジアをはじめとする海外に工場を進出させています。</p><p>弊社も数年前から日本企業の海外工場へ装置を納入しており、徐々に実績を積み重ねています。しかし、海外での営業活動やサービスサポート、認証の取得といった体制はまだ十分に整っていない状況です。今後は、海外のお客様へ効率的にリーチし、ビジネスを拡大していくことが大きな課題であり、次なる目標でもあります。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>安曇野市は、わさびが有名で、水が美しく食べ物もおいしい地域です。さらに、個性的な温泉が点在し、観光地としての魅力も豊富です。夏は上高地や北アルプス、冬は白馬などのスノーリゾートが近く、四季折々の自然を楽しむことができます。</p><p>何よりの魅力は、朝の天気を見てからその日の計画を立て、気軽に山へ出かけられるという贅沢さです。天気が良い日は自転車で景色を眺めながら通勤する社員もおり、都会のような満員電車の通勤とは無縁の生活を送ることができます。</p><p>夏は暑いものの、湿度が低く比較的過ごしやすい気候です。冬は寒さが厳しく雪も降りますが、積雪が多すぎることはなく、住みやすい環境だと感じます。安曇野市は、美しい自然と快適な暮らしが両立した、魅力あふれる場所です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ApJXGZoK8ijccZ9qUrT2P.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/15/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/nhp7m64pK5YTmzWLAfyDK.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>特急あずさで岡谷を過ぎ、トンネルを抜けて塩尻から松本平が開ける瞬間、ほっとした気持ちになるのを感じます。私は長野県の出身ではありませんが、山々の風景を見るとなぜか心が落ち着きます。それだけで安曇野にいる価値があると感じるほどです。</p><p>近年では、移住する・しないの二択だけでなく、多様な形で地方と関わる選択肢が増えています。リモートワークや短時間の関わりでも、都市で培ったスキルを求めている企業やボランティア団体が地方には数多く存在します。</p><p>もちろん、移住には人生や仕事、家族、親の問題など多くの変化が伴います。そのため、「移住できない理由」を探すのは簡単です。しかし、少しずつ好きな地方と関わりを持ち、「ここにいたい理由」を増やしていけば、やがて「移住する理由」が「できない理由」を上回る瞬間が訪れるかもしれません。</p><p>まずは、自分の心が落ち着く場所を見つけるために、ぜひ地方に足を運んでみてはいかがでしょうか。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第141回目にご協力いただいた企業は、長野県安曇野市の株式会社ウイングビジョンです。

