公共交通機関も通っていますが主要路線で1時間に1本程度で、ほとんどの方が自家用車を利用して生活しています。
中学校までの通学や通園にはスクールバスがあり、高校生や社会人の方で路線バスや電車を利用して通勤、通学している人もいます。
また、地形が緩やかな地域であれば自転車で移動する方も。
自転車の場合、冬の降雪・凍結時期に自転車走行はほぼ不可能となるので、生活スタイルを季節によって変えていきましょう。

交通のあれこれ。

移住後の生活スタイルによって住まいの選択肢は変わりますが、賃貸住宅が都心部と比較してかなり少ないと言われています。
少ないながら空き家を活用した一軒家の賃貸住宅もあり、賃貸で借りたあと購入する方もいるようです。
しかしながら、賃貸住宅が少ないとはいえ、地域の風土や人とのかかわりを体験しないままに、物件を購入することはあまりお勧めできません。
移住したあとも、住み続けられるかどうか、
空き家バンクの情報と併せて、じっくりと時間をかけて住まいを探すことをお勧めします。
【飛騨市空き家バンク　住むとこネット】
 https://www.city-hida.jp/sumutoko-net/ 

　市営住宅
飛騨市ではいくつかの市営住宅を整備しています。
所得制限等の基準、応募方法がありますので、空き状況も含め事前に担当部署に入居基準等を確認してください。
【飛騨市　建築住宅課】
 https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/23/745.html 


移住して住むところはありますか？

内の地域によって異なりますが、商店街、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストア、家電量販店、コンビニエンスストアなどがあります。日常生活に必要なものはだいたい市内でそろいます。
とはいえ、自家用車文化の飛騨市では買い物に行くのに車で15分～、峠を越えて30分かけることもしばしば。
ネット通販や、生協を利用している方もいます。
駅前に商店街があるというイメージを持たれる方も多いですが、実際は駅の前ではなく、町の中心部といったイメージをしていただくといいでしょう。商店街によっては年に何度か抽選会をやってみたり、SNSで発信していたりと、小さいながらに活気があるところもあります。
新鮮な野菜を買える朝市があるのも特徴で、お住まいの地域によっては、野菜を格安で無人販売していたりします。
また、買い物へ行くのが困難な地域や、高齢者の多い地域には移動販売車が回っていることもあり、活用される方も多いようです。
ちょっと遠出してお出かけしようとなると
富山や名古屋方面へ自家用車や電車で2時間ほどかけて行くこともあります。

買い物事情はどうですか？

市内には診療所や歯科、眼科、総合病院も含め23か所の医療機関があります。
隣接する高山市の医療機関を使う方も多く、救急の場合は隣接する高山市の病院へかかる必要があります。
【医療施設一覧（市営）】
 https://www.city.hida.gifu.jp/map/list/list212.html 


病院はありますか？

0歳から中学校卒業までの医療費自己負担部分の無料化をはじめ、子育て支援の充実に取り組んでいます。
現在、保育園は8園あり、待機児童はゼロです。

小学校6校、中学校3校（うち小中併設校1校を含む。）県立高校2校があり
児童生徒数500人規模の市街地の小・中学校から全校数人～30人程度の山間部の小・中学校まで、大中小それぞれの規模の学校があり、それぞれにおいて学力向上、豊かな心を育む体験学習など特色ある学校教育に取り組んでいます。
遠距離通園・通学となる園児・児童・生徒は、保育園バス・スクールバスにより通学支援を実施しています。

給食については、飛騨市の豊かな自然で育ったおいしい地域食材をできる限り使うことに努めています！

子育て～学び～

公園は2022年にリニューアルした杉崎公園をはじめとして、大小合わせて36ヶ所。
 https://www.city.hida.gifu.jp/map/list/list435.html 
子育て支援センターは市内6か所にあります。
 https://www.city.hida.gifu.jp/site/kosodate/shiencenter.html 

自家用車でお出かけすることになることが多いので、この町では電車でとなりの町まで出かけることがちょっと特別なお出かけになったりします。
冬は飛騨市内に2か所あるスキー場までそれぞれが約30分圏内にあり、市内の高校生までの子どもたちのリフト券が無料で利用できる仕組みもあるのがうれしいところ。
 https://www.city.hida.gifu.jp/site/sports/67709.html 

雪遊びの規模も、雪だるまどころではなく基地づくりをするスケールなので、雪遊びでもスキーウェアは必需品です。

自然はかなり遊び相手になってくれますが、もちろんカードやゲーム機で遊ぶのも大好きです。当然ながら虫が嫌いな子もいます。
遊びを見つけるヒントがたくさんあるのは自然に囲まれているからこそなのかもしれません。

子育て～遊び～

飛騨市で新しい家族を迎えるお手伝いもしています。

　飛騨市産前産後ママサポプロジェクト
助産師や地域の方々と連携し、妊娠中から出産後のお母さんが孤立感や不安感を解消できるようにするためのお手伝いをします。

　にこにこ交流会
妊婦さんやパパママ同士の交流会を開催しています。
上のお子さんがいるおパパ・ママ、これから産まれるお子さんのプレパパ・プレママ同士などで交流できます。
パパ同士で交流ができることも貴重で、パパ・ママお一人での参加も可。
 https://www.city.hida.gifu.jp/site/kosodate/13642.html 

【子育て支援ガイド】
 https://www.city.hida.gifu.jp/site/kosodate/ 

子育て～妊娠・出産～

飛騨市は第2次産業である製造業や建設業が盛んな町で、非鉄金属をはじめとして家具の製造や食料品などいろいろな種類があります。
また、介護や福祉の現場でも人手不足という声があり、市の窓口ではハローワークの情報をもとにお仕事探しについてのご相談もお受けしていますが、
市内の企業や事業所の紹介するサイト「企業ステーションHida」をご案内しています。
【企業ステーションHida】
 https://www.city-hida.jp/kigyo/ 

また、60歳以上の方は、シルバー人材センターに登録することで「社会の役に立ちたい」「いくらかの収入を得たい」など永年の経験や技能を活かした活動ができます。
【公益社団法人 飛騨市シルバー人材センターHP】
 https://webc.sjc.ne.jp/hida/index 

働く場所はありますか?どんな職種がありますか？

日常生活で満員電車に乗る事はありません。
（春のお祭りの日や、イベントがある際は混み合う事がありますが。。）
マイカー通勤がほとんどなので通勤ラッシュの渋滞は多少発生します。

「向こう三軒両隣り」
一軒家で暮らす際はお付き合いが必ずといっていいほど発生するほか、自治会の仕組みが「会費」や「自治会活動」、「ゴミ捨て」などにも影響しており、100件単位から10件単位まで様々あります。
昔からの風習で行われているお祭りごとや公民館での行事、寄り合いなど、うまく付き合っていく必要はありますが、あせらずに少しずついきましょう。

まずは何より
顔をあわせたら挨拶と自己紹介をしておくことからスタートしましょう！
これだけの事でお互いの距離感を計ることができますよ。

◎住む前に家を購入するときに、注意するといいこと
「近隣への挨拶などは住んだ後からでいいだろう」と思いがちですが、
物件に出入りするようになったら早い段階でご近所への挨拶をしておくことを強くおすすめします。
無理に仲良くなる必要はありませんが、近隣の方に自分の存在を知ってもらう事は今後の生活で大きなカギになります。
～自分が長く住んでいる家の近所に知らない人が出入りし始めたら、不安になる気持ちをどうかご理解していただきたいのです。～

「ぜんぜのこ、まんまのこ」の気質
飛騨の人は頼ってもらうのが好きな方も多いので、ちょっとした相談や、おすすめを聞いてみることも、良い関係を気付く一歩になる事と思います。たまにおせっかいもありますが。

都心部と大きく違うことはありますか？

その年によって違いますが
冬の積雪量は平野部で50㎝山間地域では80～100㎝ほどです。
（積雪の量は毎年変化するので、これより少ない年もあります）

冬支度を始めるのはだいたい11月半ばから。
防水タイプの靴や、長靴、防寒グッズや暖房器具の用意が必須になり、自家用車を持っている方はスタッドレスタイヤへの交換を始めます。
また、除雪作業も地域によってマナーや、ルールがあるので知っておきましょう。

