<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>遠藤 佳南子</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>20代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>福島県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>おおくままちづくり公社</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年9月</td></tr><tr><th>職種</th><td>コミュニティづくり</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>1人</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>東京の大学を卒業後にまちづくりに関する仕事がしたいと探していたところ、東京の不動産会社が「まちづくりを一緒にやりましょう」と声をかけてくれました。そこで4年半秘書として仕事をしていました。</p><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>町内や避難先のコミュニティが自立・自走できるような支援と、「おおくまコミュニティづくり実行委員会」主催イベントの企画打ち合わせ、段階的な準備、当日の運営をしています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/wnuTX_3z14pS6qbqkZ42m.webp"></figure><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>大熊町をよく知る知人に紹介してもらいました。学生の頃から学んでいた、まちづくりやまちおこしに関する仕事に興味があり、その中でもコミュニティという人と人とを繋ぐ仕事に携わる機会はなかなか無いなと思って、学びの意味も込めてここに来ました。</p><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>名前を覚えてもらって、町内外で声をかけてもらえるようになりました。この地域のネイティブスピーカーなので、なまって話せるのは、とっても嬉しいです。生まれた時から祖父母と同居していましたが、いまだにわからない言葉もあり、日々学びながらみなさんとお話させていただいています。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>これから着手していく下野上地区のコミュニティづくりを中心に、それぞれの居場所を作っていきたいです。時代の変化とともにプライバシーやセキュリティの問題があり、震災前のようなコミュニティに戻すのは難しいですが、横のつながりの強化を図りたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/9z3D9u9m27TMwl4KaGxJQ.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>実はそんなに変わった印象はないです。というのも、震災前は隣町に住んでいたので、大熊町をあまり特別視したことはなかったです。ですが、今の大熊町は着実に新しい町へと変わっていってると思うので今後が楽しみです。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>どこにいても誰にとっても居場所がある町になって欲しいなと思います。町内外を問わず、大熊町に関わりたい人を繋げていきたいです。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>当たり前が無い町だからこそ、大熊町をあまり知らない人にとっては、大変だと感じることも多いと思います。なので、その特殊性を知ってから来ることをお勧めします！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/HnF-OWLp5BPtQMKhWydml.webp"></figure>

大熊町

福島県

復興支援員の仕事についてお伺いしました！

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー007

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>田中 利駒</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>20代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>福島県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>大熊町移住定住支援センター</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年8月</td></tr><tr><th>職種</th><td>移住定住促進担当</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>5人家族</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>おつまみなどの珍味を作っている株式会社なとりという会社に就職をして、2年間工場作業員として働いていました。作業内容は、主にチーズ商品の製造や品質管理を担当していました。</p><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>移住相談やお試し住宅の対応、町内見学ツアーの運営などをしています。他にも移住定住に関するイベントやフェアに参加して、町外の方々にも大熊町を知ってもらい、移住者を増やす活動をしています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/C7ysAP4Vq571EyD9JWeeH.webp"></figure><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>私は大熊町の隣にある富岡町出身で8歳の時に被災しました。そのような経験もあり、復興の仕事に携わりたいとずっと思っていました。元々人と関わることも好きだったのでそれも合わせて何か無いかと探していたときに、今の仕事の求人を見つけました。実際に仕事内容について話を聞く機会があり、この仕事に就けば復興関連で沢山の人と関わる事が出来て、目に見えて人の役に立つ事が出来ると思いました。</p><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>初めて自分が担当した方から「ありがとうございました、お世話になりました。」と感謝されたときは、この仕事に就いて本当に良かったなと思いました。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>自分の得意を活かした活動ができたらなと思っています。特にインターネット関連を使ったなにか面白い事が出来ないかなと考えています。他にも、世代ごとにもっと交流を深めていける様な活動もしていきたいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/8Tq1DTjJXyXfy8MlTkJPb.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>原発の嫌なニュースばかり見ていたので、町も人も無な印象がありました。ですが、実際に来てみると、町も人も信じられないくらい生き生きしていて、新しい事に挑戦する意欲がこんなにもある町は他には無いなと感じました。​</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>0からまちづくりを始めたからこそ、オリジナル性のある町になって欲しいなと思います。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>町を創り上げていく一員になりたい方はぜひ大熊へ！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/ZsPvlFxQQkPqpppf_GfcX.webp"></figure>