#141 安曇野市から世界へ！特許技術で現場課題を解決する画像検査装置メーカーの挑戦

<h2>プロフィール</h2><p><strong>三協精密株式会社</strong><br>所在地：長野県安曇野市<br>業種：精密プラスチック製部品の製造<br>商品：医療用・情報機器用の部品<br>会社URL：<a href="https://www.sankyoseimitsu.co.jp" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.sankyoseimitsu.co.jp</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>当社は、射出成形技術を活用し、精密なプラスチック製品を製造しています。医療機器の治療器具やヘルスケア向けの部品をはじめ、文具、化粧品、プリンタなどの情報機器、自動車部品まで、幅広い分野に製品を提供しています。</p><p>また、製造工程の分業化が進む中で、金型の設計・製作から製品成形、フィルム印刷、アッセンブリ（組立）までを一貫して行う生産体制を構築。安定した高品質の製品をお届けできることが、当社の強みです。</p><p>私たちのキャッチフレーズは、<br>「Clean &amp; Ultra Technologyで信州安曇野から挑戦し続けます」。<br>地域に根差しながら、世界に向けた挑戦を続けています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_l4myzMIb5GgWSYIny1ks.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/aaekkUmtpjafNFwL830PS.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><h3>医療機器事業</h3><p>製品全体の半分以上を占める医療用製品は、衛生・安全性を最優先したクリーンな工程で作成されております。これらの製品は、カテーテル、注射器、点滴器具、血液採取容器、人工心肺など、治療に使用される機器の一部として採用されています。医療現場を通じて、皆さまの健康を支える一翼を担っています。</p><h3>情報機器事業</h3><p>文房具ではボールペンやシャープペンシル、デジタル時計の外装や文字盤、さらには化粧品の容器など、私たちの製品は日常生活のあらゆる場面で活躍しています。これらの製品は、大人から子どもまで幅広い世代に利用され、社会の隅々まで浸透しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/UFJ70HE1SQu7VYWjImdYs.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>特に医療用製品は、身体に直接触れる重要なパーツであり、人体や生命に直結することから、衛生面と安全性を最優先としています。そのため、取引先から求められる品質基準は非常に厳しく、超精密な加工技術や新しい工夫が常に求められます。</p><p>試作段階では、何度も繰り返し改善を重ね、取引先の承認を得て大量生産が決まる瞬間には、ものづくりの醍醐味と達成感を存分に味わうことができます。また、技術の向上や進化が欠かせない分野であるため、日々の業務や資格取得を通じて、自らの成長を実感できる環境です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/VmopyOHArkXffbVbxyRHE.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>医療用製品は、塵や髪の毛、虫などの異物混入を徹底的に防ぐため、特別に設計されたクリーンルーム内で製造されています。製造担当者がクリーンルームに入室する際は、防塵服やゴーグルの着用、エアーシャワーの通過、手指消毒といった厳密な工程を経る必要があり、手間がかかる作業です。</p><p>それでも、こうした工程の一つひとつが、重要な医療用製品を生み出しているという使命感につながっています。担当者たちは、強い責任感を胸に、日々の業務に真摯に取り組んでいます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/977zyEvtxXz_Dx6J08xCv.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>近年、海洋汚染をはじめとするマイクロプラスチック問題が注目されています。しかし、軽量で安価、耐久性に優れ、自由自在に形を変えられるプラスチックの需要は、時代が変わってもなくなることはありません。特に、進化が著しい精密プラスチックの分野では、環境に配慮した新しい材料や製造方法が次々と開発されています。</p><p>たとえば、自然環境で分解可能な素材や、燃焼しても有害物質を排出しない材料の研究が各メーカーで進行中です。当社もこうした環境対応型技術を積極的に取り入れ、より持続可能な未来を目指して、プラスチックの新たな可能性に挑戦し続けています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>安曇野市は、都会に比べて空気が澄んでおり、美しい星空を楽しむことができます。また、水道水が美味しいと評判で、訪れた都会出身の方々からもその違いがよく語られます。</p><p>特に夏は、都会の蒸し暑さとは異なり、カラッとした過ごしやすい気候が魅力です。冬は冷え込むものの、最近では雪がそれほど多くないと感じています。</p><p>四季折々の表情を楽しめる大自然も、安曇野市ならではの魅力です。春の芽吹きや秋の紅葉はもちろん、夏には登山、冬には温泉やウインタースポーツといったレジャーも豊富です。さらに、2023年の調査では、製造品出荷額が長野県内の市町村で第3位を誇り、働く場所が確保された地域でもあります。（経済構造実態調査より）</p><p>当社が所在する安曇野市明科地区は、市の東部に位置し、豊かな自然と歴史的魅力に溢れています。東山トレッキングや光城山の桜、北アルプスの雄大な眺望など、訪れる人々を魅了するスポットが数多くあります。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/u75F0rw6eI0lSOh8T5VtI.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>移住の目的や動機は人それぞれですが、近年ではワークライフバランスを重視する企業が増えており、地方での暮らしが注目されています。通勤時間が短縮されることで、出社前や帰宅後の時間を有効に活用しやすくなり、より充実した日々を送ることができるのではないでしょうか。</p><p>また、休日には地域の旧所名跡を巡ったり、温泉でリラックスしたり、里山散歩やトレッキングを楽しむことで、心身ともにリフレッシュできます。さらに、安曇野市には安曇野インターがあり、遠出する際にも大変便利です。</p><p>医療面でも、安曇野日赤（安曇野市）をはじめとする総合医療施設が充実しており、多くの個人病院や診療所が地域に点在しているため、安心して生活を送ることができます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/13/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/zMrg7857vvS1SlH5Zg8a7.webp"></figure>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第140回目にご協力いただいた企業は、長野県安曇野市の三協精密株式会社です。