〇屋根の雪下ろし
一軒家に住んでいる場合は、積雪が家屋の損傷にもつながることから
降雪量によって、シーズン中、1回～3回ほど必要になります。
雪が積もった屋根に登ることは大変な危険を伴う作業ですので、
市は移住者の方に向けて雪下ろし講習会も実施しています。

〇子育てと雪
通学路など優先的に除雪されているところもありますが、住宅地などふだんは道幅が広めの道路でも、除雪の優先ルートから外れると自身で除雪が必要となるため、通学前に雪かきが必要になり、スキーウエアで登下校する子供もみかけます。
また、除雪した雪を捨てるために下水溝や用水路のフタが外されたままになっている場所が多くなり、増水したり、氾濫していたりするため危険です。むやみに近づかないようにするほか、雪の降らない時期に前もって危険場所をチェックしておく必要があります。

雪、たくさん降りますか？

雪国の朝には　雪かき　という準備時間も必要になります。
◆◇所要時間　シュミレーション◇◆
＊積雪量　小：スノーブーツや、スノートレッキングシューズ（スノトレ）自家用車：朝の出勤時にフロントガラスが凍るため動き出すまで暖機運転か水で解凍［プラス10分］
道路：路面が凍結するので運転に注意が必要。

＊積雪量　中：長靴推奨、スノーブーツ、家から出るときに雪がかいていなければそこまで軽く除雪作業する。［プラス10分］
自家用車：車の雪下ろし。車種によっては公共交通機関の利用を検討。［プラス10分～］
道路：渋滞が発生する可能性、日当たりや除雪具合によっては経路の変更［プラス20分］

＊積雪量　大：長靴必須。家を出る前か、起きてすぐに一旦除雪。（なんなら前日の夕方にも除雪した）家を出る時点でさらに積もっていれば除雪する。［プラス30分？］
自家用車：車の雪下ろし。立地によっては、自宅から除雪が行き届いている車道まで自力で除雪できなければ車が出せない。
［プラス30分］
道路：国、県、市道など主要幹線道路の除雪はされているが、除雪した雪が残って道幅が狭くなっていることなどもあり渋滞しやすい。［プラス20分］


地域差はありますが、市内外への移動の際の目安となります。


～雪がふるということは～

夏、それなりに暑いです。
涼しいイメージを持たれることが多い飛騨地域。
最近はニュースの［今日一番暑かった地域］として取り上げられることも多く、
日中の気温が35℃を超えることはよくあります。
朝晩の気温差があることは確かで、日が昇った瞬間から暑くなり、日が沈んで真っ暗になると少し涼しくなる程度です。
7月から9月にかけて気温が高くなり、ピーク時は夜中も冷房が必要になる日もあり、
川遊びなど水遊びができる環境は多くありますが、日中に外で遊ぶのが危険なくらい猛暑日もあります。


夏は涼しいですか?

近年、大きな災害は起きていませんが、自然に囲まれている地域ならではの注意点があります。

市内は平野部もありますが、日常の移動で峠を越える地域もあるため、
谷のような地形の町もあれば、大きな川のすぐそばに家が建っていることもあります。
レッドゾーンやイエローゾーンといった土砂災害危険区域は広くあり、崖崩れ、土砂崩れ、川の氾濫や、降雪時には雪崩などにも注意が必要です。
また、この影響で山間地帯は通行止めなどが発生することもあります。

