<h2>百年続く、機屋に嫁ぐ。</h2>江戸時代から続く伝統産業「米沢織」の老舗企業、新田織物代表の妻である新田真有美さんは和歌山県出身で、米沢に移住する前は京都の繊維業界で働いていました。「米沢に住み始めて最初の3年間は、本当に心の余裕がありませんでした。」新しい共同生活への慣れない不安や、仕事と私生活の場が同じ敷地内であることで生じるオンとオフの切り替えの難しさ、さらには旦那さまが月の大半を出張で不在がちなことや、当時は車で気軽に外出しづらかったことなど。様々な事情が積み重なり、次第に自分の部屋に閉じこもる時間が増えました。「悩みを持っていても、当時は米沢で気軽に話せる友達もおらず、一人で悩みを抱え込んでいました。家族や周囲の方々も親切にしてくれましたが、あの時は心に余裕を持てなくて、優しさを素直に受け取れない自分がいました。あの時、素直に優しさを受け取れていたら…、と今でも思います。」&nbsp;&nbsp;<h3>移住先でもひとりじゃない</h3>真有美さんの心境が変化したのは、米沢に住み始めてから3年が経過した頃です。「夫からの紹介で、米沢に移住して子育てをするお母さんたちと出会う機会が増えたこともあり、ひとりじゃないんだと心が救われました。」その他にも、お子さんが通う九里幼稚園での保護者参加型イベントも、自身を変えるきっかけの一つになったそうです。「保護者懇親会や、子どもたちのために保護者が劇を演じる行事の練習など、部活のように楽しい時間を過ごしました。最初は恥ずかしさもありましたが、今では積極的に様々な行事に参加しています。」&nbsp;<blockquote>「米沢に住んだ当初の自分とは別人のように、何事も楽しむ自分がいます」</blockquote>と話す真有美さんの言葉には重みがあり、楽しい方向に物事を捉える価値を深く感じます。&nbsp;<img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00364-2-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00364-2-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00364-2-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00364-2-798x532.jpg 798w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00364-2.jpg 2000w" sizes="100vw" width="1560"><img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00424-2-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00424-2-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00424-2-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00424-2-798x532.jpg 798w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC00424-2.jpg 2000w" sizes="100vw" width="1560">&nbsp;<h2>フットワーク軽く 子育てと仕事を楽しむ。</h2>休日には、親子で地域のマルシェや先輩移住者が開催するイベントに足を運ぶなど、米沢での暮らしを楽しんでいます。<blockquote>「米沢に移住した当初も、親子で楽しめるイベントや同じ境遇のお母さんたちと出会える機会があったかもしれません。ですが、あの頃は土地勘がなく、精神的にも余裕がなかったこともあり、イベント情報を探すのが大変でした。もし私と同じように子育てをする移住者のご家族がいたら、米沢には親子で楽しめる機会が豊富にあることを伝えたいですね。」</blockquote>&nbsp;最近では、米沢のものづくりの工房を見学できるイベント『360°よねざわオープンファクトリー』の副実行委員長を務めたり、国内外で活躍中のアーティストの方と米沢織の可能性を探るプロジェクトにも挑戦されています。「子育ても楽しいですが、繊維業界での仕事にも同じくらい情熱を感じています。」落ち込む日の自分も前に進みたいと思う日の自分も両方認めながら、真有美さんは米沢での生活にしなやかに適応し、仕事と子育ての両立に励んでいます。米沢に住み、徐々にその地を愛するようになった真有美さんは、今では米沢織の魅力を外部に伝える役割を担い、米沢織や観光振興に取り組むメンバーにとって、すっかり欠かせない存在になっています。<img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/S__42508312.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/S__42508312.jpg 1477w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/S__42508312-780x585.jpg 780w" sizes="100vw" width="1477"><img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC03507-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC03507-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC03507-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC03507-798x532.jpg 798w" sizes="100vw" width="1560">&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>&nbsp;&nbsp;

米沢市

江戸時代から続く伝統産業「米沢織」の老舗企業、新田織物代表の妻である真有美さん。「米沢に住み始めて最初の3年間は、本当に心の余裕がありませんでした。」と様々な事情が積み重なり、次第に自分の部屋に閉じこもる時間が増えたそう。
しかし、米沢に住み始めてから3年が経過した頃、真有美さんの心境は変化します。「米沢に住んだ当初の自分とは別人のように、何事も楽しむ自分がいます」と話す真有美さんの『米沢住』とは？

山形県

和歌山県みなべ町出身の40代。移住前は京都の繊維業界で働いており、結婚を機に米沢へ移住。現在は米沢織を使った小物の開発や、海外に向けた広報事業に携わり、『360°よねざわオープンファクトリー』の副実行委員長を務めるなどもしている。