#140 安曇野市の技術者が紡ぐ医療用精密製品の未来

<h2>プロフィール</h2><p><strong>有限会社 多田プレシジョン</strong><br>所在地：長野県安曇野市<br>業種：各種省力自動機器、治工具・金型試作、超精密加工部品加工・組立<br>商品：FA（ファクトリーオートメーション）用メカニカル部品、開発用特注部品、精密試作品等<br>会社URL：<a href="https://tadaprecision.co.jp" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://tadaprecision.co.jp</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>私たち有限会社多田プレシジョンは、主に各種省力自動機械、治工具<span style="color:rgb(23,43,77);">（加工などを補助する器具）</span>、金型の試作を行っています。また、超精密部品の加工と組立も手掛けており、特に精密加工においては高い技術力を誇っています。</p><p>私たちの製品は、さまざまな業界で使用される部品の核となるものであり、常に正確さと信頼性が求められています。</p><p>お客様のニーズに応えるため、常に技術の研鑽に努めており、社内では高度熟練技術者で現代の名工である社長から、若手に技術を伝承しながら、高度なものづくりを実現しています。このような体制を整えることで、業界のニーズに応え続け、高品質な製品づくりに取り組んでいます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/c2u6XmrTwcuxNtdHgyMAQ.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>私たちの提供する商品・サービスの魅力は、「正確さ」と「信頼性」にあります。超精密部品加工において、公差（＝許される誤差）ゼロを目指して細部にまでこだわった製品を生み出しています。</p><p>特に、各種省力自動機械や治工具は、効率的な生産を実現するために設計されており、お客様の生産ラインの稼働率向上に大きく貢献します。</p><p>また、私たちは「ものづくりの緊急医」をモットーに掲げ、金属加工であればどんな難しい注文でも引き受けます。迅速で柔軟な対応を通じて、お客様との信頼関係を築いています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/EE4Yc8_VFvdizrKRKKyd2.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/b-esPjUlZDnsU-YX16wWv.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>私たちの仕事のやりがいは、何よりも「ものづくりを通して人の役に立てる」という点にあります。特に、機械のたった一つの部品が故障しただけで生産ラインが止まってしまうことがあるため、お客様から「助けてほしい」という依頼が寄せられます。そうしたご要望に応え、「納期に間に合わせる」ことができた瞬間、自分たちの技術が誰かのビジネスを支えていると実感できるのが、大きな喜びです。</p><p>また、新しい技術や製品に挑戦するなかで、自分が成長していると感じられることも魅力のひとつです。仲間と達成感を共有し、技術を磨き続けられる環境が、私たちの日々のモチベーションの源となっています。</p><p>さらに、熟練した技術を次世代に受け継いでいくことにも大きな意義を感じています。このように、技術と情熱を伝え続けることも、私たちの誇りある仕事の一部です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/zs0WDi0kF8Zz79egFrxr1.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>仕事をする上で大変だと感じるのは、「常に高い精度と品質を維持すること」です。</p><p>私たちの業務では超精密部品の加工が求められており、ほんのわずかな精度の欠如でも大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、作業ごとに集中力を切らさず、安定した環境で取り組むことが必須です。</p><p>さらに、納期に追われるプレッシャーも大きな課題です。特に「ものづくりの緊急医」としての役割を果たす際には、急な依頼にも即座に対応する必要があり、社長は常に電話を片手に、迅速な対応に努めています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>今後の展望として、若手技術者の育成に力を入れ、技術を次世代へと伝承していきたいと考えています。次世代の技術者が自信を持って挑戦できる環境を整えることが、会社の未来を支える土台となるからです。</p><p>若い世代にものづくりの魅力を伝え、将来を担う人材を育てていくことが、私たちの重要な使命だと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/vW4-4T9VBJB3NqpAuhGPz.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>私たちの会社が拠点を構える長野県安曇野市は、豊かな自然に囲まれた美しい地域です。北アルプスの壮大な山々を望み、清らかな水や新鮮な高原の空気が広がる、心地よい場所です。</p><p>この恵まれた環境は、私たちのものづくりにおいても大きな力となっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/UkAYAtOcOmdk7D0Fe9WJN.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>安曇野には豊かな自然、地域コミュニティがあります。</p><p>弊社では、ソフトボールクラブでの活動や社員でのBBQ、近所の方などを招いての音楽イベントなどがあります。都会では味わえない、温かみのある人間関係や、地域の文化に触れ合える機会がたくさんあります。</p><p>地元の人々と協力し合い、共に成長できる環境が整っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/11/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/CNtNcY98twZTGIMy4zRyb.webp"></figure>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第139回目にご協力いただいた企業は、長野県安曇野市の有限会社多田プレシジョンです。