＊家を購入する際にも、地形や立地をよく観察することをお勧めします。レッドゾーン・イエローゾーンが敷地内にある場合は、より一層災害に備えることが必要になります。

また、春と秋にはクマの出没も頻繁にあるので、市内放送で目撃情報が放送されることもあります。

自然災害はありますか？

<h2>日本列島の真ん中あたり 岐阜県の&nbsp; てっぺん&nbsp; にあります。</h2><blockquote>岐阜県の最北部に位置するまち。 険しい山に囲まれ　日本のほぼ中心に位置するため、 古来より東西南北の文化が留まり交錯してきた場所でした。 東京からも大阪からも決してアクセスがいいとは言えません。 夏も冬も昼夜の気温差が大きく、 日本有数の豪雪地帯でも夏は日中35℃を記録して、、、 大変なことがたくさんありますが それでも、 本質的に豊かな暮らしがここにはあります。&nbsp;<img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/16/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/O8wslvTwaM3mH-gZwMLhF.webp"></blockquote>&nbsp;<h3>東京23区の合計面積よりも、もっと広くて9割が森林</h3>3000m級の北アルプスや飛騨山脈に周囲を囲まれた地域です。「自然豊か」と表現されることの多い飛騨ですが、それは数字を見ても一目瞭然。飛騨市の総面積約792.5㎢のうち、実に93％の約737㎢が森林で覆れており、その7割が広葉樹なので彩り豊かな自然を感じることができます。山に囲まれた暮らしについてのコラムは<a href="https://warp.city/posts/32735" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">コチラ</a><h3>まなびとあそび</h3>市内には8つの保育園と6つの小学校、3つの中学校と2つの高校があります。「飛騨市学園構想」のもと小人数学級、スキー教室や地元密着の総合学習の実施など、子どもたちの教育環境を大切にしています。季節ごとに自然の中で遊ぶことができ、川で釣や水遊び、きれいな花や虫を見つけたり、冬の雪遊びには困らないほどの雪が降り、大人も子供も自然の中でのびのび過ごしています<h2>4つの町からなる飛騨市</h2><h3>飛騨の匠が活きる　飛騨市古川町</h3><blockquote>人口約1万6千人 高山市に接した町で、就農支援のトマト研修の拠点でもあり、多くの新鮮な食材に恵まれていることから、地域の食材を使ったカフェや、クラフトビールなどが楽しめるまち歩きも人気です。ユネスコ無形文化遺産に登録された飛騨古川祭りや、古い町並み、白壁土蔵の町並みなど、飛騨の匠の伝承と新しい文化が共存しています。</blockquote><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/16/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/j83b18Geo-dOkEvSWZHxp.webp"></figure>&nbsp;<h3>圧倒的な自然に囲まれるなら　飛騨市河合町&nbsp;</h3><blockquote>人口約1,400人 天生県立自然公園を筆頭に、変化に富んだ雄大で懐深い自然があなたを待っています。豊富な山野草や山菜などの自然の恵みとともに、町内のスキー場が夏にはキャンプ場になったり、日本海にそそぐ清流小鳥川では渓流釣りを楽しめ、ジェットバスやサウナ風呂まで完備した入浴施設は、河合町内で採れた山野草を日替わりで楽しめる健康湯が人気です。</blockquote><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/16/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/cirUVe0HwhdLn7r2ZIQ9S.webp"></figure>&nbsp;<h3>棚田の風景と癒しが溢れる　飛騨市宮川町</h3><blockquote>人口約1,100人 石積造りの棚田が広がり、板倉が点在する里山の風景や、温かな人とのふれあいで穏やかな時が流れます。移住して就農された先輩から話を聞くチャンスもあるかもしれません。 また、意外な施設「飛騨まんが王国」があるのもこの町！大自然、温泉、BBQ、まんが・・・すべて揃った癒しの空間がここに。都会のまんが喫茶とは違った体験をできそうです。</blockquote><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/16/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/8L-tBm_HFrm451LbQrEH4.webp"></figure>&nbsp;<h3>最先端研究と穏やかな自然の共存　飛騨市神岡町</h3><blockquote>人口約1万1千人 富山県との県境に位置し、かつては鉱山の街として栄えたこの町は、時を超えて最先端宇宙科学研究施設の建設で新たな光がさしています。街並みは当時の繁栄の香りを残し、昭和を感じるレトロタウンとして不思議な魅力を持ち、廃線後の鉄路を再利用したレールマウンテン、スキー場・キャンプ場もあります。山之村地域も含め、激しい寒暖差が就農にもってこいの町です。 &nbsp;</blockquote><figure class="image"><img src="https://lh3.googleusercontent.com/pw/AIL4fc_wynAIJXchBjHUevmJKaUTo8pNWrbfn1tMXUwjhqblMR8k6XQkX6JJ8GBORx_eIyj6t6d-HnWKq0mCq1XwKryeJlevqmuguiMn27P4f67V3J11hUfFxAjKxjP53tXcU1mFiJMxnhSW-u7AhHrffZIS=w898-h420-s-no"></figure>&nbsp;<h2>ぜんぜのこまんまのこ</h2><blockquote>飛騨市の古川町地区で古くから唄われる民謡「ぜんぜのこ（古川音頭）」には、「ゼンゼノコ、マンマノコ」という歌詞があり、一説によればその意味は、ゼンゼノコはお金、マンマノコはご飯を指し「お金や御飯がなくても、お互いの助け合いによって生きていけるのだ、そうした人情があふれているのだ」という意味であるといわれています。そういったことから、住民同士のつながりも大切にされており、飛騨市全域においてそれぞれの自治会活動が生活に根付いています。</blockquote>&nbsp;<h3>朝と夜の気温差が激しい飛騨地域は　果物や野菜が豊富</h3><figure class="image"><img src="https://lh3.googleusercontent.com/pw/AIL4fc9-nc367UVP_mjQKMpvWYvs8D2rykpfCdI_Q51Co_Ebv8CaMVSeMybbqNr8qnZmc3ERppkCeLlSUZzUj2aRQWig_KjqkDRqIsfvY6Js139CL_P1PbSvDaFdjyArD8lhLnFHrFjQLL5K19VkycFCLE56=w1084-h884-s-no"><figcaption>飛騨の桃はもはやスイーツ！夏の贈り物にも喜ばれています。</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://lh3.googleusercontent.com/pw/AIL4fc-wTpogeMS_rJKCXly17CSg69lghBpyod09xnjSgkO69Fsi0JLO_MlbzowAuhjC2-qfwUXk7C94m839Oh11bQFawCyK5lAWvITQCLt9OUP9JXe6ewqebZgwe-qHMEoIUUaYZfa2TPYT2MijsNWcRfkB=w1280-h847-s-no"><figcaption>厳しい冬を乗り切るために生まれた郷土料理　「漬物ステーキ」</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://lh3.googleusercontent.com/pw/AIL4fc_kw3RNBW7k811We45oBuRm3nOH7hLIzxFeVX18vmlgbB631vm-hbHlNl81VG7jeeUPfcmQ5PngSd90mnmbj4PAjPnOdDhJBQxm0gxBLakjQNxUoLf7ltBS-EElxEHH_5n5hvUhzkASF8eXWgyMI3NL=w559-h364-s-no"><figcaption>みんながハマる神岡町のB級グルメ「とんちゃん」には鉱山の町ならではのストーリーが。</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://lh3.googleusercontent.com/pw/AIL4fc-zF8XvTzpnfLpfcjMX3EiTddqy4Pz5e7Q6vO_7nrbLM5Uhp3J403m-wyo5oLkpxlP4FhVOF8NFnapxysPBz0O_Fm_vYOAW1LLaRanb2lafwyOpNerTCj16QEBE-BJOvoaSjHkD5qaqcCjLqO5OVigL=w1179-h884-s-no"><figcaption>清らかな水でのびのび育ったお米から生まれる銘酒の数々</figcaption></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/08/17/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/xUQzOhArrXslyRI28y_Fv.webp"><figcaption>2022年にリニューアルしたばかりの道の駅　飛騨産直市そやな　は飛騨で採れたおいしい野菜や果物、山菜などを扱う直売所。</figcaption></figure><h2>じゃ、飛騨市までどうやっていくのか</h2>都会からアクセスがいいです！とははっきり言えないのがこの地域。だからこそ守られてきた文化や伝統があるのですが、、、<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2023/09/13/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/h0hrkNZ-2faB42XypPx_h.webp"></figure>生活の基本は車移動が多く、通学にはバスや列車を利用したりしています。富山県との県境にあるので、富山へ車で約1時間⇒新幹線、飛行機へのアクセスが可能　古川町の中心地にはJRが乗り入れており、おとなりの高山市へは車で30分。高山から東京、大阪、名古屋などへ高速バスが発着しています。もっと詳しいアクセスは<a href="https://www.hida-kankou.jp/access" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">コチラ</a><h2>観光で注目されている町、暮らしてもっと好きになる</h2><h3>2023年　飛騨市移住支援センター　開設。</h3>飛騨市役所総合政策課　に　移住相談窓口として開設されたもので、移住定住に関するさまざまな相談にお答えします。移住を検討されている方、移住をされる方への各種補助制度のご案内など窓口・メール・オンラインでの相談が可能です。飛騨市の移住サイト　<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/">飛騨に暮らす</a>　からチェック！<h3>移住のコンシェルジュ？！</h3><blockquote>きいてみる　はなしてもらう　コンシェルジュ</blockquote>いざ　暮らす　となったら　気になることをどんどん聞ける、どんどん話してくれる移住コンシェルジュが　飛騨市には居ます。移住する前も、した後も。おせっかいな飛騨市があなたの移住のお手伝いをします。<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/48883.html">飛騨市移住コンシェルジュ</a>&nbsp;<h3>飛騨市空き家バンク　住むとこネット</h3>暮らすとなったら気になるのが　家飛騨市は空き家バンクの活用に力をいれています。広々とした自然をめいっぱい感じながら暮らす温かさに囲まれる町中で暮らすときどきおせっかいな　やさしさに触れながら、飛騨で暮らすのはいかがですか？<a href="https://www.city-hida.jp/sumutoko-net/">飛騨市空き家バンク　住むとこネット</a><h3>飛騨ではたらく</h3>農業にかかわるお仕事も多いのですが製造業、サービス業や、リモートワークで仕事をされている方もいます空き家を利用して起業も夢じゃない！？<a href="https://www.city-hida.jp/kigyo/">企業ステーションHida</a><a href="https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/14/20700.html">飛騨市商工支援制度</a><h3>あそび放題　まなび放題</h3>春は草花、夏は川、秋は木の実と落ち葉、冬は雪　と大人も子供も自然が相手をしてくれます。大人も子供も地域と育つ取り組みがこちら<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/30/32272.html">飛騨市学園構想について</a><a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/kosodate/">飛騨市子育て応援ガイド</a><h2>飛騨に暮らす</h2><blockquote>生まれた時から住んでいる人も、移り住んだ人もみんな心地よく過ごしていけるように。飛騨の暮らしを語るのに欠かせない3つの事</blockquote><h3>自然</h3>飛騨って夏涼しそう。と思っていただくことがよくあります。しかし実際は、35℃を観測する日が多く、年々暑さが厳しくなっています。ただ、日中と朝夕の気温差があるため一晩中家を締め切ってクーラーをつけておくことは少ないです。<h4>本番は冬。</h4>11月下旬から3月いっぱいが降雪シーズン。古川町中心地で５０㎝～同じ飛騨市でも住む地域によって2倍近く差があり、年によっても降雪量が異なりますが朝カーテンを開けて目に飛び込んでくる純白の世界は圧巻。冬の朝は出勤前に雪かき、雪下ろしという名のワークアウトが待っています。この冬を越えた先の春に心を躍らせながら！！<h3>時間</h3>学校にいくまで、仕事場にいくまで、あれを買いに、あれを食べに。生活する場所によっては自転車や徒歩で行けるところもありますが、飛騨地域で生活するには自家用車や、バスの利用が欠かせません。近隣地域を行ったり来たり仕事場や学校まで峠を越えて4，50分かけていく人もいます。慣れ。と言えばそれまでかもしれませんが、飛騨ではこれがわりとよくある話。流れる景色を見たり、動物に出くわしたり、新しく野菜の無人販売所を発見したりして、意外といいものです。<h3>移住者から飛騨の人になるコツ</h3>移住者さんだって、暮らし始めたら飛騨の人になっていきます。暮らす場所が決まったら、近隣の方や区長さんには挨拶しておくと暮らしやすさにつながります。「あそこに住み始めた知らない人」だったのが挨拶をして「〇〇から来たなんとかさん」に代わって、何日か経つと「あそこに住んどる〇〇さん、あそこに勤めとる〇〇さん」になる。地域の人と人とがささえ合いながら過ごすには欠かせないのが自治会。飛騨市全域に存在しており、加入することでごみステーションの利用や、災害への備えになること、そして何より地域の空気に触れられる、交わることができるのがいいところ。&nbsp;＊各種支援制度については令和6年度のものとなりますのでご了承ください。

