移住者プロフィール
濱田 祐輔 さん
山形県米沢市出身の30代。大学進学を機に新潟へ行き、卒業後は新潟県内のイベント会社に勤める。多忙を極め、会社合併のタイミングで退社し平成30年に米沢へUターン。 現在はスパイスカレーのキッチンカーを営業しつつ、テントサウナ体験を各地で開催。
自ら動いていけるキッチンカーで
「米沢を面白くしたい」。そんなエネルギーに溢れている祐輔さん。シルバーに輝くキッチンカーを走らせ、市内外で美味しいスパイスカレーを提供しています。
米沢生まれで、大学進学を機に新潟へ。「元々体育教師を目指して進学しましたが、大学の学友会に入って、イベントの企画やフリーペーパーを作る活動が楽しくて。それで大学院に進学し、メディアの研究をしていました」。卒業後は新潟県内のイベント会社に勤めますが、多忙を極め、会社合併のタイミングで退社。平成30年に米沢へ戻ってきました。
「せっかく帰ってきたのだから好きなことをしようと思って、カレー屋を始めました」。
もともと大のカレー好きで、新潟でもお気に入りのカレー屋に通い詰めたほど。そこで山形出身の店長と仲良くなり、カレーの作り方を教えてもらったそうです。
店舗を持つ夢はあったけれど、まずは自分から動いていけるキッチンカー営業という選択をします。併せて、大好きなサウナの魅力を発信すべく、テントサウナ体験を各地で開催しています。
心強い仲間たちと面白いことをつくる
米沢に戻ってくることに抵抗はなかった一方で、遊ぶ場所、楽しいことがあるかどうかは不安だったと言います。「現在もキッチンカー営業をさせてもらっているスタジオ八百萬というコミュニティスペースとの出会いが大きかったです。最初は物件探しの目的で空き家ツアーに参加したのですが、今も一緒に活動している仲間に出会えたのも、その場所です」。当初のイメージはいい意味で裏切られ、「米沢には起業した方や、歴史を紡いで頑張ってらっしゃる方もたくさんいます」と、その存在の心強さを語ってくれました。
それでも、まだまだ若者が交流する場所は少ないのが現状。無いなら自分たちで作ればいいと、祐輔さんは仲間と一緒に「米沢ナイトマーケット」という夜遊びができるフリーマーケットイベントや、別の団体では年に一度「米沢アペロスタンド」という立ち飲みイベントを企画しています。
「人口が8万人からどんどん減っていく危機感はあります。でも、米沢はやりたいことを応援してくれるまち。市役所や商工会議所の皆さんが親身になって相談に乗ってくれます。最近も地元のお肉屋さんと共同で冷凍レトルトカレーの開発が実現できましたし、長年の夢だった店舗を仲間たちと立ち上げることになりました」。
バー、レストラン、ゲストハウス、そしてサウナ。さまざまな交流が生まれる場所が米沢に誕生するとのこと。米沢から生まれる「面白いこと」がさらに広がっていきそうです。
暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください!もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。
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