新田　真有美

嫁ぎ先での子育て、 「楽しむ心」が毎日を変えました。

<h2>僕らは必需品じゃないものをつくる商売</h2>都市部より人口が少ない地方で、生活必需品ではないものをつくる商売に取り組む。山形県 米沢市でクラフトビール市場を切り開いたのは、クラフトビールを醸造する「米沢ジャックスブルワリー」醸造長の槙山秀都さん。現在までに20種類以上のクラフトビールを製造しており、IPAやペールエールなどの定番商品をはじめ、地域の食材や事業者とコラボレーションした個性的な限定ビールも生産しています。秀都さんは米沢市出身で、高校卒業後に東京の企業に就職し、8年間働いたのちにUターンして米沢の企業に再就職します。「クラフトビールに興味を持ったのは、クラフトビールを愛する外国人の友人との出会いがきっかけでした。その後、クラフトビールの奥深さに感動し、ブルワーとしての道を志しました。」&nbsp;<h3>東京でビール造りの修行</h3>しかし、開業の相談を税務署や銀行にしたところ、継続可能性の証明が不十分だと指摘され、事業の難しさを痛感します。事業の説得力を高めるため、東京でビール造りの修行を始めました。その後、クラフトビール工場の新店舗をDIYで立ち上げ、店長を経験したのちに、米沢に再び戻り独立に動き出します。&nbsp;<blockquote>「山形県は米やワイン用の葡萄の産地ということもあって日本酒やワイン文化は既に確立していますが、クラフトビールは新しい取り組みです。」</blockquote>米沢の方々にクラフトビールを知ってもらうためには、まず東京での認知を図り、話題を産むことが重要だと考え、東京を中心に販売を開始しました。現在では、米沢の飲食店やお土産店でも「米沢ジャックスブルワリー」のビールが取り扱われ、地元の方々にも愛されています。<img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00620-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00620-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00620-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00620-798x532.jpg 798w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00620.jpg 2000w" sizes="100vw" width="1560"><img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00570-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00570-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00570-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00570-798x532.jpg 798w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00570.jpg 2000w" sizes="100vw" width="1560">&nbsp;<h2>同級生が米沢で楽しく暮らす姿を見て</h2>Uターンしたいと秀都さんの心を動かしたのは、同級生たちが米沢で楽しく暮らす姿をうらやましく思ったのも理由の一つでした。<blockquote>「東京でも友達はできましたが、地元の同級生たちとのつながりはやはり特別なものです。SNSを通じて、米沢にいる同級生たちの楽しい投稿や、新たなカップルの誕生を見るたびに、地元に帰りたいと強く思うようになりました。」</blockquote>昨年には、かわいいお子さんに恵まれてお父さんになった秀都さん。これから米沢で子育てにも力を入れる予定です。さらに、米沢の若手経営者たちが集って地域活性化に取り組む「米沢青年会議所」の活動にも積極的に参加しており、面倒見のいい兄貴分として、若手経営者たちにもかっこいい背中を見せてくれています。<img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00594-1560x1040.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00594-1560x1040.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00594-780x520.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00594-798x532.jpg 798w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00594.jpg 2000w" sizes="100vw" width="1560"><img src="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00962-e1707280119367-1560x1052.jpg" alt="" srcset="https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00962-e1707280119367-1560x1052.jpg 1560w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00962-e1707280119367-780x526.jpg 780w, https://www.iju-yonezawa.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/DSC00962-e1707280119367.jpg 1905w" sizes="100vw" width="1560">&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

「東京でも友達はできましたが、地元の同級生たちとのつながりはやはり特別なものです。SNSを通じて、米沢にいる同級生たちの楽しい投稿や、新たなカップルの誕生を見るたびに、地元に帰りたいと強く思うようになりました。」と語ってくれた秀都さん。

クラフトビールの奥深さに感動し、山形県でも新しいクラフトビールの取り組みを進めていく秀都さんの「米沢住」とは？

山形県 米沢市出身の40代。高校卒業後に東京の企業に就職し・8年間働いたのちにUターンし米沢の企業に再就職。きっかけとなったクラフトビールを愛する外国人の友人との出会い後、クラフトビールの奥深さに感動し、ブルワーとしての道を志す。

槙山　秀都

クラフトビールの市場を 、米沢で切り開く。

<h2>父が元気なうちに、 一緒に過ごしたくて</h2>人生の限られた時間を、誰と共に過ごすかは、住まいを選ぶ際の大切な要素につながるかもしれません。「父が病気で倒れたと聞き、すぐに会いに行ける距離に住みたいと思いました」と語るのは、2022年に仙台から米沢にUターンした遠藤友里さん。米沢で生まれ、高校卒業を機に仙台での生活を始めました。「仙台での生活を7年続けているうちに、米沢のゆったりとした環境が自分に合っているのではないかと感じていたことも重なり、米沢へのUターンを考え始めました。」&nbsp;<h3>美しい木製サッシ製造に自分も職人として携わりたい</h3>米沢での仕事探しを始めた頃、テレビで偶然目にしたのが、米沢八幡原中核工業団地で木製サッシ「夢まど」を製造するアルス株式会社でした。「米沢に美しく高性能な木製サッシを製造する企業があることを知り、公開されている求人はありませんでしたが、メールで見学を希望したところ、快く受け入れてくださいました。」見学時に、工場の清潔感に感動したこと、社長・副社長のあったかいお人柄に安心感を覚えたこと、そして美しい木製サッシ製造に自分も職人として携わりたい、という気持ちが湧き、入社に至りました。米沢に住み始めてからは、お父さんと米沢駅前の寿司居酒屋に行くのが楽しみの一つになったそう。「普段はあまり感情を表に出さないタイプの父ですが、最近の私の誕生日にはLINEで『お誕生日おめでとう。家のポストにプレゼントを入れておいたよ』とメッセージをくれました」と、家族のエピソードを温かな笑顔でお話してくれました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/YS4ttRqzsXeDMSGHcXFfM.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/iuzjE6P3R_IBVlIwI-F1K.webp"></figure>&nbsp;<h2>半径5m以内に大好きな人がいるまち</h2>「先輩たちの技術は本当に素晴らしいんですよ！」と目を輝かせて熱く語りながら工場を案内してくれる友里さんは、アルスへの入社から約1年半が経過し、現在は3つ目の部署で木材の塗装を担当しています。「アルスで働く人たちは、とてもあったかく、忙しい時でも気軽に質問ができる雰囲気を作ってくれます。『最近、上達してきたね』と言われた時は、本当に嬉しいんです。」先輩たちから受けるちょっとしたコツや励ましも、技術の習得スピードを上げることにも繋がっていると、感謝の心を込めて話します。&nbsp;<h3>家族や友人、憧れる職場の先輩たちと過ごす日々</h3>また、アルスには友里さん以外にも、女性の職人が2人働いています。「工場仕事は男性が多いというイメージがありますが、職場で活躍する女性の先輩たちを見て、私も憧れを持っています。」私生活では、学生時代の友人とも連絡を取り合って遊ぶこともあるそう。「部活で一緒だった仲間が米沢に住んでおり、今でも会えるのは、米沢に戻ってきて良かったと感じる大きな理由の一つです。」実際に、昨日も学生時代の部活の先輩のサプライズ誕生会を計画するために、みんなで集まったそうです。 「初めて会う人からも、なぜか話しかけやすいとよく言われます」と話す友里さんは、フレンドリーで心地よい雰囲気を持っています。友里さんが米沢にいることで、家族や友人、そして新しく出会った人たちとの繋がりを深めているように感じます。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/kiiA8anXsITdulm1AEbXC.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/_HPHAv5ZtuBd3g2EFlqyE.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。 移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a> &nbsp;</blockquote>