飛騨市

って

どこにあるか

しっていますか？


飛騨市

岐阜県

中部地方

飛騨市は岐阜県の最北端に位置し、交通アクセスの良い便利な場所とは言えませんが、そんな環境が豊かな自然と独自の文化を育んでいます。
四季を肌で感じられ、冬の厳しい寒さを乗り越えてから迎える春の暖かさは格別です！
私たちの町の宝物は「人と人とのつながり」
移住者の先輩もたくさんいます。
たとえば、鮎釣り界のレジェンド、パン屋を起業された方、家族で移住して農業を始められた方、自然に一目惚れして移住された方など様々です。

まずは飛騨市と関わってみませんか？

飛騨市ならではの移住者向け支援制度もあります！

〇お米10俵プロジェクト（米1俵60㎏を10年贈呈）
〇移住奨励品（電子地域通貨等　単身10万円分/2名以上の世帯 15万円分）
○Uターン奨励品（電子地域通貨等　10万円分）　
〇引越し費用補助金（最大5万円）
〇ペーパードライバー講習費用補助金（全額）
〇雪国デビューパック補助金：除雪用具購入補助金（上限1万円）スタッドレスタイヤ購入補助金（上限3万円）
○転入準備品支援事業補助金　（1万円～）
〇移住検討交通費補助金（上限1万円）
〇移住検討宿泊費補助金（上限3万円）

■移住支援制度

〇空き家バンク物件の賃貸化改修費用を補助（最大250万円）
○空き家バンク登録物件の　家財処分費補助金（上限10万円）
○移住者の住宅取得・改修補助金（最大230万円）
住宅を新築又は購入した方に対し、基本額最大30万円に加えて、転入世帯には50万円加算。移住世帯による住むとこネット掲載住宅の改修は上限150万円。
〇住宅を新築又は購入するために金融機関から融資を受けた際の利子の一部(年利1％相当額を36か月間)を補給。

■空き家、住宅新築、住宅取得などに関する支援制度

○飛騨市産前産後ママサポプロジェクト
助産師や地域の方々と連携し、お母さんが孤立感や不安感を解消できるようにするためのお手伝いをします。
育児や家事の支援が必要な時に、お母さんが心身ともに休むことができるようサポートします。

〇0歳から高校3年生まで医療費無料
・未満児保育：第2子半額、第3子以降免除
・給食副食費：第3子以降免除

■出産・子育て支援制度

地域活性化人材育成支援事業を始めとして市、県、国による奨学金制度。
進学の意欲と能力を有しながらも経済的理由等によって修学が困難な方に対して、必要な資金を支援するための各種制度があります。

例：一定の成績、居住、所得要件を満たし方に無利子の貸し付け、さらに一人親などの諸条件を満たすと返済免除、半額免除など。


■奨学金などの制度

〇移住者向けに、雪国で生活するための「雪おろし講習会」を毎シーズン開催！（その年の積雪量による。）

■その他の支援制度について

<h2>『つながりづくり、しませんか？』</h2>飛騨市移住支援センターが開設して３年越しの移住者交流会を開催します！ 「最近飛騨に引っ越してきたから、友達が欲しい」 「おすすめのお店が知りたい」 「職場以外の人と繋がりたい」きっと何かのヒントが得られるはずです。移住者同士だから聞けること、同じ境遇だから話せることがきっとあるはず。 そんな人たちと繋がってみませんか？ 飛騨市に移住してきてよかった、飛騨市に移住してみたいかも。 と思ってもらえたら。&nbsp; 地域の魅力を発見できる機会としてぜひ、ゆるりとお茶しにいらしてください。 いろんなつながりを作ってみませんか？ 今回の交流会はリラックスして過ごしていただくことを目指しているので、 受付後、会場の出入りは自由となっています！<h4>日時</h4>令和7年7月5日（土曜日）　 13時30分～15時00分 (受付13：15）<h4>場所</h4>シェアする秘密基地　ヒガシマチ319&nbsp; （岐阜県飛騨市古川町東町3-19）<a href="https://maps.app.goo.gl/Ptcs3UWM8d69rDUX7">地図はこちら</a>※駐車場は駅東駐車場　（会場まで徒歩10分）<a href="https://maps.app.goo.gl/VJBpoeFdoBW3EhCz9">地図はこちら</a><h4>参加料</h4>500円（お茶・お菓子代）　高校生以下無料<h4>▼こんな人に来てほしい！　　〇対象となる方〇</h4><ul><li>飛騨市に移住してみたいと思っている方</li><li>飛騨市外から移住された方</li><li>結婚、仕事がきっかけで引っ越してきた方</li><li>Uターンで久しぶりに帰ってきた方</li><li>2拠点生活をしている方（飛騨市と他の所で）</li></ul><h4>申し込み方法</h4>下記お申込フォームからお申し込みください。<a href="https://logoform.jp/f/04kDR">◇参加申し込みフォーム◇</a>＊予約状況により、受け付けを締め切る場合があります ＊やむを得ず会場近くの駐車場をご利用希望の方はお問い合わせ先までご相談ください<blockquote>お問い合わせ先　0577-62-8904&nbsp;主催：飛騨市ふるさと応援課 運営：認定NPO法人まちづくりスポット&nbsp;<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/9/72118.html">飛騨市掲載ページ</a>　</blockquote>&nbsp;<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2025/06/11/YH1E9bfmsta6wF_J4we_J/ltK8FA7y5JwEN25CRzZFs.webp"></figure>

飛騨市移住者交流会やります！【７／５(土)参加者募集】

<h2>移住のきっかけは？</h2>
伊東絵美さん（以下、絵美）：私たちは共に勤務していた大垣市にある枡の製造・販売会社で知り合い、結婚しました。夫が昨年9月、古川町のヒダカラへ就職したことをきっかけに移住しました。
<h2>お仕事について教えてください。</h2>
伊東大地さん（以下、大地）：インターネットを通じて飛騨地域の特産品の販売や、販促支援などを行う株式会社ヒダカラ（古川町）に勤務しています。弊社が楽天市場上で出店している「ヒダカラ商店」の情報更新や問い合わせへの対応などを担当しています。
販売だけでなく、さまざまなお店などを回り、新たな商材の情報収集も行うこともあります。
絵美：私は地域産品・伝統工芸などを用いたオリジナルの手芸小物などのブランド「Cohana（コハナ）」のウェブサイトの運営やメルマガの発行をしています。本社は東京にありますが、古川町のコワーキングスペースを借り、リモートで仕事をしています。
<h2>飛騨市の暮らしはいかがですか？</h2>
大地：移住してすぐは、飛騨での暮らしに慣れるためアパートを借りました。車がないので職場に近いところで探しましたね。
毎朝歩いて職場へ向かいますが、山に囲まれて景色が良く、リラックスできます。夏は緑、秋は紅葉、冬にふわふわの雪を踏みしめる感触。これが『おすすめスポット』です。
絵美：地場産市場へよく行きます。野菜が新鮮で、食べたことのない野菜が売っているので、いろいろ挑戦しています。食に関しては最高です！
<img class="alignnone wp-image-34534 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/257bda11-.jpg" alt="「地場産市場ひだ」の店内の様子" width="600" height="400" />
<h2>飛騨市の移住支援については？</h2>
絵美：市の移住者支援施策については、さるぼぼコインの支給、ペーパードライバーの講習費用や除雪道具購入の補助が役立ちましたね。飛騨市ファンクラブやヒダスケなど、いろいろな人と関われる仕組みを自治体がやっているのがすごいなと思います。
知らない土地へ移住する中で、地域のことを知るのにとてもありがたい。知りたいことを気軽に教えてもらえたりして安心感がありました。
大地：何かしら飛騨の人とつながりがあったので、移住においても不安が少なかったです。横のつながりがあって紹介してもらえるのが良かったですね。
<img class="alignnone size-full wp-image-34536" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/f99a4ea0-.jpg" alt="" width="1200" height="900" />
<img class="alignnone wp-image-34538 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/c2d00922-.jpg" alt="ヒダスケ！での集合写真" width="600" height="450" />
<h2>今後の目標を教えてください。</h2>
大地：今は仕事で、飛騨地域の特産品を扱っていますが、今後は飛騨市の新たなイメージともなる商品の開発や掘り起こしに挑戦したいです。
絵美：仕事で英語を使っていたので、英語を話す機会があればいいなと思っています。気軽に集って英会話を楽しむ会などを開けたらいいですね。
出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/52164.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">市民とのつながりに安心感</a>

