移住者プロフィール
谷口 史朗さん
出身地:京都府宇治市、前住所:京都府宇治市、現住所:兵庫県洲本市、職業:原木椎茸農家

住む場所が変わると生き方も変わる。
環境が変わると自身も変化し、人生までもが変わっていくーー。
都会の喧騒を離れて、地方で“自分らしい生き方”に憧れを抱く人は少なくないだろう。
しかし、いざ真剣に移住を考えると、移住に大きな期待を持つ反面、不安も計り知れない。
現実的に自分の思い描く理想の暮らしが実現できるのかーーー。
“ワープシティ地方移住体験談”では、地方移住を検討している方に向けて、先輩移住者から移住に至った経緯や体験談、移住先の仕事内容や生活などの生の声をお届けする。
第38回目の先輩移住者は、兵庫県南部に位置している淡路島で、原木椎茸を栽培している農家の谷口史朗さん。
3年間会社員を経験した後、地域おこし協力隊を経て原木椎茸農家として現在活動されている。
大阪府でパッケージ営業の仕事に奔走する中「いつか一次産業に携わりたい」という思いで退職。
学生時代に縁のあった淡路島の洲本市へ移り住んだ。
移住後は農業を学びながら生業の武器となる何かを探していたという谷口さん。関わりを持った地域で廃業していた「原木椎茸」と出会い、先代から1年間に渡りノウハウを教わりながら事業を承継した。
地方移住と事業承継の経験を経て、地域と共に生きる暮らしを実践する谷口さんに、移住後の働き方や地域との関わり方を伺った。