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー006

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>常世田 隆</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>60代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>千葉県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>linkる大熊</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年8月</td></tr><tr><th>職種</th><td>交流促進活動担当</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>夫婦</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>相馬市の浜の駅松川浦の店長をしていました。一番に力を入れていたのが、スタッフのモチベーション管理です。品物が良くても従業員の対応が良くないと、結果的に、お店の評判は悪くなります。ですので、お客様に集中できる環境作りをしてスタッフ一人一人が自ら行動出来るようにサポートしていました。</p><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>大熊町交流ゾーン内にある施設（linkる大熊、ほっと大熊、おおくまーと）の利用者を増やすための活動をしています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/LDJ5iJ_uhwkXnmyWEPgnG.webp"></figure><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>今の大熊にはカフェもファミレスもありません。つまり「無いのが当たり前」の世界で、無いのが当たり前なら、それをどうにかしたいと思ったのが理由です。</p><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>やりたいなと思った事を実現していける環境が大熊町にはあります。その考えに共感してくる人がいることも、嬉しい気持ちになります。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>特に大学生などの若い世代は今の大熊に足りてない年代だと思うので、その人達が来てくれる為の企画を考えて実行していきたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/siErnqS1fO8cNczFQXSdU.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>4年前に大熊に来た時は立入制限だらけで復興が全然進んでいない印象でしたが、現在は、普通に人が住める地域も増えて、色々な施設ができて、着実に復興の道を歩み始めているんだなと感じます。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>何十年か先に廃炉が終わっても、震災前から復興までの道のりを何かしらの形で残して欲しいなと思います。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>大熊に必要とされる人材になろう！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/sbOTpaKbIxoWcs0iwStvY.webp"></figure><p>&nbsp;</p>

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー005

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>角田 涼太</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>20代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>埼玉県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>KUMA・PRE</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年6月</td></tr><tr><th>職種</th><td>コミュニティスペースの運営</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>単身</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>東京都内のホテルで約5年間働いていました。業務は主に、レストランのスタッフや経理業務をしていました。</p><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>基本的にはKUMA・PREでコミュニティスペースの運営をしています。他には、大熊町でのキャンプや飲食実証などのイベント業務に携わっています。​</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/JXXf18nNsLZUPCGFuYbNp.webp"></figure><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>移住体験ツアーに参加して初めて大熊町に来ました。町民の皆さんはすごく明るい人ばかりで、自分の町に誇りを持っているなと感じました。そんな姿を見て、自分もこの町で働きたいと思い、復興支援員になれば町に深く関わることができると思ったので選びました。</p><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>KUMA・PREのイベントに来場してくださる方と沢山顔見知りになれて、人との繋がりを実感出来ることがてとても印象的でした。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>もっとKUMA・PREの認知度を上げたいなと思っています。KUMA・PREはイベントをやるとき以外の利用者があまりいません。ですので、もっと沢山の人にKUMA・PREを知ってもらい、気軽に利用していただけるような活動をしていきたいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/hBz1JuwEiIonniWr083UW.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>来る前は、やっぱり震災の被災地という感じで、ニュースも暗いものばかり見ていたのでマイナスな印象を受けていました。ですが、実際に来てみると完全によそ者である私に対してもとても良くしてくれて、温かい人が沢山いる町だなと感じました。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>今はまだ原発事故により偏見を持たれている人が少なからずいます。震災の遺産を町の歴史として残していきつつ、いずれは多くの方に「大熊町は住みやすくて町民が生き生きと輝いている町」だと認知してもらえるような、そんな場所になって欲しいなと思っています。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>働いていて人との繋がりを1番感じられる町だと思います。そのような体験がしたい方はぜひ大熊町へ来てください！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/lY4SCHo1B4FyoFGW0XltS.webp"></figure><p>&nbsp;</p>