ワープシティ公式

伊藤大地さん・絵美さんご夫婦は、ご主人の転職がきっかけで岐阜県飛騨市へ移住しました。
飛騨市の移住支援の充実や人と関われる仕組みのおかげで、移住への不安は少なかったと話します。都会にはない「自然を身近に感じる生活」をとても気に入っているお二人に、飛騨市への移住についてお話を伺いました。

伊藤大地さん、前住所：岐阜県大垣市、現住所：岐阜県飛騨市、職業：「株式会社ヒダカラ」勤務、伊東絵美さん、前住所：岐阜県大垣市、現住所：岐阜県飛騨市、職業：「Cohana（コハナ）」サイト運営

伊藤 大地さん・絵美

充実の支援制度と市民とのつながりに安心を感じた飛騨移住

<h2>移住のきっかけを教えてください。</h2>
井関貴文さん（以下、貴文）：飛騨市への移住を決めたのは、有機農業に取り組む飛騨市在住の仲間と知り合い、仲良くなったのが理由のひとつです。
また、住居を探していたところ、たまたま見つかった物件が、今住んでいる河合町稲越の物件だったこともありました。 物件を決めたポイントは「水が良かったこと」です。
農業や暮らしにおいて、水の大切さを第一に考えています。 広葉樹の多い森からもたらされる水は水量も豊富で、上流に人家がないこの地は受ける影響も少ないこと、日当たりがよいことなどの条件にぴったりでした。 昨年4月に引っ越しました。
井関美穂さん（以下、美穂）：子どもを外で自由に遊ばせたかったんですよね。以前住んでいた家の近くは、道路に車の往来が多く、なかなか自由に遊ばせられる環境ではありませんでした。
今は周囲が自然豊かで、安心して子どもを遊ばせられます。アカベロや虫など生き物をつかまえて遊んだり、かまくらを作ったり、子どもにも良い経験になっているのではないでしょうか。美しい紅葉や雪景色を間近に見られるのもお気に入りです。 
 

<img class="alignnone wp-image-34548 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/0e5c4630-.png" alt="ご自宅のリビングで過ごす井関貴文さんご家族" width="1200" height="797" />
<h2>地域の方との交流はありますか？</h2>
貴文：周囲の方々が良い人で、ありがたいんです。子どもが一緒に移住してきたことも喜んでくださいます。
今は 雪で閉ざされ、またコロナ禍で祭りや寄り合いがなく、近所の方と交流する機会が少ないのが残念ですが、それでも、市長や市職員との距離感が近いのも魅力の一つですね。
<img class="alignnone wp-image-34550 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/bbb72fca-.png" alt="井関貴文さん・美穂さんとお子さん" width="1288" height="898" />
&nbsp;
<img class="alignnone wp-image-34551 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/0eacb648-.jpg" alt="栽培しているトマトの手入れをする井関貴文さん" width="1200" height="800" />
<h2>今後の目標を教えてください。</h2>
貴文：ここは集落の奥にあたるので、ここに人が来るようになれば、地域全体が活気づくようになるのではと考えています。
今後は水や太陽、自然エネルギー、木や土など森の地域資源を有効に活用、循環させる試みをしていきたいと考えています。 循環型の農業、暮らしを実践し、その取り組みを見学してもらったり、農業体験やワークショップを行う目標があります。
今年はピザ窯をつくり、自分で収穫した作物をトッピングしたピザを焼くワークショップを始めたいですね。これから良い意味で、この土地に良い根を張っていきたいです。
<img class="alignnone size-full wp-image-34552" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/04/14f49d44-.jpg" alt="" width="1200" height="800" />
<a href="https://iseki-farm.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener">井関農園ホームページ</a> 
 
出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/52033.html" target="_blank" rel="nofollow noopener">人と水に誘われて決めた移住</a>

「元々ものづくりが好きだった」という井関貴文さんは高校卒業後、木工の勉強のため高山市へ。木工会社に勤務しましたが、9年前にアルバイトで農業を手伝ったことがきっかけで新規就農へチャレンジします。その後、飛騨の人と水が気に入り、2021年4月にご家族で高山市から飛騨市に移住しました。今後は地域資源を活用したワークショップをしていきたいと話す井関さんご夫妻に、お話をうかがいました。

前住所：岐阜県高山市、現住所：岐阜県飛騨市、職業：農家

井関 貴文

「人と水」に誘われて決めた飛騨市への移住。その魅力とは？

ウィンタースポーツがお好きな方なら、仕事終わりにウィンタースポーツを楽しめる雪国への移住を考えたことがあるのではないでしょうか？都会に住むウィンタースポーツが好きな方は、冬になるとお金を払ってでも行きたいスキー場。
お子さんがいらっしゃる方なら、子どもに思う存分雪遊びをさせたい！と願うこともあるはず。しかし、雪国生活を経験したことがない方は、雪かきや雪下ろしなどの雪がもたらす影響を心得たうえで移住することが肝要です。
この記事では、雪国移住を検討されている方に向けて、雪国暮らしをする上で大切なことについてまとめました。
<h2> 
雪国移住のメリット・デメリット</h2>
<h3>メリット</h3>
<ul>
	<li>冬のアクティビティがすぐに身近にあり、思い立ったらすぐに行くことができる。 
ウィンタースポーツを目的とした移住なら、スキー場にアクセスしやすい場所に住むことをオススメします。休日はもちろん、仕事の後にすぐにスキー場へ向かい、ナイターを楽しむことができます。交通費や移動時間が抑えられます。 
 
</li>
	<li>子どもの笑顔が増え、家族間のコミュニケーションが増える。 
子ども達は好奇心が旺盛です。白くふわふわで溶ける不思議な雪を見ると喜びますし、雪遊びが大好きです。「雪育」という言葉もあります。雪に触れ五感を使い、工夫して遊ぶことで子どもの心と体が育ちます。 
 
また、雪遊びを通して家族のコミュニケーションが増え、絆も深まるでしょう。そして何より、子どもの楽しそうな笑顔を見ることができます。 
 
</li>
	<li>温泉地が多いので、温泉を楽しむことができる。 
雪国には温泉施設が多くあります。単純泉、塩化物泉、硫黄泉などお好みの泉水があればその土地への移住もおすすめです。寒さの厳しい雪国での生活を、暖かいお湯が癒してくれます。 
 
</li>
	<li>空気、水、食べ物が美味しい。 
都会生活の長い人は、山から吹いてくる澄んだ空気と美味しい食べ物に驚くでしょう。また、各自治体と連携した道の駅や、直売所では美味しい食材が手に入ります。 
 
地元農家さんが作る朝採れ野菜、新鮮な魚介類が売られており、値段は割安なことが多く、地元の方だけでなく観光客にも人気があります。人気商品はお昼過ぎには完売なんてことも少なくありません。 
 
</li>
	<li>四季の移り変わりを肌で感じながら、美しい壮大な環境で生活できる。 
雪国は、温暖な地域とは違い四季をしっかりと感じられます。夏と冬の気温に温度差があるためです。エリアによって違いはありますが、夏は過ごしやすく、秋になると色鮮やかな美しい紅葉を楽しむことができますし、雪が降ると美しい雪景色を楽しむことができます。</li>
</ul>
<h3>デメリット</h3>
<ul>
	<li>冬の寒さが厳しい。 
雪国に対するデメリットのNo.1は、寒さが厳しいということではないでしょうか。雪国は降雪量が多く、気温はマイナスになることもあります。 
 
</li>
	<li>雪かき・雪下ろしが負担である。 
雪国は降雪量・積雪量が多く、冬になると自宅周りの雪かきや屋根の雪下ろしが必須になります。エリアにもよりますが、豪雪地帯では朝起きると車が雪に埋まっていることもあります。 
 