「仙台での生活を7年続けているうちに、米沢のゆったりとした環境が自分に合っているのではないかと感じていたことも重なり、米沢へのUターンを考え始めました。」と話す友里さん。
「父が病気で倒れたと聞き、すぐに会いに行ける距離に住みたい」と思ったそう。

テレビで偶然目にした木製サッシ「夢まど」を製造するアルス株式会社に職人として携わりたいと入社。
家族や友人、職場で活躍する憧れの先輩たちに囲まれる、そんな友里さんの「米沢住」とは？

山形県 米沢市出身の20代。高校卒業を機に仙台での生活を始め、2022年に仙台から米沢にUターン。
米沢八幡原中核工業団地で木製サッシ「夢まど」を製造するアルス株式会社へ入社。

遠藤　友里 

父と気軽に 飲みに行ける距離に住む

<h2>成長を実感する仕事</h2>義将さんは、埼玉県からの移住者で、2019年に大学を卒業した後、米沢で農業のキャリアをスタートしました。「百姓は、漢字で “百の姓（＝仕事）を持つ” と書くように、土壌改良、機械修理、大工、流通・販売まで、幅広い職種にわたる知識と技能が求められます。いろんな知識や技能が身に付いて、やりがいのある仕事なんですよ。」と、義将さんは元気に語ります。 移住のきっかけは、大学時代に米沢で出会った『自然栽培を行い、商品開発や流通まで行う若手農家さん』との出会いでした。美味しい作物を生産しながらビジネスを築く姿に刺激を受け、この農家さんを「人生の師匠にしたい」と思った義将さんは農家を志すことを決めました。 農家1年目は、そばの栽培と他の農家のお手伝いから始めました。農業の収入だけで生計を立てることの厳しさに直面しながらも「美味しいものを作って生計が立てられるようになりたいです」と前向きな姿勢で挑みます。4年目からは米沢のご高齢の農家さんからりんごの木100本を事業継承し、りんご農家を始めました。「3年間の農業経験を通じて、作物と自分の性格との相性を感じました。りんごは何十年も同じ木と付き合っていくため、木の成長を予想してどう手を加えるか？を考えるのが面白く、自分の性格に合っていると感じています。」<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/fpndwB8xZUnJ--Nq81Qoy.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/-B_EuH2Uctt1o20peDNuI.webp"></figure>&nbsp;<h2>お金はなかったけど、ご縁はありました</h2>「周りの人たちの応援があって、今の自分がいます」と話す義将さん。米沢に根ざした助け合いの精神は、雪国という土地柄も関係しているのではないかと考えます。「自分だけの力ではどうしようもないことに直面したことがある人は、苦労を知っている分、人にも優しくなれるのではないか」という考えに至ったそうです。「雪国で生きる農家さんたちから、人間として大切なことを学んでいる気がします。」 農家としての起業には、土地の取得や初期費用の調達、そして軌道に乗らずに失業するリスクも伴います。<blockquote>「大学卒業後すぐの起業で、初期投資には100万円もかけることができませんでしたが、米沢の農家さんたちから道具や車をお借りしてスタートすることができました。」「応援してくれた人たちに成長した姿をお見せしたい、という気持ちで頑張りたいと思っています。」 &nbsp;</blockquote>義将さんは、山形に移住した農家たちで結成した「山形ノーカーズ」というグループで、マルシェやイベント出店などの活動をしています。米沢でのお気に入りの過ごし方は、仕事が終わった後に天然温泉に入ることだそうです。天然温泉が、市内から車で15分ほどの位置にある米沢ならではのリフレッシュ方法を実践しています。ご縁を大切にしている義将さんの周りでは、さらに面白いことが広がりそうです。 <img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/jHLSGJUqQnxRv-OWkvOXP.webp"><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/rYCUJW9ADrl9NKXB4TVwV.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>&nbsp;

移住のきっかけは、大学時代に米沢でおきた『自然栽培を行い、商品開発や流通まで行う若手農家さん』との出会い。美味しい作物を生産しながらビジネスを築く姿に刺激を受け、この農家さんを「人生の師匠にしたい」と思った義将さんは農家を志すことを決めたそう。