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー004

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>早瀬 友美</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>30代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>栃木県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>KUMA・PRE</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年6月</td></tr><tr><th>職種</th><td>飲食実証</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>単身</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>管理栄養士の資格を生かし、フィットネスクラブのトレーナーや栄養指導、セミナー等を行ってきました。直近の仕事内容は、特定保健指導とベビーシッターを行っていました。特定保健指導とは、メタボリックシンドロームに着目した健診結果から生活習慣病の発症リスクが高いとされる対象者に、生活習慣を見直すサポートを行う業務のことです。</p><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>来年完成予定の駅西の商業施設に対して効果的なデータを収集するため、KUMA・PREで飲食実証を行い、食やアルコールの需要を調査しています。飲食実証以外の業務はイベントの運営やKUMA・PREの来訪者対応もしています。</p><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>元々私は地元の活性化をしたいという目標がありました。その目標の為に、まずは0からまちづくりを行っている大熊町で復興支援員として働き、将来的にはその経験や学びを地元に還元したいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/oSGkK-H_5VUoRQ8k7RD_7.webp"></figure><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>1泊2日のキャンプイベントの際に、県外の参加者の方々から「星が綺麗！」「虫が沢山で楽しい！」というポジティブな声を多くいただきました。改めて大熊町って魅力が沢山ある町なんだと思いましたし、この仕事をしていて良かったなと感じました。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>多くの町民の方と関わりながら、大熊町でもっと快適に、そして、楽しく過ごせるような仕組みやイベント作りをしていきたいなと思います。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/zkkD5MqQgDwvpge-XNEi7.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>来る前は、本当に何もない田舎の印象でした。来た後は、向上心や意識の高い若者がこんなにたくさんいることに驚きました。その反面、みんなやりたいことはいっぱいあるけど、上手く進んでないんだろうなという印象も同時に抱きました。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>震災前の良さは残しつつも、新しい人達が作りあげる新たな大熊町として、元町民も現町民も「大熊町で良かった！」と思えるそんな町になって欲しいです。そのためにも人と人とが繋がり支え合える町づくりをしていきたいです。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>無限大の可能性が大熊町にはあります！町を良くしたい、人が好きだという方は是非大熊町に来てください！​</p><p>&nbsp;</p>

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー003

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>佐藤 元泰</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>40代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>福島県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>ネクサスファームおおくま</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2023年3月</td></tr><tr><th>職種</th><td>農業・販売促進</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>単身</td></tr></tbody></table></figure><p>&nbsp;</p><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>お酒に合うパンを作ったりお酒の配達をしたりしていました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/7PNnZBrv_RWgL4f7B6yWd.webp"></figure><figure class="image"><img></figure><figure class="image"><img></figure><figure class="image"><img></figure><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>ネクサスファームおおくまでは、主にイチゴの栽培、収穫をしています。その他に、イベント出店、視察見学の対応、今後始まるイチゴ摘み取り体験の立ち上げ業務などを行っています。</p><figure class="image"><img></figure><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>もともとモノづくりが好きで、農業にも興味がありました。どこか良い所は無いか探している時に復興支援員の募集を見つけ、その中でもネクサスファームおおくまならITと人の分業による農業を学べると思い、興味を惹かれました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/OoAdrfGh7BtNkZtIlqHy2.webp"></figure><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>大熊町の子どもたちがイチゴ摘み取り体験に来てくれて、実際に「おいしい！」と歓声を上げてくれた瞬間が凄く嬉しかったです。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>福島県に住んでいても、大熊町の状況は自分で知ろうとしなければ知りえない状態でした。イチゴの摘み取り体験を通して、住んでいる地域や国籍、業種、年齢、性別問わず多くの人に大熊町に関心を持ってもらいたいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/J3MT4jFmuw3Qs9dfFKnge.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>私自身福島市の盆地人なので、「外部からきた人間に冷たい町だったらどうしよう」と不安に思っていました。ですが、移住して仕事に就いてみると、「よく来てくれたね、困っていることはない？」とすごく温かく迎えてくれた事に驚き、それが非常に印象的でした。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>東日本大震災から、人類が未来に伝えて行くべき課題を学ぶことができる町になったと思っています。ネクサスファームおおくまを例にすれば、より良い農業の考え方、エネルギー活用、人の働き方等を提案することができるという、人類が進むべき未来を体験できる町になって欲しいなと思います。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>おもしろきこともなき世をおもしろく。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/q9nGNXgKB9UFjcMheCkSr.webp"></figure><p>&nbsp;</p>