負担を減らすには、除雪整備が整っている市街地に住むか、除雪管理を業者に依頼しているマンションに住むなどの対策が必要です。雪下ろしが不要な無落雪屋根、三角屋根を導入している住宅がありますが、それ以外の住宅は年に数回行うことが多いです。 
 
</li>
	<li><b style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji', Meiryo, sans-serif;">電気・ガス代、灯油代などの燃料費がかかる。 
暖かい地域に比べると、冬季の燃料費の負担が大きくなります。寒さが厳しい雪国での生活は、エアコンで温めるよりもパワーのある、ガスや灯油を燃料とするストーブやファンヒーターなどが一般的に使われています。また、薪ストーブを使っている家庭では薪を購入する費用がかかります。 
 
</li>
	<li>都市部でない限りは自家用車が必要である。 
雪国への移住にかかわらず、地方へ移住の際には、車の所有について検討する場合が多くあります。田舎は都市部に比べて公共交通機関が発達していないこと、商業施設が町の中心にまとまっていないことが多いためです。 
 
田舎での暮らしは車があると快適に暮らすことができますが、所有するための費用、冬用カー用品などの費用がかかります。</li>
</ul>
<a href="https://warp.city/posts/430">https://warp.city/posts/430</a>
<h2>雪国移住での仕事探し</h2>
ウィンタースポーツを楽しむために移住しても、生活を維持するためには仕事をする必要があります。実際に雪国へ移住した場合、どのような仕事があるのでしょうか。以下の4つについて詳しく説明します。
<ul class="check">
	<li>移住先の求人を探し就職する 
移住先の企業で社員として就職します。地元のハローワークや派遣会社、転職サイトなどで求人情報をチェックして就職先を選びます。地元ならではの面白い求人が見つかることもあります。地方での就職は都市部に比べ、職種によっては年収が下がることがあります。念頭に入れておきましょう。</li>
	<li>地域おこし協力隊として働く 
地域おこし協力隊は総務省の取り組みで、都市部から地方へ人材を派遣し、地域のイベント活動や、地域のPRなどの仕事を担ってもらうものです。任期は1年から3年で、自治体によって活動の内容が異なります。自治体とのコミュニケーションが増え、人脈が広がるメリットもあります。 
 
</li>
	<li><b style="background-color: #ffffff; font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji', Meiryo, sans-serif;">移住前からの仕事を引き続きリモートワークで行う 
コロナ禍以降、住む場所を問わずに働くことができる企業が増えました。これを機に仕事を継続したまま地方移住する方が増えています。移住前と変わらない年収が期待できます。 
 
</li>
	<li>得意を活かして起業する 
地方移住を機に、得意分野を活かして起業する方もいらっしゃいます。カフェ・パン屋をオープンさせたり、今までとは全く違う分野で挑戦する人もいます。バイタリティとやる気のある人は挑戦してみるのもいいでしょう。</li>
</ul>
<a href="https://warp.city/posts/15913">https://warp.city/posts/15913</a>
<a href="https://warp.city/posts/21857">https://warp.city/posts/21857</a>
<h2>雪国移住での必需品</h2>
<ul class="check">
	<li>雪かき道具 
一軒家の場合、スノーダンプ、雪かきスコップ、長靴やスノーシューズ、帽子や手袋などの雪かきの道具は冬季に必ず必要です。耐久性を考えると、雪かきスコップは先端に金具がついているタイプがオススメです。ホームセンターへ行くと、雪かき道具が揃っているので、使いやすいスコップの長さなどを試してみると良いでしょう。 
 
</li>
	<li><b style="background-color: #ffffff; font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji', Meiryo, sans-serif;">冬用カー用品 
スタッドレスタイヤ、スノーブラシ、冬用ワイパー、寒冷地用ウォッシャー液、解氷スプレーなどが必要になります。午前中にスキー場へ行き、夕方帰る頃になると、車が雪で埋まってしまうことも考えられます。窓ガラスに氷が張ってしまうこともあるので、車内にはスノーブラシと解氷スプレーは常備しておきましょう。 
 
</li>
	<li>防寒グッズ（すきま風防止テープ、断熱シート・パネルなど） 
窓は直接外気と触れるため、寒さが入りやすく、暖かい空気が逃げやすい場所です。雪国では窓の寒さ対策は必須です。厚手のカーテンを使用する、断熱シート・パネルなどを窓に貼り、防寒対策をとると良いでしょう。材料はホームセンターなどで、安価・手軽に購入できるので、DIYがオススメです。 
 
</li>
	<li><b style="background-color: #ffffff; font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Hiragino Sans', 'Original Yu Gothic', 'Yu Gothic', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Sans Emoji', Meiryo, sans-serif;">使い捨てカイロや、靴用カイロ 
冷え性の方は、ウィンタースポーツの際に、靴用カイロを入れておくと暖かく快適に過ごすことができます。足先のシモヤケに悩まされることがなくなります。</li>
</ul>
&nbsp;
<h2>移住先の情報を調べて下準備を</h2>
雪国への移住はハードルが高いと感じる方が多いかもしれませんが、ウインタースポーツを楽しむ方にはとても魅力的な環境です。デメリットも含め、移住先の情報を調べて下準備をすることが、移住を成功させる秘訣です。
ウィンタースポーツが大好きで、毎年冬が待ちきれないという方、ライフスタイルとしてウィンタースポーツを楽しんでいる方は、ぜひ雪国移住を検討してみてはいかがでしょうか？
<a href="https://warp.city/posts/299">https://warp.city/posts/299</a>
&nbsp;

白馬村

長野県

尾花沢市

山形県

上富良野町

北海道

雪国で生活する上で知っておきたいこと

失敗しない雪国移住を！雪国移住のメリット・デメリット

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/ea6b04d6-1.jpeg" alt="チェーンソーで丸太を切る作業をする藤田憲一郎さん"><h2>飛騨市へ移住されたきっかけは？</h2>藤田憲一郎さん（以下、藤田）：飛騨市にある妻の実家が空いたので、移ってきました。元々、飛騨市のほうがメローな感じでいいなと思ってたし。<h3>メロー、mellowですか？</h3>藤田：そうです。“やわらかで美しく、豊かな感じ”がします。<h3>なぜ銀行を辞められたのですか？</h3>藤田：僕は岐阜県多治見市出身で、地元で就職したのですが、2年目に高山支店に転勤になりました。そこで雪の降る様子に心を打たれ、スノーボードにはまりました。でも、高山支店勤務3年目に、再度多治見に転勤と言われてしまったんです。会社の命令なので仕方ないですが、「どうしてもこの地を離れたくない」と思っていました。親は大反対しましたが、退職してこの地に残る道を選びました。仕事については場所柄、“農業か林業”だと思っていました。投資が少なく済みそうなのと、体一つでできる林業を選びました。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/6440d669-2.jpeg" alt="飛騨の雪山で趣味のスノーボード、大きくジャンプする藤田憲一郎さん"><h2>林業の魅力はどういうところですか？</h2>藤田：正直言うと、蜂や熊の危険もありますが、それよりも、“自然を相手にしている楽しさや奥深さ”のほうが大きいですね。冬が忙しくないのも、スノーボードが趣味の僕には最適です。それに、大きな会社では、なかなか自分の自由にはならないし、ユーザーの顔が見えません。会社を作ったことによって、様々な可能性が広がったと思っています。例えば、今は伐採した木を薪やパルプチップにして販売していますが、「自分が切った木でスノーボードを制作して直接販売する」なんてことも可能です。それが現在の“僕の夢”です。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/8c6ab9d8-4.jpeg" alt="丸太に腰掛け、友人と語らう藤田憲一郎さん"><h2>飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いします</h2>藤田：ゲストハウスなどにしばらく滞在して、「現地を体験」してみてほしいです。雪の多さや、都会のようにお店がそろってないとか、大変だと感じることもあります。地元の人たちとのお付き合いもあります。草刈りや神社の掃除などの行事があります。そのかわり、皆さん親切なので、野菜やおかずをくれたりします。その土地に染まれる人なら大丈夫でしょう。そして最後は、「自分の夢や直感を信じることが大事」です。多くの方々に育てられて、経験やスキルを得ることができました。飛騨で育てられたことに対し、自分ができることで恩返ししていきたいと思っています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/fe9c9582-3.jpeg" alt="木材グラップルと呼ばれる重機で丸太の束を持ち上げる藤田憲一郎さん">出典:<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49455.html"> https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49455.html</a>