「応援してくれた人たちに成長した姿をお見せしたい、という気持ちで頑張りたいと思っています。」と、前向きに挑戦する義将さんの「米沢住」とは？

埼玉県富士見市出身の20代。埼玉県からの移住者で、2019年に大学を卒業した後、米沢で農業のキャリアをスタート。

4年目からは、米沢のご高齢の農家さんからりんごの木100本を事業継承し、りんご農家を始めた。

岡　義将 

人生の師匠がいる米沢で、りんご百本を育てる

<h2>思いを実現できる場を持つ</h2>マスオさんとして米沢にやってきた勲さんが切り盛りする現場は、長きにわたり米沢のまちを治めてきた上杉家14代当主・茂憲伯爵のお屋敷。大正14年に再建した建物で、もうすぐ100年になります。当時、お義父様が運営していた上杉伯爵邸と米沢観光の拠点である上杉城史苑を引き継ぎ、移住前から感じていた米沢の可能性を確実に形にしています。「平成23年に副支配人として上杉伯爵邸に入り、経歴10年目で社長になりました。同時に上杉城史苑の専務も兼務することになり、昨年の6月にこちらも社長に就任しました。元々継ぐつもりはなかったのですが、『やれ』と言われたら『はい』と言ってしまう性格で（笑）。でも自分の場を持ち考えを実現できることは、やりがいがありますし楽しいです」と話します。<blockquote>「上杉神社をはじめ、酒蔵や米沢牛の料亭なども近くに点在しているので、組み合わせれば観光の強みになると思っていました」</blockquote>前職で貸切バスの営業を担当していたこともあり、移住前から米沢に魅力を感じていたそうです。自分の城を得た勲さんは、敷地内でドローンの大会やクリスマスイベントの企画、上杉鷹山が遺した「かてもの」をヴィーガン料理としてPRするなど、さまざまなことを仕掛けていきます。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/EC8igvYtogSYps3hrJjpV.webp"></figure>&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/MTNWZ33YPQuPT4hqzpWaf.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;<h2>米沢を盛り上げる多忙な日々</h2>米沢に移住して12年。観光業のため取引先も多く、人と関わることが多い勲さんは、「米沢の方は、みんなあったかい。最初はバリアを張るんですけど、一度内側に入るとすごく親身になってくれる。若い人たちだとそのバリアすらない」と笑顔で話します。「世話好きな人が多い。地域に無関心な方は少ないかも。歴史的な背景もあると思いますが、みんな米沢に誇りを持っていますね」そんな米沢を盛り上げるべく、同世代の仲間たちとまちづくり会社「ウコギ社」を立ち上げ、忙しさに拍車がかかります。ほとんど休みなく動き続け、週5で飲み会があることも。<blockquote>「途中でやっぱり嫌になるんですよ。でもひとつ終わると何か始めたくなる（笑）。終わった後の達成感が好きなんだと思います」</blockquote>高校・大学時代はボクシングに打ち込み、東北2位まで上り詰めたという勲さん。その精神力が活かされ、「もしかしたら毎日が休みなのかもしれない」と、悟りを開き始めています。ささやかな楽しみは、「伯爵邸の庭でひとり夜風にあたったり、お殿様の部屋で優雅な気持ちで仕事すること」なのだとか。米沢と全力で関わるお仕事。ある意味誰よりも米沢を満喫しているように感じました。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/Delk8UGNhqTC4buKSMc2G.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/sBMZ56fgOg9fUwxpU5boW.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

「上杉神社をはじめ、酒蔵や米沢牛の料亭なども近くに点在しているので、組み合わせれば観光の強みになると思っていました」と移住前から米沢に魅力を感じていた勲さん。

現在は敷地内でドローンの大会やクリスマスイベントの企画、「かてもの」をヴィーガン料理としてPRするなど、さまざまなことを仕掛けていく。

米沢と全力で関わるお仕事、ある意味誰よりも米沢を満喫しているように感じた勲さんの「米沢住」とは…？

山形県上山市出身の40代。平成23年に副支配人として上杉伯爵邸に入り、経歴10年目で社長に。同時に上杉城史苑の専務も兼務することとなり、2022年に社長に就任。

遠藤　勲

米沢が持つポテンシャルを 広げていきたい

<h2>米沢の大切な居場所を受け継ぐ</h2>お店に入ると、かわいらしい空間の奥に、にこにこ笑顔の女性が2人。cafe mamenokiを運営する笹川夏希さんと木村芳子さんです。夏希さんは新潟県妙高市、芳子さんは青森県八戸市から平成30年に進学のため米沢にやってきました。夏希さんの夢は飲食店経営。家族の食事を作っていた経験から、体に良いものを提供したいという思いがあり、米沢栄養大学へ進学します。「飲食で起業を考えていたときに、友人の木村と話していたら、木村も場所を持ちたいという思いがあり、一緒なら何かできるかもしれないと」。開業を目指し、卒業までマルシェ出店や、クラウドファンディングでの資金調達にもチャレンジしたそうです。しかし、資金が思うように集まらず諦めそうになっていたとき、mamenokiのオーナーからお店を誰かに引き継ぎたいという話を聞き、「私たちに受け継がせて欲しい」とお願いしたのだとか。芳子さんは、米沢女子短期大学で福祉を専攻。「教育実習での経験から、福祉の視点でケアが必要な子どもたちにフォーカスを当てたいと思っていました。農業体験やカフェを活用しながら福祉を展開していくことに関心が湧いて」と、夏希さんと一緒にやっていくことを決めたそうです。&nbsp;<h4>cafe mamenoki</h4>mamenokiは2人が学生時代に出会った場所。「ここは地域に出て活動するような学生がよく集まる場所でした。相談相手でもあったオーナーが別の事業に挑戦するタイミングで、会計管理以外の全ての運営を任されています」2人は今までのmamenokiの良さを引き継ぎつつ、少しずつ自分たちで考えたメニューやイベントを展開しています。&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/fMzPzwbP3-gf59wWd2Huu.webp"></figure>&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/iI92dHmR0pPGzUaHiNxop.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;<h2>「やってみろ」に背中を押されて</h2>なぜ米沢なのか。「私にとって米沢がはじめて地域に触れた場所。地元をあまり知らないまま1人で来たので、米沢の人のあたたかさに癒されました。学生時代から『まず、やってみろ』と言ってくれる大人が多いです」と芳子さん。夏希さんも、地域の方の魅力に惹かれると共に「食材が美味しいのも飲食店をやる上で、すごく素敵だなって思います」と教えてくれました。メニュー表に栄養の知識を添え、バランスの良い新たなメニューを検討している夏希さんと、子どもたちの居場所づくりとして個別学習塾を小さく始めた芳子さん。やりたいことの実現へ向かって、まっすぐに進んでいます。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/ER6DBXfnmUL_USRXgw8Q5.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/12/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/6FRBS_mzlwhMmQzlRrffh.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。 移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

「私にとって米沢がはじめて地域に触れた場所。地元をあまり知らないまま1人で来たので、米沢の人のあたたかさに癒されました。学生時代から『まず、やってみろ』と言ってくれる大人が多いです」。
「食材が美味しいのも飲食店をやる上で、すごく素敵だなって思います」。
こうお話をしてくれた芳子さんと夏希さん。

2人が学生時代に出会った場所で、やりたいことの実現へ向かってまっすぐに進んでいく２人の「米沢住」とは？

夏希さん：新潟県妙高市出身の20代で、平成30年に米沢栄養大学へ進学のため移住。
芳子さん：青森県八戸市出身の20代。同じく平成30年に移住し、米沢女子短期大学で福祉を専攻。
2人で先代オーナーからcafe mamenokiを引き継ぐ。