【福島県大熊町】復興支援員インタビュー002

<figure class="table"><table><tbody><tr><th>氏名</th><td><strong>山田 美喜雄</strong></td></tr><tr><th>年代</th><td>60代</td></tr><tr><th>出身地</th><td>福島県</td></tr><tr><th>勤務先</th><td>おおくままちづくり公社</td></tr><tr><th>勤務開始月</th><td>2021年2月</td></tr><tr><th>職種</th><td>コミュニティづくり</td></tr><tr><th>家族構成</th><td>両親と妹</td></tr></tbody></table></figure><h3>前職ではどのようなお仕事をされていましたか？</h3><p>私は、20代から定年まで福島民友新聞社に勤めていました。仕事内容は主に福島県内の地元テレビ局の話題や番組欄の紹介、映画を中心に音楽、美術など文化的な題材を取材して記事にする文化部の記者をしていました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/u7dPnE_pgg5r-OVbso4dK.webp"></figure><h3>現在はどのようなお仕事、活動をされていますか？</h3><p>「絆づくり」という事業を担当し、町内および避難先でのコミュニティ活動の支援をしています。各コミュニティ団体の役員会に出席して交流会日時が決定したら広報記事を作成します。募集人員が定員に達するようにお手伝いし、交流会当日は集合写真の撮影と広報掲載、そして交流会の運営協力などを行っています。補助金で活動しているため、コミュニティ団体の中では4月に役場に提出する活動実績報告書のお手伝いをしている団体もあります。</p><h3>今のお仕事を選んだ理由はなんですか？</h3><p>日本酒「会津娘」で知られる高橋庄作酒造店が大熊町の酒（帰忘郷）を仕込むという情報が2020年の秋に報道され、大熊町への認識を新たにしました。さらに、南相馬市市民活動サポートセンターの仕事をきっかけに地域支援という仕事があることを知って、ハローワークを通じて大熊町での求人を知ったことがきっかけです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/NcU_nzhlfI67d0eL94Zoo.webp"></figure><h3>現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか？</h3><p>大熊町役場が大熊町の大川原地区に役場庁舎を構えて以来（2019年）、年ごとに風景が変貌していることです。その中で各コミュニティ団体がそれぞれ交流会を計画し運営していますが、町民の方がゆるやかに連帯しつながっていると感じることです。さらに、コミュニティ活動をしている方は精神的な若さを維持していると感じることなどが印象に残っています。各コミュニティ団体の交流会は、町民意識の醸成に役立っていると感じています。</p><h3>今後やっていきたい活動などありますか？</h3><p>コミュニティ関連の支援という枠組みにとらわれず、多方面で活動をしていきたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/ehqvXRp8LCrqBdDmuT6Yg.webp"></figure><h3>大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか？</h3><p>原発事故があり、役場庁舎が町に戻ってくるまでは大熊町に人が住めないのではと感じたこともありました。しかし、浜通りイノベーションコースト構想の促進により福島県で今後最も発達する可能性のある地域となったことで、その移り変わりを今後も注視したいと思っています。</p><h3>復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか？</h3><p>日本の歴史を語る上で欠かすことのできない、東日本大震災と原発事故のあった町として「歴史遺産」的価値のある地域として存続していってほしいです。</p><h3>大熊町で働くことを考えている人へひと言</h3><p>今後、ますます最新のモノ、ヒトが集まる地域になると思いますので、刺激ある体験がしたい方はぜひ大熊町へお越しください！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/04/26/tkhQGb_Z4sTCHETMiV3_b/sOep1UUBh6di8-elNZ7fL.webp"></figure>

#復興支援員