移住者プロフィール
宮里 大喜さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
父親が漁師であった影響から、海や魚に関わる仕事をしたいと思っていた宮里さんは、研修で訪れた室戸市で定置網漁と出会いました。
高知移住のキッカケは
父がマグロ漁師をしていて、よく漁の様子を見ていました。その影響で、小さい頃から自然と海に関わる仕事に興味を持ちました。ただ、具体的にやりたい仕事は決まっていなかったので、高校卒業後に大阪の専門学校で海洋生物保護専攻に進学し、そこで自分のやりたいことを見つけようと思っていました。
専門学校のカリキュラムの中で、漁業について学ぶために室戸市に3泊4日で滞在する機会があり、この時、定置網漁について知りました。初めて定置網漁の様子を見たとき、様々な魚が獲れる光景はとても面白かったです。また、事業所に雇用されて働くことで固定給や賞与がもらえるということに驚きました。
移住の決め手は?
室戸での滞在を終えた後、養殖業など他の仕事についても検討しましたが、求人があまりなく、給料面に不安を感じていました。いろいろ考えた結果、魚や海という自分の好きなことに関われ、安定した給料が得られる定置網漁を選ぶことにしました。
決心してから、専門学校の滞在中にお世話になった三津大敷株式会社に連絡し、高知県漁業就業支援センターが行っている短期研修を受けることになりました。6日間、三津大敷で研修を受け、定置網漁の仕事を体験したり、年の近い先輩が多い職場の雰囲気を知ることができたため、ここで働くことを決めました。
また、短期研修中に、三津大敷から地域おこし協力隊の制度について教えてもらいました。室戸市では、大敷組合に就業する方を地域おこし協力隊として任用しており、隊員に任用されると家賃補助が受けられるため、とても助かります。さらに、室戸市役所の方が住まい探しを手伝ってくださったので、安心して移住することができました。
着任後のお仕事はどうですか?
仕事のスケジュールは、4時半に起床して、身支度を整え、5時に出勤して漁の準備をし、出港します。漁の際には、網の引き上げを担当しており、毎回どんな魚が獲れているのかワクワクしています。6mほどのサメが獲れていたことも。港に戻った後は、魚種や大きさに応じて選別を行い、8時に朝の漁が終わります。11時頃から昼の作業を始め、14時に終業となります。
入社当初は何をしているのか全く分からなかったのですが、船長や先輩が丁寧に教えてくれたおかげで、作業の流れが理解できるようになりました。ただ、トラブルが発生した際にまだ対処できないこともあるため、柔軟に対応できるスキルを身に付けていきたいと思っています。
安定した収入が得られるだけでなく、自分たちが水揚げした魚をスーパーよりも安く購入できるのは、この仕事の大きな魅力だと思います。取れたての魚を塩焼きにしたり、先輩にさばき方を教えてもらって刺身にして食べたりしていますが、新鮮でとても美味しいです。
室戸市の暮らしはどうですか?
室戸は本当に魚が美味しいです。スーパーや飲食店で食べる魚も本当に美味しくて、魚好きの私にとってはとてもありがたいです。ただ、車がないと不便です。私はまだ車を持っていないので、同い年の同僚に買い物に連れて行ってもらっています。
その同僚とは同じ建物に住んでいるので、朝はお互いに起こし合っています。仕事が終わった後や休日も一緒に出かけており、安芸市に行ったり、高知市でボウリングをしたりしました。桂浜水族館や帯屋町など、高知の観光名所もいくつか訪ねました。移住前は室戸市以外に行ったことがなかったので、これから高知のいろいろな場所を探索してみたいです。
今後やってみたいことはなんですか?
仕事では、船舶免許を取得し……
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✅記事全文:https://kochi-iju.jp/interview/details_1435.html