笹川　夏希さん・木村　芳子

２人の夢を 叶えていく場所

<h2>自ら動いていけるキッチンカーで</h2>「米沢を面白くしたい」。そんなエネルギーに溢れている祐輔さん。シルバーに輝くキッチンカーを走らせ、市内外で美味しいスパイスカレーを提供しています。米沢生まれで、大学進学を機に新潟へ。「元々体育教師を目指して進学しましたが、大学の学友会に入って、イベントの企画やフリーペーパーを作る活動が楽しくて。それで大学院に進学し、メディアの研究をしていました」。卒業後は新潟県内のイベント会社に勤めますが、多忙を極め、会社合併のタイミングで退社。平成30年に米沢へ戻ってきました。<h4>「せっかく帰ってきたのだから好きなことをしようと思って、カレー屋を始めました」。</h4>もともと大のカレー好きで、新潟でもお気に入りのカレー屋に通い詰めたほど。そこで山形出身の店長と仲良くなり、カレーの作り方を教えてもらったそうです。店舗を持つ夢はあったけれど、まずは自分から動いていけるキッチンカー営業という選択をします。併せて、大好きなサウナの魅力を発信すべく、テントサウナ体験を各地で開催しています。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/r3R9CBjnWCw_evruncbJJ.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/WgsLyukQXt5l8wcVbDSYf.webp"></figure>&nbsp;<h2>心強い仲間たちと面白いことをつくる</h2>米沢に戻ってくることに抵抗はなかった一方で、遊ぶ場所、楽しいことがあるかどうかは不安だったと言います。「現在もキッチンカー営業をさせてもらっているスタジオ八百萬というコミュニティスペースとの出会いが大きかったです。最初は物件探しの目的で空き家ツアーに参加したのですが、今も一緒に活動している仲間に出会えたのも、その場所です」。当初のイメージはいい意味で裏切られ、「米沢には起業した方や、歴史を紡いで頑張ってらっしゃる方もたくさんいます」と、その存在の心強さを語ってくれました。それでも、まだまだ若者が交流する場所は少ないのが現状。無いなら自分たちで作ればいいと、祐輔さんは仲間と一緒に「米沢ナイトマーケット」という夜遊びができるフリーマーケットイベントや、別の団体では年に一度「米沢アペロスタンド」という立ち飲みイベントを企画しています。&nbsp;<blockquote>「人口が8万人からどんどん減っていく危機感はあります。でも、米沢はやりたいことを応援してくれるまち。市役所や商工会議所の皆さんが親身になって相談に乗ってくれます。最近も地元のお肉屋さんと共同で冷凍レトルトカレーの開発が実現できましたし、長年の夢だった店舗を仲間たちと立ち上げることになりました」。</blockquote>&nbsp;バー、レストラン、ゲストハウス、そしてサウナ。さまざまな交流が生まれる場所が米沢に誕生するとのこと。米沢から生まれる「面白いこと」がさらに広がっていきそうです。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/xW7WECKkJG7Jr0tOPMqWY.webp"></figure> &nbsp;<img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/qgy_GQokl3blhD4GiKeWR.webp">&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

「せっかく帰ってきたのだから好きなことをしようと思って、カレー屋を始めました」。
こう話す祐輔さんは、米沢に戻ってくることに抵抗はなかった一方で、遊ぶ場所、楽しいことがあるかどうかは不安だったそう。

まだまだ若者が交流する場が少ないのが現状の中、無いなら自分たちで作ればいいと、祐輔さんは仲間と一緒に夜遊びのできるフリーマーケットイベントや、別の団体で年に一度の立ち飲みイベントを企画。

心強い仲間たちと、面白いことをつくる祐輔さんの「米沢住」とは？

山形県米沢市出身の30代。大学進学を機に新潟へ行き、卒業後は新潟県内のイベント会社に勤める。多忙を極め、会社合併のタイミングで退社し平成30年に米沢へUターン。
現在はスパイスカレーのキッチンカーを営業しつつ、テントサウナ体験を各地で開催。

濱田　祐輔 

カレーにサウナに遊びに 、やりたいを叶えられるまち

<h2>化学をものづくりにつなげていく</h2>山形大学工学部でバイオ化学工学を学ぶために、福島県喜多方市から米沢に移住した有佳さん。大学卒業のタイミングで人生を決めてしまうことに違和感を持ち、大学院へ進みます。ベンチャービジネスや地域の商品開発に関わる中で、将来のビジョンが少しずつ見えてきたそうです。「化学のことを素敵に紹介し、物として開発できたらすごくいいなって思い始めたのが、大学院卒業のタイミングでした」有佳さんが、400年以上続く日本酒の蔵元・小嶋総本店の若女将である千夏さんに出会ったのは、置賜の地域づくり講座「人と地域をつなぐ事業」の活動を通してでした。千夏さん自身も元々大手メーカーの研究者。子育てをしながら商品開発にも意欲的で、有佳さんは千夏さんに憧れを持っていたそうです。「他県の会社に内定が決まっていましたが、仕事内容とやりたいことの違いについて千夏さんに相談する機会がありました。その後、蔵見学をお願いした際、社長が新規のノンアルコール事業のビジョンについて話してくださり、発酵という視点から健康に良いものを作っていくところに興味が湧きました」と、目指している方向の会社が目の前にあったことに気がつき、小嶋総本店で働きたいと思ったそうです。<h4>そんな有佳さんの現在は？</h4>有佳さんの仕事のひとつは、新規事業のノンアルコールの甘酒などの商品企画や販売をすること。「卸ではなく、直接お客様に販売するので、お客様がSNSで今日頑張ったご褒美とか、飲んでみたら美味しかったとアップしてくださると、やっていて本当に良かったなって思います」。日本酒に捉われず、常に新しい発想で展開していく会社に刺激を受けながら、自身も副業を許されている中で何かに取り組んでみたいという思いが湧き始めています。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/ztIhHe9sNxPrDKF2nPo5L.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/l1Dcf78DwO-qqew9WGs2d.webp"></figure><h2>伝統・四季・そして人の魅力</h2>有佳さんは至る所に日本を感じることができる職場に魅力を感じているそうです。「会社には『お勝手』という方がいて、普段は伝統野菜の粕漬けを作っているのですが、週に1、2回季節を感じる食事を作ってくれるんです。それがとっても美味しくて」大学時代から過ごしている米沢については、「世界の上位2%に入る四季がはっきりしているエリアで、本当に素敵な場所だと感じます」と教えてくれました。&nbsp;<blockquote>「米沢の人は断固としたところがあります。それだけ芯が通っていて、守るべき何かがある。米沢の地だから芽生える人格なのかなと。それに、新しいことを始めて楽しんでいる先輩たちがいてくれるのは大きいです。地方でも最先端のことに関われて、ワクワクできる何かがある。それが全てなんじゃないかなって思いますね」</blockquote>&nbsp;&nbsp;<img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/6zymY8jQZZ5dpB_Wtp1rE.webp"> <img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/rpY1ShE2zUkld7RFMjTKf.webp">&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