岐阜県多治見市出身の藤田憲一郎さん。銀行員時代、同県の中でも積雪の多い高山市に赴任。雪の降る様子に心を打たれ、この地に残りたいと銀行を退職しました。その後、“mellow”な暮らしを求めて、飛騨市へ移住し、林業へ転職。民間林業会社、森林組合、一人親方等を経て、2014年1月に仲間3人と山林施業会社（株）バルステクノロジーを設立しました。そんな藤田さんに、飛騨市への移住の経緯、飛騨市での暮らしについて、お話を伺いました。

出身地：岐阜県多治見市、現住所：岐阜県飛騨市、山林施業会社（株）バルステクノロジーを設立。

藤田 憲一郎

飛騨市は「mellow」やわらかで美しく、豊かな感じ

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/4833aa96-1.jpeg" alt="育てているトマトのビニールハウス内でお話くださる松永宗憲さん"><h2>農業をやりたいと以前からお考えだったんですか？</h2>松永宗憲さん（以下、松永）：私の場合、『30歳で方向転換したい』という思いがまず強くありました。何をするのか考えた時に、“農業”という選択肢は昔から頭のどこかにあったように思います。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/e23a6675-2.jpeg" alt="育てるトマトを背に、奥様とお話くださる松永宗憲さん"><h2>なぜ飛騨市で始められたんですか？</h2>松永：気候の良い静岡でという気持ちもありましたが、なかなか農地が空かないんです。その時に、“祖父母が暮らしていたこの土地”が頭に浮かびました。飛騨というブランド力がありますし、飛騨市の「農業支援制度」は充実していました。<h2>農業について特別な勉強はされたんですか？</h2>松永：岐阜県の農業大学校で基礎を４ヵ月間学びました。その後、飛騨市に斡旋してもらい、一年間トマト農家で研修をさせてもらいました。栽培するものへのアドバイスなど、「飛騨市や岐阜県の支援制度」には本当に助かっています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/97cd8c99-3.jpeg" alt="奥様とビニールハウスへの道を歩く松永宗憲さん"><h3>奥様に伺います。いきなりメーカーを辞めて、四方を山に囲まれた土地での農業に反対ではありませんでしたか？</h3>奥様：主人は野菜嫌いだし、ちょっと驚きましたが反対はしませんでした。実際に来るまであまりよく分かっていなかったというのが正直なところです（笑）。移住後の驚きはたくさんありました。雪の多さや、集落の人との距離感の近さも。でも、その周囲の目が防犯に繋がっていたりするんです。<h3>ご主人、野菜嫌いなんですか（笑）</h3>奥様：はい。あ、でもトマトは好きです（笑）<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/217bbf4f-4.jpeg" alt="山間にあるビニールハウスの横にタープを張り、仲間と共に談笑する松永宗憲さん"><h2>これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いします</h2>松永：この自然の美しさは住んでみないと分かりません。四季をはっきりと感じることができます。紅葉は「山から下りてくる」、新緑は「麓から上がっていく」と表現するなど、地元の人は自然と共に生きています。集落の人とのお付き合いもすぐ慣れると思います。野菜をくださったり、皆さん親切です。農業は確かに大変ですが、12月～3月半ばまではオフ。夫婦で節約海外旅行に行ったりしています。昨年はトルコでした。そんな生活パターンもいいものですよ。出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49438.html">https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49438.html</a>

高校まで岐阜県美濃地方で生まれ育つ。静岡の大学卒業後、メーカーに8年間勤務した後、2010年に飛騨市内でも最北端の宮川町に移住。30歳を機に、高校の後輩である奥様とトマト農家を始めた松永宗憲さんにお話を伺いました。

前住所：静岡県、現住所：岐阜県飛騨市、トマト農家。

松永 宗憲

30歳で方向転換。飛騨市の農業支援制度に支えられて

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/38c47cb3-1.jpeg" alt="飛騨市に購入したご自宅と山田昌司さん">山田昌司さん（以下、山田）：私は奈良県で育ちました。妻の実家が飛騨市でしたので、「より近い所がよかった」というのが引っ越しの理由です。趣味のスノーボードにも行きやすくなりました。また、子育てはのんびりした地域のほうがいいと思っていました。初めは賃貸住宅に住んでいましたが、中古ながらも、2008年に念願の一戸建てを購入することができました。“仕事と趣味の両立”にこれ以上ない環境で、子どもたちにとってもいい選択だったと思います。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/c24d3b5f-2.jpeg" alt="職場の自動車整備工場で整備士として仕事をする山田昌司さん"><h2>スノーボードには行きやすいですが、毎日の通勤は大変ではないですか？</h2>山田：自宅から職場まで車で30分なので、全く問題ないです。飛騨かわいスキー場やひだ流葉（ながれば）スキー場までも30分くらいなので、「オンとオフのバランスがちょうど良くとれる」理想的な場所です。子供達もこの環境のお陰でのびのび育っています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/f33e5efe-3.jpeg" alt="趣味のスノーボードを楽しむ山田昌司さん"><h2>これから飛騨市に移住しようと考えている人へメッセージをお願いします</h2>山田：私がこちらに来て良かったと思うのは、“つながりを大事にする人”や、“義理人情の厚い人々”にたくさん巡り合えたことです。「あ、○○さんの知り合い？」という感じですぐにつながっていく。そうでありながら、一方で田舎にありがちなベタベタした関係はありません。本当に暮らしやすいと思います。ただ、やっぱり苦労もあります。雪かきは大変だし、関西出身の私の場合、言葉の壁が最初は大きかったと思います。でも、それは仲間ができて解消しました。最初苦労があっても、時間が解決してくれると思いますよ。出典:<a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49393.html">https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49393.html</a>

自動車整備士養成大学を卒業後、岐阜県高山市の自動車整備工場で整備士として働きながら、2005年に同県飛騨市に移住した山田昌司さん。職場は高山市、住まいは飛騨市。自身と家族の生活を考え、移住を選択した山田さんにお話を伺いました。

出身地：奈良県、現住所：岐阜県飛騨市、自動車整備士。

山田 昌司

オンとオフのバランスがちょうど良くとれる理想的な場所

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/12924c79-1.jpeg" alt="2002年に飛騨市に移住し、念願だった工房とカフェの開店を実現した堅田恒季さんと奥様"><h2>飛騨とのご縁は元々ありましたか？</h2>堅田恒季さん（以下、堅田）：いえ、大阪の出身なのでありませんでした。大学で経済学を学んでいたのですが、子どもの頃からインテリアや模様替えに興味があり、「家具作りを職にしたい！」という思いは強く持ち続けていました。大学卒業後、気が付いたら『日本一の家具作りの地・飛騨』へと車を走らせていました。そして、大手の家具製造会社に勤務して「木工職人の道」を進むことになったんです。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/39174278-2.jpeg" alt="木工職人の夢を実現した堅田さんの作業場"><h2>独立を決意されたきっかけはありますか？</h2>堅田：前の会社時代、プライベートの時間を使って、フェスやイベントに赴き、仲間とキャンピングカーでカフェの移動販売などをしていました。しかし、ある時から副業禁止になり、つまらなくなって。だったら、自分で独立して楽しいことをやろうと思いました。それで自宅で「工房とカフェ」をやるという夢に向かい始めました。家探しには本当に苦労しましたね。そんな時、事情を知っていた友人が、飲みに行った先で今の大家さんにたまたま出会い、話をしてくれたんです。飛騨の人の、“外の者も受け入れてくれる風土”に感謝しています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/cb427738-3.jpeg" alt="木工細工が美しいカフェでお客様と談笑する堅田さん"><h2>飛騨古川のしっとりした町並みになじんで、木工細工が素敵なカフェですが、工房やカフェはどれくらいで軌道に乗りましたか？</h2>堅田：最初は苦労ばかりでしたよ。食べていく必要がありますから、何でもやりました。アパレルでも靴でもラジカセでも何でもオークションで売りました。あとトレーラーの平台を買って、隣町でカフェ＆牛玉焼きをやりましたね。工房が軌道に乗ってきたのは、ここ3年です。2014年の1月には念願のカフェも開けました。妻には苦労をかけっぱなしですけどね。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/d34500d6-4.jpeg" alt="カフェの看板横で笑顔を浮かべる堅田さんご夫妻"><h2>これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いします</h2>堅田：通り一辺倒の旅ではなくて、ゲストハウスに泊まってみるとか、（株）美ら地球（ちゅらぼし）という市内の会社が実施している「里山サイクリング」に参加して“エリアを実感”してみるといいと思います。地元の主婦がよく行くスーパー「ママショップうえの」に行ってみるのもいいでしょう。飛騨という町に、一歩踏み込んでみると、町の人の優しさに触れることができると思います。意外な出会いやご縁が待ってるかも知れません。私たちも先人として、もっともっと住みやすい飛騨市にしていきたいですね！出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49387.html">https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/49387.html</a>