#139 『ものづくりの緊急医』が守る品質。人の役に立つ信頼と技術力

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社 大王</strong><br>所在地：長野県安曇野市<br>業種：農業・小売・飲食・製造・サービス<br>商品：わさび製品全般<br>会社URL：<a href="https://www.daiowasabi.co.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://www.daiowasabi.co.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>開墾から約110年、一世紀以上にわたりわさび栽培を続けてきました。現在では、わさびの栽培に加え、わさびを使った加工製品の製造やお土産の販売、わさびグルメを提供する飲食事業も展開しています。</p><p>特に「わさびソフトクリーム」や「本わさび飯」は、行列ができるほどご好評頂いております。安曇野の自然や風景を維持・管理しながら、観光客の方々にお立ち寄りいただく施設として、年間約100万人ものお客様にご来訪いただいています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/10/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/brvg1zFkpzzcDIEJWhHrA.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>一般のわさび農家とは異なり、大王わさび農場は質の高いわさびを生産するだけでなく、その生産過程をお客様に見ていただける観光農園としても運営しています。わさびが植えられている様子や、作業に従事する人々の姿を直に見ることができる場所であり、このような体験ができるのは全世界でここだけです。</p><p>わさびグルメはもちろんのこと、安曇野特有の風景や空気を肌で感じられる点が大きな魅力となっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/10/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Bv2g2IhnaK9_NZrtN_8Sa.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>わさびは定植から収穫までに1年半ほどかかり、育てるのが非常に難しい作物です。その期間中、こまめな手入れを怠ると収穫物の質が極端に変わってしまいます。</p><p>収穫時期を迎え、立派に育ったわさびを見ると非常に嬉しいです。大変な苦労を経て良いわさびを作り上げた社員の喜ぶ姿や、それを提供してお客様に満足していただけた時に、一番やりがいを感じます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/10/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/walqf0tflumEvWqHMqDOB.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>地球温暖化など近年の環境問題の影響を受け、わさび栽培も多くの課題に直面しています。わさびは安曇野だけでなく、日本全体の大切な食文化の一つであり、その伝統を絶やさないために、あらゆる対策を講じる必要があります。</p><p>先祖が残してくれた良い部分を維持しつつ、次の世代のために新たな挑戦も続けていくことが重要です。困難な道のりではありますが、私たちはこの使命を感じ、日々努力を重ねています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>現在、私たちは観光農園として、お客様に新鮮なわさび、美味しいグルメ、お土産などを提供しています。将来的には、わさびを扱う企業としてだけでなく、「本物のわさびがどういうものか」を全世界に伝える活動も展開していきたいと考えています。</p><p>和食が世界に定着してきた今、次は本物の和の食材を世界に広め、日本の伝統とその素晴らしさを広く知っていただくことに貢献したいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/10/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/MngPoyeu-46OT4yF6akiv.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>安曇野市は山に囲まれ、空気はきれいで風光明媚な場所です。しかし観光地ということもあり、様々な飲食店等のお店も充実しています。</p><p>田舎ではあるけれど田舎過ぎず、生活しやすい場所だと思います。東京や名古屋からも遠すぎずアクセスしやすい場所でもあります。</p><p>また、至る所に温泉や多くの美術館があり、芸術の街といった要素もあります。そのため、観光としても生活の場としても飽きることがなく、たくさんの魅力にあふれています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/10/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/YnXsaMBPuhN7WqIrWbIcH.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>安曇野は移住される方に人気がある土地だと聞きます。実際、弊社にも移住して活躍しているスタッフが多くおります。</p><p>これまでの生活を変えることは勇気がいると思いますが、いろいろな経験をすることで、これまで知らなかった自分の良さを発見したり、周りの人々の温かさを感じることができたりします。</p><p>地方特有の魅力を感じながら、新しい価値を自分たちで作っていく。地方のお仕事ならではのやりがいを見つけていただけたらと思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第94回目にご協力いただいた企業は、長野県安曇野市の株式会社 大王です。

安曇野市

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#139 『ものづくりの緊急医』が守る品質。人の役に立つ信頼と技術力

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