大学卒業のタイミングで人生を決めてしまうことに違和感を持った有佳さんは大学院へ進学。
「化学のことを素敵に紹介し、物として開発できたらすごくいいな」と大学院卒業のタイミングで思い始めたそう。

現在は小嶋総本店で働きながらも、「日本酒に捉われず、常に新しい発想で展開していく会社に刺激を受けながら、自身も副業を許されている中で何かに取り組んでみたいという思いが湧き始めています。」と話す有佳さんの米沢住とは？

山形大学工学部で学ぶため福島県喜多方市から米沢に移住・大学院へ進学。
置賜の地域づくり講座を通じ、小嶋総本店の若女将である千夏さんに出会う。
現在は、仕事のひとつとして新規事業であるノンアルコールの甘酒などの商品企画や販売をしている。

五十嵐　有佳

目指していた会社は 目の前にありました

<h2>仕事を楽しむ父の背中を見て育つ</h2>今野味噌醤油醸造店の店内に入ると、なぜかビートルズのBGMにビートルズのポスター。ビートルズの曲を聞かせて発酵させた味噌「麗音味噌（れのんみそ）」を開発するなど、楽しみながら仕事をする父の背中を見て育った良輔さんは、「継ぐことには抵抗なく、それしかないと思っていた」と言います。良輔さんはお店を継ぐために米沢を離れ、仙台の大学で発酵を学び、社会経験を積むために埼玉の食品総合商社で営業の仕事を経験します。「小さい頃から親の仕事を見てきて、自営業っていいなって。常に家に両親がいるので子どもの頃も寂しくなくて」と、当たり前だった環境が特別なことだったのだと実家を離れて思ったそうです。「麹の菌は生き物なので、手入れしてあげないと自身の熱で死んじゃう。だから人の手を入れて程よい環境にしてあげる。丸大豆醤油だと、約2年の熟成期間があるので、そこまで手塩にかけてきたものが商品化されて美味しいなんて言われると、まだ子どもはいないけど、子どもを褒められる感じと似ているんだろうなって」と、仕事に確かなやりがいを感じている良輔さん。&nbsp;<h4>食文化を未来へつなぐ使命感</h4>&nbsp;しかしながら、日本食離れから味噌・醤油の需要が減るのと同時に廃業するお店も少なくありません。「同業者が消えるって悲しくて。日本食に寄り添ってきた味噌・醤油を作る人が減っていくのはもったいない。一方で、父の代から始めた地元の方に向けた味噌教室は私も大切に引き継いでいます」と、食文化を未来へつなぐ使命感も生まれています。この冬、令和２年に廃業した米沢の老舗醤油店の味を引き継ぐために、試行錯誤を重ね、納得のいく味を再現させました。米沢らーめんを支えてきた味ということもあり、多くの方から感謝の声が寄せられています。「ただ引き継ぐだけじゃなく、常に新しい挑戦をしていきたいです」<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/Y9F-nPB_lGRtF2q5yP8Oj.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/VdU0PTFZgqQDIbuYahPQj.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;<h2>人と自然に癒される日々</h2>「米沢は人のつながりが強い。お客さんもあたたかい人ばかりです。おじいちゃんおばあちゃんがいるところへ納品に行くのがすごく楽しみで」と、地元の方との交流に癒されていると教えてくれました。体を動かすのが好きだという良輔さんは、スノーボードが好きで、休日は天元台高原や米沢スキー場に滑りに行くことも。<blockquote>「今日天気いいから行こうかなという感じでふらっと行けるのがいいですね」。</blockquote>春から秋は景色を楽しみながら最上川沿いのサイクリングロードを走るのもお気に入りだそうです。日本酒も大好きで、夜は醤油を納めている居酒屋さんに顔出しがてら飲みに行くなど、マイペースに米沢暮らしを楽しんでいます。&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/fCkerEqVRfxtPosqiUR6F.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/PIyQPDA8FZb471dl5Nbe_.webp"></figure>&nbsp;&nbsp;<blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちら▶<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote>

「小さい頃から親の仕事を見てきて、自営業っていいなって。常に家に両親がいるので子どもの頃も寂しくなくて」と、当たり前だった環境が特別なことだったのだと実家を離れて思ったそう。

食文化を未来へつなぐ使命感も生まれている中で、仕事に確かなやりがいを感じ、「ただ引き継ぐだけじゃなく、常に新しい挑戦をしていきたいです」と語る良輔さんの「米沢住」とは？

山形県米沢市出身の30代。お店を継ぐために米沢を離れ、仙台の大学で発酵を学び、社会経験を積むため埼玉の食品総合商社で営業の仕事を経験。現在は「今野味噌醤油醸造店」を営む。