大阪府出身の堅田恒季さん。「家具作りを職にしたい」というかねてからの夢を叶えるべく、2002年、日本一の家具生産地・岐阜県飛騨市に移住を果たしました。念願だった工房とカフェの開店を実現し、奥様と二人三脚で歩む堅田さんに、移住の経緯や飛騨での暮らしについて、お話を伺いました。

出身地：大阪府、現住所：岐阜県飛騨市、職業：木製家具職人、カフェ経営

堅田 恒季

日本一の家具生産地・飛騨で木工職人を目指して

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/5adc4612-1.jpeg" alt="ラグビー合宿で人気の宿「館弥兵衛（やかたやへい）」を経営する徳原裕治さん"><h2>飛騨市で宿泊施設を始められたきっかけは？飛騨市には何かご縁があったのでしょうか？</h2>徳原裕治さん（以下、徳原）：いいえ。実は飛騨市には縁もゆかりもなかったんです。でも、昔から自然が好きで、アルプス縦走などの経験もあります。それで2～3年前から田舎暮らしを検討していたところ、この宿泊施設経営の話に巡り合ったんです。これも何かの縁と、“運と恩”を感じています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/cbec98fe-2.jpeg" alt="数河（すごう）高原でのラグビー合宿の様子"><h2>新たな生活は大変ではありませんでしたか？</h2>徳原：厳しい冬は初体験でしたので、やはり苦労しましたね。雪おろし、雪かき、水道管の凍結に破裂・・・（笑）。でも、1年間暮らしてみて、「経験が自分を育ててくれた」気がしています。また、同業で地域の身近な方にはとても親切にしてもらっています。例えば、ビニールハウス作り（夏にバーベキューをしたり、洗濯物を干すスペースとして使います）を手伝ってもらったり、他にもいろいろ教えてもらっています。仕事を通じて知り合えた方々にも大変お世話になっています。協力して暮らしていくことは大切ですよね！それに、何より、合宿の子どもたちを見ていると、可愛くてこちらまで楽しくなれるんですよ。<h2>飛騨の好きな所を教えてください</h2>徳原：水がおいしいところです。近所の湧水はよく汲みに行って、料理やコーヒーなどに利用してます。あと、野菜の美味しさにも驚きました。ほうれん草、トマト、山菜。都会で売っているものとは全然違います。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/2e9cfff2-3.jpeg" alt="流葉スキー場にもアクセスしやすく、豊かな自然に囲まれた数河高原"><h2>今後の目標はありますか？</h2>徳原：合宿だけではなく、一般の観光客の方々にもっと来ていただきたいと思っています。宿と飛騨市のファンを増やしたいです。そのためにはどんな料理を出したら喜んでいただけるかな、なんて考えるのが楽しいです。<h2>これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いします</h2>徳原：まだまだチャレンジ中なので、僕のほうがアドバイスをもらいたいくらいです。でも、皆さんもチャレンジしたいことがあったら、まず“失敗を恐れずやってみる”ことをお勧めします。やってみないと分からない事のほうが、人生には多いはずですから。やってみてダメだったら、再びチャレンジすればいいのですから。出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/48900.html">https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/48900.html</a>

神戸市出身の徳原裕治さん。2015年春頃まで大阪でサラリーマンとして勤務後、ラグビー合宿などで人気の飛騨市数河（すごう）の宿泊施設「館弥兵衛（やかたやへい）」の経営のために、2015年7月に移住。豊かな自然に囲まれ、“運と恩”を感じながら暮らす徳原さんに、移住の経緯についてお話を伺いました。（2016年6月取材）

出身地：神戸市出身、現住所：岐阜県飛騨市、宿泊施設「館弥兵衛（やかたやへい）」経営。

徳原 裕治

合宿施設経営「子供たちが可愛くてこちらまで楽しくなる」

<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/d89d980b-1.jpeg" alt="わらび粉職人を目指し,2016年に飛騨市山之村地区に移住した前原融（まえはら・とおる）さん"><h2>なぜ、わらび粉作りを目指したんですか？</h2>前原融さん（以下、前原）：大学時代から、わらび粉には興味があって学んでいました。わらび餅も大好きでした。特に飛騨市は最高品質のわらび粉が採れるということで知っていました。でも、生産が途絶えかけているのが現状でしょう？だから、自分がやるしかないな、と思いました。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/0beac4a5-2.jpeg" alt="良き指導者であり、先輩移住者の石橋智（いしばし・さとし）さんと和やかに話す前原さん"><h2>わらび粉のビジネスは順調にいきそうですか？</h2>前原：飛騨は、最高品質のわらび粉が採れます。でも、それだけで1年食べていけるほど甘くはないことも分かっています。今は、ほうれん草の収穫の手伝いもしています。今後は、山之村の特産品である寒干し大根作りの作業も手伝う予定です。できることは何でもやって、ここでの農業を学びながら生活してる感じです。<h3>飛騨で修行中ということですか？</h3>前原：まさに「修行」です。でも、移住の先輩方がいろいろ教えてくれて頼もしい限りです。人生の良き先輩、とも言えますね。毎日、成長感があります。こういった方々への“恩返し”という意味でも、わらび粉の生産と販売、ビジネスとしての成功を実現させたいと思っています。<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/0246677c-3.jpeg" alt="同時期に移住してきた須藤彩子さんと、仕事後に談笑する前原さん"><h2>移住してきてからの苦労はありましたか？</h2>前原：ここに住んでいると、家に車が置いてあると「あ、いるね！」なんて気軽に声を掛けてくださる方もいますし、寂しくありません。私は料理があまり得意ではありませんが、皆さんから野菜を頂いたりして徐々に自炊も上手になってきました。あとは、苦労っていう程ではありませんが、私はお酒があまり強くないので、意気込んで飲み会に参加すると、いつも潰れて辛い・・・それぐらいです。<h2>飛騨の方々はたくさん飲むそうですよね？</h2>前原：本当に強いです。潰れながらも楽しんでます！<img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/e51df1d5-4.jpeg" alt="自慢のわらび粉を手に、笑顔を浮かべる前原さん"><h2>これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いできますか？</h2>前原：私は考えてから行動に移すのが少し遅かったと思います。みなさんは、まず早めに体験をしてみるといいと思います。飛騨は、住んでみれば不便ではない、ということがよく分かるはずです。そして「チャレンジ」してください。ダメだったらまた考えればいいんだから。また自分のやりたいことをハッキリと周囲に伝えておくことは大事です。そうすることで的確なアドバイスも、嬉しいサポートももらえるのですから。出典: <a href="https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/48887.html">https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/48887.html</a>

群馬県桐生市出身の前原融（まえはら・とおる）さんは、2016年、わらび粉職人となる夢を実現するべく、飛騨市に移住をしました。岐阜県内の「森林文化アカデミー」で2年間林業技術を学んだのち、前原さんが移り住んだのは、飛騨市内でもかなり奥地の山之村地区。そんな前原さんに、「移住秘話」をお伺いしました。

出身地：群馬県桐生市、現住所：岐阜県飛騨市山之村地区、職業：わらび粉職人

飛騨市

飛騨市の支援制度