移住者プロフィール
島田 舜介さん
出身地:兵庫県加古川市、現住所:岡山県倉敷市児島地区

住む場所が変わると生き方も変わる。
環境が変わると自身も変化し、人生までもが変わっていくーー。
都会の喧騒を離れて、地方で“自分らしい生き方”に憧れを抱く人は少なくないだろう。
しかし、いざ真剣に移住を考えると、移住に大きな期待を持つ反面、不安も計り知れない。
現実的に自分の思い描く理想の暮らしが実現できるのかーーー。
“ワープシティ地方移住体験談”では、地方移住を検討している方に向けて、先輩移住者から移住に至った経緯や体験談、移住先の仕事内容や生活などの生の声をお届けする。
第50回目の先輩移住者は、兵庫県加古川市に生まれ育ち、“国産ジーンズの産地”としても知られる岡山県倉敷市児島(こじま)地区に移住をした、島田舜介さん。
2015年に、実兄・耀平(ようへい)さんと共に、デニムブランド『EVERY DENIM(エブリデニム)』を創業。
5年間の活動を通じ、明確に浮き彫りになった“想い”を込め、社名を『ITONAMI(イトナミ)』に変更し、思い新たに再始動をはかった。
“デニム兄弟”と称されるお2人の斬新な発想力から生み出される取り組みは、やがてメディアの注目も集めるようになる。
2017年には「Forbes誌が選ぶアジアの30歳以下の30人」にお2人揃って選出され、TV東京『ガイアの夜明け』でも特集を組まれるなど、相性抜群の兄弟が織りなすケミストリーは、国内のみならず世界からの熱視線も集めている。
“地域の人との交流を楽しめるふれあいの場をつくりたい”との想いから、2019年9月には、海の見えるデニムのホステル『DENIM HOSTEL float』をオープン。
「デニムが作られているこの児島を魅力的な場所にしたい」と話す、弟・舜介さんに、創業を決意した経緯、サステナブルな社会の実現のため、環境に配慮した取組みを行う原動力になっているもの、デニムへの想い、そして児島の魅力についてお話を伺った。