今野　良輔 

醤油と味噌の文化を 未来へつないでいく

<h2>米沢緞通に惹き寄せられて</h2>米沢生まれ米沢育ちの海さんは、大学進学で一度地元を離れ新潟へ。芸術系の大学でテキスタイルを学び、いよいよ就職先を探すタイミングで、米沢緞通（だんつう）・滝沢工房と出会います。都会への憧れも強くはなかったけれど、地元に帰るというイメージも持っていなかったという海さん。就職先を意識し始めた大学4年の4月、たまたまInstagramで目にした米沢緞通の作品に心を動かされます。「まさか地元でこんな素敵なものづくりが行われているとは思いませんでした」と、早速工場見学を申し込みます。米沢緞通は、米沢絨毯有限会社の自社ブランドとして2017年に立ち上がったばかり。手作業から生み出される風合いと、グラフィカルなデザインは、海さんの心を打ち、「米沢へ帰る」という選択肢が芽生え始めたそうです。「見学の時に案内してくれた専務に、ここで働いてみたいという気持ちを伝えました」。その後、新卒を募集していなかったことを知らされますが、本気だった海さんはポートフォリオを持って面接を受け、入社に至ります。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/Iwx7YMGJf4TQR2jMBRbx5.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/khp4GX6vBrTeaZ9QPbELH.webp"></figure>&nbsp;<h2>人と人の近さが温かい</h2>同級生たちが米沢を離れ都会に向かう中、地元で好きな仕事を見つける。それは簡単なことではないかもしれません。引き寄せられるように米沢へと気持ちが向かったのは、海さんが人生の大半を過ごした米沢に感じる「安心感」も大きかったそうです。「自然に帰りたいと思えました。土地と人、家族の存在が大きいですね。ここにいると落ち着きます。祖母と一緒に買い物に行った時、知らないおばあちゃんと普通に話していて、「今の知っている人？」って聞いたら、全然知らない人って（笑）。他の土地と比較できませんが、米沢の人と人の近さは温かいと思います」。&nbsp;米沢に戻って3年目。「仕事も設計図から織り、展示会での販売やSNSでの発信まで任せてもらえるようになり、作ったものがお客様の手に渡る喜びを感じて、より一層やりがいが生まれています」。次なる目標は自身のデザインで緞通を作ること。今からイメージを膨らませているそうです。「大好きなおばあちゃんから教わった編み物は、今も趣味で続けています。昼も夜もずっと何か作ってますね（笑）」。近所の河原を夫婦で散歩するのが好きだという海さん。気軽に通える行きつけのカフェや、食べ慣れた米沢ラーメンの味がいつも暮らしに寄り添ってくれます。心地よく好きなものが重なり合い作られる海さんらしい米沢の暮らしは、まだ始まったばかりです。&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/51fkprN2mhFyXn_X8LWbY.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/07/11/I2QBvsGpZRzWTQwzUf6Se/fuUxPvT1mawB0n7Z0DH-W.webp"></figure><blockquote>暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください！もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。&nbsp;移住のご相談はこちらへ▷<a href="https://www.iju-yonezawa.com/support/">https://www.iju-yonezawa.com/support/</a></blockquote><figure class="image"><img></figure><figure class="image"><img></figure>

「自然に帰りたいと思えました。土地と人、家族の存在が大きいですね。ここにいると落ち着きます。祖母と一緒に買い物に行った時、知らないおばあちゃんと普通に話していて、「今の知っている人？」って聞いたら、全然知らない人って（笑）。他の土地と比較できませんが、米沢の人と人の近さは温かいと思います」。

こう話をしてくれた、海さんらしい「米沢住」とは…？

山形県米沢市出身の20代。大学進学で一度地元を離れ新潟へ。芸術系の大学でテキスタイルを学び、いよいよ就職先を探すタイミングで米沢緞通と出会い、入社へ至る。

松本　海

自然と帰りたいと思える 安心感があるまち

<div id="attachment-13584" class="wp-caption alignnone">
<img class="alignnone size-full wp-image-13584" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/03/40c1bffe-satou01.png" alt="" width="349" height="240" />
ペットと泊まれるペンション”「おもちゃばこ」の二代目オーナー・佐藤大祐さん、紋加さんご夫妻
</div>
<h2>米沢の好きなところを教えてください</h2>
佐藤大祐（だいすけ）さん（以下、大祐）：一番は、おいしい米沢牛が食べられるところです。米沢牛を目当てに泊まりに来るお客さんもいます。また、ラーメンが大好きでよく食べに行きます。おすすめは「熊文」、がっつり系の「心心グループ」も好きです。
「人」も温かい方が多く、生活で困ったことはあまり思い浮かびません。雪が多い分、しっかりと除雪しているので、むしろ暮らしやすいです。「キラキラ王国」は、“星がきれいに見られる場所”という意味もあるんです。
市内から車で15分という近さで、豊かな自然に触れることができるところが魅力的です。
<h2>チャレンジしたいことはありますか？</h2>
大祐：「キラキラ王国」ペンション村に若い人を増やし、“活気ある賑わい”を生み出したいです。ゼロから引き継いだ自分が成功例となることで、ペンションを引き継ぐ仲間や新しく始める仲間が増えたら嬉しいです。
ペンション村のオーナーの皆さんは優しく、やる気のある若者のチャレンジを応援してくれています。リノベーションなど、学生と一緒に楽しめるコンテンツにも興味があります。
佐藤紋加（あやか）さん（以下、紋加）：料理のレパートリーを増やしたいですね。パン作りやそば打ちにもチャレンジしてみたいです。みんなが“笑顔でいられる場所”を目指して、お客さんが楽しく、自分も楽しく、犬も猫も、「山全体で楽しめるキラキラ王国」にしたいです。
<h2>営業のスタイルを教えてください</h2>
大祐：休みは不定休のため、事前に、電話やSNSのメッセージなどでご連絡をいただけると嬉しいです。地元の食材や日本酒、地元のワインソムリエさんがお勧めするワインを提供しています。メニューやプラン等に関しては、柔軟に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
詳しくは、「ペンションおもちゃばこホームページ」（外部リンク）をご覧ください。
出典: <a href="https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/5406.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">夏も楽しめる米沢スキー場！</a>

ワープシティ公式

米沢スキー場ペンション村「キラキラ王国」内にある、“ペットと泊まれるペンション”「おもちゃばこ」の二代目オーナー・佐藤大祐さん、紋加さんご夫妻。元々は、ペンション「おもちゃばこ」の利用客であったという大祐さん。高齢を理由に、先代オーナー夫妻がペンションを閉業しようと考えていることを知り、事業継承を決意したのだとか。その後、奥様の同意を得て、2018年に福島県から米沢市に移住。先代の想いを引き継ぎ、新たな夢を追いかける佐藤さんご夫妻に、お話を伺いました。

