移住者プロフィール
浅井 安奈さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
秋田県男鹿市の地域おこし協力隊、趣味・特技:旅・飲食店巡り
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
この先の過ごし方について考えた時、新しいチャレンジをしてみようと思い一歩踏み出すことにしたのがきっかけです。都会でこのままリモートワークをしながら過ごすことに、面白さが少し欠けているのではないかと思いました。
当初は、協力隊という制度すら知りませんでした。男鹿半島に興味を持ち、仕事についてどんなものがあるのだろうと調べていたところ、協力隊の存在を知りました。たまたま募集をしていたので、面白そうだなと思い応募しました。
秋田県男鹿市を選んだ理由について教えて下さい。
一言で言うと「直感」です。コロナ禍でリモートワーク中だった頃、1人でふらっと行ったことのない場所でしばらくワーケーションしようと思い、気になっていた秋田へ初めて訪れました。
当時は秋田市を中心に仕事をしながら探索。お酒やご飯がとても美味しく、地元の方とたくさん交流し、秋田について教えてもらいました。とても有意義な時間を過ごせました。
その後、秋田にまた訪れたいと思い、ネットや本で秋田について調べていたところ、動画で初めて男鹿半島のことを知りました。見たことのない地形や自然美に魅了され、行ってみたいなという想いになりました。
以前、カナダで生活していた際に住んでいた町が男鹿と雰囲気が似ていて、ここだったら仕事に追われず、季節を感じながら、自分らしく生きていけるような気がしました。自分の直感を信じて、移住を決めました。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
男鹿市の移住定住促進を主な業務としています。
具体的には、
- 首都圏での移住イベントへの参加
- 移住ポータルサイトへのお問い合わせ対応
- 移住検討、希望者のまち案内
- オンラインでの移住相談対応
- 移住促進に関したSNSによる情報発信
- 地域行事への参加
協力隊としてのミッションは、動画による地域の暮らし、魅力、移住に関する情報発信をすることです。動画に関しては未経験ですが、私自身が動画で男鹿半島を知ったように、自分が発信した動画を見て、誰かの「前に進むきっかけの一歩」となったら嬉しいなと思い、動画を作っています。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
新しい発見や学びが絶えないことです。そして、いろんな方と出会うことにより、様々な考え方、価値観を共有する機会にもなり、自分の成長にも繋がることです。
また、自分の行動幅により、活動も幅広くできる可能性のある仕事なので、刺激が多いです。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
縁もゆかりもない場所へ来たこともあり、ある程度の覚悟をもって移住してきたせいか、想定外と感じたことがそれほどありませんでした。
ただ、協力隊という仕事はまだまだ認知度が低いので、1人1人の活動も可視化されているものでもなく、地元の方からすると疑問に感じられる方もいらっしゃいました。
普段何やってるの?とか、協力隊=起業家のようなイメージや、地域のことならなんでもやってくれる人達のような印象をもたれている方もいて、戸惑ったことがありました。
それがきっかけとなり、地元の人ともっと交流して、情報や意見交換ができるといいなと感じたので、地域のコミュニティセンターで開催される行事には積極的に参加するようにしています。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
現在は、まだ明確なイメージができておりません。ただ、秋田へ訪問したことが現在の活動に繋がっているので、移住してきた意味は必ずあると思っていますし、日々生活しながら、こんなに自分の住んでいる地域を好きと思えることが奇跡だなと思っています。
その気持ちを大事にして、男鹿の魅力を発信し続け、もっとたくさんの方に知ってもらい、来てもらいたいので、何かしらの形で引き続き、繋がっていたいと考えています。
男鹿市の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。
男鹿市に来て間もない頃、地域のコミュニティセンターで行われた行事に参加したときのことです。外から来た私に対しても、地域の皆さんが温かく迎えてくださり、皆さんのほうから積極的にお声をかけてくださいました。
最終的には、毎週この行事に参加してほしい。いつでも遊びに来てね。と言ってくださいました。その後、別の行事に参加した時も名前を覚えてくださっていて、声をかけていただきました。
アットホームな空間で活動できる機会が多く、いつも元気をいただいております。
男鹿市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
男鹿半島・大潟ジオパーク
なかでも、お気に入りは入道崎です。世界の主要な都市も通る北緯40度線があり、ニューヨークとも同じ緯度です。
日本列島がかつてユーラシア大陸だった頃の大地の痕跡が残されている場所で、入道埼灯台は、日本の灯台50選、登れる灯台、日本の恋する灯台にも選ばれています。また、日本の夕陽百選にも選ばれている場所です。
男鹿のナマハゲ
なまはげ館や男鹿真山伝承館でなまはげの再現・実演を見ることができます。
海も山もあり、どちらの暮らしもできる
日常の気分に合わせて海にも山にもいけるのがとても贅沢な時間です。
男鹿半島の郷土料理”石焼料理”
味噌ベースのだし汁に近海の魚介や野菜などが入った鍋料理で、炭火で真っ赤に熱した石を投入するのですが、その石は火山岩で約7000万年前の非常に貴重なものです。
男鹿温泉郷
体の芯まで温まる泉質で、男鹿の郷土芸能である大迫力の”なまはげ太鼓”も見ることができます。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
少しでも興味を持っていただけたら、まずは、ぜひ男鹿市にお越しください。(交通費補助の支援もございます)ご希望があれば、地域おこし協力隊が男鹿市内をご案内します。
子育て環境日本一!も目指しており、子育てにも手厚いサポートを整えております。また、現在、男鹿市は新しいコンテンツが続々と誕生したり、町が新しく変わっている最中です。
そんなタイミングのワクワク感のあるまちで、新しい生活や挑戦をはじめてみませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2