出身地、前住所：福島県、現住所：山形県米沢市、職業：「ペンションおもちゃばこ」二代目オーナー

佐藤大祐 さん   佐藤紋加

先代の働き方に憧れて、ユーザーから二代目オーナーに

<h2>米沢へ戻ることになったきっかけは？</h2>
黄木さん（以下、黄木）：米沢に戻ってきたのは、1998年です。父の病気が米沢に戻るきっかけでした。その時に初めて知った『すみれ荘』の成り立ち、写真や文字からは伝わってこない創業への想いを感じました。
東京、アメリカと移り住み、海外暮らしで日本の風景や人情の素晴らしさ、美しさを懐かしく思うようになりましたね。そして徐々に気が付かなかった地元米沢の良さを意識し始めました。
<h2>移住を考えている人へアドバイスをお願いします</h2>
黄木：家業を継ぐということは、先代の想いを受け継ぐということです。同じような境遇や米沢に家業がある人たちには、身内だからこそ分かる親や創業者の想いにしっかり向き合って、それを大切にして欲しいと思っています。
<h2>米沢の魅力を教えてください</h2>
黄木：心が落ち着く素朴な自然をはじめ、歴史・文化も素晴らしいですが米沢は温かく、輝く人たちが一番の魅力です。そこから生まれた素晴らしい食べ物が多いのも誇りに思います。
出典: <a href="https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/4181.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/4181.html</a>

米沢で生まれ、東京・アメリカと生活拠点を移していった黄木さん。「祖父母の旅館『すみれ荘』を手伝っている時、このままずっと田舎で暮らしていくのかと思ったら虚しくなった」と語ります。米沢に住んでいた当時は、米沢の良さに気付かなかったそうです。1998年にアメリカから山形県米沢市へUターンし、長い海外暮らしで日本の風景や人情の素晴らしさ、美しさを懐かしく感じ始め、徐々に今まで気が付かなかった地元米沢の魅力を再認識されたのだそう。そんな黄木さんにお話を伺いました。

出身地：山形県米沢市、前住所：アメリカ、現住所：山形県米沢市、職業：「時の宿 すみれ」経営 

黄木 

ただいま米沢市！祖父母の旅館を受け継いでいます

<h2>米沢市に移住をした理由を教えてください</h2>
福田さん（以下、福田）：“音を追求する時間”を持つために、ここに移住しました。都会の賑やかで、誘惑が多く、そして細切れの時間の中では出来なかった思考の空間。宮沢賢治のゴージュではないですけれども、ここには創造者のための“無色の空気”が満ちています。
嬉しいことに、全国のファンの皆さんも、「福田さんの音色がさらに透明になった」と言ってくれています。
<h2>里山暮らしを楽しむ秘訣を教えてください</h2>
福田：里山での暮らしは素晴らしいです。でも、それだけを求めて移住するのは難しいかもしれません。地元の人には当たり前のことでも、都会人にはあまりにも知らないことばかりだからです。
里山暮らしへの憧れとは別に、ここだからこそ実現する「創造的な自分の夢」を持っていると、豊かな自然を楽しめるし、生活も続くのではないかと思います。
それは、絵を描く、詩を書く、料理、トレッキングや写真、ガーデニングや菜園、いろいろあると思います。一人の人間の手ではどうにもならない自然と共に、美しさも、日々の苦労も、“丸ごと楽しむ”ことが秘訣ではないかと思います。
<h2>移住を検討している方へメッセージをお願いします</h2>
福田：「これをするんだ」という強い気持ちと夢があって来る人には、地域の方々も応援してくれるし、そして温かい交流も生まれるように思います。
ここ米沢には、ユニークな夢と想いを持つ人達が集まってきていますし、それを楽しみ、興味を持って応援する気質が米沢の文化であり、魅力だと思います。
<img class="alignnone wp-image-13591 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/03/5f9a5a7b-.jpg" alt="中川勝市長（左）から「米沢IJU（移住）応援大使」の委嘱状を交付された福田さん" width="2367" height="1689" />
出典: <a href="https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/5059.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/5059.html</a>

世界的なピアニスト、そしてチェンバリストとして活躍する福田さん。2017年2月、“音を追求する時間”を持つため、東京都から米沢市に移住されました。憧れだけでなく、“ここ”だからこそ実現できる「創造的な自分の夢」を持ったことで、素晴らしい里山暮らしを満喫しているという福田さん。2019年より、米沢市初の「IJU（移住）応援大使」としても活動されている福田さんに、お話を伺いました。

出身地、前住所：東京都、現住所：山形県米沢市、職業：ピアニスト・チェンバリスト、米沢IJU（移住）応援大使

米沢市

米沢市の移住体験談一覧：13件

嫁ぎ先での子育て、「楽しむ心」が毎日を変えました。

クラフトビールの市場を、米沢で切り開く。

父と気軽に飲みに行ける距離に住む

人生の師匠がいる米沢で、りんご百本を育てる

米沢が持つポテンシャルを広げていきたい

２人の夢を叶えていく場所

カレーにサウナに遊びに、やりたいを叶えられるまち

目指していた会社は目の前にありました

醤油と味噌の文化を未来へつないでいく

自然と帰りたいと思える安心感があるまち

先代の働き方に憧れて、ユーザーから二代目オーナーに

ただいま米沢市！祖父母の旅館を受け継いでいます

“無色の空気”が流れる米沢で“透明な音色”に出会いました

嫁ぎ先での子育て、 「楽しむ心」が毎日を変えました。

クラフトビールの市場を 、米沢で切り開く。

父と気軽に 飲みに行ける距離に住む

人生の師匠がいる米沢で、りんご百本を育てる

米沢が持つポテンシャルを 広げていきたい

２人の夢を 叶えていく場所

カレーにサウナに遊びに 、やりたいを叶えられるまち

目指していた会社は 目の前にありました

醤油と味噌の文化を 未来へつないでいく

自然と帰りたいと思える 安心感があるまち

先代の働き方に憧れて、ユーザーから二代目オーナーに

ただいま米沢市！祖父母の旅館を受け継いでいます

“無色の空気”が流れる米沢で“透明な音色”に出会いました

嫁ぎ先での子育て、「楽しむ心」が毎日を変えました。

クラフトビールの市場を、米沢で切り開く。

父と気軽に飲みに行ける距離に住む

米沢が持つポテンシャルを広げていきたい

２人の夢を叶えていく場所

カレーにサウナに遊びに、やりたいを叶えられるまち

目指していた会社は目の前にありました

醤油と味噌の文化を未来へつないでいく

自然と帰りたいと思える安心感があるまち